月別アーカイブ: 2014年9月

接遇研修で講演会

明輝会が形成運営している「医療と介護のミニ複合体」を利用者サイドから理想的なものと最高の言葉をいただきました。初めて参加した接遇委員会主催の講演会でのことですが、講師はよく知っているIさん。毎月1回以上、勤務地の東京と母の住む鹿児島を往復しているのです。これだけでもすごいのですが、現在の介護事情を介護世代らしい意見を述べていただきました。SNEP(Solitary Non-Employed Persons)という概念を教えてもらいました。孤立無業者のことらしい。次の4つのうち2つが当てはまればSNEPらしい。1.20歳から59歳である。2.現在結婚していない。3.仕事をしていない。4.2日以上ひとりでいる、または家族としか話さないことがある。
 Iさん、講演本当にありがとうございました。また、おはら祭でお会いしましょう。(写真のブログ掲載につきましてはご本人の了解を得て掲載しています)
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内村川上内科事例発表会

第5回事例発表会開催。13題の発表。すべて上質な発表でした。医療職と介護職がそれぞれの職場内に興味ある事例をみつけ、まとめ発表したことを、同じ採点基準で優劣を決めることには少し無理があるかもしれません。しかし、新地統括部長が最後に話していたように、その意義は明輝会は医療と介護のミニ複合体としてこのような場があるのだということ。一応、上位3題が決定しました。次は鹿児島県医師会館で明輝会全体の事例発表会です。頑張ってください。
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武田薬品の取材を受けました

 

エルゼビア・ジャパンの取材を受けました。その内容は武田薬品工業が全国のかかりつけ医向けに発行している雑誌Primary Care Physicians(PCP)53号に載ります。医療理念やキュアケアネットのことを中心に訊かれました。多職種連携ツール、キュアケアネットがだんだんと認知されてきています。在宅医療の普及のためにもキュアケアネットがその一翼を担えたらうれしいです。

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新米盛病院はすごかった

新米盛病院の落成式に出席しました。その前に新病院の内覧をしました。広々してきれいであるのは当たり前ですが、屋上にヘリポートに立った時は気分の良さはうまく言い表せないほどです。天気がよく、雄大な桜島、青い錦江湾、市内一円がほんと360度見渡せる。きっと鹿児島の医療を担っているという使命感でヘリコプターに乗って飛び立って行くのだろうなと思いました。1階にはハイブリッドERなるすごい救急外来がありました。CTがその場で撮影できて、血管造影が必要ならば、その場でひき続いてできる。全身麻酔をかけてその場で手術もできる。ため息ができるような見学でした。
しかし、明輝会の目指しているものは医療と介護の世界。私たちは自分たちのできることをさらにパワーアップしていけばいいのです。理想的な医療と介護のミニ複合体を作って地域包括ケアシステムのモデルになりたいものです。
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ボトックス注射、効いたよ

毎日患者さんと接していると、たまにうれしいことがあります。それは患者さんから感謝されることです。右半身の痙縮が強いので、いい注射があるから是非試してみましょうと、私の方から提案し、ボトックスの注射を右上肢に対して行いました。4週間前のことです。手が開くようになりました。とても右手が楽ですと喜んでいます。握りしめた手を開くこともできなかったのに、自分の力でゆっくりと開くことができる。よかったとお互いに喜んで、次は右下肢にボトックスを打つことにしました。
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