つぶやき11月 
 

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 11月23日 韓国岳登山
友人連れての参加よし! 家族参加よし!  
集合時間と場所:朝8時 内村川上内科の駐車場


30日(金曜日)
 適合高齢者専用賃貸住宅(高専賃)『星空』のパンフレットができあがっています。マックのページーズで作成したなかなかおしゃれなパンフレットと思いますがいかがでしょうか。ここからダウンロードしてみてください→
 これまで5回配信したポッドキャストのうち3回は高専賃が話題になっています。これだけ今明輝会では高専賃に力を入れているというわけです。
 あしたは明輝会の忘年会があります。つぶやきは休ませてもらいます。


29日(木曜日)
 昨夜バージョンアップした電子カルテの使い勝手はとてもよし。以前よりも画面が洗練されて配色が気に入っています。そして全体的に動きが速くていっそう診療効率が上がったように感じます。昨日おとといとトラブルを起こしたのがウソのようでいまのところまったくトラブルありません。
 
 先日の韓国岳登山記録を少し書いてみました。→


28日(水曜日)
 午後から訪問診療10件、入院患者さんのデブリ(褥瘡の外科的な処置)を済ませて、ポッドキャスト収録、そして電子カルテのバージョンアップをおこないました。本日も忙しい日でありました。
 しかし 、それ以上に昨夜(火曜日担当)の当直の先生は忙しかったようです。たぶんほとんど眠っておられないのではないでしょうか。私が把握した限りでは、27日夜11時に吐血したということでグループホームに往診されています。それから28日になって午前3時、在宅の患者さんが冷たくなっているという家族からの連絡があって看取りをしてもらっています。そして午前6時病棟の入院患者さんが腹痛を訴えているということで診察をされています。いずれのケースでも丁寧に正確に対応してもらい、本当にありがとうございました。当直医ばかりでなく、当番看護師も大変だったと思います。本当にご苦労様でした。
 第5回ポッドキャストはここから→(くどいようですが、Windows UserはSafariかFireFoxで聞いてください)


27日(火曜日)
 午後4時、まだまだ訪問診療が終わりませんが、中断して帰ってきて外来診療を始めました。このようなことは毎日くりかえされていることですが、その後の展開がきょうは違いました。突然電子カルテが使えなくなってしまったのです。仕方なく約1時間急きょ紙カルテに変えて急場をしのぎました。電子カルテに慣れてしまって紙カルテを書くことがたいへん不便で診療時間がかかりました。
 なぜこんなことになってしまったのかをシステムエンジニアに調べてもらい、すぐにシステム復旧を頼みました。電子カルテのメンテナンス契約をしているサン・ジャパンに遠隔操作で調べてもらった結果、最初の原因はサーバのデータベースのエラーらしいことがわかりました。電子カルテのサーバを再起動することですぐに直りましたが、すぐに2回目のトラブルが起こりました。2回目のトラブルの原因はサーバではなくてネットワークにありました。クライアントとサーバ間でpingが飛ばないのです。なぜかクライアントのパソコンを再起動した後、何事もなかったようにふつうに電子カルテが動くようになりました。
 電子カルテが突然使えなくなって業務に支障を来すというトラブルを電子カルテ運用後初めて経験しました。問題としてはもう少し早くトラブルに気づき、解決できなかったかと考えてしまいます。電子カルテの便利さに慣れてしまって電子カルテの使えない外来診療は考えられません。できれば病棟においても入院患者さんのために電子カルテを使いたいと思っています。
 奇しくも明日は電子カルテのバージョンアップをする予定です。バージョンアップによってより便利な電子カルテになり、医師も患者さんたちも相当の恩恵を受けられると期待しています。


26日(月曜日)
 掲示板に病棟看護師さんの応援メッセージが書かれていることを病棟師長さんに教えてあげると、それはとても喜んでいました。「やる気がでます」と言っておりましたが、当然だろうと思います。3K(きつい、きたない、きけん)の代表格である看護師という仕事は、患者さんや家族から喜ばれることで頑張れると思います。私の目から見ても病棟の看護師さんたちは毎日がんばってくれていると思っています。
 以前、当院に入院している患者さんの家族が事実とは異なることを私や職員のいない場所で言いふらし、大変困ったことがあります。このとき病棟看護師さんたちは、私もそうだったのですが、大変辛い気持ちで仕事をしていました。しかし、誠心誠意の仕事を続けて行けば、ちゃんと正しい目で正しい判断をしてくださる方もいるんだから、私たち職員一同これからも一人一人の患者さん、利用者さんに誠心誠意接していこうと思います。


25日(日曜日)
 土曜日の仕事が終わったとき午後2時半になっていました。久しぶりにマックの会に行こうと意気込んでいましたが、家に着くとすでに3時。会の終わりに着くのは嫌だなと思い、気持ちを切り替えて床屋に行くことにしました。その夜はろうけん青空5周年記念の親睦会があることになっていたので、ちょうどよかったかもしれません。
 しかし、今年最後のマックの会には是非とも最初から出たかった。アップル本社から最新OSレパードのデモのためにアップル社員が来ているというわけだけでなく、なによりもマック友だちと会いたかったのです。この気持ちが通じたのでしょうか、親睦会が済んで2次会場に移動する途中でバッタリとマックの会の人たちに出くわしました。マック友だちは総勢10名足らずでしたが、みんなと握手ができました。アップル社員の方からは名刺まで頂戴しました。
 さて、時間が前後しますが、ろうけん青空5周年記念の親睦会の挨拶で、ろうけん青空と内村川上内科の緊密な関係、大切な関係を紹介しました。これからもいっそうその関係を発展させてほしいと話しました。また、ろうけん青空の多くの職員が熱心に学習斑主催の勉強会で私の話を聞いていたことを披露し、これからもその志気を高く保ってほしいと話しました。


23日(金曜日)
 韓国岳登山には総勢22人参加しました。今回は親子参加が3組ありました。とても楽しい1日でしたが、とても疲れました。当日撮った写真を一挙公開します。→


22日(木曜日)
 あしたは20数名の参加者で韓国岳登山ができそうです。天気も最高によさそうだし、ニューフェイスが多いのでとても楽しみです。帰宅が遅くなり、明日の準備がほとんど手付かずなので今夜のつぶやきは休ませてもらいます。


21日(水曜日)
 明輝会の向上心いっぱいの職員のみなさんが大勢集まって学習斑主催の勉強会がろうけん青空のパワーリハビリ室を会場に仕立てて執り行なわれました。約1時間私は一方的に好き勝手なことをしゃべらせてもらいました。在宅医としての考えを理解してもらえたかどうかわかりませんが、みなさん最後まで聞いてくださり、むしろ準備不足でときどき説明に苦慮してしまう私自身が反省しました。
 配布資料はスライド6枚分だけでした。使ったスライドは約束通りここからPDFファイル(2.7MB)としてダウンロードできます。→


20日(火曜日)
 きょうの昼休み、新しく生まれ変わる『ケアセンターよしの』の設計を担当してくださる一級建築士の水野さん(コスモプラン代表取締役)とお話しました。なにやら高齢者住宅財団の発行する『いい住まい いいシニアライフ』という業界雑誌の特集に私の実名など載せてもいいかということや記事の内容などの説明を受けました。水野さんのホームページ→をみると、水野さんが執筆中の雑誌がアップされているのはもちろんのこと『ケアセンターよしの』の姿→もありました。実は19日にこのケアセンターの外壁を決めたわけですが、エントランスに特徴があります。これについては後日話題にしたいと思います。
 さて、水野さんは毎日明輝会のホームページをご覧のようでもっとおはら祭りの写真をみたいとリクエストされましたのでここで一挙公開します。なんと150枚の写真です。ブロードバンドでないとちょっとアクセスが大変かもしれません。→


19日(月曜日)
 土曜日からスライド作りに精を出して取り組んでいます。もちろんMicrosoft PowerPointは使わずにApple Keynoteで作っております。2日間で39枚のスライドになりました。明輝会学習斑からは『ターミナル、死について』というテーマをいただきましたが、『終末期医療について 死を考え直す』になりました。なかなか重い内容になっているので、最後まで見たくなる楽しいスライド作りをモットーとしている私ですが、絶対にふざけたエフェクトは使っちゃいけないと配慮しました。ほぼ完成しましたが、あとは60分のうちスライド供覧にどれだけの時間を使い、残りを質疑応答にあてられるかを考えないといけません。今朝の朝礼で参加者170名の予定という主催者の発表がありましたが、医師会の講演会よりも多いかもしれません。身の締まる思いがします。
 さて、連日インフルエンザ予防接種を受けに来られる患者さんが多くて外来が混雑しています。当然インフルエンザ予防接種は自由診療なので価格設定は医療機関によって異なります。当院は周囲の相場を考えて今年も2500円で実施しています。これが高いのか安いのかよくわかりませんが、1人で2回接種する人が少ないのは費用の問題なのか面倒だからと敬遠されているのか、やはりよくわかりません。


16日(金曜日)
 韓国岳登山の参加者に家族連れがあったり楽しみになってきました。私も親子参加します。20人以上の参加者が見込めるのではと期待しています。
 さて、来週水曜日に予定されている学習斑主催の勉強会には参加者が100名を越えるのではとうわさされていますが、当の私はほとんど準備していません。なんて無責任な!明日あさっての連休で話す内容をまとめなければ、当日ちんぷんかんぷんな話をしてしまいそうです。
 しかし、与えられたテーマ『死』というのはとてもむずかしい。医学的な側面だけでなく哲学的な側面があると思いますが、どのような話の展開にすればいいのか。なにを伝えたらいいのか。今夜じっくり考えてみようと思います。


15日(木曜日)
 今日一日の忙しいこと。インフルエンザ予防接種を受けるだけの人が多いとは言うものの診察を受けながらついでに予防接種も打って帰りますという外来患者さんもたくさん含まれています。それにしても60数名の外来数にはへとへとです。しかも病棟患者さんが2人急に呼吸不全になって(C02ナルコーシスをおこして)補助呼吸のために人工呼吸器を導入することになりました。そのための検査やら説明やら導入やらで言葉も出ません。しかし、病棟回診は大切ですからきちんとおこないました。
 さて、きのうは園児たちの来訪があったのですが、それが終わってから院長室でポッドキャストの収録をおこなっていました。題して『介護老人保健施設』です。ゲストとしてろうけん青空統括管理部長後藤氏を招いて、介護老人保健施設という施設とは、今介護老人保健施設の抱える課題とは、という点について語ってもらいました。
 とても穏やかに語ってもらったからでしょうか。少し録音状態が悪く、声が小さいと思います。それで聞こえにくいかもしれませんが、内容は面白いので是非聞いてください。今回は収録時間6分10分のノーカット編集でお送りしていますので、雰囲気がそのまま伝わってきます。→ (WindowsユーザーはInternet Explorerを使って聴こうとしても聴けません。その理由や解決法は当ホームページのポッドキャストを参考にしてください。→


14日(水曜日)
 鹿児島市吉野町にある錦ヶ丘保育園園児17名が2人の保育士の先生に連れられて内村川上内科とデイケアかがやきにやってきました。
 南国バスに乗って到着した園児のみなさんは、まずデイケアかがやきで利用者の前に並んで一人一人自己紹介してくれました。司会者に将来何になりたいか訊かれると、ゲキレンジャーとかプリキュア5と答える子どもたちが多いのには失笑してしまいました。高齢者のご利用者さんにはさっぱり理解できなかったでしょう。少しはサッカー選手や看護師さんというまともな答えもありました。
  それから2,3人ずつに分かれてかわいいマジシャンたちが手品を披露してくれました。その真剣さに私はずっと笑っていました(ごめんなさい)。園児から歌のプレゼントやお遊戯の披露などがあり、続いてご利用者と園児たちの交流会が30分ほど続きました。かわいい園児たちの来訪にとっても生き生きした顔をしている利用者の方々が印象的でした。

 園児たちは約1時間デイケアかがやきで過ごしたあと、内村川上内科にぞろぞろ入ってきました。私はホスト役を買ってでましたが、これがたいへんな役目でした。想定外の質問にたじたじ。あまりの元気のよさに右往左往してしまいました。
 まず、待合ロビーで大寺さんの壁画の説明をしました。保育園がないのはなぜなのかと執拗に質問されました。もっともです。この人物はだれかとか、この虫はここで何をしているのかとかという質問に適当に答えたら、その適当な答えにさらに追い討ちの質問がきて、私はたじたじ。結局、壁画を理解してもらえませんでした。次のチャンスがあったら、違う説明法にしようと思い直して診察室に移動しました。
 ここがめちゃうけでした。やっぱり園児はパソコンに大いに興味を示してくれました。テーブルにMacBook Proを置きPhoto Boothというマックにしかないアプリを開いておきましたが、これで遊ぼうと園児同士の争いが起こるほどの人気でした。また、1枚の写真が2つのディスプレイを移動するのをみせると、さらに歓喜の声が起こり、17人の園児たちを満足させるには時間が足りないようでした。エコーの器械の説明をすると自分のお腹の中をみてくれという園児が続出しました。CTにも経鼻内視鏡にもすごく興味を示して、その元気のよさには驚きました。
 2階には病気の人が入院しているから静かに歩いてねと約束してエレベーターに全員乗って病棟見学に行きました。 さすが、錦ヶ丘保育園の園児たちです。病棟では静かにしてくれて病室をのぞいていました。
 30分の見学を終えて園児たちはまた南国バスに乗って錦ヶ丘保育園に帰りました。当院は小児科の標榜を取り下げて久しいので子どもたちが来院してくれるチャンスが少なかったのですが、本日はすごいパワーをもらった気がします。このような地域の人的交流を今後も続けていけたらいいなあと思いました。


13日(火曜日)
  当ホームページの骨子ができあがってきました。むしろ私が責任を負っている内村川上内科のホームページの方が見劣ってきました。ホームページ作成に時間を割こうとしても、今月は学習斑企画の「死について」約1時間の講演を頼まれているのでその準備、23日の山登り、24日のろうけん青空の5周年記念パーティーへの出席、12月1日の明輝会忘年会と予定されており、なかなか時間がありません。しかし、そこはなんとか暇をみつけてホームページ作成に取り組んでいこうと思います。『かわかん通信年末号』発行もぜひともやり遂げなければならない仕事です。


鹿児島市都市農業センターと秋桜


12日(月曜日)
 大病で治療中の患者さんの自宅のベッドサイドで雑談しました。自宅前の道路の向こうには大きな鶏舎があります。しかし、今はガランとして1羽のニワトリもいません。どれくらいの数のニワトリを飼っていたのですかとたずねてみると、約10万羽はいたとの返答でした。10万羽と言われても数字だけではそのすごさが想像できません。しかし、目の前の巨大な鶏舎を見れば、相当の数であったろうと思いました。
 当時ずいぶんと儲かったことを告白されていましたが、息子さんたちには家業を継ぐように頼まなかったそうです。その理由は息子さんがいくらやる気があってもお嫁さんが協力してくれなければやっていけないのよと言っていました。だから鶏舎はガランとしているのよと笑っていました。
 訪問診療をすませ、久々に病棟患者さんの褥瘡のデブリをしました。毎回、気持ちのいいものではありませんが、これをしないと褥瘡が治らない。患者さんにはごめんごめんを連発して鬼手仏心でやりました。
 
 追伸:今朝の朝礼は実に長いものでした。8時45分に始まったのに終わったのが9時10分。話題が豊富でありました。


11日(日曜日)
 金曜日の夜は鹿児島県医師会館で開催された有床診療所連絡協議会に出席し、そのあとはうまいものを食べにいきました。連日の仕事の垢がたまっていて、ここをばかりと掃除をしました。たまには外で飲み食いすることはいいストレス発散になります。そういうわけでつぶやきを金曜日からずっと書いていないわけであります。
 
  土曜日の昼休みに法人で撮影したビデオカメラの記録データをマックに取り込もうと試みましたが、できることはできるのですが、非常に煩雑な手順を踏まないとダメだし、編集にマックのiMovieが使えるかどうかわかりませんでした。データはMPEG2なのでいけそうですが、その時点ではちょっと困難でした。
 まず以てマニュアルを見ながらしないとできないというのがマックユーザーには理解できないところです。よほど困ったときでもユーザーマニュアルを読まないのがマックユーザーです。困ったときは友人のマックユーザーに聞いたり、ネットの掲示板から情報を得て解決するものです。
 法人のビデオカメラは日立のWooo DZ-GX3300でしたが、そもそも DZ-GX3300はアップルが正式にサポートしていません。そのことはアップルのホームページを見ればわかります。サポートを受けていれば一本のケーブルでつないでワンクリックすればデータの取り込みが始まります。データの取り込みが終われば楽しいiMovieでの編集作業が待っています。
 
  日曜日、午前中に一件だけ訪問診療しました。それから午後は自転車乗りしたり、久しぶりに縄跳びをしたり、もちろん庭の手入れもしました。縄跳びは実にいい運動です。自分の体が重いのがよくわかりました。そして娘がいつのまにか縄跳びのいろいろな飛び方を知っていることに驚きました。ストレス発散のできた週末でした。


8日(木曜日)
 きのうは1つめに混合診療が全額自己負担は違法であると東京地裁が認めたというニュース、2つめに政府与党がB、C肝炎ウイルス患者さんに対してインターフェロン治療を所得に応じて助成する肝炎救済事業をスタートさせるというニュースが発表されました。これらはいずれも今後大きな影響のあるビッグな医療ニュースだと思います。
 混合診療はいいことなのですが、拡大解釈され混合診療が増えていくと、医療は公平平等という原則が壊されていきます。つまり保険診療の分野が減って自由診療の分野が増えていくというわけです。国にお金がないので風邪と診断されたら風邪薬には保険が効かずに全額自費としましょうという可能性が出てくるのです。国民皆保険制度が崩壊するのであれば、断固として混合診療に反対しなければいけません。
 肝炎患者さんはもう一度新しい肝炎治療にチャレンジしてくるでしょう。ただでさえ診療に余裕はないのですが、私は自分は肝臓専門医であることを自覚し直して肝炎治療に取り組んでいかないといけないのかもしれません。


7日(水曜日)
 毎月10日までの水曜日の午後というのはレセプト(診療報酬明細書)の注記をする時間にあてていますが、副院長が突然に訪問診療を休んでしまい、その分を午後の非常勤の先生と私とでカバーすることになりました。こんなことはときどきあるのですが、医療秘書も看護師さんも朝からてんやわんやになりました。そんなこんなで午後ゆっくり過ごすどころか、訪問診療やらレセプト注記に費やし、おまけの書類整理を自宅に持ち帰ってすることになりました。
 宿題を深夜までかかってやっと済ませ、ひさしぶりにその日のうちに『つぶやき』を書く余裕がなく、こうして朝早起きして書いております。
  あちゃ〜!!予想どおりに女性からの反響がありました。言い訳になるのですが、もう少し『秋波』について書いてみます。
 そもそも『秋波』という言葉は個人対個人の色目という使い方よりも団体対団体の色目という使い方の方が多いのではないでしょうか。たとえば、最近のできごとでは、欧米で大ヒット中のアップルの携帯電話iPhone(アイフォーン)に関して日本企業のNTTDoCoMo、KDDI、ソフトバンクモバイルのいずれもがアップルに対して秋波な発言を繰り返していますと使われています。最近の日本の政治は衆議院は与党、参議院は野党優位というねじれ国会運営で重要な政策が国会を通りません。そこで与党自民党が野党第一党の民主党に対して秋波なコメントを送っていると使われています。
 したがって昨日の私の文章においては『秋波』という言葉を使ったことはまちがいでありました。『秋波』なんて言葉遊びをせずに医師と患者さんの診察風景を説明すべきでした。けっしてセクハラな行為をしている訳ではありませんし、もし奄美大島出身者に誤解を与えたとしたらこの場をもって深謝いたします。
 もう少し、昨日の記事の補足をさせてください。外来は、私と患者さんの真剣なコミュニケーションの場であります。そして日常からかけ離れたコミュニケーションを実践しています。つまり、日常的なコミュニケーションがおしゃべりしたり、いっしょに食事やお酒をのんだりすることであれば、病院の外来では医療行為というふつうしなような行為をするわけです。体の異常を発見するために聴診器を患者さんの体にあてたりしますが、これは内科では欠かすことのできない医療行為なのです。そのような大切な行為でありながらいやがる患者さんが若い女性を中心に多いことは事実です。この傾向は私自身よく理解しており、そこは看護師さんの力を借りて必要最小限の医療行為はおこなうようにしています。必要であるからおこなっているのであって、何もいやらしい気持ちで診療をおこなっていません。
 診察には視診、触診、聴診、など大切な診察の仕方があります。これを完全に実践すれば診断正解率が高くなりますが、時間がかかるし、患者さんの負担も大きいので、市中病院では少し省略していると思います。私自身、診断のために皮膚病変を見る必要がある場合以外はみません。腹部症状の訴えがなく診る必要がないと予想した場合は腹部の触診はしません。
 このように柔軟に診察しているつもりで、聴診器で心肺音を聴いているときに見える範囲の視診をしますが、このときにいろんな医学的な情報を得ることは多いものです。患者さんの表情を読み取って精神状態、認知症の程度を図り知ろうとすることもあります。
 昨日のつぶやきに関して誤解が多かったのでゴタゴタと書き過ぎてしまいました。これからはもう少し配慮して文章を書いていこうと思います。


6日(火曜日)
 いつもと変わらない日でしたので特別つぶやくこともないのですが、さきほど『秋波(しゅうは)』という言葉が目に入ったのでかねてより思っていたことを書いてみます。
 『秋波』という言葉を辞書で調べると、「美人のすずしい目もと。また、女性が異性の気をひくためにする色っぽい目つき」とあります。
 きょうも訪問診療のときに『秋波』だと思う目つきを見ました。同じような目つきをする人が外来に少なくとも2人はいます。つまり私は最低3人の患者さんに『秋波』を感じていることになります。
 3人とも私と向き合って話をしているときにはふつうなのですが、私が聴診器を持ち、胸に聴診器をあて、心音や肺音を聴いているときに上目使いに私を見ます。聴診中にだいたい2回か3回私は『秋波』を感じます。何もいやらしい感じではなくて上品で艶っぽいのです。不思議なことにあるいは偶然なのか、この3人の方はすべて奄美大島出身者です。
 医師が聴診器が患者さんにあてる行為は医師の象徴的な行為です。当然ただのパーフォーマンスではありません。ではそれをしなかったらどうなるかというと、外来に来られる症状の安定した患者さんに限れば、たぶん100回中99回以上の確率で医学的に必要ないものでしょうが、たまに異常に気づくことあります。ですから、その目立たない変化を見つけるために私は集中して聴診器から聞こえる音を聴いています。そんなときでも『秋波』には今でもハッとすることがあります。


5日(月曜日)
 外来数の記録が出ました。この中にはインフルエンザ予防ワクチン希望者も含まれていますが、13時までには何とか終わりました。すでに近くでポツポツとインフルエンザ発症が報告されているので流行期にはたいへんな混雑になりそうでその対策を考えないと思っています。
 さて、11月23日勤労感謝の日に明輝会登山同好会主催で霧島韓国岳に行こうと決定しました。紅葉が楽しめるかちょっと遅過ぎるのでダメかもしれませんが、韓国岳は小学生から楽しめる山ですので多くの人が参加してほしいです。登山はおはら祭りとはまた違った楽しみがあります。たしかに登るときはきついですが、山頂に立ったときの感激はサイコーです。是非多くの人の参加を期待します。
 コース:不動池付近から硫黄山を経由して韓国岳をめざします。約1時間半かかるのではと予想しています。
 集合時間と場所:当日朝8時に内村川上内科の駐車場
 参加料、用意するもの:参加料無料、途中コンビニに寄ったり、帰りに温泉に寄る場合があります。小銭程度は持参してください。冬のつもりで服を着てきてください。手袋、厚手の靴下、トレッキングシューズ、おやつ、弁当など


3日(土曜日)
 昨夜、明輝会職員約90名おはら祭り前夜祭に参加してきました。一言、楽しかったです。『医療法人明輝会』、『内村川上内科』、『ろうけん青空』、3つのプラカードにそれぞれインパクトがあって大きな宣伝効果を発揮したと思います。理事長には大きくて重い『医療法人明輝会』プラカードをかついで先頭を行っていただきました。理事長以下全員たいへんな意気込みで踊り通しました。是非来年もさらにパワーアップして100名以上の参加者で臨みたいものです。
 私は綾小路きみまろスタイルで踊りましたが、意外に目立って本部席前ではマイクで呼ばれてしまいました。副院長は本人念願のバニーガールになってしまいました。そして後藤部長がおすもうさん、新地部長がマツケン。注目度バツグンでした。詳細はホームページトップページの『法人内行事記録』をご覧ください。


1日(木曜日)
 外来診療を急いで済ませ、ろうけん青空のオープン5周年を祝う昼食会に顔を出して来ました。5年経ったのだなあという気持ちをうまく挨拶では表現できませんでしたが、5年経ってもきれいな施設環境を維持しているのはすばらしいということも感じていました。これはひとえに幹部スタッフのご努力だと思います。
  ろうけん青空のスタッフはもちろんのこと、入所者やデイサービス利用者のみなさんといっしょに昼食を食べました。とてもご馳走でありましたが、ろうけん青空の食事は、『富士産業株式会社』という会社に外部委託しています。この会社には『たかはるCK事業部』というのがあって、東京に本社を置く医療福祉食事のパイオニアです。『たかはるCK事業部』は、私が以前勤めていた高原町立病院の近くにあった『宮崎フリーウェイ工業団地』にあります。宮崎出身の管理栄養士の宮崎弁を聞いて、とてもなつかしく気分になりました。
 話が飛んでしまいましたが、いよいよ明日はおはら祭りです。合同練習をデイケアかがやきでおこないましたが、まあ何とかなりそうだという印象です。問題があるとすれば、体力でしょう。しかし、これも2時間ですから何とかなるでしょう。