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1月の予定:
14日、よしのっちマミークラブでインフルエンザについて講演


31日(日曜日)
 日曜日だというのに朝から夕方まで認知症の講習を受けました。6時間の講習で認知症のかかりつけ医としての認定証をもらうことができました。講習中身はほとんど知っていることで知識の確認整理でした。つまり、内村川上内科でおこなっている認知症に対する医療はけっして劣るものではないし、医療と介護が連携して認知症患者さんに当たっている事実は高い評価に当たるのではないかと思います。


28日(木曜日)
 iPhoneのアプリでHour Faceというのがあります。自分の老後の顔を予想してくれるアプリです。さっそく私も115円払ってアプリをダウンロードして遊びました。まず、自分の今の顔写真をiPhoneで撮影して、その写真をHour Faceで読み込んで1、2分で自分の老後写真が現れてきました。それもじわじわと顔が老人顔に変化していきます。はっきり言ってショッキングでした。次に私の息子の顔写真を撮って、やってみました。妻があなたそっくりと言いました。私も否定できませんでした。娘にもやってみましたが、娘は泣き出してしまいました。若い女性はぜったいに試さない方がいいと思います。


27日(水曜日)
 実に久しぶりに胃瘻造設をおこないました。半年くらいやっていなかったのではないかとさえ思っています。齋藤先生と初めての協同医療行為でもありました。古典的な鮒田式でやりましたが、もちろん成功です。来週は2例の胃瘻造設をおこなう予定が入っています。その1例は基礎疾患が厳しかったりするのでうまくいくかどうか不安があります。
 
  さて、28日早朝にiPadというタブレットデバイスが発表されました。iPhoneを大きくしたイメージです。できることは昨日書いたとおりですが、さらにiWorkが使えます。なによりもSteve Jobs氏の元気な姿が見ることができてホッとしました。


26日(火曜日)
 手術を目的に入院した父でしたが、アスピリンを内服しているため手術が延期になりました。かなりがっかりしました。アスピリン内服中止するように私も言ったし、きっと外科からも説明があったはず。やはり、アスピリンを取りのぞくべきだったと後悔しています。手術が延期になったことで多くの人たちに迷惑をかけることになりました。とりあえず、仕切り直して手術を受けることになります。さいわい、本人がやる気を失っていないのがよかったと思っています。82才で3回目の手術が成功して再び元気になろうとしている様子を見て、できる限りのサポートはしてやろうと思っています。

 今夜はアップルからタブレットPCが発表されそうなので楽しみです。これでどこでもインターネット、DVDやゲームはもちろん、電子書籍になるらしい。iPod, iPhoneにつづくヒット商品をねらって発売されるらしい。


25日(月曜日)
 両親がそれぞれ入院しました。自分もそういう世代というか、そういうことで忙しくなる年なのだと思っています。父は三回目の手術を受けます。82才という高齢というハンディがあるものの病気の発見が早く、低侵襲の胸腔鏡下手術をすることになりました。父と2人になった時間に少し話をしました。アメとムチの話です。年を取ってから3回目の全身麻酔を受ける父を励まし、術後が大切だから気をしっかり持って、先生や看護師さんたちの言うことを守ってほしいと約束してもらいました。一方、頼むからボケないでほしいとも頼みました。ちょっとくらいの痛みで、動かないとか、リハビリをしないとか、そんなことは大きなマイナスになるので痛みを理由にすることはダメだよと言い聞かせました。
 自分が20代30代のころは、自分に体力的な不安はありませんでしたが、50代になって、自分の健康管理もしながら、仕事の調整もしながら、両親の病気の治療のために走り回らないといけないと思っています。


22日(金曜日)
 長く訪問診療していた患者さんで2年ほど前から家族が外来に連れてくるということになり訪問診療を中止した経緯のある患者さんが心肺停止状態で搬入されました。カルテ記録をみると治療を1年以上おこなっていません。つまり、外来にも来られていないということです。家族に最近の様子を訊くと、ピンピンコロリだったようです。最期を看取れてよかったと思いました。ずっと診ていましたから家の前を訪問診療中に通ると、元気にしているかなと気にしていました。


21日(木曜日)
 なかなか手に入らないガヤワインが入ったということで飲ませてもらいに行きました。ガヤワインはイタリアワイン帝王であるアンジェロ・ガヤ氏の手作りワインらしく、初めて飲みました。もちろんとても香りがよくおいしいワインでした。


20日(水曜日)
 夜、鹿児島市医師会長や副会長、理事、県医師会代議員を決める選挙に出かけました。狭い会場に三百数十人が集まって実にむさ苦しい感じでした。何枚もある投票用紙に立候補者リストから適する人を選んで、番号で記入するのですが、会長選はともかく、理事や代議員のポストは多く、その立候補者リストは少ない、そして選ぶ人数が多いので困るのです。どうしても選ぶ基準がおかしくなってしまいます。尊敬する先輩医師だからならばまだましですが、自分と同じ支部会の人だから、同じ医局出身だから、となってしまいます。挙げ句の果てには、毎年年賀状をくださる人だから、以前よくゴルフをしたことのある人だから、というのがチョイスの理由になったりします。つまり、チョイスする候補者数をもう少し減らした方がしっかりした基準で選べるのではと思うのです。


19日(火曜日)
 夜、地元の開業医が7人集まってCKD懇話会が開かれました。CKDとは慢性腎臓病のこと。腎臓専門医の四枝先生が中心になっての懇親会でした。話によると、鹿児島県の腎臓専門医は非常に少ないらしい。60才以下に限ると、数名らしいです。それはそうと、新たな知見を得、とても勉強になりました。明日からの診療に少なからず影響があります。途中、どの先生も熱心に質問していました。


18日(月曜日)
 12日のつぶやきで紹介しました当法人ろうけん青空事務長の撮影した写真のJPEGファイルをもらいました。それをさらに加工してアップします。Web用なのでどうしても画質が落ちますが、それでもすばらしいマイショット写真です。


14日(木曜日)
 今朝は道路に積もった雪が凍り、非常に足下が悪いため、外来患者さんは極端に少なく、よしのっちマミークラブでおこなう予定のインフルエンザについての小さな講演会が無くなりました。とてもわかりやすく話すつもりではりきっていましたが、とても残念です。
 さて、クリニックから少し離れた理事長宅に27インチのiMacを置きました。インターネット環境はクリニックの無線LANを拡張するという方法をとりました。したがって理事長宅にLAN工事を施す必要はまったくありませんでした。しかもクリニックと同じネットワークですからクリニックの中にいるようにファイルサーバーに接続して各種書類を閲覧したり、WINEサーバーに接続して電子カルテを見たりできます。もちろん、クリニックにいる人たちとチャットやテレビ会議もできます。


13日(水曜日)
 南国鹿児島も雪国みたいになりました。自宅庭の池にすんでいる金魚はうごかなくなっていました。足跡のない雪面はきれい。しーんとしたこの空間に動物が瞬時に動いたら面白いのにと思いながらシャッターを押しました。
  それから急いでクルマのタイヤにチェーンを装着しました。先日、タイヤチェーンの装着マニュアルに目を通していたので案外簡単に装着できました。前輪に付けましたが、装着時間10分程度でした。
  いつもよりも少し遅れてクリニックに着くと、あまり積雪はなかったです。しかし、さすがに外来患者さんは少ないでした。午後からは訪問診療しましたが、午後には雪もだいぶ溶けてチェーンはいらなくなりましたが、明日の朝のことを考えると、このまま装着しておくことにします。


12日(火曜日)
 ずいぶん長い間つぶやきを書かなかった気がします。その間にいろんなことがありました。個人的には親戚の法事がありました。久しぶりに会う従兄弟と共通の時間を持ててうれしかった。もう何十年も会っていない人たちを引き合わせるのが法事であるとだれかが言っていましたが、まさしくそうです。
 10日の南日本新聞朝刊24ページのマイショットに当法人ろうけん青空の事務長の撮影された写真が掲載されていました。『夕日に映える桜島』というタイトルでした。桜島の噴煙に夕日の光が当たって、それは迫力のある写真です。噴煙の灰色と陽のオレンジ色が作る桜島の荒々しさと美しさをみごとに写しています。著作権の関係上、写真を掲載できないのが残念です。


7日(木曜日)
 認認介護は今大きな問題となっていると思います。認知症の人が認知症の人を看る。あるいは認知症のある夫婦2人が暮らしている状態です。それは老老介護の上を行く問題かもしれません。だって2人のうち一方がしっかりしておれば、認認介護ではなくて老老介護であってたいへんだけれども何とかなりそう。しかし、認認介護は毎日火事の心配、薬の管理がめちゃくちゃ、家の中もすごいで毎日問題山積です。最近、とくに認認介護は問題だと思っています。きょう訪問診療した認認介護のケースのお父さんはとても私のことを気に入ってくれて、自分たちが死んだらこの家と土地を私にくれるから受け取ってほしいと真顔で頼まれました。子供もいなくて親類もいないから是非もらってほしいと。もちろん丁寧にお断りしましたが、頼みますよと何回も言われました。


6日(水曜日)
 午前中は非常に忙しく、外来診療が終わったのは午後1時半すぎでした。久しぶりに昼休みなしでしたが、齋藤先生が頑張ってくれるので、 午後は書類整理とインフルエンザワクチン打ちだけでした。余裕が生まれると、いろんなアイデアが出てくるもので今年はあれをしてみようとか、あれを購入してさらに診療の幅を広げたいと考えることができるものです。


5日(火曜日)
 仕事2日目で正月気分はすっかりなくなりました。午前中は在宅。寒波が近づいているようで少し肌寒いようです。しかし、ユニクロのヒートテックを上下着ているからぜんぜん寒くありません。建物中にいると逆に暑いです。微妙な耐寒調節ができないのが難ですが、寒い思いをしなくてすむのでヒートテックさまさまです。
 仕事初めの写真がありましたのでアップしておきます。私目線で撮影しました。


4日(月曜日)
 今朝8時15分から仕事初めの式。理事長につづいて私が念頭の挨拶をしました。続いて、齋藤先生、北原理事の挨拶。4人の挨拶が終わると、永年勤続者の表彰式がありました。勤続30年が1人。勤続10年が4人。勤続5年が14人でありました。勤続30年のK氏は当院に入ってすぐに准看護師の資格をとり、その後も介護支援専門員資格、2年前に看護師資格を取得され現在は訪問看護師として活躍中です。働きながら資格をとるということは口で言うのはたやすいですが、とても大変なことで敬意を表します。
 さて、ことしの私の抱負は、外向きには医療の更なる充実と在宅医療の拡大です。内向きなことでは明輝会職員との交流を深めることです。個人的にはフットワークを軽く。歩こう。動こうです。