■院長のつぶやき   
 

つぶやきコーナーでは、私の仕事場や日常生活で起こったこと、社会で起こったこと、医療に関すること、介護に関すること、Macに関わることについてつぶやきます。つぶやきなので内容的に浅く、個人的な意見として捉えてください。2002年7月14日、医療法人明輝会内村内科 院長 川上秀一   

<ご意見ご質問は遠慮なくこちらにメールください

?11月30日(土曜日) 今日で11月も終わりです。あと1ヶ月今年やり残したことを整理して年内にできることはやっておこうと思います。個人的には、仕事の書類をすべて書き終え、院内の書類作成の環境整備をすること。明輝会のホームページの工事中を半分でも作成すること。年賀状を印刷すること。ため込んだビデオをDVD化すること。iPodを生かすこと。思いつくだけでもこれだけあります。
 最後に、挙げたiPodとは、みなさんご存じでしょうか。今年のアップルの大ヒット商品で、とうとうWindows版までアップル社は生産し始めました。現在、iPodには5ギガ、10ギガ、20ギガの3つのタイプがあります。なんと20ギガタイプのiPodには、4000曲の音楽がMP3として記憶されます。音楽CDを1枚いれるのに10秒かかりません。実に簡単に好きな曲を取り込んで、いつでもいい音で聞くことができます。私は、初期の5ギガのiPodを5万5000円で買いました(写真)が、買って1ヶ月経ったら3万6000円に値下がりして、10ギガタイプが出てしまい、しょげてしまいました。当時、3歳の娘が子供の曲を入れてイヤホンから音楽を聴いて踊っているのを見て楽しむぐらいの使い方しかしておりませんでした。これからは最新の使い方をしたいと決心しました。つまり、iSyncという同期ソフトを使って病院のパソコンと自宅パソコンを同期させ、スケジュール管理をしたいのです。

?11月29日(金曜日) 少しずつ冬らしい気分になってきました。そこでデスクトップをクリスマスバージョンにしました。写真が私のマシンのデスクトップです。写真ではわかりませんが、上から雪が落ちてきます。とてもきれいです。かごしまマックユーザーのサコさんに教えてもらいました。
 思えば、前の病院ではクリスマスイブにドクターがサンタクロースの衣装を着、白い口ひげをつけ、サンタの帽子をかぶって病棟の患者さんを慰問しました。看護師さんの手作りのプレゼントと給食部からのお菓子を配って回りました。病棟の照明を薄暗くして、音楽をかけ、少しでもクリスマスらしく演出して、入院患者さんを励まそうとしました。中にはうれしくて泣き出す患者さんもいました。長い入院はとても辛いのです。年末になると自宅に帰りたくなるのが人情です。そんな患者さんが病気に負けないように、世間の人と同じクリスマスの夜を体験してもらうためにやっていました。ふと昔のことを思い出しました。

?11月28日(木曜日) 昨日のつぶやきのリンクが間違っていました。御覧いただいたみなさまには混乱を招き、すみませんでした。とくに中村PTにはたいへん失礼なことをしてしました。この場を借りて深謝します。
 さて、「かごしまMUG」のホームページの活動レポートのサイトと「かごしまMac事情」のホームページに11月23日に開催されたかごしまマックユーザーグループの様子を写した写真が掲載されていますが、私が写っているのをお気づきになられたでしょうか。顔にモザイクがかかっていますが、淡いブルーのシャツを着たヨカニセが私です。
 つぶやきコーナーを書くようになって「医療法人明輝会へようこそ」のホームページのアクセスカウンターももうすぐ3000の大台に乗りそうです。めでたくアクセスカウンターが5000にあたった方には5000円相当の豪華賞品を進呈しようかと考えています。
 問題はこれを証明する手段です。「5000」というカウンターを表示した画面をデジカメ写真にして電子メールに貼付けて送る。あるいは、Macでは、commandとshiftと4を同時に押すとカーソルがカメラに変身しますから、写したい範囲をカーソルで囲んでAdobe PDF documentの画像にする。(Windowsでは、どうするかわかりません。)その証拠写真と短い感想文を電子メールで送ってもらって、厳正な審査の末、1名の方に宅配便で5000円相当の賞品を送りたいと思います。この件につきましてはもう少し検討してご案内します。

?11月27日(水曜日) 当明輝会に新しく作業療法士の先生がみえました。とてもまじめでとても人の良さそうな顔しています。ホームページに顔写真と紹介文が出ています。よろしくお願いします。
 作業療法士と理学療法士の仕事の違い。職業の定義ではなく、実際の現場での違いがわかりません。これから現場を見ながら勉強したいと思います。これで当法人は、理学療法士3人、作業療法士1人の体制になりました。明輝会がいかにリハビリに力をいれているかわかります。

?11月26日(火曜日) ろうけん青空が開所したためと思われますが、内村内科の病棟の患者さんの入退院が多く、病棟の看護師さんがとても苦労しています。しかも私が在宅の患者さんの急な入院を頼むこともありますが、気持ち良く受け入れてくれて助かります。現在、病棟には気管切開を受けた患者さんが3人、IVH管理の患者さんが2人、胃瘻造設した患者さんが5人います。これ以外に急性感染症の患者が1人、心臓の外科手術後のリハビリの患者が1人、胃瘻造設術前の患者が1人、血液疾患の患者さんが1人、出血性胃潰瘍の患者さんが1人おります。さらに今週中には、肝性脳症を合併した肝硬変症のの患者さんが1人入院する予定です。ここまで書いただけでも病棟看護師さんはとても大変苦労していることがわかると思います。ご苦労さんです。私の努力目標としては、もう少し病棟に早い時間に足を運ぶことだと思っています。

?11月25日(月曜日) 久々に連休の天気がよく、近くの吉野公園に家族で出かけました。吉野公園は県立公園ですから当然無料です。小さな子供のいる家族でいっぱいでした。偶然、3人の人と遭遇して挨拶しました。1番目は、外来患者さんでお孫さんと来ておられました。2番目は、宮崎医科大学第2内科の先生でした。バッタリ会ったときは、どこかで見た顔だと思い、すぐには挨拶できませんでした。宮崎市内でしか会ったことがないので、鹿児島市内で久しぶりに会うと判りませんでした。3番目は、最近まで内村内科で働いていただいた先生で、いろいろと世間話をしました。
 さて、23日の土曜日、勇んで第3回かごしまマックユーザーグループの会合に行きました。Tokuさんがニコニコと笑顔で挨拶され、すでにパノラマ撮影の実演がワイワイガヤガヤの雰囲気で始まっていました。よくみると自分よりも年上の方が10名以上おられました。最年長と思われる方は、写真学校の先生をしておられ、70才前後にお見受けしました。私よりずっと年上の女性で、パソコン専門用語が次々に口から出て、熱心に勉強されている方もおられました。
 この集まりでは、いろんな職種の人とMacという共通の話題で話ができ、また、新しいスキルを教えてもらえます。おまけに気持ちがリフレッシュされ、とても有意義な時間を過ごせました。

?11月22日(金曜日) そろそろ忘年会シーズン到来です。私はすでに今年の忘年会を一つ済ませましたが、その会の来年の幹事になってしまいました。
 さて、病院関係の忘年会では楽しい出し物が多いように思います。そして、必ずエンターテイナーが出現します。あの人にこんな才能があったのと頷かされます。ウィットに富んだ寸劇やら、見て楽しいショーやら惚れ惚れするほど上手い歌手がいたりします。
 私が、まだ大学に籍を置いていた頃、地方の病院の忘年会にでることが多かったのですが、その時は当然泊まりこみで飲みます。病院とは違って無礼講で騒げるので、とても楽しいでした。鹿児島市内の天文館にある某病院の忘年会は派手ですごかった。いや、えげつなかったというのが正しいでしょう。あれはきっとバブル期の忘年会だったからでしょうと、今では冷静に受け止めています。
 今年も明輝会の忘年会がありますが、どうなるでしょう。宴会はとても大切です。そこでは、きっと仕事の枠を離れた人物像を発見できるからです。
 明日は、かごしまマックユーザーグループの第3回の会合がパソコンミスミであります。もちろん私は行きます。異種業者の友達と会えるのでとてもうれしいです。

?11月21日(木曜日) 世の中にはいろんな人がいて、それぞれ違った価値観を持っています。そのこと自体は、当たり前なことであり、それを認める社会こそが健全な社会であると思います。毎日のニュースで伝えられる北朝鮮やイラクのような国では、自由に自分の意見を言ったり、自分の考えに沿って行動ができません。しかもそれ以前の問題として情報規制とか洗脳などが行われていると聞きます。
 仏教用語で「八正道」という言葉を高校の倫理の授業で習ったことを思い出しました。「八正道」とは、「正見(正しく見ること)」「正思(正しく思うこと)」「正語(正しく語ること)」「正業(正しく仕事をすること)」「正命(正しく生活すること)」「正進(正しく道に精進すること)」「正念(正しく念ずること)」「正定(正しく定に入ること)」の八つを言います。詳しいことは忘れましたが、この八正道は当たり前のことを言っていますが、それが新鮮で今でも心に残っています。

?11月20日(水曜日) 水曜日が半日というのは、とてもよいリズムです。このペースを私は20年以上保っていると思います。医学部は水曜日の午後に教授会があるために、学生は午後は講義がないし、医局ものんびりしています。以前勤めていた病院でも水曜日は半日でした。
 「健全な精神は、健全な身体に宿る(A sound mind in a sound body.)」ということわざが洋の東西にあります。心と体の健康のために週の半ばに休みを入れて、後半を頑張れということでしょうか。

?11月19日(火曜日) いよいよ日本政府も脱Windowsの方針をたてました。きのうの朝日新聞によると、これからの基本ソフトはLinuxになるようです。すでにドイツ政府はすべてLinuxですし、フランス、中国、韓国、台湾など各国で脱Windows化が進行しています。アメリカは、Macを採用するかどうか現在検討中です。世界から見ると、パソコンといえばWindowsだけという感覚の日本政府や日本のお役所は非常におかしいとみなされています。住民基本台帳ネットワークのサーバーはWindows2000らしいですが、突然止まらなければいいと思っています。ほんのこの間、マイクロソフトが反UNIXキャンペーン(LinuxもMacもUNIX系のOSです)を展開し、反UNIXサイトを立ち上げました。しかし、実際はそのウェブサイトがUNIX上で動いていることがばれてしまい、あわてて自社のWindows2000サーバーに変えたらサーバーがおちてしまったということです。
 東大教授の坂村健さんが開発したトロンというすばらしいOSがありますが、私たちは毎日トロンの恩恵で暮らしています。自動車・携帯電話・家電製品の80%にはトロンが組み込まれているからです。この坂村健さんもマイクロソフトのWindowsがOSを独占していることを批判しています。詳しくは「痛快!コンピュータ学」(集英社文庫)を読んでください。

?11月18日(月曜日) 日曜日、城山観光ホテルで九州医師会医学会が開催され、遅れて参加しました。着いたときには、丸山先生(鹿児島大学臨床検査学講座教授)が、「生活習慣病は血管病である」というテーマで講演されていました。丸山先生は、あと10年20年経つと日本でも欧米と同じように非常に虚血性心疾患が増えると予想されました。欧米型の食事になって久しいですが、まだまだ欧米ほど虚血性心疾患は多くありません。しかし、現在の20歳代30歳代の人達の中からどんどん虚血性心疾患が発病するということです。また、最後のスライドで、NHK解説委員の行天氏が2045年には高齢化率が45%になると予想されているので、3000万人の若い中国人を移住させないと日本国を維持できないと主張されているというショッキングな発表もありました。
 次が、私の恩師の坪内博仁先生(宮崎医科大学第2内科教授)の講演で、「HGF(肝細胞増殖因子)の肝再生医療の展望」というテーマでした。こちらの話はとても夢があって、明るい気持ちになりました。平成16年度には、HGF(肝細胞増殖因子)が薬として臨床の場で使えるようになるという報告がありました。HGFは、臨床の場から発見され、基礎医学の場で十分な研究がなされ、最後に臨床の場に帰っていく。私は、主に基礎医学の場での研究に従事しましたので、HGFがもうすぐ臨床の場で活躍する薬になるなんて感激です。劇症肝炎で死亡する人は、最近では少なくなりましたが、今でも劇症肝炎と言われたら7〜8割の方が死亡する怖い病気です。私も劇症肝炎の若いお母さんを受け持ちました。その患者さんが亡くなる2〜3日前には子供さんと会わせるようにとお父さんに頼んで、奄美大島から小学生の子供さんを二人呼び寄せ、最期の親子対面をさせました。若いお父さんは医学の進歩のために貢献したいと病理解剖を許可していただき、私は患者さんの遺体を解剖させてもらいました。そして患者さんの肝臓が600gと極端に萎縮しているのを知って、それからの私のHGFの研究に対する思いが変わりました。

?11月16日(土曜日)、Webの師匠Tokuさんが、QuickTimeVRで360°のパノラマをホームページに紹介しているという話題です。もちろんTokuさんの自作で、吉野公園の展望台からの360°のパノラマと与次郎ヶ浜から見た錦江湾の360°のパノラマがみれます。これらの作品を作るのに、新たにお金をかけなかったというのがすごいです。持ち合わせのデジカメ、三脚台、キャノンのデジカメに付属していた「PhotoStitch」というソフト、QuickTimeVRでできあがっています。とてもすばらしい作品です。Macの方はたぶんそのまま360°のパノラマを見れると思いますが、Winの方はQuickTimeをダウンロードする必要があるかもしれません。
 QuickTimeVRで、人物紹介や施設紹介ができたらいいなあと考えました。それでは、風邪が少しずつ増えています。みなさん、うがい・手洗いを励行して週末をお過ごしください。私は明日の午前中に訪問診療を早くすませて、九州医師会医学会に出席します。恩師、坪内教授の講演を聞くためです。

?11月15日(金曜日)、ここ半年の間に外来や在宅の患者さんの中から皮膚ガンが割と多くみつかりました。昨日も近くの皮膚科に紹介した結果、病理組織診断が基底細胞ガン(皮膚ガン)でしたという返事をいただきました。
 皮膚ガンに関しては、私はとても苦い思い出があります。もう10年以上も前の話ですが、毎週週末になると大学病院の関連病院である地方の病院にアルバイトに行っていたときの話です。午前中は外来患者さんの診察をして、午後は病棟の担当患者さんの回診をしていたのですが、私はいつも決まって患者さんのベッドの右サイドに立って診察するのです。ある気の合うおばあちゃんと普段どおりに診察し、ふと左頬の後ろをみたら皮膚ガンに気づきました。訊いてみるとずいぶん前からあったというではありませんか。いつも同じ方向ばかり、同じ面ばかりみていたために発見が遅れてしまいました。その後、皮膚科で切除できて元気になられて、大いに反省しました。

?11月14日(木曜日)、昨日は風邪でダウンしてしまい、私の日課の一部となってしまった「つぶやき」を書けませんでした。書く体力はあったのですが、仕事を休んで「つぶやき」を書くわけにもいかず、すっかり病人の気分で休ませていただきました。おかげさまで、なんとか、一日で治すことができました。風邪のときは寝るのが一番です。今回は、ミネラルを含んだ水を十分にとり、葛根湯と感冒薬を飲んでほぼ治りました。
 さて、10月以降、外来でインフルエンザの予防接種を受ける患者さんが多いのですが、インフルエンザに対する内服薬ができた昨今では、予防接種の効果がどれぐらいあるか気になります。以前は、インフルエンザに罹患したら、対症療法しかなかったのですが、現在は、インフルエンザの特効薬といわれる抗インフルエンザ薬があります。発病後、48時間以内に使用すれば、かなり効きます。しかも、インフルエンザ迅速診断キットもありますから、早期診断も可能です。
 このようにインフルエンザに関する最近の進歩は目覚ましいものがあるのですが、高齢者におけるインフルエンザ肺炎や小児におけるインフルエンザ脳炎はやはり怖いです。したがって、多くの人がインフルエンザの予防接種を受けるべきと考えます。日本は欧米に比べて明らかに接種率が低いそうです。

?11月12日(火曜日)、「ろうけん青空」が今月1日に開所(オープン)したので、そのホームページを更新してみました。Web作製の知識がないのでハウツー本を頼りに更新するのですが、それでもなかなかうまくいかないことがあります。こんなときは詳しい人に直接訊いて教えてもらうのが確実で早道です。私の場合、Tokuさんという師匠がおりますので、わからなくて手詰まりになったら電子メールで質問すると翌日には丁寧にわかりやすく電子メールで教えてくださいます。今回もあることが解決せず、結局Tokuさんに頼ってしまいました。通常、サイト1ページを作製する料金は5000〜10000円が相場です。Tokuさんは、マックユーザーには、無料で教えてくださいます。ありがたいことです。
 私も、そろそろ職員(主にナース)を対象にパソコンの基本的な使い方の講習を毎週しようと考えています。いづれ電子カルテを導入しますので、パソコンは必須のツールになりますから。

?11月11日(月曜日)、毎週月曜日の朝は法人の職員が集まって朝礼がありますが、院長室に入るなり、救急車の搬入許可の電話がきました。朝礼に出ることもできず、気ぜわしい一日の始まりでした。
 さて、日曜日にAさんの小さな個展を見に行きました。私が鹿児島市民プラザに着いたのは、ちょうどAさんが帰った直後で会えませんでしたが、とても喜んでおられたと聞き、うれしくなりました。会場にはご近所の方々がみえていて、Aさん病気のことを心配しておられました。ひとり年輩の男性の方もおられて、一つ一つの絵について説明してくださいました。あとで来訪者は数十名だったと聞きました。ほんの先程まで一つ上の階で鹿児島市のケアマネジャーの会議があったためケアマネジャーの方々も見学しておられたと聞きました。
 Aさんの写真、実名がすでに出たのだから、ここで、11月9日(土曜日)の南日本新聞の記事を公開します。

?11月9日(土曜日)、今朝の南日本新聞の24面(鹿児島市近郊面)に昨日紹介したAさんが写真入り、実名で出ています。当法人の訪問看護ステーションのパワーには脱帽です。実行力の強さと速さに敬服しました。初の個展に一人でも多くの人が足を運ばれることを切望します。場所は、鹿児島市市民福祉プラザです。元県庁の近くです。
 さて、週末は、大企業マイクロソフト社の話題です。アメリカの政権は、民主党のクリントン政権から共和党のブッシュ政権に移りましたが、この間ずっとマイクロソフト社はアメリカ政府と裁判で争っていましたが、とうとうマイクロソフト社が勝利しました。昨年9月11日の同時多発テロ事件が起きなければ、アメリカ政府はマイクロソフト社を少なくとも2つ、できれば7〜8に法的に分社させるつもりでした。しかし、テロ事件後、アメリカ国内は混乱し、株価が下がり、経済状態が悪化したためにマイクロソフト社分割案は減速していきました。大企業に大打撃を加えることは得策でないと考え、司法省も弱気になり妥協してしまいました。あまり知られていませんが、クリントン前アメリカ大統領も、ブッシュ現アメリカ大統領もマックユーザーです。1年前まではアメリカ国防省(ペンタゴン)のパソコンもマックだということですが、今は知りません。最後は少し、蛇足になりました。

?11月8日(金曜日)、10月12日のつぶやきで紹介した絵の好きな患者さん(Aさん)が個展を開くことになりそうです。担当看護師とケアマネジャーそしてボランティアーが中心になって11月10日(日曜日)と翌日11日の2日間にわたり「かごしま市民福祉プラザ4階活動室2」において、Aさんの描いた油絵やふすま絵、スケッチブックを公開します。ふすま絵は圧巻ですよ。
 Aさんは10月末に看護師さんと美術館に行くことができ、とても喜んでいました。それから体調がよくなり、健康な人と変わらないほどに元気になりました。しかし、病気は確実に進んでいるのです。
 Aさんは、だれにも絵について教わったことはないけれど、自分の好きなものを自分流に描いた絵ばかりです。時間のある方は、是非立ち寄ってみてください。
 (追加)ここからは、夕方書いています。きょう、Aさんが南日本新聞の取材を受けました。もしかしたら明日の朝刊に記事が載るかもしれません。また、当日、テレビの取材も入る予定があるので放映されるかもしれません。

?11月7日(木曜日)、米国の中間選挙で共和党が勝ったことを書こうと思いましたが、Yahooをみたら、「女性の長生きは夫がいないこと」というタイトルが目に付きました。未亡人になった方が長生きできるということです。一方、男性では、「妻がいない場合」は「いる場合」に比べて1.8倍も死ぬリスクが高まるというデータです。
 内容的にはおもしろいのですが、ちゃんとした疫学調査によって統計学的な有意差がでたのでしょうか。一応、大学の公衆衛生の先生が発表されています。死亡につながるハイリスクは、男性では、「配偶者がいない」「糖尿病で治療」「たばこを吸う」「過去一年に入院」「過去一年に健診を受けていない」が挙がっており、女性では、「夫がいる」だけです。因みに、私は現在のところハイリスクはありません。
 「ろうけん青空」のホームページを更新中です。施設内の写真と落成式の写真(明日の予定)をアップしました。

?11月6日(水曜日)、一日が短く感じられます。一週間も一ヶ月も。これって充実した毎日を過ごしているからだとか、年をとったからだとか言われますが、私にはどちらもあたっているように思います。結局、いくら忙しくても楽しいと思えればいいわけだし、身体的にも精神的にも健康であることが大切だと思います。
 さて、少し、話題に乏しい日々が続いています。しかし、Macな話題はいっぱいあります。しかし、Macな話題は遠慮して一割しかつぶやいていません。きょうはアップルコンピュータ社の株価が再び上昇気流に乗ってきたことについてです。現在、Apple社の株は一株2000円です。2001年の春ごろは一株8000円、今年の5月ごろは3200円、10月は1700円まで落ち込みました。Apple株は結局アメリカ経済の動きで乱高下していますが、優良企業とされていますので、これ以上大きく値を下げることはなさそうです。今後はゆっくりですが、上昇していくと思います。
 Mac信奉者にはAppleの株を一株でも買いたいという人がいて、それを応援するサイトがあります。それは、「1株.com」というサイトです。「アップルコンピュータ社」の外に「ディズニー社」と「ピクサー社」を扱っています。通常、50株が最小取り扱い数ですが、1株であっても株主になれ、毎年配当金と年次報告書が送られてきます。

?11月5日(火曜日)、休みのときは、雨が降ったりのあいにくの天気でしたが、連休が開けると実にいい天気です。こんなに天気がいいと仕事にも遊びにもやる気が出てきます。
 さて、はりきって外来に出ましたが、きょうの外来は少ない。しかし、仕事はあるものです。新しい人工呼吸器の使用について業者に直接教えてもらったり、救急車で搬送された患者さんに対応したりして、結局、昼食は1時を過ぎました。いつもどおりです。午後の訪問診療は十数件あります。

?11月2日(土曜日)、TOKUさんが運営されている「トクのホームページ」のアクセスカウンターが2万件を超えたのでお祝いのメールを送ったところ、TOKUさんが趣味で運営されている「かごしまMac事情」の10月31日のところに「内村内科のホームページ」を宣伝してもらいました。そのため、昨夜のアクセス数はふだんの2倍です。TOKUさん、この場を借りてお礼申し上げます。「いつもありがとうございます。11月23日のかごしまマックユーザーグループの第3回会合には参加するつもりです。」
 TOKUさんは、若い頃アメリカに住んでいて、そこで「AppleII」に出会い、それ以来のマック大ファンです。偶然にも私と同じ吉野台地に住んでおられます。何度か内村内科にも遊びに来られました。

?11月1日(金曜日)、月が変わるときはホームページのサイト管理も大変です。過去ログを作ったり、新しいサイトを作ったりしなければなりません。そして、何より訪問看護指示書や薬剤情報提供書などの書類の方が多すぎて、もっと大変です。
 さて、昨日に続いて、今日も「巨人ジャイアンツ」と「ろうけん青空」の話題になります。
 選手としては大好きな巨人の松井秀喜選手がフリーエージェント(FA)宣言し、米大リーグに移籍する意向を明らかにしました。これを聞いて、さすが男松井、メジャーリーグでも活躍してほしいと、うれしく思いました。しかし、巨人ファンや原監督はショックだったと思います。大黒柱のスター選手を失うのですから。私は、個人の希望を最優先すべきだし、それによるある程度の組織のダメージは仕方ないと思います。個人の夢は代用できませんが、組織の穴埋めはいくらでも可能だからです。
 もう一つの話題。当法人の新聞である「さわやか」が、11月1日発行という異例のスピードで「ろうけん青空特集号(表紙)、(裏表紙)」を出しました。リンクをはりましたのでご覧ください。