院長室からの長いつぶやき(2002年7月14日〜)


 

「院長室からの長いつぶやき」は、私の日常生活や仕事に関すること、社会で起きたこと、医療・介護に関すること、パソコンとくにMacについて書いたものです。「つぶやき」にしては長いので、日記と思っていただいても結構です。内容はあくまでも個人的な意見ですが、医師、かごしまマックユーザーグループ会員としての立場を考慮して述べています。ご意見、ご感想は直接院長宛にメールしてください。<こちらです
 2003年1月4日、医療法人明輝会内村内科 院長 川上秀一

8月30日(土曜日)16:20 内村内科には、3台のAirMacExtremeベースステーションがあります。これで病棟ナースステーション、外来訪問看護室、院長室はホットスポット化しましたので、1台に1度に50台、理論的には150台のパソコンが接続できます。将来の電子カルテ導入に向けて、ハードの充実と看護師さんの意識改革を実行中です。
 昨日のこと、明輝会の理学療法士の先生から「9月にある学会の発表スライドをPowerPointで作ったのでみてください。」と頼まれました。「ところで、マックにはPowerPointがあるんですか。」と訊かれましたが、即座に「もちろん!ありますよ。みれますよ。」と答えました。パソコン歴の短い人は、もともとExcel、Word、PowerPointといったマイクロソフト社の定番ソフトはマック用として開発され、マックでしか使えない時期があったのをご存知ないようです。話が反れましたが、今夜はそのスライドを見させていただきます。よしの訪問看護ステーションの明かりが夜遅くまでスライド作りで点いていたと聞いていますから、きっといい話の内容にまとまっていると思います。
 明日の日曜日は在宅ゼロにしていましたが、予想どおり訪問診療が増えています。明日の午前中も仕事だあ〜。

8月29日(金曜日)21:30 かごしまアップルユーザーグループのメンバーであるサコさんからTシャツが郵送されてきました。過日あったApple User Group Meeting in KagoshimaのSTUFF用のTシャツです。シンプルでよかったので、希望者のためにサコさんがつくってくれた手作りシャツです。サコさん、どうもありがとうございます。早速自分が着ている写真を撮ろうと思いましたが、写真が撮れませんでした。仕方なく、床に置いて撮ったのが、この2枚の写真です。
 さて、そのTシャツの代金が1300円で 郵送代が270円で、合計1570円でした。これを銀行振り込みで送ろうとしたら、他行のため送金代が630円かかるということでした。これには、唖然としてしまいました。すぐにサコさんにメールを送って、来月ユーザーグループの会で会ったときにお支払いしますとお願いしました。
 銀行は実にけしからんと思いました。1570円を送る手数料が630円もするとは。こんなことだから、ますますコンビニからの入金送金が増えていくのだと思いました。

8月28日(木曜日)18:00 暇をみつけてホームページのリニューアルをしています。まずは、よしの訪問看護ステーションのサイトにスタッフの写真を載せました。昨夜のつぶやきにも通じますが、顔がみえるというのは大切なことです。
  利用者側には「どんな所長さんだろうか。」とか、「理学療法士は厳つい男の先生だろうか。」とか、「看護師さんはどんな人が来てくれるのだろうか。」とか、様々な不安がおこると思いますが、実際ホームページなどで顔を知っていると、相談もしやすいものです。そういうわけで、ホームページにはスタッフの写真をたくさん載せることにしました。
 あわせて、「映像で みる明輝会」も覗いてください。しかし、映像はブロードバンド環境にあるパソコンでないと快適にみれませんので、その点は悪しからず。

8月27日(水曜日)23:35 いま、上町脳神経外科懇話会から帰ってきました。地域医療の交流をさかんにしよう、病院と病院、病院と診療所の連携と強めていきましょうという意図のある懇話会でした。いろんな先生方と挨拶し、情報交換をし、有意義でした。患者さんを紹介しあう上で、お互いの顔が見えるというのは、大切なことです。そういう意味でも有意義でした。
 この会で意外に思ったことは、自分は顔を存じ上げない先生方が私を知っていることです。名前と肩書きだけではなく、顔を知っていらっしゃるのです。それはなぜか。今までの病院で一緒に仕事をしたことがあるのだろうかと思いましたが、それは違います。なぜならば、顔覚えのいい私が 記憶していないからです。大学病院内で関わりがあったのでしょうか。これも違うようです。もしかすると、ホームページで顔を売っているのか。可能性はあります。しかし、だれもつぶやきのことは話題にしませんでした。結局、真相はわかりません。もうすぐ、きょうが終わりそうですから、ここでつぶやきは終了!

8月26日(火曜日)21:40 きょうは病棟の入院患者さんがお二人永眠されました。お二人の年を足したら190歳です。お二人とも大往生でした。時間差が3時間。それぞれの家族に看取られての最期でした。これで内村内科でみている100歳以上の患者さんはいなくなりました。去年は100歳以上の患者さんが3人おられましたが、とても残念なことです。
 この風景は、よく往診で通る道から写したものです。今朝は雷や大雨でしたから、さすがに人も見当たらず、雨で洗われた緑がとてもきれいでした。ことしの秋からは、芝刈り(ゴルフ)でもしたいなあと思いながら、訪問診療を続けました。

8月25日(月曜日)13:15 昨日は日直の先生が急に来られなくなり、私が訪問診療をすることになりました。そのときの状況はこうです。朝食を済ませてから、自宅庭の雑草取りを30分間ほどやって汗びっしょりになり、シャワーを浴びてソファーでテレビを見ていると、携帯電話が鳴りました。日直の先生が急きょ来られなくなったというのです。私は別に外出の予定もないし、家族に「ごめんごめん」と言って、そそくさと出かけました。帰ってきて、あとはのんびりと過ごしました。
 さて、注文していたPowerMacG4 1.25MHz dualが院長室に届きました。金曜日のことです。ほんの何ヶ月か前までは、1台35万円以上していた高価なマシンでしたが、PowerMacG5が出たことにより値段が下がり、いま19万円です。ひとつ下のクラスのマシンは15万円です。信じられないほどにプライスダウンです。今週中にマシン調整を済ませて、20インチアップルシネマディスプレイとともに外来デスクに置きたいと考えています。今まで使っていたiMacは病棟で活躍してほしいと思います。

8月23日(土曜日)22:50 午後から鹿児島県医師会館で産業医の研修を5時間受け、そのままグループホーム「よしの村」の納涼祭を見に行きました。人がいっぱい来ておられ、びっくりしました。ご利用者や職員はもちろん、ご家族やご近所の人たちがたくさん来ておられます。旧明輝会職員もボランティアで手伝ってくれました。うれしいことです。
 初めは、ちびっ子対象の催しがあって、スイカ割りなどとても楽しく、とても賑やかだったそうです。そのあと、バンド演奏や演歌歌手のショーがありました。その一場面を写真でご紹介します。
 少ない予算で、地元企業の協賛をいただきながら、楽しい納涼祭でした。最後は大抽選会があり、「よしの村賞」は自転車、特別賞は折りたたみ自転車でした。それ以外に1等から6等まで、豪華賞品がいっぱいありました。賞品の当たった人は、ハッピーな顔してました。豪華賞品が当たってもすでに帰宅した人もいて、最後までハラハラする大抽選会でした。
 村長さん以下、スタッフ全員。そして明輝会の一部の職員が手伝って無事に納涼祭が終わりました。みなさん、ご苦労様でした。今から来年が楽しみです。それから、ステージを記録としてビデオに撮ってみましたが、どんな風に写っているでしょう。公開できそうなときは、ストリーミングしたいと思います。ビデオを撮ってくれたH君ご苦労様でした。

8月22日(金曜日)18:00 きょうの訪問診療でのこと。写真の花を食べました。手のひらぐらいの大きさで黄色の花です。なぜか写真は白い花に写っています。白い花びらを黄色い花びらに修正する時間がないので、無修正でアップしますが、実際は黄色なのです。オクラの花らしいです。
  「食べんね(食べなさい)。おいしいよ。噛むとネバネバしておいしいよ。」と患者さんであるおばあちゃんに勧められました。お皿に醤油をついで、箸まで用意してくださいました。ここまでされたら、食べない訳にいきません。せかされながら、黄色い花びらを食べました。二三回噛むと、ネバネバしてきました。オクラだ。やっと実感できました。しかし。お世辞にもおいしいとは思えません。「もっと食べんね。」の言葉に押されて、花びらを四五枚食べました。次は、「全部、持って帰らんね。」と、半ば強制的に袋に詰められ、写真の花を全部もらうことになりました。
 ネット上で、オクラの花を見つけました。こんな黄色い花でした。花びらだけ食べるらしく、中心の芯は残しました。そこは茶色くてグロテスクでした。

8月21日(木曜日)22:20 やっと自分の時間になったので「つぶやき」を書くことにしました。きょうの仕事はそう忙しくもなく、どちらかというと平和でした。しかし、病棟には重症の患者さんがいて大変です。
 さて、LiFE with PhotoCinemaで見る明輝会の外来シリーズと病棟シリーズを作っていますが、このとき音楽の著作権について考えることがあったことはすでに報告したと思います。実は、最初につくった外来シリーズの音楽は、平井堅の歌うYou are the Sunshine of my lifeでした。SONYのメガピクセルハンディーカムのCMに使われているあの音楽です。「とってもPhotoCinemaに合っていいけど、Steavy Wonderに著作権料を要求されたら、終わりだね。」という妻の言葉で著作権フリーな音楽に変えました。それから著作権フリーな音楽を探すのに苦労しました。インターネット上で探した音楽は、あまりいいものがありません。ところが、Appleのサイトには、著作権フリーの曲が2000曲用意されていて、簡単にダウンロードできます。病棟シリーズは、Appleのサイトからダウンロードして使っています。
 「著作権&法律ガイド」という本をみると、「他人の著作物である音楽CDなどから作成したmp3ファイルを許諾なしに公衆送信することは著作権の侵害になる可能性が大いにある。」 と書いてありました。そのほかにもためになることがいっぱい書いてあります。リンクは著作権に触れないから無断リンクしても差し支えないとか、思想や感情を創作的に表現したWebページは著作物とみなされるとか。ということは、私の「つぶやき」は著作物に近いと思いました。少々眠くなってきたので、今日は筆を置きます。

8月20日(水曜日)17:10 今、産業医の講習を受けて帰宅しました。講習会場でひとつ先輩の先生と久しぶりに会って話ができました。その中で「明輝会は手広く事業を展開しているなあ」と言われました。以前グループホームよしの村を見学にきたそうですが、鹿児島市内と違って地方でのグループホーム運営は難しいそうです。
 今週の土曜日にも産業医の講習がありますが、内容はとても退屈なものです。しかし、更新のためにがんばって単位をとらなければなりません。
 さて、昨日の97才のおばあちゃんが来院されました。頭はしっかりしていて、おしゃべりさんです。顔の皮膚にも声にもハリがあります。腰が少し曲がっている程度で体の動きは私たちとあまり変わりません。それなのに「最近、足が弱くなって力が入らん。肩や足の筋(すじ)が痛い。」と訴えます。結局、魚の目を削ってあげて、来週もう一度来院してくださいと約束しました。97才のおばあちゃんは、来月98才の誕生日です。100才以上は確実と思える程の元気な人で、びっくりしました。

8月19日(火曜日)21:10 今日初めて往診した患者さんは、97才ですが、とてもしっかりとしたおばあちゃんでした。97才ですが、毎月天文館にある病院に通院しています。それなのにどうして往診依頼なのか訊いてみました。答えがでるまでの回り道がとても長いです。大東亜戦争後の自分たちの生活のこと、当時の夫の様子、夫の運転する自動車に足を踏まれて骨折したことなど。胆嚢の中に砂がたまっていると言われ、あちこちの病院に行って、何と言われたかということ。心臓が悪くて、今でも心臓の専門医にかかっていること。自分の亡き夫と私の伯母の亡き夫といとこであること。理事長と自分の息子が同級生であること。理事長の両親をよく知っていること。他にも色々と話してくださるのですが、結局なぜ往診に呼んだのかということは、話し始めて15分経ってわかりました。足の裏にできた鶏眼が痛いので何とかしてほしいということでした。
 私が、看護師さんと自宅に着いたとき、大声で呼んでも返事がありません。何度呼んでも留守のようです。携帯電話から呼び出してみると、私たちの立っている所の横の壁の向こうで電話のベルが鳴り、97才のおばあちゃんが叫んでいます。玄関に来てほしいと頼んでも伝わりません。看護師さんはとうとう窓から顔をつっこんで直接呼んでみましたが、おばあちゃんは受話器を握ったまま話しています。大声で呼んでやっとやっと顔と顔が合って話すことができました。そして数十年間のできごとを教えてもらいました。
鶏眼は、イボコロリですっかりふやけていたので、明日病院で取ってあげることにしました。

8月18日(月曜日)イベント結果の発表が終わり、連休明けの外来はとても活気がありました。書類もいっぱい溜まっていました。ため息をつきながら昼休みのほとんどを書類作成に費やしました。診療時間が終わっても書類作成を続けました。おかげで主治医意見書6通
、紹介状3通が終わりました。そこへ、鹿児島家庭裁判所から担当官がみえて、2人の患者さんの「成年後見制度における鑑定書」を書いてほしいと頼まれました。ざっと鑑定書をみせてもらいましたが、内容が細かくてあまり書きたくないものでした。何とか断ろうと思ったのですが、やはり主治医としては断れませんでした。
 家庭裁判所の方からいただいた「新しい成年後見制度における鑑定書作成の手引」の内容は少しわかりづらいです。一方、日本医師会が発行した「新しい成年後見制度における診断書・鑑定書作成の手引」 はそれに比べるとわかりやすいです。
 日本医師会の手引きの「はじめに」のところを読んでみると、「従来の制度では、精神科医が鑑定書を書いていたが……。補助制度が新設されたことにより、痴呆性高齢者の申請が増加し、<中略>内科や外科の先生方が…」などと書いてありましたので、精神科医でない私も堂々と書いていいのかと考え直しました。それにしても書類が多すぎる。私のゴーストライターがほしいものです。


8月17日(日曜日)アクセスカウンター10000回記念イベントには10名の方々からご回答いただきました。今回も十分に楽しませていただき、ありがとうございました。 反省点として問題が易し過ぎたかなと思っています。次にまたこのようなイベントができるときには、もっとマニアックな問題にすることと賞金総額のアップを行いたいと思っています。
 さて、 公平に正確に審査した結果(審査委員は私ひとりです) 、特別賞は、レインボーさんに決定しました。1等賞は、nobuさんに決まりました。近日中に賞金賞品の発送の手続きを執り行います。

8月16日(土曜日)2003年度版の「在宅医療をしてくれるお医者さんがわかる本」に今回も載りました。399人の1人です。内容はほとんど去年と同じです。いろんな手段によって内村内科が在宅医療に力をいれていることがわかってもらえればと思います。このホームページも同様の趣旨があります。
 きょうの午後は、ろうけん青空でろうけん青空のホームページを更新しました。新たなコーナーをつくりたいと思っていますが、きょうのところは実現しませんでした。明輝会の組織の1つとしてお互いに充実したホームページをつくっていきたいと思います。
 さて、今夜でアクセスカウンター10000回達成記念イベントの回答締め切らせていただきます。まだの方はお急ぎください。
  お盆休みに続いて週末が来ると何だか得した感じですが、医療と介護に休みはありません。今夜は、新しく内村内科の当直をしていただくようになった先生が今夜の当直です。よろしくお願いします。少しはしょった文章になりましたが、すみません。

8月15日(金曜日)すでにニュースで報道されていますが、あす16日にラブサン(ブラスター)というPCワームが活動を開始するらしいです。感染するのは、WindowsXP,2000,NTで、95,98,MEは対象外です。このPCウイルスは今月11日に発見されたばかりで、インターネットに接続しているだけで感染します。そして世界中に蔓延しようとしています。そうなると、かなり深刻な事態となります。すでに住基ネットを使用停止にするなど影響が出始めています。
  サイバーテロに対応してウイルスチェックなどをしている警察庁情報通信局技術対策課のサイバーフォースセンターは、8月12日午前2時から24時間で 約1万件のウイルス攻撃を受けています。そして、攻撃のペースは13日になっても落ちていないということです。ニュースでは世田谷区のパソコンがすでに100台感染し、防衛庁のパソコンも一部感染していると報道しています。国内企業の57社から感染の報告があり(13日現在)、世界では27万台のPCが感染しています(14日現在)。
 世界の感染パソコンを乗っ取る形でマイクロソフトの修正ソフト配布用 ウェブサイトに大量のデータを送り付ける攻撃は、コンピューターの 「2000年問題」と同様に、地球上で先に16日を迎えるオーストラリアなどから始まり、日本、アジア、欧州、米州と地球規模で広がる見込みです。
 私は、Macを使っているので、PCウイルスの恐怖はほとんどないのですが、それでも月に1回は最新のウイルス情報でウイルスチェックをしています。 (.Macサービスを使って)
 それにしてもWindowsのセキュリティー対策はたいへんだなといつものことながら思います。Windowsの世界では、毎週、新種のウイルスが発見されて、マイクロソフト社のホームページにはその修正プログラムが出ています。今回のウイルスに対しても修正プログラムが出ていますが、すでにダウンロードができにくくなっているらしいです。
 またもや、それにしても ややこしいですね。以下に今回のブラスターウイルスの感染経路を記述します。なんども書きますが、インターネットに接続しているだけで感染します。
 ワームはランダムなIPアドレスのポート135番にアクセスし、Windowsのセキュリティホール「RPC DCOM バッファオーバーフロー」[MS03-026]を攻撃する。対象のIPアドレスにセキュリティ未対策のコンピュータが存在した場合、 ワームが乗っとり状態にする。乗っ取りが成功すると、ワームは以下の手順で自身のコピーを転送する。 1)感染先コンピュータ上でポート4444番を使用したリモートシェルを起動し、 外部からコマンド実行できるように設定。 2)リモートシェルにコマンドを送信し、自身のコピーである“MSBLAST.EXE” を相手コンピュータにダウンロードさせる。ダウンロードされた “MSBLAST.EXE”はWindowsのシステムフォルダに作成される。 3)リモートシェルにコマンドを送信し、転送された自身のコピーを実行し、 これにより、感染先コンピュータでワームが活動を開始する。 4)"wwindows auto update"="msblast.exe"を 次のレジストリキーに追加することによって、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
Windowsの起動時に必ずワームが実行されるように設定。 5)システム日付が以下の条件だった場合、ワームは発病し “windowsupdate.com”に対してDoS攻撃(サービス不能攻撃)を開始します。この攻撃は今年いっぱい毎日続くようにプログラムされているそうです。

月14日(木曜日)お盆の二日目です。きょうから明日まで病院の外来部門は休みます。しかし、訪問診療はしています。もちろんデイケアやデイサービスなどの通所系サービスはお盆もなく提供しています。
 さて、 今日は真夏の暑さがありません。ヨーロッパは熱波で死亡者が続出し、スイスの氷河が溶け出したとニュースが報道すれば、東京の今日の最高気温は23℃と伝えていました。世界中が異常気象です。
  そんな中、私は礒海水浴場に行ってきました。まだ、海で泳いだことがないという甥を連れて。海水浴場で遊んでいる人は十数人ぐらいしかいません。アイスクリームや浮き袋の出店がありません。マリンスポーツの店に聞くと、きょうは休みというつれない返事です。お盆だから泳いではいけないという迷信でもあったかいなと考えてみました。
 意外と海中は温かくて気持ちがいいものです。沖にある浮遊式の飛び込み台に乗っかって空を眺めていると、言葉に言い表せない幸せな気持ちになれました。子供たちの写真ばかり撮って、ここにアップできる写真がありません。きょうはノーフィルムですみません。

8月13日(水曜日)夕べ遅く宅急便が届きました。以前勤めていた病院の看護師さんが、JA小林のぶどうを送ってくださいました。宮崎県小林市の水(出の山湧水)は環境省の「名水百選」のうちの1つで、霧島山麓からコンコンと湧いている、それはおいしい水です。そのために霧島山麓はブドウやナシ、キウイなどの果樹園がさかんです。当日配達指定でしたから、とても新鮮で瑞々しいでした。
 今朝朝食でブドウをいただきましたが、とてもおいしいでした。毎年おいしいブドウを送ってくださって、Sさんこの場を借りてお礼申し上げます。

8月12日(火曜日)訪問診療の途中で車を止めて、ダチョウの写真を撮ってみました。前からここにダチョウが飼育されているのは知っていたのですが、車から降りて見るのは初めてです。ここは内村内科から車で数分の所です。まるで動物園のようです。7羽のダチョウが走り回っています。いきなりこちらに向かって威嚇を始めましたから、さっさと訪問診療を続けようと帰ってきました。聞くところによると、ダチョウは自分よりも小さな(低い)ものには攻撃してくるそうです。いわゆる弱いものイジメですか。あとで調べてみたらダチョウのタマゴは1個2500円でした。結構高いです。食べると、たんぱく質が少なくて、水っぽいそうです。ケーキの生地には面白いそうです。
 さて、きのうは外来も訪問診療も病棟もすべて忙しいでした。病棟は退院患者さんが1人、入院患者さんが2人あってドタバタ。外来は胃カメラや心エコーの患者さんが多くて疲れました。今の時期忙しいのは、お盆前だからという説もありますが、外来数に季節性があるのは確かです。

 
8月11日(月曜日)先日インターネットで注文した超薄型のデジカメeyeplate(富士フィルム製)が昨日届きました。厚さ8ミリ。重さ40グラム。定価12000円ぐらい。いつでもポケットに入れて持ち歩けます。画質は131万画素なので、写真の質は追求できませんが、携帯性がよいので、ニュース性のある写真を撮れます。このwebのために買いました。これからなるべく1枚の写真を入れた楽しい「つぶやき」にしたいと思います。
 試しに自宅庭の写真を今朝撮ってみました。写りはまあまあでしょうか。カメラはとても軽いので脇を絞めてシャッターをパシッと切らないとブレを起こしやすいです。このあたりが最大の欠点です。
  さて、グループホームあがいやんせの更新をしました。先月オープンした「すみれ」の写真や案内がないので、アップしておきました。
  今年でグループホームができて4周年です。来る8月23日には盛大な夏祭りを予定しています。時間は5時過ぎから8時半ごろまで、現地で地元の方々と楽しくとりおこなわれます。当日、私は産業医講習会が6時半まであるので、初めから参加できませんが、後半に間に合うように参加したいと思っています。

8月9日(土曜日)天気も回復し、そんなに暑くもなく気持ちいいです。気分がいいので、病棟スタッフのがんばっている様子をPhotoCinemaを使って編集してみました。例によってLiFE with PhotoCinemaでみる明輝会からはいってみてください。ShockWavePlayerがインストールされていないと見れません。インストールされていない場合は、「 こちら からダウンロードしてください。 」の案内にしたがってインストールしてください。マックの場合は簡単でしたが、ウィンドウズの場合はセキュリティーの問題があってインストールが少し煩雑でした。
 きょうも夏祭りで出かけます。楽しい週末をお過ごしください。あ〜、あしたの日曜日は訪問診療の当番でした。頑張らなければ。

8月8日(金曜日)大型台風だ〜!!」と前日から色々と対策したら大風が吹いただけで終わり、ホッとしています。しかし、病院のインターネットが障害をおこし、インターネットはもちろんのこと、メールの送受信もつぶやきのアップロードもできません。ミンクのホームページを見ても何も説明がありません。どこが悪いのじゃ〜と嘯きたくなります。
 さてさて、やっと特定疾患の診断書類7名分を書き終えました。今年から書類の内容がとても難解で専門医でないと正確に書けないのではないかと自分の不勉強さを思い知らされる作業でした。大きなストレスの1つがとれました。
 今、病棟のスタッフの写真を撮っています。近々『LiFE with PhotoCinemaでみる明輝会』にアップする予定です。外来スタッフにはなかなか好評だったのではと自画自賛ぎみです。映像を重視した楽しいホームページに変貌だ〜!

8月7日(木曜日) きょうは体調がよいです。というのも、昨夜は大事をとって9時に寝ましたが、12時30分には目が覚めてしまい眠れなくなりました。それから朝の4時過ぎまでインターネットショッピングなどしました。大型台風が近づいています。連日の暑さで体調を崩している老人が多く訪問診療はいそがしい時期です。きょうはこれぐらいでやめます。

8月6日(水曜日)今日は朝から今一つ体調がすぐれません。動くと非回転性眩暈がします。船に乗っている感じと言った方がわかりやすいと思います。仕事を始める前にメリスロンを飲んで仕事に望みましたが、患者さんやパラメディカルの人たちが次々に話すにつれて、だんだんと集中力が落ちてきました。「ちょっとやばいかな」と心配しながら、胃カメラの指示や点滴の指示など忙しいです。昨日診た在宅の患者さんがレントゲン写真で骨折と判るや、いっそう忙しくなりました。でも、10時を過ぎたころから、くすりとメイロン注が効いたのか、忙しさと逆相関するように体調がよくなってきました。
 今、夕方ですが、しかし、まだ少し体が浮くような感じがします。きょうもゆっくりと体を休めることにします。

8月5日(火曜日)じゃ〜ん!ここから問題にアクセスできます。だいたい1週間ぐらいのうちにメールで答えてください。公平な審査の上、特別賞と1等賞を「つぶやき」にて発表させていただきます。
 さて、きのうはとても疲れた1日でした。その1つが心臓ペースメーカの適応はどこまであるのかという問題です。というのも、日曜日も月曜日もペースメーカー植え込みの適応があると私は考える患者さんがおりまして、ある循環器内科に相談するとコミュニケーションがとりにくいから適応がないと判断されるのです。 わかりやすく言うと、ある程度以上の痴呆があるとペースメーカーを入れませんということのようです。この基準が私にはわかりませんでした。
 日曜日の症例は、ある循環器内科の入院を終えて、ろうけん青空に帰った翌日に数秒間の心停止(アダムス・ストークス発作)と頻脈発作をくりかえしました。再度ある循環器内科に問い合わせてもペースメーカーの適応なしと言われ、結局別の病院に搬送してペースメーカーを入れてもらいました。
 月曜日の症例は、通所リハビリ中に徐脈になり、心電図をみると、完全房室ブロックです。 やはりある循環器内科の施設基準によるとペースメーカーは入れませんということでした。そして家族に急死の可能性があることを十分に説明してほしいと言われました。この症例も別の病院でその日のうちにペースメーカーを入れてもらい、今朝の家族からの電話連絡によるといつものようになったということです。つまり、家族が声をかけるとにっこりするのです。家族はこれだけの反応でとても喜んでいました。
  どうして失語症があって寝たきり状態の人には適応がないと冷たいのでしょう。医療経済的には無駄な治療と判断されるのでしょうか。やはり、これまで大なり小なり社会に貢献してきた人間として老人を考えてほしいと思います。

8月4日(月曜日)Safariを立ち上げると、「医療法人明輝会へようこそ」のホームページのアクセスカウンターがちょうど10000回になりました。ばんざ〜い!約1年間で10000回色んな方がサイトを訪れてくださった結果です。本当にありがとうございます。これからもサイト運営にがんばっていこうと思っていますので、皆さまよろしくお願いします。
 さて、アクセスカウンター10000回達成記念イベントのエントリーは本日午後12時を以て終了します。その後、問題を掲載しますので、エントリーされた方は、メールにて答えを送ってください。速さは問いませんから、時間のゆとりのあるときに答えてください。発表は後日(未定)です。

8月3日(日曜日)早朝6時30分に近所の公園に集まって、ラジオ体操、町内清掃を済ませて帰ってきました。昨夜の打ち上げ花火を家庭用ビデオで撮って、iMovieで簡単に編集してみました。これからは実験です。花火をQuickTime形式で書き出してあります。Macの方はそのまま見れると思いますが、Windowsの方はここからQuickTime for Windows(無料)をダウンロードして見てください。約1分の作品です。大きさ4.42MBです。ナローバンドの方はやめた方がよいです。

8月2日(土曜日)グループホームよしの村の村長さんとお話したら、ホームページの威力は意外にすごいようです。「明輝会のホームページ」をみて、3棟目に新規に入所された方が2人いらっしゃるとか。最近は、GoogleやYahooなどの検索サイトからキーワードを打ち込めば、次々に情報が得られます。きっと検索したら「よしの村」が出てきたのでしょう。3棟目の「すみれ」の案内が、肝心のホームページにされていませんので、近日中に書き換えます。
 それから、グループホーム「よしの村」には、インターネットが来ていないようです。早急にブロードバンド環境にしてほしいものです。そして、入居しているおばあちゃんやおじいちゃんに、明輝会のホームページをみてほしいものです。
 さきほど、パソコンミスミに行ってきました。注文しているパソコンはまだか直接聞いてみるためです。世界的に注文が殺到しているらしく、生産が追いつかないため、今のところ手に入るのは未定のようです。
 今夜は近所の御召覧公園(ごしょらん)の夏祭りです。今年は打ち上げ花火を見るチャンスがなかったので、ビデオに撮ってみたいと思います。内村内科も地元企業として協賛しました。

8月1日(金曜日)昨夜は内村内科の患者さんで最高齢のおばあちゃんのお宅に1時間ほど居ました。105才のおばあちゃんです。1週間前はとても元気な姿を外来で見たのですが、その後、体調を崩して毎日訪問診療していました。夕方39℃の熱が出て、解熱薬を使ってから、たっぷりと汗をかき、低血圧となってしまいました。点滴を午前と午後の2回していますが、なかなか血圧が上がらないために昇圧剤を使うことにしました。しかし、呼ぶと「ハイ〜」と小さな声を出します。
  家族の方は、私たちに気を使って、ポカリスウェットとかタウリン3000mgの栄養ドリンクを出してくださいます。当番の 看護師さんは忘れ物を取りに2度病院に帰りましたが、その間、私はサーフロ留置針で点滴ルートを確保し、血圧を何度も測り、家族とお話したりして待ちました。かまとばあさんは115才だから、あと10才長生きしないと世界一になれないとか話題になりました。もしかしたら、かまとばあさんと同じように今眠っているのではないか、その内元気にしゃべり出すのではと家族はあまり深刻に思っていないようです。
 おばあちゃんは、いっぱい汗をかいていたので、家族と 一緒に着替えをさせることになったのですが、血圧が下がっているのに、家族はひょこっと体を起こして、手際よく着替えをおこないます。そして、汗でいっぱいの頭をタオルでゴシゴシと拭いています。それを見ながら、何かしら家族の愛のパワーを感じました。決して丁寧ではなく、むしろ荒っぽいのですが、優しい気持ちが伝わってきました。
 きょう、このおばあちゃんは大事をとって、入院することになりました。どうやら体調をくずした原因は、下痢と発熱による電解質異常のようです。もう一度元気になって、手踊りをみせてほしいものです。