院長室からの長いつぶやき(2002年7月14日〜)


 

「院長室からの長いつぶやき」は、私の日常生活と仕事に関すること、社会で起きたこと、医療・介護に関すること、パソコンとくにMacについて書いたものです。「つぶやき」にしては長いので、日記と思っていただいても結構です。内容は個人的な意見で少し偏った見方もありますが、医師、かごしまマックユーザーグループ会員としての立場を常に自覚して書いています。あなたのご意見・ご批判・ご感想は直接私宛にメールしてください。<こちらです
 2003年1月4日、医療法人明輝会内村内科 院長 川上秀一
 

■10月31日(金曜日)ヘルスケアフォーラムで使うスライドが8割方できあがりました。こういう作業は頭の整理になるものです。突っ走るばかりでなく、自分たちの仕事をまとめて見つめ直してみることは実に大切です。ヘルスケアフォーラムのホームページには、私の講演案内がはっきり掲載されています。どうぞ見てみて下さい。

 かまとばあちゃんが、永遠の眠りに就かれました。有機体から無になるわけです。世界一の長寿という偉業を無為自然でおこなったわけです。合掌。

 世間は衆議院選挙のモードが日に日に高まって来ています。私は政治的な話題は好きですが、ここでは敢えて話題にしません。民主主義の国に住んでいるのですから、「政治には無関心です。」、これだけはいけないと思います。選挙は民主主義の基本ですから。

 さて、きのうのつぶやきで一部お話したろうけん青空のiBookG4の裏話です。私のPowerBookのメモリを外して、iBookG4に移植することにしました。自分たちで作業したのですが、キーボードを外してメモリを差し込むという最後の工程で、キーボードの1つがとれてしまって、冷や汗をかきました。最終的に640MBまでメモリ増設できました。カスタマイズが済んで、午後ろうけん青空に届けました。では、私のPowerBookはどうなったかというと、なんと1GBのメモリを増設して(写真)、1.12GBまでメモリ増設できました。祝!

■10月30日(木曜日)神経難病で長期入院を余儀なくされているTさんは、数ヶ月ぶりに自宅に一時的に帰ることができました。寝たきり状態で、気管切開を受け、夜間は人工呼吸器を使います。食事は胃瘻から入れます。Tさんとゆっくり話す時間はありませんでしたが、いっときでいいから家に帰りたいという気持ちが私には伝わってきていましたから、この秋晴れのうちに家に帰してあげようと計画をたてました。家族ばかりでなく、訪問看護ステーションも協力して、トラブルもなく無事に帰宅できました。「Tさん、お正月は家で迎えられるように、退院をめざしてがんばりましょう。」
  自宅に一時帰宅しているTさんの顔は病院のそれとは明らかに違いました。突然、私は訪問診療の合間にTさんの家に立ち寄ったのです。とてもうれしそうでした。となりで、奥さんがくつろいでいて、とてもいい雰囲気でした。

 去年の秋から訪問診療対象患者さんの数が減少していますが、ようやく底を打ったという確かな手ごたえを得ました。これから少しずつ忙しくなると思います。まずは自分の健康管理から。加味帰脾湯を飲むようになって耳鳴はありません。それにしても加味帰脾湯が有効とは、私は神経気質ということのようです。自分ではそうは思いませんが…!

 やっとiBookG4のセッティングが終了しました。いよいよ「ろうけん青空」で活躍していほしいと思います。この話のつづきは明日のつぶやきでしたいと思います。

■10月29日(水曜日)水曜日の午後は仕事から解放されるので、たまった書類や来月のヘルスケアフォーラムの講演のスライドづくりをしました。それとやっと鑑定書2人分を済ませて郵送しました。また、今月締め切り分の主治医意見書も書き終えました。ほっとしていると、両親が院長室にやってきました。

 私の両親は、昭和2年と4年生まれです。まだ70才代前半ですから、老人といわれる範疇では若い方になります。しかし、私からすると、あきらかに体の動きに衰えを感じ取ります。とくに父親の動きはスローだと思います。こんなことを書くと、毎日この「つぶやき」を観ている父は、少しガックリするかもしれません。ですから、ここで少し持ち上げておきたいと思います。父は76才にして毎日インターネットを楽しんで、ときにはビデオ電話を楽しんでいます。たまに父のeMacをみると、デスクトップを自分なりにカスタマイズしています。76才でこれだけやれたら、感心だと思います。脳を鍛えて、いつまでもボケないでいてほしいと思います。

 一方、私の母は、ITとは無縁で、ずっとアナログな世界にいます。母の生き甲斐は生け花をすることです。季節の木花をうまく組み合わせて、今でも毎週、内村内科の玄関とろうけん青空の玄関に生け花をいけて楽しんでいます。

■10月28日(火曜日)グループホームのスタッフ写真をアップしました。村長さんを中心に女性スタッフが充実しているのには改めて驚きました。明輝会のスタッフの名前と顔をきちんと把握しておくのは大切ですが、なかなかできていなかったこともわかりました。映像でみる明輝会からお入り下さい。

 こんどのiBookG4はとてもいいですよ。12万という安さも魅力。パンサーの操作感もとてもいいし、ヒット商品まちがいなしという感じです。いま、いろんなソフトをインストールして、メモリを640MBにアップしたら、ろうけん青空の鹿児島マックユーザーグループ会員No.92のTomさんにお渡しするつもりです。これからは、ろうけん青空のホームページも充実していくると思います。そして、外に向かって情報を発信してほしいと思います。ろうけん青空のホームページにきたら自然に内村内科のホームページにネットサーフィンする。ともにホームページが充実していって、実際の組織も充実していけばいいなあと思います。

■10月27日(月曜日)私の出身中学である鹿児島市立天保山中の私よりも1つ年上の同窓会誌をみせてもらいました。卒後30年経っていますから、当時の中学生もおじさんとおばさんです。先生方はほとんどご健在で安堵しましたが、ほとんどお顔が変わっておられず、とてもなつかしく拝見させていただきました。昔のことを思い出すことは実に心地よい脳への刺激になります。私自身の同窓会がないのが、少し寂しいです。

 インフルエンザの予防接種患者が多いです。これが、原因で外来が多いように錯覚しています。でも、いいことです。わが家もインフルエンザに備えて予防接種をしました。しかし、この注射は痛いです!。患者さんには、「痛いですよ〜。これからホントに痛いですよ〜」と軽く言って注射していましたが、ホントに痛いです。

 福岡ダイエーホークス優勝おめでとうございます。4年ぶり2回目日本一!!すばらしい7戦でした。一度でいいから日本シリーズを観戦してみたい!

 きょう、New iBook G4をろうけん青空用に購入しました。そして、はじめてPantherを操作してみました。うわさのExposeはとても便利です。そのうちにWindowsにも導入されるという噂があります。ますますセンスのいいOSになっています。Jaguarよりも3倍以上売れているらしいです。パソコンミスミでは即日完売だったようです。

■10月25日(土曜日)きょうはパンサーの発売日です。パンサーには他のOSでは実現できない新技術が詰まっているということです。私はG5を購入したので、14000円のところを2500円でパンサーが買えます。一昨日、FAXで申し込んだのですが、いまのところ音沙汰なしです。来週まで待ってダメだったらアップルに電話してみよう。

 私は、本日、病院の仕事を休ませてもらいました。英気を養うのが、目的です。私がいつも代診を依頼する先生は同じ研究室で一緒に研究をしてきた女医さんです。本日もお願いしました。年は私よりも少し下(3?)ですが、とても聡明な女性です。昔から仕事も実験も正確で速かったなあ!

 久しぶりに自宅庭に出てみました。庭のシンボルである銀杏の木は、その葉を黄色くし、ほとんど散ってしまっています。しかし、意外と芝は生き生きとしています。時期的に雑草は少なく、芝は伸びていません。10月は今年最後の刈り込み作業をしないといけません。何とか時間をみつけて、最後の芝刈りをせねば!

■10月24日(金曜日)毎日気持ちの良い日が続いて、自然の中に行きたいなあという気持ちがこんこんと湧いてきます。こんな自然派の私の気持ちを察して、自然愛好家の患者さんは外来に来て昨日はどこに行っただの、来週はどこの山に登るだのうれしそうに話してくれます。「この間の日曜日はね、またおじいちゃんたちを連れて、大浪池を一周したわ!もう疲れちゃって、83才のおじいちゃんも登ったのよ。」と自慢げに話すのを聞いていると、うらやましくて仕方ありません。この気持ちは、山好きでないと理解できないでしょう。しかし、83才にして大浪池に登れるとはかなり励まされる話です。(写真が大浪池です。この火口湖の縁を一周するのです。崖っぷちにある狭い小道ですが、一方には真下に湖の水面が見え、もう一方には韓国岳とか高千穂峰とか絶景です。)

 New iBookがG4化して12万円台で発売になりました。これってきわめてすごいことです。ニッチ企業でいいと言い切ったCEOスティーブ・ジョブズの言葉が信じられません。やはりことしはノートの年と宣言しただけにiBookもPowerBookも充実してきました。 iBookがG4化したので、直にPowerBookはG5になるでしょう。

 最近、私は耳に関するトラブルが多いのですが、ツムラの加味帰脾湯を内服するようになって耳鳴・耳閉塞感がほぼ消えています。しかし、その一方で低音・振動に敏感になっていることに気づきました。いわゆる低騒音公害についてですが、院長室の私のデスクに座っていると低騒音・振動がとてもうるさいのです。つまり悪い方の耳である左側の鼓膜に低騒音・振動が伝わってくると、共鳴をおこすようなんです。共鳴とは振動数が一致した結果、波長が増幅される現象と高校の物理で習いました。何と!私のデスクの真下には大きな空調用の室外機がありました。この音がうるさいのです。室外機を動かすわけにはいかないので、とりあえずデスクを移ることにしました。

■10月23日(木曜日)鹿児島市吉野地区は区画整理事業が展開中で、内村内科の前の県道の向かい側は土地区画整理が済み、新築ラッシュです。区画整理の対象になると、ある時期自分の家に住めません。つまり、引っ越しを2回しなければなりません。引っ越しのたびに体調をくずしてします方もいらっしゃるようです。内村内科の外来にはまさにそんな患者さんが来られますし、きょう訪問診療した患者さんも新築の家に引っ越してきて作業に追われてすっかり疲れていました。数年以内に内村内科も新しい診療所に生まれ変わるということです。とても楽しみなことです。

掲示板に書き込みが増えて管理人としてはとてもうれしいです。その一方で早くツリー型の掲示板にしたいと思っているのですが、手付かずにいます。いろいろと仕事が溜まっているもので、年内にはなんとかせねばと思っています。それにして、多くの方々が、このホームページのウォッチャーになっていただき、感謝です。

今、日本シリーズも米国のワールドシリーズもどちらも面白い。松井選手の活躍には感動そのものです。ダイエーにも阪神にもどちらにも声援しています。どちらが優勝してもいいのですが、今期限りの引退を宣言している星野監督に少しばかりヒイキしています。

■10月22日(水曜日)昨日は医師会の会合があったために急いで帰宅しました。従いましてサーバートラブルを解決できず、写真のアップができませんでした。一応これが写真です。個々の顔の詳細はわかりませんが、結構多くの人たちが集まり、楽しい時間を過ごしたという雰囲気は伝わってくると思います。
 きょうの昼は早速、写真の「とんぼり」にお好み焼きを食べに行って参りました。なんと、ご主人は内村内科の患者さんでよく存じておりました。聞いていた以上に庭が広く、草花がいっぱいの場所でした。少し風が強かったのですが、ゆったりとした気持ちで飲む食後のコーヒーはとてもおいしいものでした。

 きのう鎖骨下穿刺をしたとことを書きましたが、今朝方患者さんにみごとにカテーテルを引き抜かれてしまいました。カテーテルの自己抜去はよくあることですが、24時間以内はつらいものです。先程、患者さんにあやまりながら再挿入に成功しました。今度は9カ所、しっかりと糸で固定しました。

 鑑定書をやっと一人分完成させました。あと一人分です。なんとか締め切り(今月末)までには済みそうです。

■10月21日(火曜日)久しぶりに鎖骨下静脈穿刺してTPNを始めました。今回も1回目の穿刺で成功しました!当院の患者さんは高齢者や痴呆のある方がほとんどで、TPNをすることはめったにないのですが、今回は病気のことがあり、家族から強く要請されておこなった次第です。しかし、本人は希望されておられないような様子でしたが、「少しだけ痛みをがまんしてください。30分以内には終わりますから。」と頼んでさせてもらいました。無事終了してよかったです。アシスタントがよかったのも成功の理由です。

19日の日曜日の出来事ですが、当法人明輝会の職員とくに訪問看護ステーションが中心になって「秋の行楽」と名打って内村内科近くの「とんぼり」というお好み焼き屋さんで、在宅の患者さんやその家族とレクレーションをしました。とても楽しい交流会だったらしく、そのときの記念写真が届いています。(というわけで、ここに写真をアップしたいのですが、写真がある明輝会サーバーにG5から接続できず、アップは明日に持ち越させていただきます)

■10月20日(月曜日)私の耳の病気はすっかりよくなり、気分よく仕事ができました。いろいろ調べてみた結果、耳管開放症が私の病気だったようです。改めて健康であることのよさを認識しました。

肝臓学会専門医の更新が近づいているので、書類作成を済ませました。結構単位をとっておりました。ホッとしました。今夜はこれで乾杯できます。

以前にもここに書きましたが、来月13日、聖路加病院で医療法人「明輝会」について私が話しをすることになっています。その資料作りにそろそろ全力をあげようと思います。きょうFAXをみせてもらいましたが、報道関係にも報道資料を配っているそうです。たとえば、南日本新聞社、鹿児島放送、鹿児島読売テレビ、南日本放送だそうです。講師:医療法人「明輝会」内村内科 院長 川上秀一氏、演題:医療法人「明輝会」の広報戦略と紹介されています。ちょっとすごいことになってきたというのが、率直な感想です。

■10月19日(日曜日)きのうは近くの耳鼻咽喉科を受診しました。聴力検査をいくつか受けて、左の内耳が少し悪いことがわかりました。以前より、左耳は右に比べてどこかが悪いことは自分でもわかっていましたが、内耳障害であることが判明しました。残念ながら、とくに治療方法はないそうです。
 約1ヶ月前に1〜2日、左の耳鳴りが強くて困ったことがありました。実に不快で、これが患者さんの訴える耳鳴りかと思いました。今回は、耳閉感、自声強聴、耳鳴りで悩まされました。まだ、完全には治っていませんが、自覚症状は自然に消失していくらしいです。

 夜は「鹿児島AD研究会」に出席しました。ADとはアルツハイマー病のことです。あまり面白くない講演でした。帰りついたのは、夜の10時ごろ、何だか疲れて「つぶやき」を書くことを怠ってしまいました。読者のみなさんの中には、まだ更新されていないと、心配された方がおられたかもしれません。どうもご心配かけました。

 きょうはとても天気がよいので、どこかへ遠くへ遊びに行きたい気分ですが、午後は仕事になるかもしれませんから、近場のどこかへ行こうと思っています。

■10月17日(金曜日)こてる先生から私に電子メールが届きました。いつの間にやら、伊丹空港でリムジンバスに乗っている私をパシャと撮ったらしいです。私は下を向いて、何を見ているんでしょう。多分このとき読んでいた雑誌の記事は70才でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎氏に関するものだったと思います。

 さて、診療所を留守にしている間にいろいろなことがあったらしく、各方面からの報告が相次ぎました。しかし、忙しかった一日を終えて、「つかれたよ〜!」と弱音を吐くことなく、学会に出席していい勉強ができたという喜びで気持ちよく過ごせました。

■10月16日(木曜日)今回の肝臓学会では、薬物性肝障害の診断基準をどのように設定するかというシンポジウム、各種サプリメントによる肝障害のシンポジウム、生活習慣病と肝障害のシンポジウムなど内容が充実していて、もっと聞きたかったけれども、再生医療という最先端医療のシンポジウムに絞ってじっくりと聞いてきました。再生医療のシンポジウムには非常に感動し驚きました。人工肝臓への取り組み、幹細胞(肝細胞ではありません)を肝細胞への誘導の研究、肝細胞増殖因子(HGF)の臨床応用の話など、実に興味深いものでした。
 とくに、HGFについて私が10年前に基礎的な研究をしていただけに感慨深いものがありました。10年にしてとうとう人間に使う薬として臨床応用が始まるのだなあと胸に迫るものがありました。具体的には 、来年、HGFが閉塞性動脈硬化症の臨床応用が開始され、さらに再来年には肝硬変の繊維化予防や肝硬変・劇症肝炎・術後の肝不全の治療薬としてヒトへの臨床治験が始まるのだそうです。

 時間が前後しましたが、昨夜はぶらりと外に出てホテルの後ろに建っているノッポのビル(梅田スカイビル)の方に歩きました。梅田スカイビルの40階には空中庭園があるのです。実物を見るとびっくりします。夜でしたから、そこには行かず、地下に降りてみました。すると滝見小路というレトロな町がありました。とても楽しそうな空間に思われたので、そこで食事をとることにして、『かつみ』という居酒屋に入りました。店の前には、御稲荷さんがあったり、少し歩くと、古い郵便局、交番、ビクターの犬、一銭店屋(駄菓子屋)がありました。ウキウキして何枚か写真を撮ってしまいました。


さて、学会会場に戻りますが、会場のスライド撮影の所にPowerBookG4が何台も活躍していて、頼もしく感じました。最近の学会スライドは写真が多く、プレゼンスに凝っているので、ほとんどの演者がノートパソコン持ち込みです。大学の医局や国公立病院の医局のパソコンの70~80%はマックを使っていますが、20才代の若い先生や60才以上のこれまでパソコンに縁がなかった先生方はウィンドウズを使います。大阪を離れる前にソフマップ梅田店を覗いて何か面白いものはないかなと探してみました。中古パソコンがずらりと並んでいたのには圧巻されました。

■10月15日(水曜日)大阪行きの飛行機に乗り込み、自分のシートに座って新聞を読んでいると、こてる先生に声をかけられました。こてる先生は、このつぶやきでしばしば登場する私の医学部からの友人です。こてる先生は少し風邪気味で辛そうでした。以下、飛行機から降りて交わした2人の会話です。( )は標準語です。
こてる先生:「iBookが重たか〜(重い〜)!」
私:「えっ、iBookを持ってきたの。僕はPowerBookを持ってきたよ。」
こてる先生:「PowerBookの方が軽かけ〜(軽いでしょうか)?」
私:「大差ないでしょ!先生がiBookを持ち歩くとは思わんかった(思いませんでした)!」
こてる先生:「PowerBookを買おうと思ちょけど、12インチがよかけ〜?そいとも15インチけ〜(PowerBookを買おうと思っていますが、12インチがいいでしょうか?それとも15インチがいいでしょうか?)」
私:「持ち運ぶなら12インチでしょ!iBookは買ってどれくらい経つの?」
こてる先生:「2年ぐらい。これはかみさんのだから…」
こんな会話をして別れました。

ウェスティンホテル大阪にチェックインしました。フロントで、「ネットできますか?」と尋ねると、部屋を同一料金でスタンダードからスウィートルームに変えてくれました(ラッキー!!!)。こうして順調に念願のホテルのルームからホームページの更新ができています。更なる希望は、持ってきたiSightを使って、鹿児島で留守番している家族とiChatAV(ビデオ電話)をすることです。

あすは、早起きして再生医療のシンポジウムをみっちり聞くつもりです。シンポジウムの総合司会は、私の恩師坪内博仁先生です。

■10月14日(火曜日)土曜日に少し元気がないことを書いたら、掲示板に励ましの書き込みをもらいました。遠くは静岡県の人からも書き込みいただき、パワーをいただきました。また、nobuさんには活性化のお手伝いをしてもらって、いつも感謝しています。今度は私が患者さんになってしまいました。おふたりにはこの場を借りてお礼申し上げます。ほんとうにありがとうございました。

 昨日は、宮崎県小林市の生駒高原のコスモスを見に行ったのですが、帰りに小林市内のメインストリートを通り、いつも立ち読みしていた本屋に入り、それから7年間住んでいた高原町を通り過ぎて、霧島町に戻りました。3年ぶりに本屋を訪れ、頭のリセットボタンが押されたような気持ちになりました。

 それにしても生駒高原のコスモスはきれいでした。4年ぶりに来ました。小林インターから来ると、駐車場まで大渋滞というのは知っていましたから、えびの高原を越えて到着しました。もちろんノンストップです。快適なドライブでした。帰りは秀景荘で温泉に入り、鹿児島に帰りました。

 あすは日本肝臓学会大会に出席するために久しぶりに大阪に泊まります。PBを持参しますので、できればホテルからつぶやきを更新するかもしれません。

■10月11日(土曜日)どんな方が「つぶやき」をみてくださっているのだろうか、とカウンターが上がっていることを確認するたびに想像します。どんな内容が受けるのだろうかと考えたりします。
 しかし、日記なので、その日の思いを素直に書けばいいわけで、何でも書こうとするのですが、やはりカウンターの上がりが気になります。別の表現をすると、カウンターの上がりがいいと、励みになるのです。
 これって、視聴率に敏感なテレビ局と同じです。視聴率が上がるような内容にしようとするわけです。私にとって、カウンターと掲示板が、視聴率となっていますが、今一つ、どんな内容に興味を持たれているのか掴めません。
 それよりも何よりも、最近、掲示板の書き込みがストップしているのが、とてもさびしい。まずは、掲示板の活性化を希望します。あなたのまわりの報告でもいいです。つぶやきに対してのご感想など書き込んでくださればもっといいです。
  連休を前に、少しだれ気味の管理者でした。継続は力なり(Practice makes perfect.,Rome was not built in a day.)と、どこからか聞こえてきますが…。

■10月10日(金曜日)きょうは、以前ならば体育の日で運動会があったものです。私は運動会は半分好きで半分嫌でした。足の速い人がうらやましく、今でもかけっこの後の口渇感を思い出します。しかし、応援合戦とかは大好きで、お祭りムードが好きだったのです。鶴丸高校の最後の体育祭のときは女装した記憶があります。クラスの女の子に化粧してもらって「川上君、とてもきれいだよ!」と言われて、鏡を見ると、「従姉妹の○○に似てるだけじゃないか。もう少しきれいにしてくれ。」と頼んだのを思い出します。
  さて、きょうの外来は昨日予告したとおりハードでした。11時ごろになると、集中力が切れてきます。しかし、この時間帯からが忙しいのです。外来は、始まりと終わり頃に患者さんが集中する傾向があります。また、最近はインフルエンザの予防接種の患者さんが加わっているのも忙しく感じる原因です。楽あれば苦あり(No rose without a thorn.)

■10月9日(木曜日)きのう、ベスト電器にビデオのヘッドクリーナーを買いに行きました。レジには写真のようなWindowsXPセキュリティ対策CD-ROMがたくさん置いてありました。私も一応WindowsXP Home Editionを外来のマックとモバイル用マック(PowerBook)に入れているので1つ貰ってきました。ダウンロードすれば済むことですが、マイクロソフトが珍しく無償配布しているものなので興味がありました。余程昨今のコンピューターウイルスにはマイクロソフトといえども困っているのでしょう。こんなCD-ROMを世界中の人々に無償配布するわけですから、きっと何億ドルもかかっていることでしょう。
 私はそれよりもパンサー(Panther)というバージョンアップしたMacOSX(テンと読む)が今月10月25日に世界同時発売というニュースに歓喜しました。パンサーは150以上の新しい機能が加わり、いっそう使いやすい綺麗なOSに進化したということです。
 さて、きょうの内村内科の仕事ですが、どっと疲れました。 外来の仕事も病棟の仕事も骨太です。結構エネルギーのいる仕事があります。病棟の患者さんの胸水をとりながら、外来では不整脈の患者さんの治療をし、その合間にふつうの外来患者を何人も診察しました。夕方6時になってから、胃が痛いという患者さんが受診したり、最後まで忙しい一日でした。あすはインフルエンザの予防接種をする人が50人います。あすもハードな日になりそうです。

■10月8日(水曜日)久しぶりに近くの歯医者に行きました。食べ物が歯間に詰まりやすくなったようで、少し痛みを感じていたからです。きょうのうちにクラウンを取って型取りを済ませました。クラウンを外しただけでも痛みが緩和しました。80歳までに20本の自分の歯を残す8020運動を実践しなければ‥‥!
  いつも利用している県道吉野線の道路のツツジの間から出ている草にはうんざりします。鹿児島空港と天文館を結んでいる主要幹線道路ですから、県当局はメンテナンスに力を入れるべきと思います。草茫々では観光県鹿児島の名が泣きます。写真は往診車から私が撮ったものです。バイクの先に写っている建物は、バルコニー付きレストラン『ラピュタボタン』があるビルです。お隣の宮崎県の道路はどこもきれいです。雑草が伸び放題というのは記憶にありません。

■10月7日(火曜日)きのうの午後から急に肌寒く感じます。白衣を半そでから長そでに変えました。食欲の秋、読書の秋といいますが、私は一年中、食欲はありますし、本もそこそこ読んでいます。そろそろスポーツをして、体脂肪を燃焼しなければいけないと思っています。恥ずかしながら私の体脂肪率は23%です。そのうちの半分は内臓脂肪率だったのにはショックを受けました。
  糖尿病の患者さんには、「歩くのが一番いいですよ。一日20分以上休まず歩くことがポイントです。」なんて、言いながら、心では自分も運動不足なんだよなあとたるんだ腹部を意識しています。
 さて、きょうから20日までに書き上げなければならない主治医意見書が29人分あります。今もせっせと書いていました。次々に書類が増えてます。パソコンがなければ、これらの書類を書くのは不可能です。パソコンが全く安定しているので、イライラすることもなく、楽しく仕事しています。
 きょうのつぶやきは院長室から書いています。G5はビデオ編集するためにハードとソフトを 整備中です。

■10月6日(月曜日)きょうは再び、自宅からつぶやきを書いています。ところで、先週末から鑑定書を書くのに夢中です。内容でわからないことがあったら、直接診察に行ったり、パラメディカルに訊いたり、家族に訊いたりします。今週いっぱいには完成しそうです。
 今まで、話題にしていませんでしたが、毎週、月曜日と金曜日の夕方から翌朝まで当直の先生が内村内科の医局に泊まってもらっています。おかげさまで、週に2回息抜きができるようになりました。
 さて、私はいくつかのメーリングリストに入っていて、毎日数十通のメールが届きます。そのうちの9割は役に立たない情報ですが、少なくとも1割は、勉強になったり、感心したり、感動できる情報です。
 その中でこの度、看護師・保健師・助産師・准看護師の暮らしを応援するサイト『Nurse-Style』が誕生という情報を貰いました!ひとつもメーリングリストに入っていなくて、同業者同士で話してみたい方は是非登録されてみてはどうでしょうか。

■10月4日(土曜日)いま、世界最速といわれるPowerMacG5から「つぶやき」を書いています。世界最速だから「つぶやき」が早く書けるわけではありません。私の頭がどれくらい回転するかによって「つぶやき」の出来不出来が決まります。
 物事の多くはハードよりもソフトが大切であるというのが、真理だと思います。そしてハードを揃えるよりもソフトを充実させることが難しく時間がかかることも世界共通の認識だと思います。
 きょう、鹿児島大学第2内科から重い肝臓病の患者さんが転院されて来られました。転院の理由がおもしろいなあと思いました。180日超入院患者になりそうなために、その制限を逃れるため(リセットする) に当院に入院なのです。介護保険による療養を3ヶ月間継続することにより、また病院に半年間入院できます。 とはいうものの、患者さんは、かなり重症ですから、厳重な医学管理が必要です。

 すっかり秋めいて、コスモスがとてもきれいです。明日は午前中訪問診療ですが、暇をみつけて写真を撮ってみようと思います。

■10月3日(金曜日)在宅の患者さんで、凶暴な方がおられます。怖かったのは、初めの1ヶ月ぐらいで今では何だか親しみをもって接しています。凶暴とはどういうことかというと、手で叩いたり、足蹴りをくらったりするのはもちろんのこと、言葉の暴力もありました。時にはツバが飛んでくることもありました。
 しかし、これらの行動は、精神科の先生が処方されている薬の影響もあって、パワーダウンしています。手足の力は落ちているし、ツバも飛びません。声も小さく、時には何をおしゃっているのかわからないほどです。しかし、よく聞くと、その内容は的確です。相手の特徴をズバッと表現して、威嚇します。私もこの洞察力にやられました。
 現在、娘さんが全面的に看病と介護をやっておられますが、とても大変なことがヒシヒシと伝わってきます。最近、HOTとNIPPVの導入をしました。薬の影響で、低換気になっているからです。NIPPVを使ったあとは、元気に毒舌攻撃開始です。
 さて、自宅サーバーですが、あと一歩。もう少しです。G5は快適そのものです。ただいま、G5ではこのホームページ更新作業のための準備をしています。

■10月2日(木曜日)医局に入局すると、退局するまでに大学病院ばかりでなく、いろんな病院で働きます。もちろん私もいくつもの公立病院、一般開業医の病院で働きました。そして、地方に出向して地方の病院の外来を長くみていると、その地方に多い苗字に気づきます。さらに長く病院に勤めて在宅医療をすると、その地方の中でもこの苗字はこの地域に固まっていることに気づきます。私は高原町立病院に7年間いて、訪問診療をしていましたから高原の苗字には結構詳しくなりました。
 私の入っているメーリングリストで苗字館というサイトがあるのを知りました。たとえば、私の苗字である「川上」の数は鹿児島県で150位 、全国で135位でした。「川上」という苗字は中国地方に多いようなデータが出ていますし、日本地図の上では内陸部に多いようです。みなさんも息抜きに苗字館を覗いてみてください。結構おもしろいですよ。

■10月1日(水曜日)鹿児島郡吉田町にある特別養護老人ホームの寿康園の入所者で胃瘻造設しているAさんは、1〜2ヶ月経つと胃瘻部の肉芽を取りに来院されます。ハサミで肉芽を切り取って残りを硝酸銀で焼灼します。ほぼこれできれいになるのですが、また1〜2ヶ月経つと元どおりになってしまうのです。
 寿康園から肉芽切除以外にもいろんな胃瘻トラブルの相談を受けます。きょうも
寿康園の看護師長さんがみえて、流動食の漏洩について相談されたので、寒天を使った流動食の固形化についての情報を教えてあげました。地域の診療所ですから地域の福祉施設と情報交換することは大切なことと思います。
 さて、水曜日の午後、フリーでしたので、床屋に行って、子供の保育園に行ってみました。門から入って、子供たちの遊んでいる庭をとおり道具置き場に向かっていると、何人もの子供たちが近寄ってきて、私の足にからまったり、服をひっぱたりして話しかけてきます。よく保育園には行くので子供たちも私の顔を覚えてくれているようです。子供というのは、無邪気で、駆け引きのない世界に住んでいるんだなあとつくづく思いました。
 今月は、スライド作り、鑑定書作成と期限のあるものがあり、忙しそうです。