院長室からの長いつぶやき(2002年7月14日〜)


 

「院長室からの長いつぶやき」は、私の日常生活と仕事に関すること、社会で起きたこと、医療・介護に関すること、パソコンとくにMacについて書いたものです。「つぶやき」にしては長いので、日記と思っていただいても結構です。内容は個人的な意見で少し偏った見方もありますが、医師、かごしまマックユーザーグループ会員としての立場を常に自覚して書いています。あなたのご意見・ご批判・ご感想は直接私宛にメールしてください。<こちらです
 2003年1月4日、医療法人明輝会内村内科 院長 川上秀一
 

12月30日(火曜日)きょうは仕事納めでした。といっても在宅患者さんと病棟患者さんには年末年始なく対応しなくてはいけませんが。
 さて、 一年間『つぶやき』を継続でき、アクセスカウンターが17000台に乗ったことがとてもうれしいです。そして、何よりも『つぶやき』を継続できたのは、『つぶやき』を見てくださる人がいるという事実でした。本当に一年間『つぶやき』をみていただきありがとうございました。来年もさらに文章と構成に研鑽を積んでいこうと存じます。できれば、来年はFlashを勉強したいと思います。

 明日から正月2日まで東京へ行ってまいりますので、しばしネット環境から離れてしまいます。更新はできませんが、2日夜には何らかの書き込みができるかもしれません。それでは、みなさん、一年間ご苦労様でした。来年また会いましょう。See you next year, bye bye! We will go to "CountDown 2004" in Tokyo Disney Resort.

■12月29日(月曜日)折角の日曜日というのに早朝から吐き気で目が覚めてしまいました。おなかの調子も悪いようでした。寒けと関節痛と頭痛もしますが、感染性胃腸炎のようです。吐き気止めを飲んだり、風邪薬を飲んだりして夕方にはかなりよくなりました。きょうの外来患者さんにも職員にも同様の症状の方が数名ずついました。内科でも、結構、感染性胃腸炎が多くなっているようです。
 プチつぶやきは携帯電話のためのホームページですが、もちろんパソコンからもみることができます。内村内科のトップサイトからお入りください。ここでは、つぶやきの要約版ばかりでなく、内村内科の入院ベッド状況と入院予約状況をリアルタイムにお知らせしています。

■12月27日(土曜日)こどもの病気の推移は本当に早い。気管支炎になった息子はすっかり元気になりました。こどもの病気は、親にとってはとてもストレスです。

 こどもの話題を出したついでにもう一つこどもの話題をつぶやきます。NECが粋な子育て支援策を発表していました。こどもが産まれた社員に60万円の一時金を支給するそうです。こういう制度は子供関連企業ではすでに動き出していて、3人目以降は200万円とか100万円支給されるようです。うらやまし〜

 ちょっと話題としては、早いですが、来年1月17日にApple User Group Meeting in Kagoshima, Japan 2004の事前登録がはじまりました。今回もかごしま県民交流センターの大研修室であります。もちろん参加費無料。早速、私はアップルのホームページから登録しました。

 Apple本社からクリスマスプレゼントが送られてきました。写真のCD-ROMでSimPeopleのゲームです。うれぴ〜!!!10年ぐらい前にはまったゲームの最新版でしょうか。まだ、インストールしていないのでわかりませんが…。妻はあやしげなCD-ROMがアメリカから送られてきたといぶかしんでいました。

■12月26日(金曜日)今年も残り少なくなりました。外来患者さんが、「今年一年ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。」と今年最後の挨拶をして帰られる方がおられます。当方も「よい年をお迎えください。」と挨拶しますが、続けて「年末年始はくれぐれも暴飲暴食をしないようにしてください。風邪を引かないようにしてください。」と、どうしても医者としての注意を言ってしまいます。

 昨夜は、息子が気管支炎になり、眠ったと思うと、何回も泣いて起きるので、私の睡眠時間は2〜3時間。一日睡眠不足で仕事をしました。日中はどうもなかったけれども、さすがに夜になると眠たいです。文章が出てきません。今夜はこれくらいで、おやすみなさいzzzzz…

■12月25日(木曜日)12月18日に開催されたヘルスケアフォーラムの資料(録音テープとPowerPointでつくられたスライド)が送られてきました。講師は医療法人敬和会理事長である金澤重俊先生で、演題タイトルは「岩手からの実践報告 -雨にも負けず、風にも負けず-」でした。テープはまだ聞いておりませんが、スライドは見せていただきました。
 まず、第一感想は、事業規模が大きくてすごい。内容もすごいでした。金澤先生は昭和61年にかなざわ内科を岩手県北上市で開業されて、次々に事業を展開され、社会のニーズとともに法人事業が拡大。くわしくは金澤先生のホームページをどうぞ!
 それぞれの地域に合った医療と介護のサービスを展開し、訪問診療を中心にがんばっているという点においては明輝会と同じですが、やはり宮沢賢治の雨にも負けず、風にも負けずの精神は学ばなければいけないと思いました。私のディメンションとしては、眠気にも負けず、酒の誘惑にも負けずと言ったところなんですが。

 「プチつぶやき」という携帯電話専用のホームページで内村内科の入院ベッド状況と入院予約人数を公開しています。明輝会職員の方、必要に応じて携帯電話から必要な情報を得てください。

■12月24日(水曜日)外来は何だかにぎわっているように見えるのですけれども、来年1月の訪問診療予定を立てながら訪問診療部門はグット減ったなあとかなりショックを受けています。これを受けてとりあえず非常勤の先生のコマ数を減らしました。予想以上の減りは、患者さんの入院が原因です。当然、入院になるのは要介護度の高い患者さんですから、訪問診療回数が週1回とか2回で、大きく影響します。

 クリスマスイブを家族で楽しみました。それで「つぶやき」の更新が遅れてしまいました。天文館はクリスマスイブを楽しむ人が大勢いました。道路は車があふれ、いつもに比べて移動に2,3倍時間がかかりました。イルミネーションスポットがいくつかあって写真に撮ってここにアップしたかったけれど、あまりに人が多くて余裕がありませんでした。我が家にもサンタさんがお見えになったらしく、家の外に大きな靴下が2つ置いてありました。

 年賀状作成が大詰めです。裏表紙の印刷は終わりました。例年と同様、写真撮りとレイアウトに手間取りました。あとは表表紙を印刷して出すだけです。

■12月22日(月曜日)明輝会の忘年会は大いに盛り上がりました。参加者が100人以上。遠くの席はみえませんでしたが、舞台周辺はにぎやかでした。その舞台に向けて、一応、ビデオカメラをずっと回しておきましたが、うまく撮れているかわかりません。後日、編集して少なくとも明輝会のLAN内では見れるようにしたいと思います。出演者のみなさん、ご苦労様でした。

 きょうの外来はとても忙しく、終わったのは、午後1時半すぎでした。2時には往診に出発し、病棟の仕事が終わったのが、午後7時でした。連休の合間の忙しさか、嵐の前触れか? というのも、インフルエンザを疑って、二人の人にインフルエンザ迅速診断キットを使いました。結果はいづれも陰性でした。鹿児島市内ではすでにB型インフルエンザが発生していると聞いています。しかし、当院ではまだ未発生です。

 皮膚が乾燥する時期になってきました。皆さんはどうですか。私は毎年この時期は体にあちこちが乾燥してかゆくなります。軟膏を塗ったり、内服薬を飲んだりして対応しています。かゆいと集中力がなくなりますよね。抗ヒスタミン薬を飲むと眠気がして集中力がなくなります。どちらにしても集中力がなくなるというわけですが、集中してかゆみを忘れるという逆説に気づかないといけないと自分を戒めています。

■12月20日(土曜日)朝から小雪がちらついています。ザクティがポケットに入っていたので、朝の内村内科と鹿児島市吉野介護支援センターの間の道路をとってみました(ここからみれます)。

 さて、今夜は明輝会の忘年会です。ことしは老人の一割負担、サラリーマンの3割負担、外来総合診療料(外総診)が廃止されたり、医療界にとっても厳しい年でした。病棟でも在宅でも長く診てきた患者さんが亡くなられたりしました。一年を振り返って、また、楽しい芸を見ながら、来年の糧としたいと思います。

 昨日の話題について問い合わせがありましたので、写真で説明します。初代iPodとカセットアダプターです。ついでにiPodにはたくさんのアクセサリーが売られていて、その一つに鹿児島のパワーデザインさんがおられます。オーナーはかごしまマックユーザーグループのメンバーです。

■12月19日(金曜日)メッキリ寒くなりました。今朝の朝礼では口が滑らかに動かないので、急きょ用意していた話題をやめて明日の忘年会についての簡単な話に変えました。寒いと動物は動きが悪くなるんですよね。きょうは一日中小雪のちらつく日でした。

 最近になり1年以上も前に買った初代iPodを活用し始めています。初代iPodはハードディスクの大きさが5GBでしたので、1000曲の音楽が入ります。現在の私のiPodには252曲入っています。これをパソコンから取り込むのにわずか2分しかかかりませんでした。最新のiPodには10000曲入るといいますからすごいです。カセットアダプター(定価1980円)に接続すると自動車の中でオーディオシステムに組み込んでiPodの中の音楽を楽しむことができます。写真のようにイヤホンで聴くのは電車通勤の大都会の生活ですよね。私は新しいiPodの楽しみ方を知って運転中に聴くようにしています。

■12月18日(木曜日)火曜日の地元南日本新聞の27面に高原町蒲牟田の祓川神楽の話題が大きく載っていました。私も今年こそは行きたいと思っていたのですが、やはり行くことができませんでした。祓川神楽は国選択指定重要無形民俗文化財で、12月の第2土曜日の夕方から翌朝にかけてくり広げられる奉納行事です。暖房などない気温氷点下1℃という寒い吹きさらしの舞台で三十三番の神楽があります。神楽は夕方から始まって終わるのは翌朝7時。神楽見学者は、地区民手作りのそばや焼酎の振る舞いを受けます。来年こそは行きたいなあ。

 日本消化器病学会から消化器病専門医証が郵送されてきました。更新書類を送っていたのでどうなったのか少し心配していました。よかったです。

 今週土曜日は明輝会忘年会があります。昼休みを利用して昨年の忘年会の出し物のビデオを編集して明輝会サーバーの明輝会共有フォルダに入れました。明輝会職員のみなさんは仕事の空き時間に見て、今年の参考にしてください。今年の出し物が楽しみです。

■12月17日(水曜日)在宅にも病棟にも悪性腫瘍末期状態の患者さんがおられて、家族ばかりでなく私たち医療者サイドも精神的にも身体的にもプレッシャーがかかってきています。そのような状況の中でそれぞれの患者さんにとって一番よい最期に向かって進んでいけたらと思います。そんなことを考えながら、午後院長室でたまった書類を書きました。

  写真は自宅のテレビ台の上に置いてある赤いクマとクリスマスツリーです。どちらも縁起のいいものです。これから1週間、世間はクリスマス一色になるでしょうが、いまのところ不況のせいか、イラク情勢のせいか、慎ましやかなムードのように感じられます。もしかしたら、自分自身の気持ちのせいで、クリスマスモードを感じていないのかも!あるいは、正月が正月らしくなくなったようにクリスマスもそうなるのでしょうか?

■12月16日(火曜日)きょうは、標準的な一日でした。忙しさも充実度もスタンダード。といっても、救急車も受け入れたし、インフルエンザ予防接種も大勢打ちました。書類もずいぶん書きました。

 さて、三洋電機のデジタルビデオカメラ・ザクティ(定価75000円)をインターネット注文して買いました。買おうと決断した理由は、師匠tokuさんがほしいほしいとサイトで繰り返し言っていたので自分もとても欲しくなったのです。もう一つの理由は、ネットショップのアマゾンでは20%オフの59800円で手に入るからです。そして決定的な理由は、物欲が旺盛で目玉のでかいスパタ齋藤氏の出演しているコマーシャルを見たからです。これまでのデジタルビデオは記憶媒体がテープでしたから、湿気があると大切なテープにカビが生えてしまいます。ザクティのデータはSDカードにデジタル記憶させて、すぐにパソコンに取り込み、加工してCDやDVDに焼き付けて永久保存できます。QuickTimeとMPEG4を採用しているのも選択理由です。

■12月15日(月曜日)本日は明輝会職員に対してボーナスの支給がありました。私は公務員をやめてから賞与とは無縁になりましたが、昔はとても楽しみでした。この時世はボーナスのでない会社や病院があるとかいいます。また、賞与の話ではありませんが、年功型賃金体系の雄であったトヨタ自動車もとうとう年功型をやめて、成果主義を採用しました。これで、日本の経済界は一気に成果主義になります。明輝会も近い将来そうなるでしょう。

 写真は紙でつくったクリスマスツリーとミッキーとミニーです。ツリーは子供の作品で、ミッキーとミニーは私がゲーセンでゲットした戦利品です。一昨年100円で2つもゲットしました。ランプがつくんですよ。これもリビングに飾ってあります。

■12月13日(土曜日)またもや翌日日曜日に『つぶやき』を更新しています。最近、夜の10時ぐらいになると、極度の睡魔に襲われます。昨夜も医学雑誌を片手に眠ってしまいました。そして、早朝4時30分すぎに携帯電話で起こされました。病棟に入院している患者さんが気管カニューレを自己抜去したという報告でした。急いで車に乗り込んで走り出すと、外気温3℃でした。おかげでこうして『つぶやき』を更新できています。

 土曜日は私用があって、午後から仕事をしました。とても忙しいでしたよ。2時から在宅患者さんの訪問診療をしましたが、追加の患者さんが次々にあって、また、外来患者さんもたくさんみえて、結局、帰宅の途についたのは6時半すぎでした(土曜日の診療時間は5時までなんですが)。土曜日の午後だからゆっくりできると考えたのは甘かったです。

 先日、紹介した携帯電話に公開している『プチつぶやき』ですが、毎日数名程度のアクセスがあります。携帯電話でもパソコンでも見ることができます。すでにアクセス数32です!

■12月12日(金曜日)予想通り外来は平常モードになりました。気持ちに余裕ができていいです。ところが、在宅患者さんが急変されて、とても忙しくなりました。こんなものです。

 特別養護老人ホームの食事風景は内村内科病棟のそれよりも淋しいものです。会話がない、笑い声がしないという違いもさることながら、うまく食事できない患者さんの介助がほとんどありません。私は内村内科の入院患者さんたちの食事の様子を見るのが好きです。ベッドでは、発見できないことに気づくし、何よりも生き生きした表情や動作が見て取れるからです。

 院長室のPowerMacG5の起動後ディスプレイが写らないという現象が約10日前からおこっていました。入院かなと不安に思っていましたが、アップルのホームページのディスカッションボードに私と同じ現象が出ていました。原因はグラフィックカードらしく、アップルが無償で交換してくれるそうです。早速、私も連絡して、来週月曜日に交換することになりました。よかった。写真は院長室の机の下に置いてあるPowerMacG5です。

■12月11日(木曜日)きょうでインフルエンザワクチンがなくなりました。あとは予約分が残っているだけです。市内の遠方からわざわざ電話して来院される患者さんがおられましたが、これでストップです。ここ一週間ぐらい野戦病院のような忙しさが続いていましたが、明日から平常モードになれば、と期待しています。しかし、だいぶ肌寒くなってきました。次は通常風邪やインフルエンザが流行してくるのではないかと思います。

 ほかにこれといって話題がありません。改めて書きますが、特定の患者さんを中傷するようなこと、自分の子供のこと、そうしたことはなるべくつぶやかないことにしています。しかし、そういう話題こそ豊富なんです。

 そうそう、本サイトのつぶやきを書いたら、プチつぶやきを1分で書きます。こちらのカウンターも毎日確実に少しずつ増えています。ということは、プチつぶやきを見てくださっている人がいるということです。感謝です。

■12月10日(水曜日)小学校のころ忘れた宿題を学校に行く前にあわててやったように11日朝につぶやきを書いています。昨夜は鹿児島市医師会上町支部会の忘年会があって帰りが遅くなりました。昼間も忙しかったのです。城山観光ホテルの噴水の写真をアップします。とてもすてきな光景でした。

■12月9日(火曜日)いま大学肝臓研究室の忘年会から先程帰宅しました。いろんな先生たちと話しましたが、印象的に残っている言葉(単語)は、ストロー現象、マッチング、自己責任でしょうか。

 ストロー現象:鹿児島にも来年3月には新幹線が開業します。これを契機に患者さんが鹿児島を離れて熊本市や福岡市の有名病院まで通院するようになることです。患者さんが、大きな病院、有名な病院に吸い寄せられてしまうのです。この現象はファッションについてはよく知られていましたが、まさか医療についてもストロー現象がおこるとは予想しませんでした。事実、東北や北陸地方から新幹線の開業によってガンセンターに毎月患者さんが通院するようになったのです。

 マッチング:来年から研修医制度が施行されます。研修医が希望する病院とその病院の受け入れの合致をいうようです。何でも鹿児島は地方の割にはマッチングが高く、全国のトップテンに入るらしい。何もできない、医療行為すべてに指導を必要とする研修医に毎月30万円の手当てを支給できる病院はないが、それに手を挙げなければ病院の経営が悪くなる。おそらく研修医を受け入れた病院は保険点数などにより優遇されるだろうというのがもっぱらの噂です。200床以下の病院はますます経営が厳しく、今の政策では経営努力している大病院と無床診療所がかろうじて生き残っていけるのかもしれません。

 自己責任:結局、自分がおこなったことに対して自分自身が責任をとりなさい。最近その責任をとらない人間が増えているように思えると先輩医師たちが警告していました。

■12月8日(月曜日)きょうもインフルエンザ予防接種者がいっぱいでした。遠く、紫原や田上のあたりから来られる方もおられました。もうしばらくこの状況は続きそうです。

 携帯電話のサイトの表紙は診療時間、電話番号、URL紹介にしました。追加サイトができそうなので、やってみます。明輝会職員から「携帯電話でホームページを作ったのですか。」という質問がありましたが、パソコンから簡単に行えます。

 今、自宅にはクリスマスツリーが4つあります。ひとつは先日このつぶやきで紹介した大きなツリーです。ほかの3つは、順次紹介します。まず、きょうの写真のツリーは近くの電気屋さんがくださったものです。

 あすのつぶやきはもしかしたらアップできないかもしれません。明日は、大学の肝臓研究室の忘年会に参加するからです。

■12月6日(土曜日)いや〜インフルエンザ予防接種外来という感じです。あまりの多さに、だんだん気が遠くなってしまいました。流れ作業になってはミスを犯してしまうと、何度も気を引き締めて注射しました。年齢によって注射の薬液量が違いますから、これを間違ったら大変です。外来が終わったのは昼の1時前でした。

 「ほんとにつぶやき」を開局しました。携帯電話のホームページです。まだ開局したばかりで、勝手が分からず、うまくレイアウトできませんが、見切り発車します。興味のある方は、携帯電話からhttp://k.excite.co.jp/hp/u/meikikaiにアクセスしてください。iモード、EZweb、J-スカイの3機種対応です。

■12月5日(金曜日)この時期になると「喪中につき…ご遠慮申し上げます」というハガキが毎日2〜3通郵送されてきます。きょうも2通来ていました。どちらも長く会っていない方々ですが、ご両親を亡くされたり、配偶者を亡くされたりと、突然の知らせにビックリするこもあります。すぐに『宛名職人』を立ち上げて「喪中」を打ち込んで、誤送しないように整理します。

 そろそろ年賀状のレイアウトを考えないといけないシーズンです。今年も郵便局のインクジェット用ハガキを買いました。わが家の一番の難儀は、写真を撮ることです。なかなか年賀状用のショットを撮ることはむずかしいのです!完ぺきを目指すのはダメで、どこかで妥協しないといけません。

 きょうもインフルエンザ予防接種をたくさん打ちました。小さな子供のいる家族に打つケースが多いようです。小さな子供は、大声で泣くので、今週はさながら小児科医院のようです。ベビーベッドも大活躍です。

 最近、写真が少ないなあと気づいています。明日から、文字だけでなく、視覚にも楽しいつぶやきにします。

■12月4日(木曜日)きょうの外来は多かった。半分はインフルエンザ予防接種が目的の患者さんでした。しばらく駆け込み注射が続きそうです。

 特につぶやく話題がありません。あすの朝礼では何を話そうか、それについても思案に暮れています。

 今月も残すところ、あとわずかです。やり残したことがないようにしたいものだと思っています。私個人としては、自宅サーバーを是非とも完成させるぞ!これはちょっとしたことでつまづいています。きょうは、これぐらいで筆を置きます。

■12月3日(水曜日)前にも書いたと思いますが、また、患者さんと医療人の関係について書きます。私たち医療に携わるスタッフはチームを組んで一人の患者さんに医療というサービスを提供するわけです。近頃は、これに介護サービスが加味されて、一人の患者さんに関わるスタッフは多種多様の職種に渡り複雑になります。その結果、一人の患者さんに関わるスタッフの数が増え、スタッフ同士で関わり度の違い、私は関わり度の温度差と好んで表現しますが、この温度差によって患者さんやその家族からの信頼を増したり、失うことになります。この温度差を埋めるためには、自分もチームの大切なスタッフの一人であるという自覚をもってほしいのです。

 今朝の地元新聞を見ると、私の出身医局の教授が昨日の医師の名義貸しについてコメントしておられました。そんなことが14年前にあったなんて知りませんでした。当時は、私は医局内では中堅どころでオーベン(指導医)をしていました。歴代の医局長はたいへんだなあというのが率直な感想です。こんな他人事なつぶやきではいけませんね。すみません。元医局員としてかなりショックを受けています。これも構造改革の一つで社会の大きな波の一つであることはわかっています。

■12月2日(火曜日)きょうの外来の忙しいこと。一区切りついたのが、午後1時35分でした。それから約10分で昼食を済ませ、紹介状を一通書き、点滴中の患者さんに病気の説明をして、午後の訪問診療に出発しました。往診車に乗っているときが本当に気が抜けました。

 今朝の地元ニュースで某病院の不正請求による保険医取り消しのことを伝えていました。不正の内容は信じられないほど悪いことです。院長はよく知っている先生なのでびっくりというところです。こんな厳しいご時世にそんなことをやっているなんてという前近代的な感覚です。フォローの仕様もありません。

 今、ビデオ編集をやっていますが、生テープが25本ほどあります。まだ8本しか済んでいません。年末年始にまた増えると思うと、ドンドン編集しないといけないのですが、遅々として進みません。

■12月1日(月曜日)きょうは3つのことを書きます。

 まず、イラクにおいて二人の外交官がいきなり何者かに殺害されたという暗い事件が起こったことについて、率直な感想を書きます。
仕事とはいえ戦闘地域で精力的に働いていた二人に衷心から尊敬するとともに、残された子供や妻、愛する家族のことを思うと、心がとても痛みます。また、日本政府の高官たちの紋切り型の台詞にはがっかりしています。私は今夜の7時のNHKニュースの地上波デジタル放送局開局記念式典に出ている小泉首相の姿を見て腹立たしく思い、早速に首相官邸あてに抗議のメールを送りました。自衛隊員は、日本国が攻撃されたときは祖国を守るために命を国に預けますという契約をしています。しかし、イラク国民のために、アメリカ国民のために、あるいは小泉首相のよくいう国益のために、自分の命を小泉首相に託すという契約はしていないはずです。ここで、もう一度自衛隊員の身分を保障して、イラク派遣隊を募るべきと思います。このまま、首相の十分な説明のないままに多くの自衛隊員がイラクへ派遣されることになると、将来、自衛隊は崩壊すると思います。そうすると、国家システムの再構築、憲法問題が緊急の課題になるでしょう。首相も国内国外に難問が多くて大変でしょうが、イラク派遣については一刻も早く国民に十分で納得のいく説明をすべきではないでしょうか。

 次に、きょうも外来で大勢のインフルエンザ予防接種を打ちました。特徴として、見知らぬ患者さんが多いなあと思いましたので、何人かの人に、かかりつけ医を訊いて、どうしてかかりつけ医で予防接種をしないのか質問してみたら、どうやらインフルエンザ予防接種の注射液が不足しているようです。他の医療機関で打ってもらえなかったから、内村内科にきたという訳です。

 最後に、Apple Store Ginzaに雨の日であったにも拘らず、初日だけで7000人以上のお客さんが押し寄せたそうです。こんな平和な光景が、世界中に見られるようになることを祈念します!