『つぶやき』は2002年7月14日からほぼ毎日更新されています。内容は私がその日に思ったことを直感的に書いたものですが、医師であり、かごしまマックユーザーグループメンバーとしての立場を自覚して書いています。内容についてのご意見はこちらへメールください。 医療法人明輝会内村内科 院長 川上秀一

 

 

1月31日(土曜日)晴れ
【日本で初めてのiPhoto写真サービス】私の師匠ことtokuさんがわざわざ当院まで先日の二次会の記念写真を持ってきてくださいました。外来が多くててんてこ舞いしていて、ゆっくりとお話できなかったのが残念です。マックにはiPhotoという写真管理ソフトが標準装備されていますが、このソフトからワンクリックで富士フィルム会社へプリントをオーダーできるし、フォトブック(アルバム)のオーダーもできます。そのプリントサービスを日本で初めてアップルから無料で提供されたのです。その証明にtokuさんのメモをアップしました。
  私は現在フォトブックを注文しようと、好きな写真を選択し編集し、あとオーダーするだけのステップまできています。院長室のPowerMacG5でやっているのですが、忙しくて昼休みもなくなかなか作業が進みませんでしたが、来週早々にはオーダーするつもりです。どんなできばえになるかすごく期待しています。実際の製本はアメリカでおこなって約1週間で自宅に配達されるそうです。

【早川浩士氏】ハヤカワプランニングの早川浩士氏と夕食を共にしました。氏は年9月2日のつぶやきでも紹介した経営コンサルタントの方です。今回もろうけん青空にて大変有益なご講演をしていただきました。久しぶりにハヤカワプランニングのホームページを見てみましたが、情報がぎっしりですね。早川氏の口からは歴史的な話が湯水のごとくあふれでてくるのですが、大変な博学に圧倒されました。


1月30日(金曜日)晴れ
【理系】 きょうの大きなニュースに 青色発光ダイオードの発明者の中村修二さんが、勤務先だった精密機器メーカーに発明の対価として200億円を請求した訴訟で、東京地裁が中村さんの訴えを認め、200億円の支払いを命じたというのがありました。このニュースを聞いて、200億円かと驚嘆したのはもちろんですが、同時に以前読んだ「理系白書ーこの国を静かに支える人たちー」(写真)という本を思い出しました。
 この本の主張は、日本の技術者(理系の人々)が発明などによって生み出した巨大な富は技術者には支払われず銀行や不動産関係者など(文系の人々)に流れているから、技術者はもっと正当な対価を求めるべきだというものでした。この本の中には、理系と文系のどちらが得かということが様々な項目で比較検討されています。そのなかで特に印象深く残っているのは、理系と文系の人たちが一生働いて稼ぐ賃金は文系の人が理系の人より5000万円多いというデータ。およそ家1軒分、文系が得といわれています。その他、出世をみても、理系は不利だそうです。
 中村さんは200億円という大金を手に入れたわけですが、会社は1200億円のもうけがあったと裁判所は見積もっていて、中村さんが主張すればその半分の600億円をもらえたけれど、中村さんの主張が200億円だったので、200億円で決着したようです。発明当初、会社は中村さんに対して、たった2万円しか報償金を支払っていなかったそうです。
 これから、日本の技術者も仕事や研究において、すばらしい発見発明をすれば巨額の富を手に入れることができる道筋がついたかもしれません。日本以外の欧米諸国ではすでに理系の人々が十分にお金持ちになっています。これは、どうも文民を重宝する古代中国の流れではないでしょうか。

【ろうけん青空ホームページリニューアル】 ろうけん青空ホームページをTOMさんことろうけん青空の事務長さんと私の共同作業によりリニューアルしました。しかし、まだ半分工事中です。とりあえず、公開します。


1月29日(木曜日)晴れ
【人工呼吸器】 ADLの悪い患者さんが誤嚥して当院に救急患者として入院になりました。レントゲン写真撮影中に呼吸が止まりそうになり、気管内挿管をしました。その後、自発呼吸が出てきて、人工呼吸器を使うことにしましたが、人工呼吸器が到着するまで約1時間。別の緊急要件が発生しました。
 在宅患者がいくら電話しても応答しないと妹さんからの問い合わせ。すぐに安否を確認してほしいという切実な依頼がありました。もちろん当院で訪問診療している患者さんですから、すぐに非常勤の先生に緊急往診してもらいました。家に着いて大声で呼んでも玄関を開けてくれないので、何とかして中に入ると、患者さんは意識はあるもののぐったり動けない状態です。 訊ねると、おとといの火曜日から何も食べていないということです。診療所に搬送して検査と治療を同時におこないながら、何とか入院治療までつなぎました。
 人工呼吸器が先程の患者さんのもとに届いたとき、今度は心拍数が急におちてきました。「もう助けられない。人工呼吸器を使う必要はないのかも。」と非常に迷いました。ダメもとで人工呼吸器を使うことにしました。すると呼吸状態がよくなったために循環動態もよくなり、30台まで減少した心拍数が80台で安定しました。しかし、残念ながらそれから2時間ほどで永眠されました。
  結局ダメだったけれど、体が温かいうちにいっぱいの家族と会うことができて幸せだったのだと思います。人工呼吸器を使ったことは無駄な治療ではなかったと思います。


1月28日(水曜日)晴れ
【インフルエンザ2人です】本日、インフルエンザの患者さんが2人発生。ひとりは、迅速診断キットでA型陽性と判定されました。もうひとりは、子供さんが インフルエンザと診断されたので、症状も典型的で臨床的にインフルエンザと診断しました。インフルエンザがそろそろ流行し始めるのでしょうか。

【エキストラ】 午後、私用で両親宅に行きました。父ことやすちかさんは、ニタニタしています。訊くと、鹿児島で映画撮影があったらしく、エキストラとして参加したそうです。あさっては、桜島でロケがあるので行くんだと言っていました。父は鹿児島高等農林学校(現鹿児島大学農学部)の出身ですが、その生き残りとして出演依頼があったらしいです。女優の池内淳子さんやタレントの浜村淳さんがロケに参加していたようです。何度もくりかえし、同じシーンを撮り直すプロの撮影現場に父は感嘆していました。

【医師会の会合は欠席】妻が風邪になり、上町支部会を休むことにしました。インフルエンザではないのですが、熱のない頭痛と寒けの強い風邪です。毎日数人このタイプの風邪の人がこられます。今までのパターンどおりにいくと、週末に私が寝込むことになります。


1月27日(火曜日)晴れ
【ピース!】最近、ネット上に私の顔もよく出ています。以前ほど抵抗がなくなりましたが、酔った姿はやはり恥ずかしいものです。みなさんへの紹介が遅れました。1月17日のAUGMのレポートに二次会の様子の写真が最終ページ(6ページ)に写っています。私がピースなんかしているので、妻に笑われてしまいました。病院や家庭とはまた違ってとてもエンジョイしていたからでしゅうか。(ピース!)

【近日公開!】近日公開予定のホームページが2つあります。一つは、リニューアルした「ろうけん青空」のホームページ。もう一つは、「やすちかさん」というホームページ。「やすちかさん」は私の父親である川上泰親のホームページです。楽しみにしていてください。


1月26日(月曜日)晴れ
【昨日作った雪だるま】雪は降りませんが、寒いです。とくに夕方4時以降は気温がぐんと下がっていくのがわかります。往診車の暖房がとても気持ちよく感じられます。昨日まで雪が降ったので、日陰にはまだ残雪があります。写真は昨日子供たちと作った雪だるまです。雪が少ないので、最後は土や落ち葉が付いて真っ白でない雪だるまになりました。南国ならではの雪だるまでしょうか。

【USBフラッシュメモリ】USBフラッシュメモリはとても便利です。先日、大きなデータをiMacからPowerBookに移そうと思って、iDiskを経由しようとしたら、かなり時間がかかることがわかり、以前人からもらっていたUSBフラッシュメモリを思い出して使ってみたら、とても便利だなと知りました。


1月24日(土曜日)晴れ
【伝説的なCM】あまりに平凡な日だったので、つぶやきを更新することすら忘れていました。 書類によく記入する「特記することなし。」という状況です。よき週末をお過ごしください。ああ、今日はちょうど20年前にMacintoshが誕生した日でした。そのときの伝説的なCMはここで見られます。正確には、女性の腰にiPodがぶらさがっているので、1984年のものを2004年のために少し変えてありますね。それでは、もう一度よき週末をお過ごしください。


   与次郎ヶ浜から眺めた錦江湾


1月23日(金曜日)晴れのち曇り
【スキャナーがなんと5993円で買えた】セイコーエプソンのカラリオスキャナーGT-8400U定価16800円を5993円で買いました。そのからくりはこうです。以前、デジタルビデオカメラ・ザクティーをインターネットショップのアマゾンショップで買ったと報告しましたが、ザクティーを買ったので、7500円のギフト券をもらいました。定価が16800円。それが、アマゾンショップでは25%引きの12600円で売られていました。配送料は0円、代金引換手数料250円かかり、12850円なり。これから7500円のギフト券を使って、差し引き5350円なり。これに5%の消費税が加算されて、支払い金額5993円なり。じつに上手な買い物をしました。院長室にスキャナーがなかったので、とてもうれしいです。
  今のスキャナーはコンパクトだけど多機能。私は、12年前、学位論文を書くためにヒューレット・パッカード社のどでかい重いスキャナーを買いました。60万ぐらいの高価な買い物でした。実験データーを取り込んで、あとは遊びで使ったばかりでした。あまりに高価だったので、いまだに自宅書斎に置いています。

1月22日(木曜日)雪
【雪!】 南国は雪に弱いですね〜。診療所に通じる主な行く道はほとんど渋滞で、車が動かなかったのです。チェーンを巻かずに走っている車は、スリップしたり、横滑りしたりして、道路を閉鎖しています。なかには事故を起こした車もあったそうです。私の車もチェーンを巻いていなかったのですが(すみません)、ミッションをSnow modeに切り替えると、ほとんど滑ることなく走れました。つまり、発進時にコンピューターがタイヤが空回りしないようにエンジンを制御してくれるので、横滑りしにくい機構がはたらくのです。
 午前中の外来は雪のために非常に少なかったので、診療所から近い患者さんの訪問診療をしました。写真のように往診車にチェーンを巻いて、患家を周りました。雪道を走ると、童心に戻ったようになって少し気持ちが高揚していました。雪国のような風景の家もありました。写真に撮ってみましたが、今日はアップできません。特集を組んでアップしたいと思います。
 天気予報をみると、日曜日まで雪が降りやすい日が続きそうです。こうなると、外来は減るし、各種サービスも滞るし、困ったものです。今日、訪問診療した患者さんの何人かはヘルパーさんが来ないと言っていたので、「なにか困っていることはありませんか?」と訊いて、薬を用意してあげたり、飲ませてあげたりしました。
  南国の人は、雪道を安全に移動する基本的なルールやスキルを知らないのです。だから雪になると、とたんに仕事に遅れたり自宅に閉じこもってしまいます。そういえば、当院の看護学生は歩いて学校に行きました。吉野から西鹿児島駅近くの看護学校まで、えらいです。きょうは、吉田町や吉野から天文館まで歩いて行った人は大勢いたそうです。
  2枚目の写真は内村内科の建物の横です。右手にデイケアかがやきがあります。周りは雪で真っ白です。

【口よりも手】私が訪問診療をしている伯母が自宅で転倒して上腕骨外科頚部骨折しました。当院の若い看護師さんが三角巾固定したのですが、その固定が上手で初期治療がよかったと紹介先の整形外科医が言っていたと伯母はその看護師さんにしきりに感謝していました。骨折の初期治療の一つに患部を固定するというのがありますが、私は指示するだけで実際に固定できません。口よりも手の動く方が重宝ですね。


1月21日(水曜日)晴れ
【お年寄りの家はとても寒い】この冬一番の寒波到来! 外はかなり寒く、訪問診療が大変です。
  毎年思うのですが、訪問するお年寄りの家で、外と同じくらい寒いところが多い。もちろん昔ながらの作りの家のことですが、戸のすき間から冷たい空気がスースー入ってくるというレベルの話ではなく、屋外と屋内の区別を考慮して作っていないのです。よっぽど北海道や北陸の雪国の家の方が暖房対策がきちんとなされていて屋内が寒いということはないと思います。これは、南九州は夏が暑くて台風が来るということに重点をおいて作ってあるからでしょうか。
  鹿児島のお年寄り、宮崎のお年寄りもそうでしたが、冬になるといっぱい服を着込んでいます。寒い家に住んでいるので、服を5枚以上着ているのは当たり前です。外来で診察するとき、血圧を計るとき、肌がみえるまでに何枚も脱いだり服をたぐったり、それは大変なんです。私の記憶では以前、10枚以上服を着ているお年寄りがいましたが、腕の太さよりも服の方が厚かったですよ。

【自宅サーバー、ついに始動!】明輝会のSE(System Engineer)ことS君の多大な協力を得て、PowerMacG4 533MHzがサーバーとしてこれからドンドンと画像データーを溜め込んでいきます。今までデータ容量が最大100MBまででしたが、40GBまでと約400倍になりました。今後の運営が少し大変かと思いますが、S君の協力を得ながらやってみようと思います。(追)このサーバーは自宅の私の書斎の机の横に置いてあります。電気代がいくらかかるのだろうかと少しセコイことを考えています。


1月20日(火曜日)晴れ
【四十肩!】昨日から四十肩です。私は数年前から年に数回ほぼ左右交互に四十肩になります。悲しいけれど、四十肩って老化現象なんですよ。 正式には肩関節周囲炎といいますが、とても痛い病気です。とくに夜間睡眠中に疼くんですよ。これが耐えられないので、昨日から鎮痛薬など飲んでいます。それで今日はいつもと変わらない状態です。

【佐々木主浩投手が帰ってくるかも!】佐々木投手がマリナーズを退団して日本でプレーしたいと記者会見しました。うれしいニュースです。5年前に横浜ベイスターズからマリナーズに移籍しましたが、子供の「パパ、日本にいて。」という言葉で退団を決心したということです。自由契約にならないと日本でのプレーは実現しませんが、退団理由をアメリカ人も聞けば、佐々木投手の希望通りに事が運ぶように思います。佐々木投手がまた横浜ベイスターズに帰ってくれば私にとってグッドニュースです。

【チューリップの発芽】伊豆半島のhi_banaさんから「私のチューリップの芽も出ました。花が咲く日を楽しみに待っています。」というメールを写真を添えてお便りもらいました。hi_banaさんには無断で掲載させてもらいました。今、メールチェックしてhi_banaさんのメールを読みました。hi_banaさん、いつもつぶやきをみていただき、ありがとうございます。


1月19日(月曜日)晴れ
【インフルエンザ予防接種の需要まだあり!】 少し肌寒くなってきそうです。当院に限って言えば、風邪やインフルエンザは流行っていないようですが、そろそろ流行してくるかもしれません。今でもインフルエンザの予防接種に来られる患者さんがいます。予約をしていた患者さんで、なかなか打つタイミングがなかった人たちです。
 また、最近得た情報によると、鳥インフルエンザの報道があって、インフルエンザ予防接種を受けたいという人が増えているそうです。ちょっと予防接種するには遅いように思うし、鳥インフルエンザとは無関係のように思えますが…。

【チューリップの芽が!】 日曜日久しぶりに自宅庭を散歩しました。去年、子供たちと植えたチューリップの球根から、もう芽が出ていました。春はまだまだ遠いのですが…。

【17日土曜日のAUGMの速報】 先日開催されたApple User Group Meeting in Kagoshima / jan. 2004の速報がネットでみれます。私が後ろから撮った写真も一応公開します。
  ここで、デジタルステージ社の代表取締役の平野さんの話を1時間聞くチャンスがあったのです。平野さんは、たぶん30代だと思うのですが、いやもしかしたら20代?まあどちらでもいいです。とてもしっかりした考え、ビジョンを持った人です。一見して頭がいい人だと思いました。物事を正しく見て、その問題解決方法が人並みでないところがすごい。人並みでは商品は作れないということです。ヒット商品を生み出す人の考え方は、違っている。そのことがよくわかりました。
 何度も書きますが、平野さんは、「映像でみる明輝会」で私が使っているLiFE with PhotoCinemaというソフトを開発した人です。そして、今年春にはまたすごいソフトを発売する予定だそうです。企業秘密といいながら、マックユーザーには教えたいとそっと教えてもらいました。これによってネットがますます一般的になり、情報を公開することが当たり前になるようです。しかし、操作の煩雑なWindowsパソコンでは実現が困難ということでした。


1月17日(土曜日)晴れ
【満足!】 楽しくて感動的な時間を過ごせました。今から二次会に行きます。きのう紹介したiLife'04は音楽を自分で作れるGarageBandというソフトもあるんですね。オリジナルで簡単に実に簡単にいい音楽が作れるのですね〜。とても楽しいマックな生活が送れそうです。私のエネルギーです。

【きょうからセンター試験】 私は第1回の共通一次試験を受験し入学しました。ですからセンター試験には今でも興味があります。昨年も物理とか数学の問題は興味本位で解いてみましたが、さすがに英語や国語などは長文を読む気になりません。根気がなくなっているんですね。それでは、受験生のみなさん頑張ってください。


1月16日(金曜日)曇り
【早く写真共有を!】 内村内科のパソコン(Mac)はネットで繋がっているので、新しくなったiLife'04を導入して、写真や音楽を共有できます。この機能のうち音楽だけは以前からできていたのですが、写真共有ができませんでした。少し詳しく書くと、マック同士であれば別のマックに入っている音楽を聞くことができるのです。病院は仕事場ですから、この機能は使っていませんが、たとえば外来で私が使っているマックに音楽を10000曲入れておけば、どのマックでもその曲の中から好きな曲を聞くことができます。このような共有が写真において可能になりました。これは病院にとってはとても便利です。患者さんの顔や病変部を写した写真を病院内にあるMacに入れておけば、どのパソコン(Mac)からでも見れるからです。管理できる写真は25000枚以上といいますから、とても心強いです。これを可能にしたのは、Appleの開発したRendezvous(ランデブー)という技術です。この技術には家電メーカーも注目していて、将来、家庭にある電化製品はお互いにRendezvousでローカルネットワークで繋がれ、さらに携帯電話とも連携して携帯電話でコントロールされる時代が来るでしょう。
 話が横道に反れましたが、きょうの褥瘡対策委員会では患者さんの褥瘡の写真を何枚も使います。こういうときはとても重宝する機能だと考えるわけです。

【早く明日になあれ!】明日はアップルユーザーグループミーティングがあります。アップルジャパンの広報部長の竹林さんはじめ、マイクロソフト社の方やなんとデジタルステージの平野さんが来られます。平野さんといえば、内村内科のホームページの「映像でみる明輝会」の中で使っているLiFE with PhotoCinema Xを作った方です。2次会ではいっしょに飲むつもりです。楽しみです。また、恒例のジャンケン大会ではiPod 1台とiSight 1台、Macowrldの1984-2004ポスターが当たります。楽しみです。


1月15日(木曜日)晴れ時々曇り
【今晩はご勘弁を!】 つぶやきを書く気分になれません!すみませんが,きょうはここで終わります.今は土曜日のKMUGだけが楽しみです!今、tokuさんに二次会の参加メールを出しました。少し、元気になってきました。一晩寝て、明日からまた気分一新、頑張りたいと思います。


1月14日(水曜日)晴れ時々曇り
【母親の代役は大変】妻が所用で東京日帰りを実行中。一番機で上京して最終便で帰ってくるというハードスケジュール。私は、保育園の送り迎えを実践。子供たちを起こして、朝食を食べさせ、皿を洗って、キッチンを片づけ、子供の歯磨きをサポートし、服を着替えさせ、ごみをゴミステーションに出して、やっと保育園にたどり着きました。イヤハヤ、母親の代役は大変でした。今からドライブ気分で鹿児島空港まで出迎えに行きます。

【診療所で小規模多機能ケア】NPO在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワ−クの情報によると、厚生労働省が、診療所で小規模多機能ケアをやっているところを捜しているらしい。パターン1: 有床診療所+通所系サービスを同一敷地内でやっている。パターン2:無床診療所+通所系サ−ビス+グル−プホ−ム(もしくは特定施設共同生活介護施設もしくは高齢者住宅)を同一敷地内でやっている。パターン3: 診療所と離れた敷地で通所系サービス+グル−プホ−ム(もしくは特定施設共同生活介護施設もしくは高齢者住宅)をやっているが、離れていてもそれが有機的に結びついている。この3つのパターンのいずれかに該当すると思われる施設は厚生労働省まで申し出てほしいということです。何やら審議会でそういう施設を紹介したいそうです。厚生労働省は何を探っているのでしょう。

【hi_banaさんのホームページ】いつも伊豆半島から「つぶやき」を見てくださっているhi_banaさんからリンク承諾のメールをいただきました。よく掲示板に書き込みしてくれるhi_banaさんは、どんな人かな〜と常々思っていました。hi_banaさんのホームページをみて、とても多趣味な方で、私と同じマックユーザーということがわかりました。hi_banaさんのalbumのphotoはとてもきれいです。hi_banaさんのサイトの表紙の絵が毎回変わるんですよ。すごい!


1月13日(火曜日)曇り時々小雨時々あられ
【底冷えする日に循環器救急疾患2例】 あられが降ったり、小雪が舞ったりの寒い日でした。。朝の気温は3℃。そんな寒い朝の8時前に看護師さんから在宅患者さんが前胸部痛と嘔吐があるという電話連絡がありました。すぐに救急車を呼んで、心電図をとるように指示し、私は外来で待っていました。外来ですぐにとった心電図はVTです。あっちゃ〜と思いながら除細動器がないので循環器専門病院に電話を入れ、入院治療をお願いしました。救急隊員に少し待っていただき、紹介状を急いで書いて再度救急車に乗せて送り出しました。
 引き 続いて一昨日から急に徐脈になっていた病棟患者さんの心電図をみると、もう一度あっちゃ〜と叫んでしまいました。心電図は完全房室ブロックです。すぐにペースメーカー植え込みだ〜と循環器疾患が連続したことに苦笑しながら紹介先を考えました。さっきと同じ先生に頼もうか迷いました。結局家族に話してから決めるべきと考え、夕方家族に説明しました。しかし、夕方とった心電図は完全房室ブロックではないようになっていた上、意識障害もないし、血圧も上昇傾向なので明日まで様子をみることにしました。92才という高齢に加え、痴呆のある患者さんです。どこまでペースメーカーをすすめるべきか悩んで、なかなか先に進まないというのが正直な理由です。

【TOKYO DISNEYLAND ELECTRICAL PARADE】約束の東京ディズニーランドの元旦夜のパレードをQuickTimeで書き出しましたので、みてください。パート1,2,3の3部構成にしました。それぞれ大きさは35.0MB,34.8MB,45.5MBです。時間にしてそれぞれ約8分間の映像です。ダウンロードに時間がかなりかかると思います。ブロードバンドでない方はダウンロードしないでください。また、私の声やこどもの声が入っていますが、無視してください。明輝会職員の方は、院長室のPowerMacG5のパブリックフォルダにアクセスしていただければ、さらに大きな画面で見ることができます。(急告!!!すみません!!サーバーがいっぱいになりました。容量オーバーです。自宅サーバーに近日中にデータ移行してからパート2と3は公開します。まだパート2と3はみれません。



1月12日(月曜日)曇り夕方小雨
【きれいな虹がみえました】 夕方、近くの県立吉野公園に子供2人を連れて遊んできました。1時間ぐらい遊んで,小雨が降り始めたので急いで車に乗り、帰宅しました。自宅に着いたときは雨があがって、東の空にドーム状の虹がかかっていました。「きれいだね〜!」子供といっしょに見とれていました。持っていたデジカメで撮ってみました。レンズに水滴が付いていました。ごめんなさい。写真は2枚だけど、当然連続しています。

 

 








 

 

 

 

 



1月10日(土曜日)曇り
【tokuさん、すみませんでした】午前中、私が外来診察をしているときに師匠tokuさんが、来週土曜日17日にある「Apple User Group Meeting in Kagoshima, January 2004」のポスターをもってこられました。昨夜電子メールが来ていたので来られると知っていたのですが、私がうっかりしていて、受け付けの人に何も伝えていなかったために大変失礼なことをしてしまいました。tokuさん、この場を借りて深くお詫び申し上げます。わざわざ内村内科まで御足労いただき、顔も見せず、どうもすみませんでした。

【SDカード512MBとDVD-Rを購入】ベスト電器吉野店に赴き、512MBのSDメモリカード1枚とDVD-R1枚を買いました。それぞれの値段は28000円と500円でした。高いといえば高いですが、需要と供給のバランスで、こんなものです。SDメモリカードは在庫がなく、取り寄せ注文となりました。DVD-Rはまとめて買うと1枚あたり350円ぐらいで手に入りますが、パソコンとの相性があるので、試しに買った次第です。うまく記録できれば、10枚まとめて買うつもりです。アップルの純正DVD-Rは間違いはありませんが、1枚1000円しますから、今回はサードパーティーを試してみました。
 写真は、申年を迎えた正月の我が家の門松です。 お役が済み、撤去前の状態です。もったいないので、写真に撮ってみなさんにみてもらおうと思いました。それではみなさん、よき連休をお過ごしください。

【追加】納先生のホームページの問い合わせがありましたので、改めてご紹介させていただきます。ここです


1月9日(金曜日)
【イラストレーター大寺さんからのカード】 フリーイラストレーター大寺聡さんからニューイヤーカードをいただいていました。とてもすてきなカードでしたので、ご紹介します。大寺さんとは、昨年マックユーザーグループを通じて知りあいました。昨年12月23日14時〜15時に放映された「IT@かごしま.kkb」という番組の中で鹿児島で大活躍されているフリーイラストレーターとして紹介されていました。大寺さんはとってもすてきな家に住んでいらっしゃるということで一度自宅を訪問しようとしたのですが、みつけられませんでした。大寺さん、これからもよろしくお付き合いください。

【○○君、書いちゃダメでしょ】新患さんには、問診表を記入していただいています。今日、風邪症状で外来受診した18才の高校生○○君は、嗜好を答えてもらう欄に、アルコール毎日缶ビール1〜2本、タバコ1日15本と記入していました。あまりに正直に書いているので、「○○君、こんなこと書いちゃダメでしょ。」と笑いながら注意しました。○○君は、頭を掻きながら外来のドアを出ていきました。


1月8日(木曜日)
【ホームページの効力はあります】 急に寝たきりになってしまった外来患者さんの娘さんが、遠く関東に住んでいるので、インターネットを使って吉野地区の介護サービスを調べ、明輝会のホームページに顔の見えるケアマネージャーがたくさん出ていたので、安心してケアマネージャーを依頼に来院されました。もうすでにインターネットを使って主治医やケアマネージャーを探す時代になっているのですね。

【十二指腸ガン?】 きのう報告した膵頭部ガンかもしれないという方は、十二指腸ガンと速報をもらいました。これを聞いてびっくりしました。原発性十二指腸ガンはとてもめずらしいからです。
  小腸の病気は口からも肛門からも遠いので診断が難しく、処置もできません。小腸の病気に対しては『ノリカ○号』というカプセル内視鏡が威力を発揮するのでしょうね。「あなたの病院にカプセル内視鏡を入れませんか。今なら200万円で購入できます。」というキャンペーンがありましたが、高価なゲーム機のようであまり魅力を感じませんでした。

【久しぶりのIVHはすぐに終わりました】 久しぶりのTPNカテーテル挿入、一回で成功しました。処置の前に若い看護師が、「TPNって何ですか。」と質問してきました。「自分で調べなさい。」と言いましたが、「total parenteral nutrition完全非経口栄養〔法〕のことだよ。」と教えました。IVHではなく、TPNという正しい専門用語を使ったので感心だと思いました。写真は来週17日に県民交流センターで開催されるKMUGのポスターです。


1月7日(水曜日)
【iPod miniが発売されました】 マックが生まれて今年は20年になります。毎年、新年早々サンフランシスコでマックワールドが開催されます。そして、新製品の発表があるわけですが、マックユーザーはクリスマスのころから何が発表されるのだろうとわくわくしています。そしてとうとう写真のiPod miniが発表されました。マックはもちろんウィンドウズでも使用できます。簡単に1000曲の音楽を取り込んで持ち歩くことができます。値段は249ドルだから28000円ぐらいでしょうか。世界のMP3のシェアの55%はiPodなんだそうで、昔のソニーのウォークマン以上のヒット商品なんですが、日本はアメリカほどブレークしていません。とくに鹿児島ではiPodはみかけません。やはり、大都会の生活にピッタリの商品だからでしょう。でも、私は使っていますよ。

【久しぶりにすごいガン病変をみました】内村内科にきて自分で発見したガンはいったいいくつあるのでしょう。思い起こしてみると、早期胃ガンは3人ぐらい、みんな手術して元気です。膵胆道系のガンは6〜7人、すべての方が手遅れでした。きょうの人もおそらく膵頭部ガンだと思います。胃カメラを十二指腸下行脚まで、すすめましたが、久しぶりにすごいガン病変に遭遇しました。すぐに検査をやめて専門病院へ送ることにしました。
  肝臓ガンが2人ほど、なぜか肺ガンの発見はしていないようです。これは意外です。前に勤務していた高原病院では肺ガンをたくさんみつけて化学療法をしたりしましたが、内村内科では縁がありません。血液ガンも2人ほどみつけて専門病院に送りました。振り返ってみると、ガンをみつけることが以前に比べて少なくなっています。その原因はいろいろあると思いますが、ガン末期をみる、いわゆるターミナルの治療は相当数に上っていると思います。


1月6日(火曜日)
【こてる先生はAirMacのトラブルでお困りのよう】姶良町にある青雲病院の消化器内科部長のこてる先生は自宅LANが奇しくも私と同じ夜に私と同じようにAirMacの調子が悪くなり、翌日メールを送ってきました。「こてる先生、リセットボタンを押したらなおったでしょう!それでもダメなら、アップルのホームページのサポートのサイトを探せば、99%のトラブルは解決しますよ。なんせ、世界中のマックユーザーが自分のトラブルを公開し、それを見た他のマックユーザーが解決法を教えるというすばらしいシステムです。」

【こてる先生、明輝会のバナー頂戴よ〜】こてる先生のホームページのリンクをみていたら、明輝会のバナーが作ってありました。是非、明輝会のバナーとして採用させてください〜!!こてる先生!よろしくお願いしま〜す。

【 納教授はやはりスーパーマンだったか】こてる先生のリンクに鹿児島大学第3内科教授の納先生の自作ホームページがありました。ホームページを作られたというだけでもすごいですが、そのなかで公開されている絵がすばらしい! 是非一見してください。


1月5日(月曜日)
【仕事始めの挨拶】 2004年の院長挨拶をしました。ことしでたぶん3回目だと思うのですが、今回もぶっつけ本番。理事長挨拶の間に何を話そうかと思案しましたが、結局思いつくままの挨拶でした。昨年は足下を固めていきたいと決意表明したので、今年は積極的に出て行きたいと思うと話しましたが、真意が伝わったでしょうか。あらゆる手段を使って患者さん、とくに在宅患者さんを増やしていきたいと決意表明したかったのです。

【かわかん通信なるミニ新聞をつくりました】『かわかん通信』はA4サイズのミニ新聞です。目的は、訪問診療を受けるべきなのに受けていなくて、将来その不利益を被ることが見えている人に、在宅医療に対する理解を深めてもらって訪問診療を受けるように仕向けることです。

【院長あいさつに新年挨拶をアップしました】新年の挨拶の内容はともかくとして、最近撮った外来光景です。9ブート可能な最後のPowerMacG4と20インチAppleCinemaDisplayです。このマシンになってからフリーズすることはなくなり、快適な仕事環境です。本題から外れてしまいました。院長あいさつは、『院長あいさつ』からお入りください。


1月4日(日曜日)
【A型インフルエンザ第1号が発生しました】 今年も昨年同様正月第1週 の日曜日の当番医でした。 五十数名の外来患者さんが来院されましたが、そのほとんどは感染性胃腸炎で発熱、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛を訴えて、点滴を受ける人が多かったでした。インフルエンザを疑った二人に、迅速診断キットを使ってみましたが、一人に陽性結果が出ました。いよいよインフルエンザが流行しそうですよ。みなさん、うがい・手洗いを励行しましょう。

【自宅のネットワークの調子が悪い】朝から突然自宅でインターネットができなくなりました。どうやらAirMacが原因のようです。リセットしないといけないのですが、我が家の小さな息子がまとわりついてできません。22時30分だというのまだ起きています。今夜はリカバリーは無理なようです。

【年賀状の返事を書くのが大変だ〜】年賀状が300枚ぐらい来ました。出した人、すぐに出さないといけない人を分けて、パソコンに入力し整理しています。単純作業で面白くありません。しかし、年賀状をくださる方は、決まっていますよね。顔を合わせなくなって何年経っても、年賀状だけはくださる方がおられますが、本当にうれしいものです。高原病院で診ていた患者さんで今でも私に年賀状を出して病気の状態を教えてくださる方もおられ、医者冥利に尽きます。


1月3日(土曜日)
【年頭のあいさつ】明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。注意深いみなさんは『つぶやき』のサイトが一新されたことにお気づきでしょう。今年も師匠tokuさんに作成していただいたサイト構成を土台に改良を重ねていくというサイト運営方針でいきたいと思います。そして『つぶやき』ではなるべくタイトルをつけるようにしたいと思っています。

【年末年始は家族と】 新しい年を迎えるカウントダウンをディズニーシーでしました。しかし、私たち家族にとってカウントダウンセレモニーは感動的なものというよりも拷問だったのかもしれません。家族4人は大勢の人に潰されそうになっていましたが、周りは異様に盛り上がり、我が家の子供は雰囲気に圧倒されて泣き叫んでいました。私は1時間以上も子供を抱いて腕はちぎれそうに痛いし、今度は泣き始めたので子供をなだめながら、周囲に謝っていました。
 カウントダウンセレモニーは辛い体験でしたが、あとはすべて至福の喜びでした。日常的なことを忘れてファンタジーな世界を楽しむことができました。

【元旦に亡くなられた患者さんのこと】 訪問看護ステーションと内村内科と連携してみてきた患者さんが元旦に亡くなられました。目の見えない高齢の寝たきりのおばあちゃんが肺炎をおこして入院治療が必要になったとき、家族は「最期まで在宅でみます。」と言われました。約2週間が経って患者さんはずいぶん元気になり、再び容体が悪くなり始めたとき、家族にもう一度当院への入院をすすめてみました。すると、「本人が『ここはどこけ?』と訊くので『おかあさん、ここは家よ。』と答えると、『あ〜、よかった。』と言うので、もう少しがんばってみます。」と家族が答えました。これを聞いて、最大限の支援をすることにしましたが、結局元のように元気になることはなく、天寿を全うされました。最期を理事長先生にみてもらい幸せな人だったと思いました。

【今年初めての訪問診療】 きょう、ひとりの重症患者さんの訪問診療をしました。うっかり院長室の鍵を忘れたので白衣に着替えず、そのまま訪問診療をしました。家族からは「私服の方が親しみやすくていいですよ。」と言われました。やはり目立つ白衣は訪問診療には向かないのかも…? そろそろ真剣に検討すべき問題かなと思いました。

【写真の説明】1枚目は、夜のシンデレラ城。エレクトリアルパレード前に撮影。2枚目は私たちの泊まったホテルの一部です。3枚目、ディズニーシーのメインエントランスを入ったところのアクアスフィアです。エレクトリアルパレードのビデオをWeb用に書き出して公開しようかどうしようかと思っています。