鹿児島市大明丘にできる小規模多機能ホーム大明丘です.
31日(土曜日)
[大晦日] 大晦日で遠くにやって来ました。ここの天気は小雨。明日の初日の出はちょっときびしそうです。3日間ここで過ごすつもりですが、少し困ったことが起こりました。事前に宅急便で送った3個の荷物のうち1個が宿泊先に届いていません。その中には、子どもたちの衣類や薬や子どもの遊び道具が入っているのです。クロネコヤマトと電話で交渉中ですが、クロネコヤマトはただただ謝るだけで今後どうなるのか分からないという状況です。インターネットというのは便利なもので伝票番号から調べてみると、その届いていない箱はまだ鹿児島にあるみたいです。正月なのに子どもたちに普段着を着せないといけません。親としては残念です。
最後はちょっと愚痴を書いてしまいましてすみません。今年は社会には悲しい事件が多いでしたが、来年は明るい年になってほしいものです。そして、つぶやきの読者の皆さま、最後の日までつぶやきを読んでいただきとてもうれしいです。それでは読者のみなさまのご多幸を祈って、ことしのつぶやきを終わりたいと思います。一年間どうもありがとうございました。
30日(金曜日)
[つぶやき] 今日が最後の外来診療でした。最後まで風邪やインフルエンザの患者さんがかけこんでこられました。小児の受診が多いのも特徴的だったかもしれません。年の瀬の掃除をする時間もなく、ため込んだ書類を書き終えることもできずにただ目の前の患者さんを診察するだけの一日でした。
恒例ですが、昼食としてにぎり寿司を病棟スタッフにごちそうになりました。病棟にも休みはありません。365日24時間ご苦労様でした。きょうを一応の区切りとし、スタッフ全員を労うためにそろって仲良くにぎり寿司を食べるのでしょう。とてもいいことだと思います。
夕方になって帰り際にお互い一年のお礼と来年の期待を込めてあいさつします。これもとてもいいことだと思います。外来診察室の机の上だけちょっと片づけて帰宅しました。
29日(木曜日)
[つぶやき] 年末は外来が忙しいもので今年中に済ませたいことの半分もできそうにありません。また、関連施設や在宅患者さんの発熱者が多いというのも忙しさに追い討ちを掛けてきます。まあ、いいっか。あと一日がんばりましょう。
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そこでトップページにiTunes(Japan)のバナーを貼ってみました。アフィリエイトって何という方はこのサイト⇒をみてください。つまり、だれかがバナーをクリックしてiTunes(Japan)の商品、ここでは楽曲を買ったらその4%が私に報酬として払われるというシステムです。このアフェリエイトサイトで毎月30万円も稼ぐカリスマ主婦もいるそうです。
28日(水曜日)
[ガゼボ完成] とうとうガゼボが完成しました。11月2日のつぶやきにガゼボのことを書き始めていますが、その日から暇をみつけて自分1人で少しずつ作ってきました。最後の屋根登りだけは高所恐怖症の私にはできませんでU君にやってもらいました。写真のようにガゼボのトップに金属の帽子を打ち付ける作業でした。
私の自宅庭中央にガゼボができて、自分の癒しの空間にやっと安らげる場所を確保できたと感激しました。ちょっと贅沢かもしれませんが、ここでコーヒーを飲んだり、本を読んだり、メールを読んだりしたいのです。
[カラーレーザープリンター] とうとうカラーレーザープリンターを購入しました。エプソンにするか、キャノンにするか、最後まで悩みましたが、納入日が明日という早さが決め手になってセイコーエプソン製になりました。
本当はキャノン製がほしかったのですが、納入に1か月かかると言われ、待てないと判断しました。
カラーレーザープリンターは外来に置くのですが、かわかん通信や訪問診療予定カレンダーの印刷に大活躍しそうです。それにしてもカラーレーザープリンターも10万円を切る時代になっているんですね。来年春には新しいモデルが出るのでしょうが、年々安くなって行くようです。
27日(火曜日)
[かわかん通信その後] プリンターが壊れたまま、とうとう私のプリンターを使って印刷することになりました。何で私のプリンターまでって言いたくなりますが、仕方がありません。しかし、やはり能率が悪く、U君は天手古舞です。
[詩人マリ子さん] 毎月1回訪問診療しているマリ子さんは詩人です。
先日の南日本新聞朝刊に大きく詩人マリ子さんの記事と写真が載っていました。そのことをきょうの訪問診療中に話題にしてみました。その記事の中で詩集『わたしらしく、あなたらしく 〜マリ子のKISEKI』を発刊したことを思い出し、詩人マリ子さんから詩集を1000円で買いました。
帰ってから詩集をサッと読んでみました。詩集の終わりにはマリ子さんのプロフィールが載っています。そこを見て、私が詩人マリ子さんの詩集を始めて買ったのが1085年で、その年にマリ子さんのお母さんが亡くなり、一人暮らしを始めましたことがわかりました。マリ子さんの部屋には御両親や御兄妹の写真がいくつか飾ってありますが、これについてもいろんなことがわかりました。
詩集を読み通してみて、マリ子さんの診察のときの会話がいつも途切れがちなのは一つ一つ言葉を選んでしゃべっているのかもしれないと思えてきました。
26日(月曜日)
[かわかん通信特集号]
かわかん通信の内村川上内科開院30周年記念特集号の編集がやっと終わりましたが、印刷が始まった途端にインクジェット・プリンターの調子がおかしくなりました。もうかれこれ4年間使っているプリンター、セイコーエプソンCC700です。毎月、訪問診療のカレンダーを200枚、2カ月毎発行のかわかん通信を200部印刷してきました。
しかし、この大事な時期に壊れるなんて!きょうから特集号のかわかん通信を配布する予定でしたが、配布できません。急きょ、院長室のプリンターで印刷しようとしましたが、印刷がきれいでありません。これは5年以上も使っている古いタイプだからです。困った!困った!です。折角の力作が印刷できないのです。何とかしなければと困惑しています。そろそろ新しいプリンターに買い替えてもいい時期ですが、今年はあとわずかしか時間がありません。印刷の質を落としてでもなんとか印刷しないと…。
そのかわかん通信ですが、特集号は両面印刷で3枚6ページです。いち早く、ここで公開します。PDF書類です。ダウンロード後読んでください。⇒1ページ、2ページ、3ページ、4ページ、5ページ、6ページ。
25日(日曜日)
[年賀状作成] 年賀状の作成作業に入りました。来年用に200枚のインクジェット紙の官製年賀ハガキを購入しました。いつものことですが、どの写真を採用するか頭を悩ませるのです。あとはレイアウトして印刷する。来年の年賀状はシンプルなレイアウトにしました。文字をおしゃれにして、使用する色も2種類。
印刷する段階になってトラブル発生です。わが家のプリンターはヒューレット・パッカード製ですが、プリンタドライバがMac OS
10.4対応のバージョンが出ていなくてバクがあったのです。バクを具体的に言うと、印刷枚数の変更ができなかったのです。やっと最新バージョンがヒューレット・パッカードのホームページに出ておりました。よかったと安堵して、早速、最新ドライバをダウンロードしました。
しかし、状況に変化なしです。ヒューレット・パッカードのホームページをよく見ましたが、今回のドライバは動作確認が取れているということが書いてあります。私のトラブルに対する対処法はどこにも書かれてありません。ちょっと頭にきて、すぐにメールでヒューレット・パッカードにクレームを書きました。
仕方なく、一枚一枚プリントしていたら、Bluetoothのキーボードの電池切れサインが出始めました。これが原因だったのです。電池を変えたら何事もなかったように印刷枚数を変更できました。
確かにMac
OS 10.3対応のドライバでは印刷枚数を変更できないというバグがあったのですが、Mac OS 10.4対応のバージョンに変えたときにタイミングよく電池切れを起こしキーボードが使用不可能になってしまったのに気づかずにバグが修正されていないと私が誤解してしまったのです。すみません! ヒューレット・パッカードさん、嫌なクレーマーのメールは無視していいですよ。
24日(土曜日)
[つぶやき] 外来患者さんが非常に多くて朝9じから午後2時までぶっ通しで診察しました。来院数62人だったそうです。途中、11時すぎに息切れしてきて、集中力を高めるためコーヒーブレークでもしようかと思いましたが、とてもそんなことができる状況ではありませんでした。たぶん1時間待たされて3分診療だったと思います。気の毒に一人だけ受付をして待ち切れなくて帰ってしまった患者さんがいました。
往診の依頼も3件ほどありましたが、このような状況なので午後から行くことで了承してもらいました。午後の訪問診療は私ではなく、非常勤の先生です。いつもよりも数人増えて大変だろうなあと思いますが、患者さんからの依頼ですからがんばってほしいと思います。
さて、非常勤の先生にもいろんなタイプがあって、先生につく看護師さんたちが苦労しているようです。何でも気軽く診てくれる先生、いろいろ理由をつけて診たがらない先生、時間を問題とせず遅くまで仕事をやり遂げて帰る先生、決められた訪問診療が済んだら帰ってしまう先生、さまざまです。
私のところには当然逐一報告があがってくるのですが、看護師さんから苦悩を聞くのは辛いものです。看護師さんを困らせる医者というのはそう多くはないはずと思っていたのですが(私は30人に1人と思っています)、当院では多いという印象を持ちます。これも想像ですが、非常勤の先生方には慣れない訪問診療をしてもらっているからかもしれません。何でこれぐらいのことで往診しないといけないのかとか、病院でいろいろ検査しないとわからないから、という考えが根底にあるからではないでしょうか。つまり、在宅医療とこれまでの病院医療を同じ土俵で考えているからではないでしょうか。在宅医療のレベルを病院医療のレベルに上げていく努力は必要ですが、イコールになる必要はないのです。在宅医療には病院医療にない大きなメリットがあるのだから。
23日(金曜日)
[チキン・リトル] 天皇誕生日でしたが、わが家は子ども中心の行動でした。ヤマハクリスマスコンサートに出演した我が子を見てから、子どもと約束していた映画「チキン・リトル」鑑賞に行きました。
チキン・リトルはディズニー自社制作の初の3D CGアニメ作品です。ディズニーはこれまで3D
CGアニメはピクサーと契約し、「ファインティング・ニモ」や「トイ・ストーリー」などのヒット作品を配給してきましたが、2006年にピクサーとの契約切れるために、これから2Dアニメはいっさい作らずに3D
CGアニメ作品だけを作っていく方針だそうです。
ディズニーの2Dアニメはだれもが親しんできたもので、これからも新しいディズニーの2Dアニメ作品を見たいですが、もう新しい作品は見れなくなりました。アニメも立体化というのは時代の流れでしょうか、アメリカ的な思いきりのよい企業戦略です。
チキン・リトルはディズニーのようなほんわかしたイメージがありませんでした。ストーリーに無理があったように思います。肝心の私の子どもは喜んだり、恐がって耳と目を塞いでいました。周りには泣い出した小さな子どもさんもいました。
22日(木曜日)
[南国12月の大雪] 南国鹿児島にも大雪が降りました。私の庭のガゼボの屋根にも11cmの積雪がありました。まるで雪国の風景です。車のタイヤチェーンを持っていないので家族全員長靴を履いて保育園と小学校まで行き、たまたま目の前で停まったタクシーに診療所まで行きました。歩いて行くつもりでしたが、ラッキーでした。歩いて行くと9時から外来診療できなかったと思います。
診療所前の道路も真っ白ですっかり雪国みたいな風景です。この雪のために外来患者さんは二十数名と少ないでしたが、しかし、昼前には雪がどんどん解け始めました。訪問診療は寒いでしたが、行き先々で寒い中ありがとうございますと感謝の言葉をかけられうれしく感じました。
21日(水曜日)
[フィットネスクラブ] 久しぶりにフィットネスクラブに行きました。常連さんの顔が少なくなって新しい顔が増えたような感じでした。私の体はなまり切っていてストレッチにも時間がかかります。ルームランナーでは走る気がずっとしなくて歩いてばかり。6週間ぶりの
運動でしたから無理せず、1時間でやめました。運動後のマッサージは疲れてぐっすりと眠ってしまいました。
昼休み、フィットネスクラブに長く利用していないし、これからも忙しくて利用できないのではと思い、脱退を考えましたが、
思いとどまりました。確かに1か月の会員費は1万円近くですが、健康を維持する費用と考え、もう少しがんばってみようと思います。
20日(火曜日)
[つぶやき] 毎日とても忙しいです。今夜は、かわかん通信の原稿を書きあげて、あしたは1月の訪問診療の予定をたてます。
それにしても話題が少ないきょうこのごろです。何を書こうかと、ず〜とディスプレイを眺めています。
19日(月曜日)
[つぶやき] 私たちが北上市訪問をしてからずっと寒い日が続いています。昨日の天気予報は雪でしたが、この予報は大きくはずれて晴れてほっとしています。しかし、日本列島は日本海側を中心に記録的な大雪です。ニュースを見てそのすごさにびっくりするばかりです。
さて、かわかん通信の原稿が続々寄せられて編集作業に入っています。このDTP(Desk Top Publishing:卓上電子出版)作業をするときはいつもDTP環境を強化したいなあと思ってしまいます。カラーレーザープリンターはもちろんのこと、QuarkXPress4.1やAdobe
InDesignといったレイアウトソフトがほしいものです。ゆくゆくはこれらを揃えてみたいと思います。DTPと言えばMacintoshですからね。DTPについてはここ⇒DTPの壺によく解説されています。
18日(日曜日)
[ろうけん青空3周年] 土曜日の夜は、当法人関連施設のろうけん青空の忘年会に招待され出席しました。今年は創立3周年で盛大に催されました。
院長あいさつを頼まれていましたが、直前になって幹事さんに理事長あいさつだけにしてとお断りしましたので、ここの場を借りて一言。「内村川上内科とろうけん青空はいまや車の両輪となっています。どちらか一方が走りすぎても法人はまっすぐに進みません。互いに常に連携し支え合ってこそ存分に力を発揮できます。これからもますます医療と介護の総合的サービスを提供すべく協力しあっていきたいですね。!」と話すつもりでしたが、うるさい息子を連れていったのでまともにあいさつはできないと感じたからです。
ろうけん青空忘年会の出席者は50数名でした。料理もアルコールもいっぱい。とてもにぎやかな宴でした。全員参加、空くじなしのくじ引きがあって、これでも多いに盛り上がりました。
ろうけん青空はまとまりのよい集団であるというのが私が以前から感じていることです。何をするにしても参加率が高いし、時間厳守だし、力を合わせて楽しもうとする精神が見え隠れします。おそらく上層部の指導があるのでしょうが、ひとりひとりにそれが伝わっているように思えます。この雰囲気が法人に少しずつ浸透していくことを期待しています。
16日(金曜日)
[ラストスパート] いよいよ今年も残すところ2週間余りになりました。限られた時間で是非ともやり遂げることと来年に持ち越してもよいことを整理しないといけません。
私にとって1週間以内に済ませることは、かわかん通信特集号の発行、来年1月の訪問診療予定表の作成、主治医意見書など各種書類をすべて作成して印刷すること、年賀状を印刷すること、です。できればやりとげたいことは、ガゼボを完成させること、メールサーバを立ち上げること、です。
[ORCA] 現在、稼働中のレセコンのサポートが来年春に打ち切られることがわかりました。メーカーサイドの決定事項らしいです。とうとう来たかという思いです。レセコンや電子カルテは競争が激しく淘汰されていくのは自然の流れで仕方ないと思っています。
私は以前から次のレセコンは日医総研のORCAしかないと考えていて、すでにORCAの資料を集め始めています。来年は診療所立て替えばかりでなく、ORCA導入などたいへん忙しくなります。ORCAをうまく使えないとなると、レセプト点検がすべて手作業になるし、うまく使うとこれまで以上に便利になるはずです。ORCAは電子カルテとも連動しますから、そうなれば月初めのレセプト点検は4時間で終わるようになります。
15日(木曜日)
[つぶやき] 本日は朝から元気に仕事に取り組みました。たまり始めた書類を診療の合間に書きました。午前中に主治医意見書5件。なかなか気合いが入って能率よく内容のよい意見書を書けました。
夕方は建築士らと診療所建て直しの打ち合わせを2時間おこないました。来年3月までに設計図を挙げて診療所の一部を壊し始めます。いよいよ区画整理が身近に迫ってきた感じです。
[クリスマスプレゼント] 自分に向けてクリスマスプレゼントするというのはいいわけであってどうしてもほしくて300GBの外付けハードディスクとBOSEのスピーカーをアップルストアーから買いました。
300GBの外付けハードディスクはビデオ編集を能率的にするために、BOSEのスピーカーは自分一人音楽で遊ぶためにです。
ハードディスクは300GBという大容量で30000円ぐらいですからもうびっくりするほど安くなったものだとすごく得した気分になっています。1GBが30000円だった時代を知っていますから。当時買った1GBのハードディスクは今も自宅の書庫に置いています。
BOSEのスピーカーはとりあえず自宅のiMacG5に取り付けました。本来は自室に置いて音楽を楽しみたいのですが、まだ自室にはパソコンがありません。MIDIキーボードはスタンバイしています。
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LaCie d2 HDD 300GB |
BOSE Companion 3 |
14日(水曜日)
[つぶやき] 感染性胃腸炎に感染したらしくきのうから悪心が続いています。制吐剤を飲みながら外来診療を続けましたが、結構しんどかった。しかも朝食を食べなかったので気力もありませんでした。エコーが多くて何度もエコー室に行きましたが、そこは暖房が利かなくてとても寒い思いをしながらの検査でありました。外来は暖かいけれども院長室とエコー室は寒いという寒暖の差があまりにありすぎていっこうに体調がよくなりません。
昼から久しぶりにフィットネスクラブに行くつもりでしたが、それもキャンセルしてじっと自宅で休んでいます。あすからまた元気に仕事をしないといけません。
13日(火曜日)
[つぶやき] とても寒いです。きょうの最高気温は5℃ぐらいでした。外来は陽が当たるので温かいのですが、午後の訪問診療は小雪がちらつく中をおこないました。それが原因がどうかわかりませんが、昼から胃腸の調子が悪く、今一つ元気が出ません。
しかし、夜は鹿児島県医師会館で介護保険制度の新しい主治医意見書の書き方説明会が開かれ参加してきました。
来年、2月から主治医意見書の内容が大きく変わるそうです。現行の介護度分類は廃止され、生活機能低下予防に主眼が置かれます。その説明が長くて、8時半終了予定が1時間も伸びてしまいました。これですっかり体調を崩してしまい、帰宅したらすぐに寝床に就きました。
そう言えば、きょうの外来にはインフルエンザと思われる患者さんが2人みえました。 すわっ、当院インフルエンザ第一号と思われ、迅速診断キットを初めて使いましたが、結果は陰性でした。しかし、臨床症状や末血検査はインフルエンザに矛盾しないためにタミフルを処方しました。
12日(月曜日)
[証明書発行]
ある外来患者さんが正月を息子さんが住んでいるオーストラリアで過ごしたいと話を切り出してきましたが、薬のことで少し困っているらしい。オーストラリアは医薬品を持ち込むことがむずかしいようで、入国時に申告しないといけません。オーストラリア関税部のホームページを見てみるとよくわかります。
当然、持参した医薬品の名前や目的などを英語で説明しないといけませんから、患者さん本人が困っているのです。「私が英語で薬の証明書を書いてあげましょう。」と提案すると、「まあ、うれしい。お願いします。」と喜ばれてしまって、はりきって久しぶりに英文を書くことにしました。しかし、英単語が出てきません。英語に関する認知症になった感じです。何とか書かないといけませんから、エキサイト翻訳を参考にして書き上げました。エキサイト翻訳は便利なホームページですが、ここの英訳は癖がありすぎますからあくまでも参考にしないといけません。鵜呑みにはできません。
11日(日曜日)
[tokuの手作り工房展示即売会]
Mac仲間のtokuさんの自宅に子ども2人を連れて遊びに行きました。tokuさんの家は私の家から車で5分ぐらいのところにあります。数日前にわが家のポストにtokuの手作り工房展示即売会のチラシが入っていたので手作り工房展示即売会があることを知りました。tokuさんのホームページを見てみると、ここにもちゃんと案内が出ていたんですね。
tokuさんの自宅に入ると、リビング全体に手作りのカントリードール、古布の服、古布の手さげ、古布の小物、カゴ、つづらカゴがきれいに陳列されていました。個人的にはとくにカントリードールに目が向きました。しかし、tokuさんの話によると、古布を使ったものが人気があるそうです。手作り商品の作者はtokuさんの奥様かと思っていたらtokuさんのお母様でした。陳列されているものはどれもすてきだったのですが、娘と意見の一致をみたカントリードール(写真)を買うことにしました。
tokuさんはMacユーザーですから自宅の至る所にリンゴマークの付いたデバイスが置いてあります。紙に印刷してあったリンゴマークを見つけた娘が「あっ!リンゴマーク! パパもリンゴマーク、大好きだよね〜。」と言ったのをtokuさんが聞いて、「娘さんも洗脳されていますね。」と笑っていました。
さて、息子は何をしているかと探してみると、庭で即売用の手作りの漬物をおいしそうにつまみ食いをしていました。帰る間際にはチーズケーキにパクついてしまって親としてちと恥ずかしかったのですが、すでにMacユーザーであるということで笑ってその場を帰ってきました。
[ガゼボその後]
久しぶりの天候に恵まれガゼボの基礎工事を終了できました。束石の周りをモルタルで固定するのですが、モルタルを16.5kgも使用しました。 それから屋根の木ねじをすべて緩め屋根を外側にずらして再度木ねじを締め治しました。付録として付いていたテーブル1つとベンチ4つも組み立てました。きょうはこれだけのことをやりましたが、全行程のおよそ90%を済ませたと思います。残りは屋根に上って防水シートを8枚釘で打ち付けて固定する作業があります。あと2時間ぐらいで済みそうです。
10日(土曜日)
[忘年会2次会] 今夜、鹿児島大学第2内科の忘年会がありました。2次会で昔の同僚らと話をしましたが、みんなそれぞれの道を進んでいると実感しました。大学や大病院で活躍している先生ですが、かれらの話していることはわからないことはないけれど同感したり触発されることはないのです。これも活躍する世界が違ってきたからです。
それにしても2次会に私が行くことはめずらしいことです。久々に楽しい2内科の飲み会だったからだと思います。
さて、帰りのタクシーは個人タクシーさんでした。酔っていてはっきり運転手さんのお名前を記憶していないのですが、普通のタクシーでありながらヘルパー2級の資格を持っておられて介護タクシーとして運行することもあると教えてもらいました。
なぜ、そのような話の展開になったかというと、後部座席にひじ掛けが置いてあったからです。身体障害者手帳を持っている利用者に対して介護タクシー料金は1割り引きだそうで、その差額は個人タクシーの場合は運転者負担、会社タクシーの場合は会社が負うそうです。ちなみに普通のタクシーに乗ることができるのならば、身体障害者手帳の等級は関係ないということでした。
介護のことを熱くしゃべる面白い個人タクシー経営者さんでしたが、名前を憶えておけばよかったと思いました。
9日(金曜日)
[つぶやき] なかなか外来が忙しい1週間でした。ポツリポツリとインフルエンザが発生しているとの情報が入っていますが、当院ではまだゼロです。ひたすらとインフルエンザの予防接種の駆け込みをお手伝いしている状況が続いています。9時から12時までトイレにも行けずに患者さんとおしゃべりすることが多い午前です。
昼食を取ると、すぐに睡魔が襲ってきてしばらく眠ることもありますが、ネットを見ながら書類を書いたり、あるいは書類を書きながらネットを覗いてみたりと、ながらなことをしています。
午後は訪問診療がメインですが、この時期は外来患者さんが多くて時間に余裕がありません。したがってどうしても病棟にしわ寄せが行きます。でも病棟で過ごす時間は結構楽しいものです。廊下から病室の中を覗き込んで患者さんの様子を見ることが面白いです。
久しぶりに、とりとめのない文章を書くという結果になりました。まあ、何か書かないといけないとなると、いわゆる「つぶやき」になるのです。
8日(木曜日)
[急性硬膜外血腫] ただいま夜の11時ですが、さきほど往診から帰宅しました。今晩当番の訪問看護師は救急車に乗って行ったので自宅に帰るのは12時ごろになるかもしれません。
今夜の往診内容は自宅での転倒後の医学的な対応です。
この患者さんは幸い意識がしっかり(清明)でしたが、どうように倒れたのかわかりませんから今の状態をみて安心できません。急性硬膜外血腫という病気がありますが、この病気は外傷直後からしばらく(数時間のことも)意識がよくてもその後急速に意識障害に陥り手遅れになると生命に危険です。というわけで、深夜でしたが、CTが必要と判断し紹介しました。
[医師の個人情報保護] 厚生労働省は、医師、歯科医師の国家資格について、名前だけで厚労省のホームページから照会できるようにすることを決めたようです。2007年4月から実施される予定です。同時に、行政処分を受けているかどうかも確認可能になるそうです。
なんで、
個人情報保護が叫ばれるこの時世において医師・歯科医師だけ公開されるのかという思いがあります。私はホームページに写真付きで個人情報を公開しており、それぐらい大したことはないではないかとみなさんは思っておられるかもしれません。
そうではないのです。もし、私と同性同名の医師が存在し、その人がリピーター医師だったとしたら、私がリピーター医師と誤解されてしまう可能性大です。厚労省は医師約27万人、歯科医師約9万人の氏名、性別、登録年月日を公開しますから、いろいろな想定外のトラブルがおこるかもしれません。
これまで医師・歯科医師資格の照会は氏名、生年月日、登録番号の3つの情報がそろった場合だけ登録の有無を厚労省が回答していましたが、国民が登録番号を知ることは難しく実効性がないとの批判があったために氏名表記だけで先ほどのデータベースを公開するのです。
7日(水曜日)
[2つの施設の名前] 来年2月に完成するグループホームの名前は『グループホーム帯迫』、それには『認知症専用デイサイビス帯迫』が併設されます。遅れて4月に完成する施設は小規模多機能で『小規模多機能ホーム大明丘』といいます。名前からわかるように前者が認知症対応で後者は必ずしも認知症がなくとも入れる施設となります。
もちろん入所者を募集中で空室いっぱいです。お問い合わせは内村川上内科やろうけん青空へ電話等でお願いします。
6日(火曜日)
[医師免許偽造]
医師になりすまして8年間も都立病院など20ヶ所の病院で働き医療行為をおこなっていたというニュースがありました。こんなことあるのかと唖然としました。しかも、とても評判のいい先生だったというからもう一度唖然となりました。実際の学歴は定時制高校中退といいますから、医師になるための6年間の専門的教育と医師国家試験の重みって何だろうと思いました。
白衣を着て患者さんの話をよく聞き、聴診器を当てて診察のマネをして、優しく大丈夫ですよと言ってあげる。血圧測定や注射や採血などの医療行為は看護師さんにしてもらって、カルテは適当に書いて、処方せんは前と同じと指示する。いつも同じ処方せんばかりではおかしいから、たまにはマニュアル本を調べて、一見正しい処方を書く。手術、検査は専門外だからとか、いろいろ理由を言って絶対にしない。これでもしかしたら医師として働けるのかもしれないと思いました。
医師国家試験に合格しただけでは医師らしいことはできないのは当たり前で、若い先生がおどおどしていて頼りないのは仕方ありません。だから研修医として勉強するのですが、その内容は先ほど書いたような実践的ことです。だから努力すれば医学部を出ていなくても身に付くのでしょう。
だけど、8年経って化けの皮が剥げてしまった。そこを知りたいのですが、ニュースではわかりませんでした。慶応大学医学部と嘘を言ったのが、致命傷となったのでしょうか。慶応大学医学部出身の先生と全く話が合わなくてあやしまれたのかもしれません。
[グループホームの模型] 鹿児島市大明丘に建てるグループホームの模型の写真がメールで送られてきたのでここに公開します。なかなかすてきなグループホームです。多機能施設です。
5日(月曜日)
[タミフルが足りない] 鹿児島もきょうはとても寒く、初雪が降りました。例年よりもずいぶん早いのだと思います。こんな寒いと、風邪やインフルエンザが流行り出し、医療機関にとっては患者さんが増え、うれしいものかもしれません。
しかし、今年はできればインフルエンザが流行らないでほしいと願っています。なぜならば、タミフルが足りないからです。最悪の場合、新型インフルエンザが大流行して、まったくタミフルがなくなるという事態が大いに考えられます。そうなると、私の周囲でバタバタと新型インフルエンザが原因で命を落とす患者さんが出るのではないでしょうか。まだ幸い外来患者さんにインフルエンザが発症していませんが、毎日インフルエンザらしき患者さんを診察すると、インフルエンザ第一号ではないかとドキドキします。
[幼女殺人事件に考えたこと] 最近、幼女殺人事件が続きますが、栃木県の事件を予告するような書き込みが「2チャンネル」にありました。それを読んで、非常に暗い気持ちになりました。また、その非常に異常な心理に驚きました。
こんな異常な行動は脳によって引き起こされていることは間違いないのですが、その異常な行動を止められないという、ある種の衝動はタンパクによって動かされているのではないかと仮定してみました。脳がある種のタンパクにさらされて行動を規定しているとしたら、そのタンパクを支配するRNA(遺伝子)を制御すれば犯罪を止められると「2チャンネル」の書き込みを見ながら考えました。この考えは、これらの事件は病気によるものという立場になりますが、とても同じ人間が犯した行動とは思えないのです。
4日(日曜日)
[日高見中央クリニック視察] 岩手県北上市にある日高見中央クリニックの視察に行ってきました。東京から東北新幹線に乗って北上を目指しました。あいにくの雨がだんだんと雪に変わり仙台を過ぎ、岩手県に入ると吹雪のようになりました。北上駅は雪に覆われていました。
私たちは日高見中央クリニックの職員の方の出迎えを受け、早速クリニック内を案内していただきました。当院は平成19年までにクリニックを建て直す予定があるので在宅医療のパイオニアの金澤先生のコンセプトで建てられた日高見中央クリニックを参考にしたいと考えたからです。確かにすばらしいコンセプトによってできあがったクリニックでした。大いに参考にしたいと思います。
夜は雪が木に降り積もるのを見ながらもっとすばらしい感動的な話を聞くことができました。日高見中央クリニックの方々、1日いろいろとありがとうございました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。鹿児島にも遊びに来てください。
2日(金曜日)
[Tiger Server] 「
Tiger Serverが仕事場を変える!」という帯の付いたTiger Serverの解説本Mac OS X Server 10.4
実践ワークグループ&インターネットサーバ構築が手元に届きました。待ちに待った本です。
今、私はTiger Serverでこのホームページを運営していますが、それだけで終わってはもったいない。もっともっとやりたいことがあります。なにをやりたいか。
まず、バーチャルカンファレンスをしたいと考えています。一人の患者さん(利用者さん)に関わる各職種がインターネットを介してインターネット上で話し合い(カンファレンス)をしたいのです。時間と場所はフリー、いつでもどこからでもアクセスして情報を交換しあうようにする。ビデオチャットは場所はフリーにできますが、時間が拘束されますからダメです。一番近いのはメーリングリストかBBSかもしれません。いづれにせよ、技術的にはさほど難しいことではないと思います。自前サーバでやることに意義があると思うのです。
次にストリーミングサービスでどんどん明輝会から生き生きした情報を全国に発信したい。それは、ポッドキャスティングでもビデオでもいいと思っています。さらにWebObjectを使ったECサイトを構築できたらいいなともっと大きな構想も持っています。
[デブリッドメント] 入院してきた99才のおばあちゃんが大きな床ずれ(褥瘡)を作っていたので、さっそく外科的な治療、デブリッドメントをおこないました。具体的には壊死した組織や感染をおこした組織を外科的に切除するのです。局所麻酔をしてデブリッドメントをするのですが、みんな痛がります。しかし、今後のことを考えると心を鬼にしてデブリッドメントするのです。鬼手仏心とはよく言ったものです。
きょうも99才のおばあちゃんに謝りながら手はメスを動かしていました。
[おことわり] 明日、岩手県北上市の金澤先生の日高見中央クリニックを見学に行きます。このため明日のつぶやきを休ませていただきます。
1日(木曜日)
[グループホーム] 新しく建設中の二つのグループホームを見てきました。それはとても斬新な作りでデザインに設計者の介護に対するコンセプトが伺えます。
一つは来年2月に、もう一つは4月に入所者が入れる予定です。現在当法人にあるグループホームよしの村は入所者が女性だけですが、これから募集するこれらのグループホームは男女が入所するという本来の姿になってほしいと思います。私が訪問診療で関わっているグループホームはよしの村以外にもありますが、そこは男女が仲良く暮らしています。そこはスタッフも男女バランスよく構成されていて協力しあっています。
グループホームが社会の一部であれば、そこに男女が仲良く暮らしているはずと思うのです。男だけのグループホームとか女だけのグループホームはやはりおかしいと思うのです。