つぶやき 睦月
 

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内村川上内科の入院状況 入院患者数 男8人 女11人、入院予約数 男1人 女5人  (2006年1月19日現在)


AUGM in Kagoshima January 2006


24日(火曜日)
[区画整理事業の工事]  朝、診療所近くのガソリンスタンドに車をあずけて、それからは歩いて出勤しました。空気がひんやりとして気持ちがよいのですが、風が吹くと身が縮こまるほど寒くて車をあずけなければよかったと後悔するほどです。まだ8時なのに工事をやっている人たちがあちらこちらに見かけられます。この人たちは、夜間ぶっ通しで工事をしていたのでしょうか。ほんとうにご苦労様なことですが、工事に近い場所に住んでいる人は騒音や振動に悩まされているだろうなあと思います。
  一夜で大きな穴が掘り下げてあったり、昨日まであった建物がなくなったり、重機を使った工事は早いものです。日々変化する診療所の周囲の風景にはほんと驚きます。今朝、ちょうど鹿児島銀行花棚出張所があった場所から写真を撮ってみました。大型のクレーン車が四角いコンクリートの枠を埋め込む作業をしていました。写真の右奥に診療所があります。
 時間を見つけては、診療所のいろんな写真を撮っています。いつかその写真をアップしたいと思います。


23日(月曜日)
[ホリエモン逮捕] とうとうホリエモンが逮捕されました。国民として人間として法律を破ることはいけません。極端な拝金主義もいかがなものかと思います。いわゆる勝ち組の象徴のように言われていたライブドア。これを称賛し利用してきた政府。これを契機にいっそう世の中が騒々しくなってきました。マンション偽装問題という爆弾もあります。

[お詫び] 本日午前中、当ホームページにアクセスできなかったと思います。原因は私です。すみません。真相はこうです。今朝、大きな荷物を持ったまま院長室に入った私はでうっかりサーバーの電源コードに足をひっかけて抜いてしまいました。続けてピーピーと停電の警告を知らせる音が鳴り始め、焦った私は別のコンセントを抜いてしまい、ますますおかしなことになりました。5分後に朝礼が始まるというのもいっそう焦りを増し、昼休みまでサーバーを立ち上げることができませんでした。


22日(日曜日)
[かごしまマックユーザーグループ] 21日土曜日は楽しかったなあ〜。久しぶりに「かごしまマックユーザーグループ」の集まりに行きました。急患の処置等で予定よりも1時間以上遅れての参加だったけれど、楽しい雰囲気を満喫できました。続いて2次会にも参加して異種業の人たちと交流でき楽しかったです。鹿児島にもいろんな人が活躍しているんですね〜。頼もしい限りです。医療界以外の人と出会えるのは、とても貴重なことだと思っています。とくにマックつながりという同じ土俵で遠慮なく話せるというのがいい。
 さて、今回のかごしまマックユーザーグループの集いには、U君を連れて行きました。前もってU君からかごしまマックユーザーグループの集いに行きたいという希望が出ていたからです。
 私は、当院に来てからパソコンはすべてマックを使っていますし、看護師さんなどにも仕事上の制限がなければウィンドウズではなくてマックを使用させています。その一番の理由は、私自身が1988年以来ずっとマックを使ってきたことですが、最近の理由として、マックにはウイルスの心配がないというセキュリティー上の有利さ、フリーズすることがないという安定性があります。もちろんデザインがいいというおしゃれさ、文字がきれい、使いやすいというフレンドリーさもあります。
 パソコンの苦手な人ほどウィンドウズよりもマックが合っているはずなのに、パソコン音痴な人ほどパソコンはウィンドウズと思っています。ウィンドウズのマウスの右ボタン左ボタンはマックにはありません。ですから2歳の子どもでもマックは使えます。
 土曜日の2次会でも話がありましたが、マック(アップル)はパソコンの使いやすさ、デザインのスマートさを追及しているが、ウィンドウズ(マイクロソフト)はただ金もうけができるかどうかだけを追及して開発しているということでした。今年ウィンドウズの方では、Windows Vistaというメジャーアップデートがありますが、これはあまり売れなかったWindows XPの汚名をばん回すべく、そして先進のMac OS X に追いつくべくさまざまな機能を装備させています。しかし、それが安定して使えるものかどうか未知数なのだそうです。またもやWindows Vistaが売れなかったら帝国マイクロソフト社はどうなるのでしょう。


20日(金曜日)
[コニカミノルタホールディングス] 毎日、ライブドアショックが報道されていますが、私にとっては、コニカミノルタホールディングスがカメラ・フィルム事業から撤退するという発表の方がよほどショックであります。このニュースは寝耳に水です。
  コニカミノルタは2003年に旧コニカと旧ミノルタが経営統合してできたばかりでした。旧コニカは創業130年という老舗の写真フィルムメーカーですが、世の中のデジタル化という波に出遅れてしまいました。1941年国産初のカラーフィルムを生産したという輝かしい歴史があります。旧ミノルタも1928年創業のカメラメーカーで、1985年に世界初の自動焦点一眼レフカメラを発売しました。
 世界のコンシューマのほとんどがデジカメを使っています。フィルムを使う従来のカメラを使う人は少数派です。プロもデジカメ化が進んでいます。そういう中でデジカメの価格は下がり、勝ち組と負け組がはっきりしてきました。キャノン、ソニーのシェアが拡大し、それよりも小さなメーカーは価格競争に破れ、市場から撤退を余儀なくされています。今回のコニカミノルタホールディングスのカメラ・フィルム事業から撤退というニュースもこれの一連の動きです。
 ミノルタの「α」シリーズは、一眼レフがほしかったソニーに売却されるらしい。それにしても世界のフィルム市場は、コダックとフジフィルムの2社だけになったらしい。すごい変化です。

[ディズニーがピクサーを買収] ディズニーがピクサーを買収するだろうという大きなニュースが世界に向けて発信されています。もし、これが実現すれば、アップル社のCEOであるスティーブ・ジョブズはディズニーの個人筆頭株主になり、取締役になると言われています。なぜならば、ピクサーはスティーブ・ジョブズが作った会社であり、現在もCEOだからです。
 ピクサーは近年、「トイ・ストーリー」「ファインディングニモ」「ミスター・インクレディブル」 などのヒット作品を作ってきましたが、これに対抗してディズニーが自社開発した最近の作品「リトルチキン」はヒットしませんでした。どうしてもディズニーにとってピクサーのCG作品は必要なのです。
 さて、どうして急に買収話が出てきたのかというと、ディズニーのCEOが昨年10月にスティーブ・ジョブズCEOと仲のいいロバート・アイガーCEOに替わったからです。 ロバート・アイガーCEOの前は、マイケル・アイズナーCEOで、スティーブ・ジョブズCEOが嫌っており、2006年を以て契約打ち切りとなっていました。
 アップルは、iPodとiTunesの成功を背景にさらにディズニー帝国を手中におさめ、メディア界に徐々に入り込んで行こうとしています。


19日(木曜日)
[グループホーム帯迫]  認知症専門のグループホーム、グループホーム帯迫が来月2月にオープンします。帯迫はオビザコと読みます。
 本日、 グループホーム帯迫を宣伝するチラシが刷り上がり、一部貰いました。今度の日曜日の朝刊に折り込まれるそうです。なかなかよくまとまったチラシで、中央にグループホーム帯迫のシンボルツリーが写っています。その写真の横には、「ご利用者とご家族、それぞれの思いに応える医療と介護のトータルケアをご提供いたします!」という説明文があります。募集定員は18人、9人ずつの2ユニットです。月額は介護保険制度の1割負担+施設利用料金75000円(家賃・食費・光熱費・日用品代込み)とあります。場所は、県道吉田線帯迫交差点から徒歩5分、です。連絡先は、グループホーム帯迫開発準備室099-294-5151担当新地となっています。


18日(水曜日)
[つぶやき] 夕方、子どもを連れて近くの皮膚科クリニックに行きました。 なかなか水イボが治らないから専門医に一度診てもらおうと思ったからです。VG軟膏を1週間塗って、残った皮疹を焼きましょうと治療方針が決まりました。焼くとは硝酸銀で焼くのかな?液体窒素で凍結してピンセットではぎ取るのかな?と考えましたが、子どもがうるさくて質問できませんでした。
 夜、妻がデパ地下から買ってきた「濁り酒」を2杯飲んでから酔ったのか、何となく気分が悪くなってきました。しばらく気分が悪くて悶々としていましたが、冷たいビールを飲んだらスッキリしてきて気持ち良くなりました。どうやら、自分には「濁り酒」が合わないみたいです。
 きょうは東証のシステムが停止になるなどライブドアショックが日本中を駆け巡っていますが、つくづく株をしていなくてよかったと思いました。所詮、私はアップル株しか買う気はありませんでしたが、アップルなどアメリカの優良企業は昨年のうちに日本の閉鎖的な証券市場に嫌気がさしてアメリカに帰ってしまったので、ジャスダックでアップル株を買うことはできなくなっていました。


17日(火曜日)
[ニュースの多い日]  きょうは大きなニュースの多い日。一つ一つの出来事にコメントはしませんが、それぞれに重みや深い闇があるように思います。列記すると、阪神淡路大震災から11年、耐震偽造の重要人物の証人喚問、連続幼女誘拐殺人の宮崎被告の最高裁決定、ライブドア証券法違反で強制捜査などなどです。
 実は、これらのニュースは互いにつながっているらしいという憶測があるようです。一つ一つがかなり大きな話題で内容があるのですが、それを集中させたことに何か大きな闇を隠そうという強い力が働いているという憶測です。
 
[お年玉付き年賀はがき当選番号]  お年玉付き年賀はがきの当選番号を昨日紹介したサイト「大当たり」を使ってチェックし終わりました。お年玉付き年賀はがきが200枚程度ありましたが、下二ケタを私が読上げて、娘がパソコンに打ち込むという手順です。20分程度で終わりました。なかなか楽しい作業で、親子で結構盛り上がりました。結果は、記念切手シートが2枚当たっただけでした。


16日(月曜日)
[大当たり] 毎年、お年玉付き年賀はがきをたくさんいただきますが、その当選番号をチェックしないで終わってしまいます。その理由は面倒だからです。
 しかし、今年はインターネット上に「大当たり」サイトという便利なものを見つけました。 ソフトウェア開発会社の イーストがきのう15日に公開したもので2006年度のお年玉付き年賀はがきの当選番号を楽しくチェックできます。ただ下二ケタの番号を打ち込むだけで瞬時に「はずれ」の結果はわかります。「当たり?」のときは「1等の可能性?」とか、さらに別の数字まで照合を求められます。これが結構ハラハラドキドキ楽しいのです。
 新聞を切り抜いて番号合わせするよりも、ここのサイトで調べるのが一番効率的で楽しいと思います。ぜひみなさんも「大当たり」で楽しくチェックしましょう。もしかしらハワイ旅行が当たっているかもしれませんよ。


14日(土曜日)
[つぶやき] 久しぶりにフィットネスクラブに出かけました。土曜日のせいか、入会キャンペーンのせいなのか、とても人が多いのにビックリしました。ほとんどのマシーンが使われていて一瞬何をしに来たのだろうと思いました。
 入念にストレッチをして、 運良く空いていた腹筋運動をするマシーンから始めました。 英会話をiPodに聞きながらエクササイズしていると、iPodがズボンのポケットから落ちそうになったので、iPodを布袋に入れ、ベルトに通してぶら下げながらエクササイズすることにしました。筋力をつけるマシーンはこれでよかったのですが、電動ウォーカーで走り出したとたんiPodがズボンの中に沈んでしまいました。気持ちが悪くてiPodを引き揚げて約4キロ歩いたり走ったりしました。
 クラブを見渡すと、やはり女性が多いです。とくに中年、50・60歳代が元気があります。30・40歳代は黙々とエクササイズしている人が多いように見受けました。
 ※久しぶりの運動で疲れました。みなさん、よき週末をお過ごしください。


13日(金曜日)
[心眼] インフルエンザがA型かB型かを診断するには、診断キットを使います。患者さんから得られた試料と試薬を反応させ、抗原抗体反応が起こったら色のついたバンドが見えてきます。Aのところにバンドが出たらA型、Bのところにバンドが出たらB型と診断します。しかし、このキットを使っていると判断がむずかしいケースがあります。つまり、陽性反応を示すバンドが薄すぎてわからないケースがあるということです。パッと見ただけでは陰性と見間違ってしまいますが、よ〜く見ると極く淡いバンドがあるのです。
 このような薄いバンドを見つけるのを私は得意としています。たぶん私が一番このようなバンドをみるという作業に慣れているからだと思います。かつてタンパク定量やDNAやRNAの分析のため電気泳動上のバンドを真剣に見ていたからだと思います。
  悲しいかな、私も昔とちがって眼鏡を外さないと見えません。視力に自信がないので、ついつい若い目に頼ってしまうのですが、20代の目を呼ぶとブーイングがきかれます。しかし、私はこれを心眼をもって見逃さないことと肝に銘じています。


12日(木曜日)
[つぶやき] ちょっと暖かくなりましたが、まだ外来患者さんが多いです。患者さんによっては商売繁盛でいいね〜なんて言う人がいますが、あんまりうれしくありません。私はインフルエンザワクチンを2回打っていますが、それでもうつされはしないかとビクビクしながら診察しています。だいたい11時ごろにはしゃべるのも疲れてきて、かつトイレにも行きたくなり、どこで中断を入れ、休憩をとろうかと思案が始まります。おとなしそうな患者さんの前で中断するとよいので、並んだカルテを見て決め、そこを一応のゴールにして頑張ります。
 しかし、外来診察室から廊下に出て、ちらりと外来待合所を覗くと、ときにまずい場合があります。じーっとにらんでいる顔があるときがあるのです。どこに行くのだと訴えているかのようです。ほんの3分だけ休ませてくださいとそそくさと院長室に逃げ込み、トイレをすませて、ふたたび外来診療をします。
 鹿児島県におけるインフルエンザ定点観測による昨年のインフルエンザ注意報は2月1日でしたが、ことしはすでに注意報が出ました。新型インフルエンザの恐怖もあり、今シーズンはほんとうに大変です。タミフルが足りるかどうか、そこが大きな問題です。

[アップル株] やはりアップル株を100株でも買っておけばよかったと思っています。2004年11月と12月にもアップル株を買えばよかったと後悔の念を書いていますが、それから1年以上経った今もアップル株は上昇し続けています。一昨日のMacWorld Expoの発表によりさらに上昇に弾みがつき、ビックリ株になっています。アメリカの株アナリストもアップル株は買いだと分析しています。
 私が初めてアップル株を買いたいと思ったときが1株14ドルでした。今日のアップル株は1株85ドル 。1株につき71ドル上昇したから、1ドル113円の為替レートで計算すると、だいたい71×113=8023円 の上昇です。100株で約80万円もうかっていたかもしれない。やはり取らぬたぬきの皮算用でしょうか。まだまだアップル株は上昇すると予想されており、100ドルまでは上がるらしいです。


11日(水曜日)
[プロペシア] 午後から床屋に行きました。病棟の患者さんの褥瘡のデブリメントを2人済ませたり、相変わらず外来は風邪症候群とインフルエンザの患者さんでごった返していたからです。ヘアーカットしてすっきり、気分もすっきりして帰宅しました。
 さて、床屋さんのマスターとの会話でプロペシアのことを訊かれました。さすが床屋さんです。この手の情報は早い。いろいろと訊かれましたが、よく知っておられます。ずばり内村川上内科に行けば、プロペシアを処方してもらえるかと尋ねられ、いいですよ処方しますよと答えました。マスターによると、床屋に来たお客さんがプロペシアを飲みたいと相談を持ちかけられるけれども、実際にプロペシアを処方してくれる病院がなくて困っているらしいのです。

[MacWorld2006] マックユーザーのお祭り(MacWorld2006)が毎年この時期サンフランシスコでありますが、今年の話題は、マックのCPUがIBM製からIntel製へ変わることになり、一体どんな製品が出て、その性能はいかがなものかということです。結局、新しくIntel製iMacとPowerBookの後継品となるMac Book Proという製品が発表されました。端的に言えば、格段に性能が向上しました。
 この発表を聞いて、個人的には Mac Book Proは買わないと決めました。その理由はそのうちにもっとモバイルなノートパソコンが出るはずなのでそれまで待ちます。iMacは院内のパソコンとしては最適でやがて買い替えたいと思いますが、時期はもう少しあとになると思います。院内のパソコンは同一機種にすることが重要で、そうすればメンテナンスが簡単で、かつ各種ソフトが一つで済むという経済性があるからです。


10日(火曜日)
[つぶやき] インフルエンザキットが残り3人分しかありません。それほどにインフルエンザを疑う患者さんが増えています。しかし、昼間は少し暖かくなったのでひとまずインフルエンザの大流行とまではいかないと思いますし、そうあってほしいです。

[麹の館] 月に数回吉野台地を降りたところまで訪問診療に行きます。清水町というところに「麹の館」という看板のある店の前を通ったときに運転していたU君に「麹の館」という店のことを知っているかと聞きました。吉野までの道のりはちょっと長いので雑談を仕掛けてみたわけです。「麹の館」に関する私の知識は正確ではなかったのですが、焼酎についての知識ならばU君は詳しいに違いないと思ったのです。意外に「麹の館」が焼酎と関係が深いことをU君は知りませんでした。
  「麹の館」は現代焼酎の父と呼ばれる河内源一郎の河内源一郎商店が営む、麹を使った食品を売る専門店です。河内源一郎商店の会長さんは山元正明氏で、今の空前のクロ焼酎ブームの黒麹NK(ニュークロ) の発見者です。山元正明氏は鹿児島高等農林学校(現鹿児島大学農学部)卒で河内源一郎氏の長女と結婚しています。
  大正時代まで焼酎は酸っぱく腐敗しやすく下級の酒でしたが、それを劇的に旨い酒に変えたのが大蔵省税務監査局技官河内源一郎でした。当時、焼酎は清酒と同じ黄麹を使っていましたが、寒冷地の清酒に向く黄麹が南国の焼酎に向くはずがないという発想のもと、河内源一郎は沖縄の泡盛に使われている黒麹に注目し、黒麹の突然変異を発見し河内菌(アスペルギルス カワチ キタハラ)と命名。酸っぱく腐ってしまう焼酎を旨いものに変えました。現在、河内源一郎商店が扱う焼酎用の種麹は全国シェアの約80%を占めます。


9日(月曜日)
[つぶやき] 成人の日でしたが、月曜日の先生に訪問診療を廻ってもらいました。結構多かったので大変だったと思います。ご苦労様でした。デイケアも訪問看護ステーションもヘルパーステーションも病棟も休みに拘らず忙しそうでした。ご苦労様でした。


8日(日曜日)
[つぶやき] 私が日曜日の当番で9人の訪問診療をおこないました。ほとんどが発熱者です。幸いにみなさん、快方に向かっているのでよいのですが、インフルエンザの感染注意報が出されピリピリしているところです。
 昨夜は往診依頼があった患家から質問の電話がありました。インフルエンザキットを使用しないで何故インフルエンザと診断し治療薬を処方したのかという内容でした。診察の場にいなかった家族からの電話でしたので、事情を丁寧に説明しました。診断の根拠は患者さんの症状が典型的なインフルエンザであること。急に39℃近い高熱が出て持続している。悪寒や関節痛などが持続している。また、同居している孫さんが同じ症状で別の病院でA型インフルエンザと診断されたということ。こういう事実から診断したのです。
 その家族の方の話によると、孫は2人で1人は確かにA型インフルエンザだったがもう1人は陽性でなかったから検査すべきだというのです。確かにインフルエンザの患者さん全員に検査をするというのも方法の1つでしょうが、限られた検査キットを有効活用するためにはそこは医師の裁量でよいと思います。私は同居している家族にインフルエンザの患者さんがいればよほど別の症状が出ていない限りタミフルを使います。キットによる診断には技術的な問題もあるし、他に疑陰性とかウィンドウ期間という問題もありますから。


7日(土曜日)
[つぶやき] 今週は外来診療のウエイトが大きく膨れ上がって書類などほとんど書けないほど忙しいでした。小児の患者さんが多いのも外来が混雑した理由の一つです。
  今週は休み時間を削って対応しましたが、もう少し能率的に診察できれば時間内に終わりそうな気もするのです。人の流れがスムーズでなくて非能率的に思えるのです。たとえば歩行障害のある人を待っている間に診察室の前の廊下まで移動させて待たせておくとか、検査の順番を決められたとおりにしないですぐにできる検査から終わらせるとか、初診の場合は問診表を丁寧に書いてもらうとか、そんなレベルのことです。これだけでずいぶんと時間節約になると思います。
 今週末、2連休ですが、ここで休息をとって来週に臨みたいと思います。個人的には、来週はサンフランシスコでMacWorld2006が開催されるのでウキウキ気分です。どんなに忙しくてもどんな新製品が出るかという興味で疲れてはいられません。みなさまもよき週末をお過ごしください。


6日(金曜日)
[つぶやき] きのうよりもさらに外来患者さんが増えてきました。もちろんインフルエンザも流行しているようです。11時すぎ、診察しても診察してもカルテが減らないという状況になりました。 やっと診察が終わったのは午後1時40分。うがいと手洗いをしっかりして、院長室で昼食を摂りました。午後2時、食べ終わったら、すぐに午後の訪問診療に出かけましたが、こちらも追加があったりで、終わったのが午後6時すぎでした。それから病棟の患者さんを何人か診察して、診療所を離れたのが午後8時でした。

[ポッドキャスティングde英会話] iPodを使って英会話の勉強をやってみようと「ポッドキャスティングde英会話」という800円の本をインターネット注文しました。いつでも、どこでもiPodに記録されている英会話を聞くという、いわゆるポッドキャスティング方式のレッスンです。iPodは音楽だけ聴くのではなく、最近はニュースや落語、トークなどジャンルはいっぱいあります。
 本来、ポッドキャスティングはiTunesがあればとっても簡単にアクセスし聞くことができます。一応、ブラウザでもみれるものを紹介します。⇒日経ビジネスポッドキャスティング、⇒東京都現代美術館、⇒オリコンシングルトップ40、⇒高知大学公開講座 などなど。もうたくさんあります。自分の好きなものをiTunesで探して登録すれば無料で聞くことができます。

 


5日(木曜日)
[つぶやき] 朝起きたら雪が積もっていました。外来患者さんの中には風邪症候群が増えてきたし、インフルエンザも少しずつ出てきました。本日はインフルエンザ迅速診断キットで2人陽性が出ました。これからインフルエンザが流行りそうな感じです。在宅患者さんからの往診依頼も多く、本日だけでも数件、すでに今夜も往診してきました。
 写真は訪問診療途中、鹿児島市下田町の路上から撮った冠雪した桜島です。

[2006 Technology of the Year Awards] アメリカ・サンフランシスコにあるinfoWorld Media Groupが2006 Technology of the Year Awardsを発表し、ベストサーバーOSをMac OS X Server v10.4が、ベストクライアントOSをMac OS X v10.4 "Tiger."が受賞していました。私も98,000円するMac OS X Server v10.4を買ってサーバ管理をしていますが、素人の私でも最近はまったくトラブルなく運用できています。


4日(水曜日)
[つぶやき] いきなり睦月と如月を間違ってしまいました。年頭から大失態。気を取り直してつぶやきを書きます。
  昨日のつぶやきで今夜はこれでゆっくり休めると書きましたが、それで終わりではありませんでした。11時半に床についたのですが、約1時間後には携帯電話が鳴りました。ちょうどゆかいな夢を見ているところでした。ああもっと見ていたかったと思いました。患者さんの家族からの往診の要請ですから仕方ありません。外は5℃と寒いですが、コートを羽織って出て行きました。診察の結果、インフルエンザか肺炎が疑われるから翌朝精査する約束をして応急処置して帰りました。再び眠ったのは2時ごろだったと思います。私よりも昨日の当番看護師さんが大変だったと思います。ご苦労様でした。
 さて、今朝が当法人の仕事始めで理事長の年頭の話がありました。私も挨拶しましたが、何といっても今年勤続5年以上の職員が十数名表彰されました。先だっての30周年記念行事では勤続26年の職員が2人いらっしゃいましたが、当法人は働きやすいところがあるのか、結構勤続年数が長い人が多いです。
 午後は寒くて自宅で年賀状の整理をやっておりました。夕方チラチラ小雪が数分落ちてきました。またまた寒くなりそうです。ニュースでは昨年12月は平均気温が例年よりも2.8℃も低くて戦後一番寒い12月だったと報じています。


3日(火曜日)
[仕事始め] 私にとっても仕事始めでした。午前中に訪問診療を8件、病棟の回診を5ルームしました。
  訪問診療は重症な方が含まれていたり、正月の挨拶があったりで朝9時から廻ったのに意外にも時間がかかって済んだのが正午でした。続いて廻診をして、もう一度重症患者さん宅に行きました。酸素流量と人工呼吸器の設定を変更するためと朝調べた血液データを説明するためです。時計を見ると、午後1時半、これで十分仕事をしたと思い、帰宅途中でラーメン屋に寄ってラーメンを注文し待っているところで在宅の患者さんが転倒して額から血を流しているという電話が入り、ササッと食べて診療所に戻りました。額をザックリと切っていたので縫合することにしました。
 これで十分仕事したなと思って、 子どもたちを誘って凧揚げをしました。子どもたちは初めての凧揚げでしたが、上手に揚げることができました(写真)。凧は6連凧でかなり高く揚がりました。凧揚げに興じること1時間。午前中の仕事の疲れも吹っ飛ぶほど楽しいでした。
 夕食中に往診依頼2件。どうも今年も私はついているようです。往診依頼の電話にはハイハイと二つ返事で出て行きました。診断は肺炎疑いともう1人は急性胃腸炎でした。お二人とも昼間から体調が悪かったようですが、夜になってからの往診依頼です。昼間は何とかなると思ったのでしょうが、だんだん悪くなって仕方なく往診依頼の電話をしたのでしょう。本人たちには遠慮しないでなるべく昼間のうちに往診依頼するように丁寧に説明しました。終わったのが夜の8時。やっとゆっくりできそうです。


2日(月曜日)
[年頭のつぶやき] 鹿児島の自宅に帰ってくるとドッサリと年賀状と新聞が玄関に置いてありました。まず、年賀状の仕分けが楽しみです。年賀状を下さった方のメッセージを読んで近況を聞き知ったり、写真を見て笑ったり、年一回しか体験できないことです。元旦の新聞はとても分厚いので読みごたえがあるのですが、ホテルで地元紙を読んだのでゆっくりと明日でも読もうと思います。
 今年は戌年。私は年男であります。総務省が発表によると、戌年の年男・年女はそれぞれ473万人、501万人で合わせて975万人です。十二支の中では一番少ないのだそうです。戌年生まれで一番多いのは1970年生まれ(36歳)で190万人、私と同い年の1958年生まれが158万人で2番目に多いのだそうです。少子化のためでしょう1982年生まれ(24歳)は153万人で3番目です。
 年男を辞書で調べてみると、新年の諸儀式を行う役、節分の豆まきをする役だそうです。私の今年の役目は、診療所の建て直しと電子カルテ等IT導入のリーダー役を努めることです。この仕事はスケールが大きくて難儀をともなうと思いますが楽しみでもあります。


元旦(日曜日)
[謹賀新年] 明けましておめでとうございます。本年もつぶやきを宜しくお願いします。