つぶやき 2月
 

ホームへ
English Here

 

内村川上内科の入院状況 入院患者数 男12人 女7人、入院予約数 男1人 女5人  (2006年2月28日現在)


28日(火曜日)
[つぶやき]  今月はPowerBookが使えなくなり、次のMacBookはまだ私の手元に届かず、いまだにつぶやけないという状況が続いています。 現在、PowerBookはメンテナンスソフトウェアを使って故障部分を追及中です。また、パソコンミスミに電話で問い合わせたところ、MacBookはまだ届いていないようで、いつになるかわかりません。
 そんなこんなでブルーな気持ちで昨日の「つぶやき」を書いたのですが、これを読んだ妻に励まされるどころか、活を入れられてしまいました(;へ:)。ここに来て、ゆったりとした気分で「つぶやき」を書くことが、私のストレス解消であったのに気づきました。
 4月から施行される診療報酬改定を読んでいますが、これに対してどうするかも切実な問題と思っています。なにやら在宅療養支援診療所とかいうものが想定されており、当然当院はこれに名乗りを上げ、がんばっていく所存ですが、診療報酬改定を患者さんにいかに理解してもらうか、そこが大きな課題です。


27日(月曜日)
[つぶやき] 今日一日、忙しくて仕事以外には少しもゆっくりできませんでした。何だか体がすり減っていくみたいです。体力にはまだ自身があるけど、気力がなくなったら終わりだなと気弱なことを考えました。
 今一番望んでいるMacBookが手に入れば、一気に元気になるのになあと思いつつ、帰り間際に「つぶやき」を書いています。何か書かないと、せっかくホームページを見てくださる方に悪いなあと思いますから。


24日(金曜日)
[大腿骨頚部] グループホームに入所中の人が椅子から床に落ちて、左足を痛がり、動けなくなりました。ちょうど21日の「つぶやき」を書いているときに呼び出された往診です。この患者さんのレントゲン写真を転倒翌日の22日に撮りましたが、全然骨折所見はなかったのです。しかも痛みの部位が移動しています。これは認知によるものと思いますが、自分のことを言葉でうまく表現できないのです。23日にも往診しましたが、痛みが続いています。
 いつまでも痛みがあるので、家族も心配になったのか整形外科受診を希望されました。もう一度レントゲン写真を撮って欲しいというわけです。すぐに紹介状を作り、近くの整形外科を紹介しました。いっとき経って、紹介先の先生から電話がありました。「大腿骨頚部にちょっとヒビが入っていますよ。 大腿骨頚部骨折直後は写真でわからないことがよくありますから。」と慰みの言葉をいただきました。その後、家族と連絡がとれていないので、家族が何と思っているのか気になるところです。


23日(木曜日)
[血液ガス分析装置] 血液ガス分析装置を新しく導入しましたが、これは便利、とても強力なツールになりそうです。導入したのは、ロシュ・ダイアグノスティックス社製のコンパクトなデスクトップタイプですが、動脈血の酸塩基のデータ、カルシウムイオンやヘモグロビン値まで即座に測定できます。
 早速、3人の血液ガス分析をおこない、治療方針を修正できました。

[つぶやき] 2月は早いものです。月末になって来月の訪問診療予定や「かわかん通信」の原稿書きに大わらわです。しかも、何といっても、今はオリンピックです。
  深夜3時には、女子フィギュアスケートの生放送があります。日本が初のメダルを獲得できる可能性があります。その感動的瞬間を見たいのですが、いつ眠ったらよいのかと、困惑しながら、応援します。


22日(水曜日)
[診療所移転打ち合わせ] 4回目の診療所の移転建て直しの打ち合わせしましたが、少しずつ煮詰まってきたようです。区画整理事業に合わせた改築というのは条件があって難しいものですが、まあ何とかいい診療所ができそうです。もう一度最終打ち合わせを今月中にします。

[仰烏帽子山登山速報版] なかなか時間がとれませんので、スナップ写真の一部と頂上到着直後の様子をビデオでお見せします。写真→。ビデオ→(このビデオは、5.56MBと大きいためブロードバンド以外の方はダウンロードに非常に時間がかかります)。なお、詳細なレポートは後日公開します。

[iTunes 10億曲ダウンロード・プロモーション] 本日、アップルからMacBookが出荷されたようなので今月中には私の手元に届くと思います。
  さて、アップルのホームページではカウンターが設置されていて、10億番目に当たれば、iMacがプレゼントされるそうです。カウンターは、iTunes Music Storeからダウンロードされている曲数で10億番目にダウンロードした人に、20インチiMacコンピュータ 1台、60GB iPod 10台、そして1万ドル相当のiTunesコンテンツをダウンロードできるカードからなるモニター特賞がプレゼントされるというキャンペーンです。


21日(火曜日)
[つぶやき] おとといの登山による筋肉痛がピークを迎えています。今回は両肩関節の周囲筋と僧帽筋がものすごく痛いのです。リュックを背負って足元ばかり見ながら歩いたからでしょうか。こんなにも凝るものだろうかと言うほどコチコチです。足の筋肉はさほど痛くありません。
 さて、…。 ここまで書いて、たった今、往診依頼がありました。自宅から「つぶやき」を書けないので、ここで終わりとします。


20日(月曜日)
[仰烏帽子山登山] 昨日、総勢7名で仰烏帽子山(のけえぼしやま)に福寿草を見に行きました。天気は曇りのために360°のパノラマを見ることはできませんでしたが、可憐な福寿草の群生を初めて見ることができ感動しました。詳細は後日報告します。


 


18日(土曜日)
[グループホーム帯迫] グループホーム帯迫の写真を公開しました。トップサイトの「グループホーム帯迫」をクリックしてください。.Macを使って作成したのできれいだと思います。こんな写真の公開は、.Macを使えば、5分でできるんです。

[気持ちの変化] 私が内村内科に院長なってからずっと入院していた患者さんが昨夜亡くなられました。6年以上、当院の病棟で療養されていたわけです。この患者さんは私の属しているメーリングリストで紹介があった方で、だれも手を挙げられないので私が引き受けることにしたのです。毎週、気管カニューレ交換をしてきました。6年間、ずっと。
 途中、いろいろなことがあったけれども、最後はあっけなく死んでしまいました。彼女についていろんなことを考え、もう少し考えたいと思います。 
 今回の彼女の死を契機に、何か自分の気持ちが変わったように思います。うまく説明できませんが、6年以上ずっと診てきたのですから。
 明日は、何とか 仰烏帽子山に行けそうです。


17日(金曜日)
[つぶやき] きのう以上に忙しい日でありました。病棟の重症の患者さんを診察するために朝7時半に出勤しました。
  残念な結果になりましたが、ご遺族のあいさつに胸がじ〜んと、私の目頭が熱くなりました。お見送りする看護師さんたちの中にも眼を赤くしている人がたくさんいます。隣にあるデイケアから亡くなった患者さんのお友達が出てきて手を合わせてお見送りをしています。体調を崩してからデイケアに行くことができなくなって1年以上経ちますが、仲の良かったおばあちゃんたちがしっかりと覚えていてくれて天国に送り出してくれる。この光景は、感動的でありました。


16日(木曜日)
[つぶやき] とても忙しい日でありました。今年初めてのB型インフルエンザが発生しました。この患者さんは、 寒けや関節痛が少し乏しいけれどもしっかりインフルエンザ顔貌をしていました。診断キットで調べると、うっすらとB型のバンドが出ました。やはり、インフルエンザでしたが、まさかB型とは。
 重症の患者さんが病棟に2人居て、何度も病棟に上がりました。一方では在宅患者さんが入院する必要が生じ、紹介先探しに天手古舞でありました。きょうは忙し過ぎて休みもとれませんでした。

[トレッキングシューズ] 大隅半島の大箆柄岳に登ったときに左足の親指の爪を痛めてしまい、それが今でも痛いのです。爪の下に出血をおこし、古い爪は盛り上がり、根元から新しい爪が出てきているところです。
 爪を痛めた原因は靴が小さすぎたからです。それで新しいトレッキングシューズを買うことにしました。好日山荘の店長がいろいろと山岳グッズについて教えてくれるので今回も好日山荘天文館店に行きました。
 靴はとても大事なのでじっくりと選んだ方がよいと、店長は30分以上も私の足に合った靴を選んでくれました。結局、ドイツ製の靴にしました。メーカーはLOWA。値段は23000円ほどしました。他にもイタリア製とか気に入ったのですが。
  ところで、バレンタインデーの日のこと。登山用靴に1万円以上払うなんてという妻の意見と登山用だからしっかりした靴がいいという私の意見が対立しました。アウトドアで使うものは泥で汚れるからお金をかける必要はないというのでしょうが、アウトドアで使うからこそ、命と体を守るためのグッズにはお金をかけるべきというのが私の考えです。


15日(水曜日)
[ホームページリニューアル]  ホームページの表紙を作り直してみました。新しくグループホームが1つ、ケアハウスが1つできたことがキッカケです。 まだ中身は替わっていませんが、これから随時中身もリニューアルしていきます。
 今回のリニューアルの特徴として、「Excite辞書」「Googleマップ」「Google翻訳」「郵便番号検索」の入り口を設けたことです。これらは私がよく使うツールです。
  漢字を見つけたり、日本語や英語の言葉(単語)の正しい意味を調べるときに「Excite辞書」が役立ちます。
  「Googleマップ」は最高に便利です。往診したい人の住所を打ち込むと、家が一発でわかります。みなさんも何か便利なサイトがありましたら私に教えてください。

[MacBook Pro 2.0GHz] やっとMacBook Proが発売になりました。しかもCPUのクロックを上げて、しかも値段はそのままで。今月中には私の手元に届くでしょう。私は、1.83GHzを注文していたので2.0GHzにクロックが上がるはずです。アップルの粋な計らいだと思います。
  PowerBookがお釈迦になって自宅でホームページの更新をしなくなって、ずいぶんと夜の過しかたが変わりました。睡眠時間がずいぶんと増えたように思います。体にとってはいいかもしれませんが…。


14日(火曜日)
[バレンタインデーのチョコ] バレンタインデーということでチョコレートをいくつか頂きました。小泉首相は義理チョコはいらないと言っておられるようですが、私は喜んで頂きます。気にしていただくだけでもとてもうれしいものです。しかし、この年になって貰うのも、実際のところ照れくささもあります。下さる方々もそのことを考えてか…(もうこれ以上は書きません。墓穴を掘りそうです)。と、書きながら、前日から一人で、明日はチョコを貰えるのかと…(もうこれ以上は書きません。墓穴を掘りそうです)。


13日(月曜日)
[診療所移転打ち合わせ] 内村川上内科の周囲はどんどん変化しています。となりにあったスーパータイヨーもなくなったし、 鹿児島銀行花棚出張所も移転しました。当院も来年3月までには新しい診療所に引っ越しを完了しておかないといけません。
 ということで、設計事務所の担当設計士さんたちと第3回目の打ち合わせをおこないました。回を重ねる毎に現実的な設計図になりますが、今回もまだ最終決定ができませんでした。次回は2月22日に第4回目の打ち合わせをおこないます。

[仰烏帽子山の福寿草見学ツアー] 19日日曜日に熊本県相良村にある仰烏帽子山(のけぼうしやま)1302mに行きます。ニュースで話題になった川辺川ダム建設予定地の近くです。相良村のとなりは子守唄で有名な五木村です。医学部の学生のときに一度だけ友人と通過した五木村ですが、20数年ぶりに訪れるということでワクワクします。
 今回の登山の目的は、福寿草の群生を見るためです。TOMさんのお勧めのコースで、現在のところ、参加者7〜8名ほどですが、参加希望者がおられましたら、声をかけてください。早速、きのうの日曜日にTOMさんは下見をされたようで、写真を撮ってきてくださいました。頂上付近では樹氷がみられ、ずいぶんと寒いようです。しっかりした防寒対策が必要とTOMさんから注意がありました。


12日(日曜日)
[つぶやき]  なかなか院長室から「つぶやき」を更新するのはむずかしいものです。勤務時間内に書く暇がないのです。いろんなことを書きたかったけれども、木曜日から更新が止まっており、ここを訪れてくださった方を落胆させてすまないと思っています。
 きょう日曜日は私が当番なので、午後からこうして院長室に来て、「つぶやき」を更新しています。たぶん明日も更新する時間がないと思います。時間があれば、何か書こうと思っています。
 
[黒糖焼酎朝日]  1月30日の「つぶやき」で話題にした黒糖焼酎朝日の高いのが手に入りました。値段は4200円。なかなか入手困難なようで特別なルートからやっと手にしました。県外には絶対に出さない品らしく、県内でも一部の店でしか買えない焼酎です。
 写真をみてください。 1月30日の写真とは違うとお気づきでしょう。ラベルも凝っていて、いかにも高そうです。ラベルにはこのように書いてあります。「輝く太陽が 燃える大地が育んだ 一滴の想い 伝えたい 果てしなく続く酒の道 日 出る 國(しま)の銘酒(せえ)
 さっそく飲んだみたのですが、これまで飲んだ焼酎とは明らかに違うというのはわかりました。しかし、正直言って、おいしいのかどうかわからないのです。海の味がします。南国の海面下に生い茂る海草の匂いがするような感じです。
 一通り酔っぱらってから、自分は黒糖焼酎の飲み方を間違っているから「朝日」のうまさがわからないのだと思いました。つまり、黒糖焼酎「朝日」をお湯割りで飲んだからいけないのだと。南国では水割りが当たり前ではないかと。きっとオンザロックとかストレートで飲んだらサイコーにおいしいとわかるのではないかと。もうこのときは一通り酔ってしまって飲み直す余力はありませんでした。

[新主治医意見書] もう困っています。何に困っているかといいますと、主治医意見書を書く新しいソフトのできが最悪だからです。見た目はかっこいいけれども、使い勝手が最悪です。以前までは、ファイルメーカープロで作られていましたが、今度の介護保険制度の改正に伴い生まれ変わった主治医意見書作成ソフトは、格好はよくて機能も多いけれども使いにくいバグが多いという、まるでマイクロソフト製のアプリケーションのようです。
 13日締め切りの11人分の主治医意見書がまだ書けない状態です。しばらく手書きで行くしかないようです。以前のバージョンのように気持ち良く入力できたら…。とほほ・・という状況です。

[紅梅] 昨年、わが家の庭に植えた梅はいっぱいピンクのつぼみをつけ、その一部が開いてかわいらしい花を咲かせました。ほかにも春はないかなと庭を歩きまわると、庭のあちこちにガゼボを作ったときのゴミが散らかっています。それらを片づけて、ガゼボでコーヒーを飲みながら読書するというたまらない時間を過せました。

 


8日(水曜日)
[グループホーム帯迫] グループホーム帯迫にぼちぼち入所者があるので、午後のオフタイムに写真を撮ってきました。天気が曇りで、しかも凍えそうなほど寒いという条件での撮影となりました。通所リハビリをおこなう部屋はまだ十分に整えられていなくてここだけは撮り残しました。
 もちろん写真は何枚も撮ってあるのですが、近日中にホームページの表紙だけリニューアルするので、そのときにもう少し写真をのせようと思います。

 


7日(火曜日)
[新主治医意見書] 介護保険制度の主治医意見書が新しい書式になるために当院の問診表の改訂を昨日今日の二日間でおこないました。患者さんに関する記載内容が詳しくなったために質問事項も多項目になりました。もちろん一人でできる作業ではなく、医事課のY君にがんばってもらいました。一応それなりの問診表ができあがって早速明日から使用します。新しい書式の主治医意見書が2月13日締め切り分で11人分来ているからです。

[アクセシビリティー] 「最近、アクセス数が少ないよ。毎日50人いかないよね。前は100人近かったのに。」と、妻に指摘されました。確かに少なくなっています。内容がつまらないという問題もあるでしょうが、アクセシビリティーを上げることがもっと読者を増やすことになるのです。みんな忙しいから毎日見るはずがありません。すそ野を広げて認知してもらうことがアクセス数アップにつながると思います。つまり、アクセシビリティーの改善。
 しかし、本当はアクセス数の増多に一喜一憂する必要はない筈なんですが、これが気になって仕方ないのがホームページを運営するサイドの気持ちなのです。


6日(月曜日)
[つぶやき] 自宅で「つぶやき」を書いて更新できないのはつらい。仕事が終わってから一気に書くしかないのです。何を書こうかと自宅で書くように思案する時間がありません。あと15分で書かないと7時までに帰宅できません。
 さて、先日の日曜は、7才と4才の子どもを連れて市内をバスと電車で移動するという体験をしました。公共交通機関にあまり乗る機会がないので、私自身もとても有意義な時間を過せました。もちろん小さな子どもにとっては最高に楽しかったようです。
 吉野から天文館までバス。それから路面電車に乗って谷山まで行きました。整理券を取って運賃を払うという簡単なことが子ども連れであるとよくわかりませんでした。親子連れであれば6才以下の子どもは運賃がいらないというのを知らないで途中までずっと支払っていました。谷山から鹿児島中央駅に移動するときに乗った運転手さんが、そのことを教えてくれて払い戻してくださいました。ICカード乗車券「ラピカ」を使っている人が多いのには驚きました。みんな、乗り降り時に、ピッピッとカードをカードリーダーに当てるのです。私たちのように小銭を使う人は少数派でした。ましてや、運賃も知らずに運転手さんに聞いたり、両替をお願いしたりするものは私だけでした。
 電車は対面に座席シートがあるので、全然知らない人が話しかけてきたり、また、若者が老人に席を譲るシーンが見えたり、隣の話し声が聞こえたりします。ですから、世の中の雰囲気が直に伝わってきます。世相もわかるような気がします。自家用車やタクシーばかり乗っていたら、ダメだなあと思った休日でした。


3日(金曜日)
[Sさん] 毎週訪問診療しているSさんは、多発性硬化症という神経難病で両目ともまったく見えないのです。Sさんに、
「光もわからないのですか。」と聞いてみると、全然わからないらしいのです。
「真っ暗やみなんですか。何か模様とか、見えないのですか。」とたずねてみました。どうやら真っ暗ではなさそうでした。Sさんは、大人になってから視神経をやられて視力を失ったので、色は知っているし、いろんなものを見てきたのです。
「グレーだったり、緑がかったカーテンが見えたり、霞んでいたりするんです。今は、もやがかかったみたいです。」と、答えてくれました。きっとまわりの条件、つまり暑いとか寒いとかという要因がSさんの体に何らかの影響を及ぼして、色や模様が決まるのかなと想像しました。
 「Sさん、人工眼って知ってますか。Sさんは視神経がやられているので、網膜と脳をつないだら目が見えるかもしれない。視力を失った人がコンピュータの技術でものをみることができるように研究が進んでいるんです。それが、人工眼、人工網膜です。」
 「ええ、知っています。少しでも目がみえたら、いいなあと思います。」と、Sさんがつぶやきました。 人工眼プロジェクトがネットで公開されていますが、 Sさんのケースは将来が明るいと知りました。ちょっとでもいいからSさんにもう一度色と形のある世界をみてもらいたいです。


2日(木曜日)
[グループホーム帯迫開所] きのうからグループホーム帯迫が開所になりましたが、そのうちの一人が、今朝いきなり転倒したと外来診察に見えました。レントゲン写真をみて、「アチャー」と思わず、声を出してしまいました。「恥骨骨折!」。しかし、幸い安静だけで経過をみてよいと整形外科医の意見をもらい、1週間だけ当院緊急入院させました。
  老人の転倒は一番の問題ですから。この方もタンスの引き出しを引くという日常的な生活動作が原因でおこったしりもちが骨折の直接の原因でした。

[ワインを飲んで] ゆうべはワインを飲みすぎて、医学部時代の夢ばかりみてしまいました。ちょうどバスケットをしている夢でボールをシュートしたけれども入らず、試合に負けてしまったところで目が覚めてしまいました。夜の2時半のことです。それから4時すぎまで眠れなくなりました。これが、外来で年取った患者さんのいう夜中に目が覚めて眠れなくなるという現象みたいです。しかし、私にとっては少しも辛くはありません。むしろ楽しい。何にも邪魔されないで自由に考えることができる時間だからです。やがて空想の時間を過しているうちに眠くなってきて、たぶん4時ごろには寝ました。6時すぎに起きましたが、2度寝はきつかった。もう少し寝ていたかったのが本音です。ワインが刺激になって貴重な体験ができました。


1日(水曜日)
[つぶやき]  やっと午前中の外来診療が終わりました。ここ1週間暖かい日が続いていたのでインフルエンザが爆発的に増えるということはありませんでしたが、それでも毎日2,3人のインフルエンザの患者さんがいました。
 先程から少し寒くなってきました。天気予報どおり週末はぐっと冷え込みそうです。来週はまたインフルエンザが流行してくるかもしれません。
 さて、これから帰宅します。昨日の「つぶやき」で書いたように「つぶやき」は院長室でしか書けません。水曜日や土曜日のように半日勤務の場合はちょっと書くことが見当たらなくて辛いものがあります。
 昼食抜き運動をしてみようと、これからフィットネスクラブに行きます。アミノ酸飲料を摂りながらの運動ですから栄養学的には問題ないと思います。皮下脂肪燃焼がおこってダイエット効果があるのではないかと期待しているのですが…。