11月のつぶやき

内村川上内科 院長 川上秀一

ホームページの再構築のために11月10日から http://www.meikikai.or.jp で仮運営します。
同時に http://www.meikikai.hopto.org は使えなくなります。
新サイトは、http://www.meikikai.com です。近日スタートします。


<ハイキングのお知らせ> 残念ながら雨天のため中止となりました(11月24日土曜日午後9時決定)。
来る11月25日(日曜日)、霧島えびの高原池巡りコースのハイキングを計画しました。集合時間と集合場所:朝9時、内村川上内科駐車場。10時30分に不動池前の県道上の駐車場に集まってもよいです。10時45分スタート。途中昼食をして往復約3時間です。解散予定時刻2時。

参加予定者(敬称略):川上、富窪、内田(準)、久木田、植村、堂園、田原、外園、平野、宮路、三田、酒匂、橋口。(現在13名、申し込み受付中)


30日(水曜日)
[つぶやき] 本日、経鼻内視鏡のデモの第2弾の初日。オリンパスの経鼻内視鏡の方が使いやすいと感じました。これまでオリンパスをずっと使ってきたからだと思うけれど、画像もきれいだし、ヘリコバクターピロリ菌の感染が疑われる粘膜が色で表示できる機能もありました。この機能には驚きました。まさかそんなボタンがあるなんて!経鼻内視鏡検査中、患者さんは自由におしゃべりができますが、きょうの患者さんはかねてからよくおしゃべりする方で「昔ね〜。胃の中に虫が住んでいると言われたのよ。虫がいるね〜?」「えっ!虫?虫って、へリコのこと」そんな会話をしながら検査していると、オリンパスの方がこんなことができますと紹介してくれたのです。
 きょうは、3例おこないました。あしたも3例予約が入っています。ファイリングシステムの問題がなければもうオリンパスで決まりです。


29日(火曜日)
[つぶやき] 来月1日から小児科標榜を降ろすことにしました。まだまだニーズはあるのですが、常に対応できないことと近くに小児科クリニックができたことが理由です。非常勤の先生方はまず小児科外来を嫌がります。これは仕方ないことだと思います。実際に診療したことは少ないと思いますし、診る以上は責任があります。だから恐る恐る診るというハメになってしまいます。これでは患者さんもかわいそうです。
 看板を降ろしたから小児に患者さんを拒否するわけではありません。求められれば診察しますというスタンスで当分の間、行こうと思います。

 話は変わりますが、明日とあさっての2日間、経鼻内視鏡のデモの第2弾をおこないます。第1弾はフジノン社製でしたが、今度はオリンパス社製です。フジノン社製のファイバーの太さは5.9mmでオリンパス社製のそれはさらに細くて4.9mmです。しかも画像がきれいという評判です。これだけではオリンパス社が優位で、採用決定というところですが、LAN対応というハードルがあります。内視鏡最大手のオリンパス社ですから問題はないと思いますが、新製品なので実績がないのが弱みです。ちゃんとLANが組めるかどうかで約40万円の節約になります。
 すでに明日とあさって、それぞれ2人、3人の予約が入っています。


28日(火曜日)
[つぶやき] 昼休み、工事中のクリニックを見学しようと妻にヘルメットを渡しました。すると、ゲラゲラ笑われてしまいました。よほど私のヘルメット姿がおかしかったようです。
 まっ、余談はこれくらいにして、写真をとくとご覧あれ!看護師さんたちも設計図をみながら真剣に検討しています。自分たちの働く環境が少しでも使い勝手がよくなるように現場責任者に要望しています。3人が立っている場所は外来処置室です。たぶんここにあれを置きたいのだけど、コンセントはありますか。水道は来ていますか、などたずねているのではと想像します。

 私はザクティー片手にズカズカと一階やら二階やら見て回りました。配線コードの多さにはびっくりします。これだけ多いと間違うかもと思ってしまいますが、そこはプロの仕事。絶対に間違ってもらっては困ります。
 
 一番見たかった 院長室の手前で道具がいっぱい置いてあってアプローチできませんでした。だから一番見たかったところに行けませんでしたが、代わりに病室を一つ一つ見て回りました。気づいたことは県道側はクルマの音がうるさいということです。防音対策は十分なのか、少し心配しています。
 特別個室は玄関の上にありますが、タイヨーがよく見えます。県道を上から見下ろす感じです。

 今月もあと残すところ2日間。来月の訪問診療予定表はたてました。ホームページの構築、電子カルテの準備もたぶんなんとか大丈夫でしょう。年内にこれらをもっと具合的にしたいと思います。


27日(月曜日)
[うつ病] 金曜日の「精神障害と労災」の話の中で、うつ病の疫学というスライドがありました。うつ病について、大方理解していると思っていたのですが、まさか、うつ病は人類がかかる病気の中で2番目に多いとは知りませんでした。ううっ、5人に1人は一生のうちに一度はうつ病にかかるとは恐ろしい。えっ、女性は男性よりも2倍うつ病になりやすいらしい。内科外来の10〜25%がうつ病の患者さんのはずなのに、そのほとんどはうつ病と診断されていないとは、ああ何ということでしょう。推定すると日本には450〜600万人のうつ病患者さんがいるはずなのに、実際治療を受けているうつ病患者さんは約45万人とは、一体私たち一般臨床医は何をしているのでしょうか。
 抑うつ気分で暗い顔して思考停止に陥って行動ができない、しかも何もしようという意欲もなくて凹んでいる人がうつ病とばかり思って診療していましたが、そんな典型的な感情・思考・意欲の低下のあるうつ病よりも身体症状を悩んで外来を受診する仮面うつ病が圧倒的なんですね。私が学生のころは仮面うつ病という変わったうつ病があると教えられました。それが、今いう軽症うつ病のほとんどを占めているのでしょう。
 きょうも、訴えの多い、しかもその訴えに具体性がなく、もちろん検査に異常が認められず、どこが元気がないのだろうかと思えるほどに何度もしつこく訴える人にパキシルを少量処方してみました。2週間後どんな顔でこられるのでしょうか。


25日(土曜日)
[つぶやき1] 午後、東条設計株式会社が最近建てた病院・クリニックをいくつか見学しました。目的は待合ロビーの床、病棟の特別室の床、外来と病棟の廊下の床を見ることでした。
  診療所としては新クリニックの建物の規模は大きいことをまず認識しましたが、職員の数が多いために職員のアメニティーのための空間が小さく感じられるのです。絶対的空間には限度があるのでこれを解決するにはタイムシェアをするしかありません。つまり、休憩室に職員が同時に休もうとせずに時間をうまく分けることです。
 待合ロビーは思っていたよりも広い。静かさと落ち着きを保つためにジュウタン敷にしようと考えています。ほかに車イスをどの位置に何台置けるように場所を確保できるかということも検討しました。廊下は木目調か大理石風のタイルになると思います。

[つぶやき2] ホームページの目指すところを考えていますが、やはりメインテーマは地域情報を発信するサイトでしょうか。プロ野球チームやサッカーチームも地域密着型でないものはうまくいかないようにサイト運営も地域の有益な情報を率先して発信していこうと思います。地域と言っても大きさがあります。それはテーマによって変えていけばいいと思います。


24日(金曜日)
[つぶやき] 小学校中学校高校とずっと一緒だった友だちに20数年ぶりに会いました。うれしかったなあ。お互いどんな生き方をしているか、いろんなルートから分かっていたのですが、実際に会うと感激なんです。彼と最後に会ったのは福岡の彼の汚い部屋、確か箱崎のアパートでした。今では彼は鹿児島県庁の職員、環境部の主任研究員です。
 今夜は鶴丸高校の同窓会がありましたが、クラスから来ていたのは5人だけでした。学年で47人でした。悲しいことに、私のクラスの女性が3人物故者になっていました。男は今のところ全員健在ですが、女性が3人死んでしまっているなんて!? かなりショックです。
 ついこの間の南日本新聞に同世代のシリーズものがありました。40代になってガンの宣告、うつ病の発症などいろいろと世代の病気があるようです。幸い私は今のところ健康に生きていますが、これはほとんど親から受け継いだ遺伝と思います。つまり、ガン家系であれば、すでに私もガンになっているかもしれないと思います。ガンは環境よりも遺伝の影響がずっと強いと思うのです。
 
  久しぶりに友人に会えてまた人生が楽しくなりました。友人も相変わらずでした。それなりにがんばっていました。近いうちにゆっくり会うことを約束して今夜は別れましたが、友だちっていつまでも最高です。

 同窓会が始まるまで鹿児島県医師会で労災診療の研修会を受けていました。うつ病が多いという内容でした。詳細は後日に譲りますが、うつ病って予想以上にありふれた病気ですが、対応がとても大切です。うつ病に対する認識を改めました。


22日(水曜日)
[つぶやき] 日曜日の霧島市の天気がとても気になりますが、一応、予報では曇りとなっています。今度は前回よりも楽なコースということで参加者が増えてきていて12名になりました。もっともっと参加者が増えればと思います。
 個人的には金曜日、土曜日二日間、忘年会が続きますが、 自然からエネルギーをもらいリフレッシュするために率先して参加します。

 木曜日は勤労感謝の日で休みなので、病棟回診ができないために、今日の午後を回診に当てました。回診すると、患者さんも私たちも安心できます。いいことです。

 電子カルテについてですが、少しずつ前進しています。今月中にハードの決定ができそうです。何とか開院に向けて間に合うでしょう。一つ問題なことがあります。それは、HL7問題です。血液検査データはHL7という業界標準のデータ様式でオンラインで電子カルテに入ってくるのですが、現在、当院が提携している鹿児島市医師会検査センターは、フロッピーでの出力かRSBaseというフリーソフトでの出力にしか対応していません。しかも、HL7対応を検討しようという機運がまったくありません。これでは、検査センターを変えるしかないと思っています。この結論も今月中に出すつもりです。


21日(火曜日)
[つぶやき] 外来患者さんが少し増えてきたのは、ぼちぼち風邪が流行り出しているのかもしれません。当院職員にも風邪の人が多いように思います。当院職員がふつうの風邪にかかってしまうのはある程度仕方ないとしても、インフルエンザにはかからないように予防接種を受けるとか最大限の努力をしてほしいと常々思っています。それでもインフルエンザに感染する場合がありますが、それは仕方ありません。
 本日も昼休みに外来カンファレンス、新クリニック引越対策委員会、夕方には工程会議と慌ただしい日でした。


20日(月曜日)
[つぶやき] 今朝、往診依頼が2回あって午前3時半に出かけました。やっと終わってもう一度寝ようと布団に入ってから、携帯電話に迷惑メールが2通入り、その度に目が覚めました。パソコンばかりでなく携帯電話にも毎日迷惑メールが入ってきて本当に困りますね。パソコンの方はメールソフトが迷惑メールを自動的に削除してくれるのでよいのですが、すでに10000通の迷惑メールが届いています。そのほとんどは見ていませんが、タイトルだけ見ると、ハッとするような、馴れ馴れしくて気持ち悪いもの、思わず笑ってしまうメールがあります。
 私の場合、マックなので実害はありませんが、これらの迷惑メールのほとんどはスパムやウィンドウズ用のウイルスを含んでいるのでしょう。パソコンのメールアドレスはいろんなところに出しているので、いっぱい迷惑メールに利用されていることは致し方ないと思っています。しかし、携帯電話のメールアドレスは妻しか知らないはずです。それなのに週に何回か迷惑メールが入るのは、ランダムに自動発信しているのが偶然に一致して送信されてしまうのでしょう。とりあえず携帯電話の迷惑メールの音がでないように設定しました。


19日(日曜日)
[つぶやき] 今朝、6時過ぎ、携帯電話で起こされました。入院患者さんの容態が悪くなったためですが、電話が来て15分後には病棟に到着しました。処置に時間がかかりなかなか病棟を離れることができません。10時半から始まる結婚披露宴に間に合うのだろうかと心配になってきました。
 8時半に帰宅でき、着替えてタクシーに乗り込みました。当院デイケアかがやきの職員の結婚披露宴でしたが、私のスピーチはただ原稿を読むだけになってしました。一応、義務は果たせたかなと思いましたが、まだまだ人前で話すのはおっくうです。場数が必要です。
 それから、披露宴の感想ですが、 ちょっと時間が長かったけれど、楽しい結婚披露宴でした。私のカメラに入っていた写真を一部公開したいのですが、肖像権の問題がありどうしようか迷っています。いつでもダウンロードできるように準備はできています。


18日(土曜日)
[つぶやき] 土曜日の午前の外来診療を何とか12時半までに済ませて、急いで学会(日本消化器病学会九州地方会)の会場に向かいました。午後2時ごろには終わりそうでしたから、学会出席証明書取得するためだけに受付をしているというのがみえみえです。受付ロビーで知人に会いましたが、同様の趣旨のことを言われてしました。ほんとうは私もゆっくりと学会の演題を聞きたいけれども、時間的な理由でどうしても不可能なのです。

 午後からちょっと肌寒く、雨風が強くなってきました。少し荒れた天候になっています。クルマから出ると、ずぶぬれになってしまいました。こんな日は家にこもっていた方がいいみたいです。明日は結婚披露宴のスピーチを頼まれているので、その準備をしないといけません。


17日(金曜日)
[かわかん通信11月号] かわかん通信11月号ができ上がりました。4ページあります。PDFファイルです。ダウンロードして読んでください。パート1(大きさ1.4MB) パート2(大きさ9.8MB)


16日(木曜日)
[ボジョレーヌーボー] 2006年ボジョレーヌーボーのボトル750mlを家内と2人であっという間に空けました。ボジョレーヌーボーは毎年11月第3木曜日に解禁されるというルールがあって、日本が世界で一番最初に飲むことができるらしいです。
 ボジョレーヌーボーはけっして高級なワインではありませんが、飲みやすいワインです。私たちの体力(肝臓力)ではワイン1本を2人で空けるのは少しムチャでした。3人ぐらいがちょうどいいのではと思いました。


15日(水曜日)
[つぶやき] 昨夜、つぶやきを書き終わって寝ましたが、午前3時半に往診依頼がありました。それが終わったのが4時半。水曜日だから半日だと思って、そのままずっと起きていたのが悪かった。出勤するときに午後の先生から休暇願いが出ていたのを思い出したのです。
 昼休みに仮眠しようと思いましたが、今日明日締め切りの主治医意見書が15件ほどあり、そのうちまだ数件しか書き終えていないという事実に気づきセッセと書類書きをしました。なかなか順調に書けて帰る頃には残り3件になりましたが、とても疲れました。
 だれやめとして焼酎三岳をコップ2杯飲みましたが、うまい。そのまま風呂に入って寝ました。

 最近、meikikai.or.jpのサイトビジターが少ないような。アドレスが変わって混乱を招いているのでしょうか。更新していないmeikikai.hopto.orgのサイトカウンターが毎日上がっているのです。2002年当時の創世記にもどったような気分です。考えようでは謙虚な気持ちになってよいのかも。


14日(火曜日)
[つぶやき] 昼休みは「新クリニック引っ越し委員会」、夕方は「新クリニック建設工程会議」。そして今夜は「県内科医会保険診療研修会」に出かけました。新クリニックができるまでこのペースが続くのでしょう。忙しいけれど、きっととても楽しいときを過ごしているのでしょう。
 さて、今夜やっと「かわかん通信」を書き終わりました。早速、ネットで編集長に原稿を送りました。公開許可がでたら、あすにでも公開したいと思います。
 もうひとつ、今月26日の登山は結構多くの人が参加しそうなのでとても楽しみにしています。具体的な計画は来週アップしましょう。今夜は疲れたし、当直でもあるので起こされるとも限らないのでここでやめようと思います。


13日(月曜日)
[つぶやき] 寒くなったせいか、デイケアに着いて気分不良、状態不良になる利用者が多くなってきました。
  本日、デイケア利用中に意識消失し、即座に外来に連れて来られた利用者が2人いました。1人は血圧が40mmHgまで低下しており、精査治療のため入院治療にすぐに切り替えました。もう1人は大腿骨が骨折しており、レントゲン写真で診断がつき次第、後方支援病院の整形外科に搬送することにしました。
 実にこの搬送の前に在宅患者さんが著明な体温低下で救急車で搬送されてきましたが、先述した骨折の患者さんはこの救急車に乗って整形外科に直行してもらいました。これとほぼ同時に病棟の入院患者さんも容態が急変し、酸素投与を始めました。診療所全体がパニックになりかかった状況でした。
 私は開き直って、風邪を引いたり、インフルエンザの予防接種を受ける患者さんを診ました。おかげで昼休みはまったくなく、電子カルテ会議も10分間だけ参加して、そそくさと障害者施設に77名のインフルエンザ予防接種をしに出かけました。


12日(日曜日)
[在宅医学会生涯教育プログラム] 上京する航空機から冠雪している富士山を見るといいことがあるという迷信を思い出しながら何回もシャッターを押しました。航空機の窓越しに写真を撮るのは意外と難しいと思います。その第一の理由はスピードです。刻々と風景が変化していきますから、シャッターチャンスにこだわりすぎると撮りたいものがなくなってしまうことが大いに起こりえます。次に窓の狭さと反射です。視界が思いのほか狭くて、窓枠や主翼やエンジンがさらに視野を小さくします。むしろこれらのパーツを味方にして航空機の中から撮ったのだという明確な写真にした方がよいのかもしれません。
 さて、中央区本郷3丁目にある順天堂大学有山登記念館講堂で在宅医学会生涯教育プログラムの講習をみっちり3時間30分受けました。在宅医療の分野では有名な先生たちの話でとても有意義でありました。細かな点を一つ一つ書く訳にはいきませんが、在宅医療は死への道先案内人なのだという考えを強くしました。在宅医療があきらめの医療と言っているのではありません。多くの職種が一人の患者さんを取り囲みながら生活を支援していく、その中で医療的なところを主に医師や看護師が支える。しかし、患者さんは徐々にADLが落ちていき、さらに支援する時間と内容が大きくなっていく。
  これまで患者さんの病気を治す、克服させるというスタンスで医療をおこなってきましたが、いよいよ病気よりも患者さん(生活者)を自分もみるようになったのだなと思ってきました。


11日(土曜日)
[クラシックギター] 鹿児島中央駅のアミュプラザに行きました。目的はもうすぐ80歳になる父がクラシックギターを欲しがっていたので実際に手にして父が気に入ったギターを買うためです。店員さんは当然ちょっと高価なもの、7,8万円程度のギターを勧めましたが、父は1万円ぐらいのでいいからと言いながら、店員さんが渡したのは4万円ぐらいのギターでした。次に2万円のギターを手にした父は、不満顔。やっぱりさっきのが音がいいと、すっかり1万円のでいいと言ったことを忘れています。結局、音が大きくて映える4万円のギターを買いました。
 父は若い店員さんと音合わせの方法などを教えてもらっています。私はまったくギターは弾けませんから、聞いていてもよくわからないのです。昔は笛を吹いて音を合わせていたけれども、今は器械で簡単にできるようです。
 自宅でうれしそうにギターを弾く父を見て、あんなに喜ぶんだったらもっと早く買ってあげればよかったと思いました。父は教員になったばかりのころ時間を持て余してギターの練習を自己流で始めたらしい。
  80歳になってギターの練習をしたいとはあんたはえらい! 父のボケ防止のために4万円投資しました。

[温室の温度管理] ぐっと気温が下がってきました。昼間はまだ温かいのですが、朝夕は寒いを感じます。
  今年は温室の温度管理に挑戦してみようと思って、温度センサー付きの電気コードとヒーターを連動させることにしました。患者さんに温室管理の上手な人がいて先日このことを聞いたら7度がいい言っていました。気温が7度になったらヒーターのスイッチが入るという訳です。温室の中には植物がまだまだ少ないのでうまくいく気がしません。植物園のように多種多彩な植物が存在すると気温の恒常性が保たれるような気がします。センサーだけではダメなような気がします。


10日(金曜日)
[つぶやき] これから1週間とても忙しい。
  まず、今度の日曜日は順天堂大学に在宅医学会の講習を受けに行きます。12時50分から16時20分までみっちり講義です。在宅専門医認定のための8単位がもらえるという餌付きですが、東京日帰りのハードスケジュールです。
  それから「かわかん通信」を刊行しないといけません。来週早々、原稿を書きあげ、編集長に渡さないといけません。在宅の患者さんが待っている「かわかん通信」ですが、新クリニックの特集を組んでいるのでネタはあります。新人紹介のコーナーの原稿は先月でき上がっています。
 来週の金曜日の感染症対策委員会は私が進行役です。なにか感染症について話題を提供しないといけません。これについてもまったく準備していません。たぶんぶっつけ本番になるでしょう。
 そしてそして日曜日は結婚披露宴でスピーチをしないといけません。こちらはぶっつけ本番という訳にはいかないです。スピーチ原稿をまとめないと!


9日(木曜日)
[訃報続き] 昼休みの間に橋本修治先生(鹿児島大学医学部第二内科第二代教授)の告別式に出席しました。私が入局したときの教授であり、いろんな意味において第二内科のよき時代の象徴でありました。ある病院の院長に頼まれて紫原にある教授宅に品物を届けた記憶があります。先生は見るからに「学者」でありましたが、「糖尿病でなくてよかった。僕は食事療法は守れないからなあ。」という言葉を聞いたときは先生の人間らしさを感じました。
 夕食をしているところにやはり肝臓グループの重鎮である高原篤重先生が今朝急に亡くなられたという連絡がありました。これを聞いて、高原先生は橋本先生の後を追って行かれたなあと思いました。それほど高原先生は橋本先生を尊敬しておられました。
  私は個人的にとても高原先生に可愛がってもらいました。天文館や銀座のスナックによく連れていってもらったし、旧末吉町の六本木で焼き肉をご馳走になったその肉のおいしさは今でも覚えています。
 一日で2人の恩師の訃報があって気分が落ち込んでしまいそうですが、どちらの先生も医師として60年活躍されたわけだし、私はまだその三分の一。まだまだ明日に向かって精進して行かないといけない。


8日(水曜日)
[内村川上内科上棟式] 夕方5時から上棟式。写真のように大勢の人が集まってきました。私たちは建物中で神事をすませて散餅散銭をしました。神事で飲んだ酒が効いたのか、お祝いによるハイテンションに基づくのか、私は少しでも高いところからばらまきたくなりました。写真のように私と東条設計社長は一番上に立って、その下に理事長、事務長、北原理事、三和建設社長、がみえます。
 明輝会理事長の挨拶に続いて、東条設計社長東条さん、三和建設社長前田さんからたいへんうれしい挨拶をいただきました。私の拙い乾杯の音頭で宴が始まりました。

 


7日(火曜日)
[つぶやき] いよいよ明日は夕方5時から上棟式を執り行ないます。屋根の上に五色の吹流しと破魔矢を揚げ、私も高いところに昇って散餅・散銭をします。
  きょうも新クリニックの工程会議がありましたが、一つの建物を建てるのもとても大変です。細かなことを真剣に決めないといけません。私としてはレセプト提出期間でもあり、こちらの仕事も忙しい。余りの忙しさで胃瘻カテーテルの交換ができず、明日に延期しましたが、なるべく患者さんには悪い影響がないようにしたいと心がけています。


6日(月曜日)
[つぶやき] 外来診療が始まるや否や、クライアントパソコンからサーバーにアクセスできないことが報告されました。確かに外来にあるパソコンから院長室にあるサーバーにアクセスできません。各種書類作成ができないためにいきなり不便になってしまいました。
 その原因はLANケーブルとケーブルをつないでいるハブの故障でした。ハブを交換することによって解決しました。
 それからほどなくしてインターネットができなくなっていると別のクライアントから報告がありました。ほんとうにきょうはSEさんは忙しい!またも原因探しに院内をあちこち走り回っています。結局、ルーターを再起動することでインターネットができるようになりましたが、夕方までに4回同じ現象が起きましたが、やはり再起動で解決しています。
  どうしてきょうはハブが壊れたり、ルーターが操作不能になったりするのでしょう。久しぶりに雷が鳴って雨が降ったからでしょうか。

[CR] 午後、レントゲン室にコニカミノルタ製のCRを搬入しました。CRとはComputed Radiographyの略でイメージングプレートというコンピュータ処理した画像写真が撮影できます。したがって従来のレントゲン写真のように感光、現像という過程はなく、見たい部分だけ切り取ったり、拡大したり、いろいろなコンピュータ処理ができます。
 今後CT導入、電子カルテ導入、新クリニックへの移転があります。すべて同時進行することはマンパワーの面から無理があります。可能な限り計画的に段階的に導入していくつもりです。

[えびの高原池巡りコース] 11月26日日曜日にまた登山を予定しています。登山というよりもトレッキングです。えびの高原池巡りコースで眺めがいい白鳥山、天然スケートリンクで有名な白紫池、六観音御池、不動池を歩きます。多くの参加者を募集します。近日中にもっと具体的な案内をアップします。とりあえず、詳しいマップはこちらを参照してください。→ 


4日(土曜日)
[つぶやき] 久しぶりにかごしまマックユーザーの会に遊びに行ってみました。今回はずいぶんと参加数が少なく、寂しいです。私個人としてはtokuさんや大寺さんに会いたかったのです。もちろん主宰者のtokuさんには会えましたが、残念なことに大寺さんには会えませんでした。
 大寺さんには新クリニックの待合室の壁に飾る絵を描いて欲しいのです。大寺さんのホームページはこちら→  その絵のイメージは「オーテマティックハウスのある吹上町永吉の風景」という大寺さんの作品です。さらにそこに人と人の温かい交流を加えた絵を飾れたらと思います。著作権の問題がありますから見たい方は大寺さんのホームページの下「download」をクリックしてください。
 マックユーザーの会にはいろんな情報が転がっています。きょうも有意義な時間が過ごせました。やりたいことばかりが増える一方で今のところ何一つ実現していませんが、マックユーザーとのつながりはずっと続けたいものです。


2日(木曜日)
[つぶやき] 今月19日にはデイケアかがやきU君の結婚披露宴でスピーチしないといけません。早速昼休みU君に院長室に来ていただき聞き取り調査をしました。幸せなカップルの門出を祝福するメッセージを送ることは光栄ですが、いいスピーチをしようとすると頭をかかえてしまいそうです。
  最近の結婚披露宴は仲人がいないことが多いですが、人のスピーチをシーンとした雰囲気の中で聞かないで面白い内容の場面だけ耳を貸して拍手や笑うというのが今風です。
  この間、今風の結婚式披露宴でスピーチしたときは途中で凹んでしまいました。今度はどうなるかわかりませんが、幸せなカップルのためのスピーチをしようと思います。

[ホームページ再移転] ホームページの再構築を加速することにしました。このプロジェクトとクリニック移転は連動しています。電子カルテやCT,CRも関連しています。ですから期限付きの慌ただしいプロジェクトです。もちろんSEが中心になってやります。


1日(水曜日)
[つぶやき] 思い出したくないほどに慌ただしい日でした。
  午前の診療中に訪問看護中の看護師から心停止したという電話があり、状況もわからず、急いで患者さん宅にクルマで行きました。私は、「救急車を呼びなさい」とも指示していおり、だからすでに救急隊が駆けつけていて、AEDのパットを付けていました。「先生、心電図を見てください」といわれ、「あ!心室細動だ。すぐにカウンターショックをしてください」と言いました。1回のカウンターショックで心室細動が洞調律になりました。午前11時45分すぎのことです。それから気管内挿管して総合病院に搬送しましたが、その後のことはわかりません。
 それからクリニックに帰り、今度はグループホームから意識がおかしいから診て欲しいと依頼がありました。こっちの方はパーキンソン病のスイッチオンオフ現象と判断しすぐに安堵しました。
 自宅で 昼食を食べ終わっているところに携帯電話でまたもグループホームの入所者が胸痛を訴えているという連絡をもらい、すぐに心電図をファックスで送ってもらいました。頻脈と徐脈が混在している、STが下がって虚血性心臓病を疑う所見があると判断し、血液検査やホルター心電図をしてあとで往診すると連絡しました。実際、診察してこれは精査が必要だと判断し、すぐに総合病院に電話で依頼しました。
 
  本日は水曜日。私は午後ゆっくりするつもりが5件の訪問診療をしました。めったにない充実した水曜日でありました。ほんとうは自転車用のガレージを買ったのでその組立を見たかったのです。とくにアンカー工事をするところをずっと見ていたかった。結局、全然見れませんでしたが、りっぱなガレージが設置できました。