12月のつぶやき

内村川上内科 院長 川上秀一


7日、ホームページアドレスが http://meikikai.com/になりました。

31日(日曜日)
[最後のつぶやき] 一年間、このつぶやきを読んでいただいたみなさん、どうもありがとうございました。
  このホームページの運営に関して一年を振り返ると、一番の大きな出来事はホームページのドメインが固有ドメイン(http://meikikai.com)に変わったことです。あこがれのドットコムになったことです。もう一つの大きな変化は、明輝会でシステムエンジニアを採用し、サーバー管理をしてもらうようになり、私がこの仕事から開放されたことです。
 
  来年は、内村川上内科が新しい建物に移り、電子カルテの導入、画像のフィルムレス化などチャレンジしていきます。内村川上内科の様子や出来事、私のぼやき?をこのつぶやきを通じて知らせていきたいと思います。
 
 それでは、来年もみなさんにとってすばらしい年になりますように祈念して一年を締めくくりたいと思います。


29日(金曜日)
[つぶやき] 強い冬型気圧配置でとても寒い。予想最高気温が10℃以下がでたら、ばっちり着込んで仕事をすることにしています。しかし、外来診察室は暖房がよく利いて快適です。ここだけならば着込む必要はないのですが、院長室やとりわけ訪問診療は寒いんです。院長室が寒い?ちょっとおかしいと思われるでしょうが、院長室にはサーバーが2台置いてあるのであまり気温を上げることができないのです。

 さて、今年も残すことあと2日になりました。今年は旧クリニックでの最後の年となります。私はここで働いて約6年になりますが、あっと言う間に過ぎ去った6年間だったと思います。この間に医療と介護についてずいぶんと勉強しました。10数年前までは大学で最先端のバイオテクノロジーを使って実験ばかりしていた私が、宮崎県の地方病院で臨床の楽しさを知り、そしてここにやってきたのです。

 ふつうに医師として活動するのは簡単だけど折角ならばマイペースで何かやりたいなあと思って走り続けた6年間でもありました。認知症と栄養、栄養アセスメントと死、こんなキーワードを意識して患者さんを診てきた6年間でした。来年は新クリニックに移転しCTなどハード機器が充実し、もうちょっとましな医療ができると思っています。



28日(木曜日)
[小規模多機能ホームひばり] 小規模多機能ホームひばりのオープンを知らせる新聞用チラシがでできあがりました。鹿児島市第1号の小規模多機能施設ですが、全国的にも新しい介護施設形態なのでここで簡単に紹介します。
 サービスを受けられる利用者は要介護度1以上の方で25名までと限られています。契約数が25人になった時点で終わりです。利用金額にも限度があります。つまり介護度ごとに毎月の利用料が決まっており、サービス量の大小にかかわらず定額を支払う仕組みです。サービスは24時間提供され、そのときその場に応じて変更してよいことになっています。ただし、他の施設のデイサービスとの併用はできません。
 


27日(水曜日)
[つぶやき] 久しぶりに血中アドレナリン濃度が上がり、手がワナワナと震えました。「お宅は、病気をみつけてすぐに入院させる。」「お宅は、痴呆老人の介護を知らんやろ。」電話の向こうで他にもいろいろと言っていましたが、互いの名誉のためにもうこれ以上は書けません。
 
  正しい事実を知り、患者さん(利用者さん)の立場で考えれば、ぜったいに言わないのに。事実を確認しないで自分本位になってしまうと、ぜったいに言ってはいけないことを平気で言ってしまう。
 
  来年の全国有床診療所連絡協議会では在宅療養支援診療所の立場でシンポジストとして発言する私ですが、これほどの侮辱なことを言われたのは初めてです。もうびっくりを通り越して、こんな考えの人が医療と介護の世界にいるのかと悲しくなりました。
 私たち医療人は、患者さんの病気を治そうとするときにどの治療法が病院にとって一番もうかるかということを基準にしません。病気をきちんと診断したくていろいろ検査をすることはあると思いますが、それでも患者さんの体力に悪影響はないか、ほんとうに必要な検査なのかということを検討します。

 


26日(火曜日)
[プルトップ] 私たちの訪問診療対象者には老人ではない身体障害者の人も何人かいらっしゃいます。彼らと話をすると、いろんなことを教えてくれます。きょうのMさんはプルトップ(缶のフタ)を集めて車イスを2台もゲットした自慢話を教えてくれました。Mさんのちゃぶ台にプルトップを集め入れたビニール袋があったので、「Mさん、プルトップ集めて何するんですか。」とたずねてみると、「車イスをもろと!(手に入れる)」と答えてくれました。事情がよく理解できずに詳しく訊いてみると、プルトップを400kg集めると車イスが1台もらえるらしい。ちなみにプルトップ400kgとはドラム缶いっぱい集めることらしいですが、Mさんはこれまでプルトップをドラム缶2個分集めたことをとてもうれしそうに自慢していました。
 どこにプルトップを持っていけば車イスと交換してくれるのかネットで調べてみると、ありました。詳しくはここです。しかし、Mさんの情報は少し間違っていました。プルトップ800kg集めると、車イスが1台もらえるようです。ドラム缶で9個。平成2年に設立された環公害防止連絡協議会というボランティア団体がおこなっているプルタブ・アルミ缶回収運動のことでした。全国でこれまで1637台の車イスが贈られたということですが、そのうちの2台をMさんがゲットしたわけです。


25日(月曜日)
[つぶやき] もう大変な一日でした。午前中に外来を受診した患者さんが53人。たぶんこれまでで一番多かったと思います。エコー、胃カメラをしながら53人診察するのは大変ですよ。外来が混雑しているのを知っているのに「長く待たされた〜」と言う患者さんもおれば、「大変ですね〜。がんばってください。」と逆に励まされたりしました。途中、何度もマイペースで診察しようと開き直ったり、少しでも早く診察をすすめようと気合いを入れたりしました。
 
  やっと、診療を終えると、サーバーがダウンしていること知らされました。ほかの人たちはサーバを生き返らせることに苦労していたようです。いろんな方法でサーバから貴重なデータを取り出そうと試みましたが、うまくいかなかったようです。結局、最後はパソコンの筐体を開いてハードディスクを取り出し、それを院長室の私のパソコン(Power Mac G5)に載せ変えて、データを移し変えました。そしてそのままPower Mac G5を仮のサーバーに仕立てました。
  これらの仕事はシステムエンジニアとたまたま仕事(iMacの納品)で来院されたパソコンミスミの方が共同でやってくれました。突然のパソコントラブルの原因は6年間使ったPower Mac G4のマザーボードのトラブルであろうという結論になりました。Power Mac G4はCPUがかなり古いし、筐体が大きいので、すぐには修理せずに一旦引退させることにしました。
 


22日(金曜日)
[つぶやき] 久々に天気がよくなってきたので新クリニックの写真を撮ってみました。北側には内村川上内科の看板が揚がっていました。ここも明輝会のイメージカラーであるスカイブルーが生き生きしています。

 南側にある玄関の上にも看板があるのですが、こちらはまだ未完成です。確かこちらは電灯で文字が浮き上がって見えるように作ってもらったと思います。


 建物の外壁の素材が凹凸していて、トタン板を連想する人が多いのですが、日が経つに連れてきれいに洗練されたイメージです。北側の屋根の縁の波形が隠せないのかと設計士さんに訊いてみたら、どうやら法的に無理だという返事でした。ちょっとこの点は残念ですが、法を犯した建物にはしたくありませんので、現状を飲むことにしました。


21日(木曜日)
[つぶやき]  最近、デイケアに着いてから異常を指摘されて診察にまわされて来る患者さんがちょっと多くなったようです。とくに入浴後は注意です。体温の変化が循環血液量や血圧に影響しているものと推察しているのですが、意識障害をおこします。私のところのデイケアは医療機関併設、わかりやすく言えば、となりに病院があるので、すぐに対応がとれます。しかし、近くに病院がないと、あわてるでしょう。利用者や利用者の家族の方も不安でしょう。
 きょうも意識障害をおこした利用者の方を救急車で搬送しました。きょうの場合は入浴後ではありませんでしたが、搬送先の病院からは一過性脳虚血発作の診断をもらいました。
 追記:きょうから原則として病院から「つぶやき」を書くことにします。


20日(水曜日)
[Nike+iPod nano] ナイキ+シューズを履いてポケットにはiPod nanoを入れて、耳にはイヤホンを刺して、ちょっと近所を歩き回ってみました。音楽を聞きながら運動するのは苦ではありませんね。走ってみたくなり、10mぐらいダッシュしてみました。 変なおじさんと思われるとイヤなので顔の知られている町内会のエリアだけ歩きました。
 アップルとナイキのコラボレーションを知らない人は、私がしたことは音楽を聞きながら歩いただけでしょうと思われるでしょうが、それではないのです。ナイキ+シューズの底にはセンサーがあって、そのセンサーが私の動くスピード、距離をリアルタイムに記録して、いつでも音声で教えてくれます。消費カロリー計算もできています。
 きょう、初めてナイキ+シューズを履いてみましたが、とにかく楽しく運動できるのがうれしい。運動後、iPod nanoをマックにつなぐと、私のデータが記録できるし、nikeplus.comに接続すると、世界の仲間と競い合うことができます。すでに572万人の人が登録されています。


16日(土曜日)
[明輝会忘年会] 15日の明輝会忘年会は大いに盛り上がりました。部長のコントがマイクの調子が悪くて聞こえなかったのがちょっと残念。進行係の権限でやり直させてほしかったのに演技が時間に追われてしまって…。何も聞こえないまま、笑いもとれずに、とてもかわいそうでした。器械のトラブルのときはもう一度チャンスをあげてほしかった。このトラブルを除いて最高のショーでした。それからもう一つ、話をする時間が足りなかったです。来年は1時間ぐらいは交流の時間をもうけてください。いろいろ注文ばかりしましたが、幹事さん、どうもご苦労さまでした。

 


14日(木曜日)
[シンポジストの依頼] 鹿児島県有床診療所協議会から来年8月に鹿児島で開かれる全国大会のシンポジウムでシンポジストとして在宅療養診療所の立場で話すようにと正式に文書で依頼がありました。この間は内科の立場のシンポジストと言われたので少し困ったのですが、在宅療養診療所の立場としてのシンポジストならば少し安堵しました。新クリニック移転後に準備に取り掛かろうと思います。

[つぶやき] いよいよ明日の夜は明輝会忘年会です。今年は来賓が多く、また各部署が理事長賞を目標に出し物をします。賑やかな忘年会になりそうです。職員のみなさん、がんばってください。


13日(水曜日)
[つぶやき] このところ雨の日が続いています。ちょっと雨が止むと、新クリニックの裏に行って、工事をながめています。クリニック棟と通所棟をペアとして見ると、なかなかいい感じです。
 そう言えば、掲示板に久しぶりに石山さんがお見えになりました。近況報告などしていただき、うれしい限りです。やはり交流のあるホームページがいいですね。そう思って、次の構想はホームページのリニューアルです。

[鹿児島市上町支部会忘年会] 家族参加可の忘年会は走り回る子どもが多く賑やかでした。幹事としては席の確保にたいへん神経を使いました。欠席の知らせをもらっていた先生が見えたり、1人で参加と思っていたら夫婦で来られたり、逆に欠席されたり、でしたから。
 水曜日に忘年会すると、子どもの学校に影響するとか、スタートが夜7時30分だったので遅くなり過ぎるという検討課題が聞こえてきました。これらの問題点は次幹事が汲み上げてくださるでしょう。


12日(火曜日)
[お知らせ] BBS(みんなの掲示板)が再開しました。覗いて何か足跡をつけてください。

[つぶやき] 今週は3回忘年会があります。今夜、明日、明明後日です。一番楽しみは明明後日の明輝会忘年会です。各部署から出し物がありますが、それぞれ練習に熱気があるようです。外部にわからないようにこっそりと練習に励んでいるようで、どの部署が何をするのかわかりませんが、楽しみです。
 私はただ鑑賞する立場ですが、出し物に参加する職員は仕事も忙しいのにとても大変だと思います。私の秘書のU君は私が毎日たくさんの仕事を指示するのでてんてこ舞いのはず。だからでしょうか。今日、訊いたらまだまともに全体練習には参加していません。CD-Rをもらって、それをパソコンで見ながら練習したつもりになっていますと言っていました。
 何はともあれ。 全員参加と決まったから可能な限りがんばってほしいです。それにしても出し物が多いらしいのでお酒を飲みながら、隣の人とコミュニケーションする時間はあまりないと思われます。今年は観劇に専念してみんなの練習の成果を採点することになりそうです。


11日(月曜日)
[つぶやき] 昼休み時間、新クリニックの見学に行ってみましたが、1週間見ないと外壁ができていたり、内装もずいぶんと進んでいました。救急室入口に立って写真を撮ってみましたが、ヘルメットが目立ちます。

 開院日が来年3月1日になりそうです。開院日を基準にいろんなことを計画的にしなければなりません。レントゲン機器の搬入、保健所の立ち入り検査、医療機関の移転に伴う各種書類の届け出、引越、入院患者さんの移動、電子カルテの設定、などがあります。

[MacBook Pro 17"] MacBook Pro15"をSEに譲ってあたらしくMacBook Pro 17"を使うことにしました。今度のCPUは最新のIntel Core 2 Duoです。確かに処理スピードが速い、しかし、それ以上にデータ移行がスムーズにできたことに感動しました。前の環境と全く同じ環境が30分でできあがってしまって、新鮮さはないけれども仕事は今までと同じようにできて快適です。 このつぶやきももちろんMacBook Pro 17"で更新しています。


10日(日曜日)
[ケアセンターよしの、など引越] よしの訪問看護ステーション、ヘルパーステーション吉野、ケアセンターよしのの引越が無事終わったと報告を受けました。区画整理に伴う一連の引越の一部です。いろいろな事情があってこの3つの部署が先にさくら眼科があった建物内に移ることになりました。
 すでに気づいた方がおられると思いますが、ケアセンターというのは新しい名称です。ホームページは訂正されていませんが、引越をきっかけに吉野居宅介護支援事業所という馴染みにくい名称を改めてみました。


9日(土曜日)
[つぶやき] 午前中、保育園の行事に参加したくて午後の先生と入れ替わってもらい、楽しませてもらいました。どうもどうもみなさんありがとうございました(^_^)。午後からはまじめに仕事しましたが、訪問診療が13件に増えていました。仕方ありません。能率良くまわりました。デイケア利用者の中で状態の悪い人の診察をして二人の肺炎をみつけました。1人はすぐに入院させ、もう1人は在宅で治すことにしました。それ以外にも、病棟患者さんの気管カニューレ交換が1人、胃瘻カテーテル交換が2人いました。もちろん外来患者さんも10人程度。これだけの仕事を4時間で済ませましたが、我ながらよくやったと、自分をほめてやりたいです。
 さて、夜は鹿児島大学第2内科同門会忘年会があって出席してきました。まず去年よりも出席者数が2倍の200人に増えていました。しかし、私の同期は私を含めてたった2人。さびしいなあともう1人の同期の先生と話しました。なんとか連絡して集まりをよくしようと決めて帰ってきました。
 もう一つ宮崎大学第2内科から鹿児島大学第2内科に移籍した先生たちが数人いてその紹介があったことは特筆すべきと思います。なんでそんなことが起こったかといえば、坪内先生が宮崎大学第2内科教授から鹿児島大学第2内科教授になったことで宮崎大学に欠員が生じ、教授選を行ったところ九州大学出身の教授が誕生しました。ここまではよかったのですが、その新しい教授の専門が消化器内科ではなくて血液内科だったからです。
 なんともわかりにくい事情ですが、患者さんに迷惑がかからないようにする必要はあると感想を持ちました。
 ところで、忘年会では坪内教授に挨拶したことは当然ですが、循環器グループのチーフ田中先生に長々と挨拶しました。それは、内村川上内科が循環器内科を専門とする先生を常勤医として探しているからです。そのような先生がいないものか、重ねてお願いしました。


8日(金曜日)
[つぶやき] 今朝の金曜朝礼では南風病院の地域連携課の人があいさつにみえたことをネタに病診連携の意義と新しく南風病院にできた画像診断センターのことを話しました。
 画像診断センターで検査を受けるには保険診療を使う方法と健康診断を目的に自由診療で受ける方法があります。保険診療を使うにはいくつかの基準を満たす必要があることを説明しました。自由診療の値段を教えたら、みんなため息をしていました。もうすでに400人近い人が予約しているらしいことを教えると、すっかり驚いていました。
 当院の患者さんははっきり申し上げて高齢者がほとんどです。平均年齢は明らかに65歳を超えていると思います。しかも自由診療で来院される人は極端に少ないわけです。したがって、自分の健康診断のために十数万円出す人が意外に多いということが私を含め職員みんなきっとピンときません。不老長寿のためにはポンとお金を払う人が鹿児島にも多くなったんですね〜。こういう医療にはこれまで縁がなかったし、これからもないと思いますが…。


7日(木曜日)
[あいさつ] 本日から新しいドメイン(http://meikikai.com)でホームページがリスタートです。気持ちも新たに運営したいと思います。マイペースでコンテンツ充実にがんばりますのでよろしくお願いします。
 ところで、最近のごたごたでサイト来訪者がかなり少なくなっておりますが、一日来訪者1000人を目標に楽しいホームページ作りを心がけていきます。みなさん、これからもどうぞよろしくお願いします。


6日(水曜日)
[増毛のこと] かねてから行きつけの床屋さんでヘアカットしていると、店のマスターが育毛剤プロペシアのことを尋ねてきました。当院ではまだ数人しか処方していないし、劇的な効果があった人は残念ながらいないことを話すと、店で増毛を始めたからお客さんを紹介してほしいと言っていました。増毛をする床屋は市内には3店舗しかなく、200本増やすとずいぶん雰囲気が変わるらしい。1本の自分の髪の毛に4本の人工毛髪を結びつけるらしく、普通に髪を洗っても少しも取れることはないから安心だそうです。200本コースが8500円、100本でも50本でもいくらでも可能と言っていました。
 ネットでこの手の検索をすると、育毛クリニックや美容外科がいっぱい出てきます。もちろん自由診療枠の医療ですから1コース数十万以上と高価です。それにしても高い、ニーズも高いのだろうなあとおどろいてしまいました。

[鹿児島市医師会検査センターのこと] 午後、鹿児島市医師会検査センターの技師長とシステムエンジニアの方が見えました。検査データの出力を業界標準のHL7にしていくれるように強く要請していたら、やっと動いてくれました。しかし、来年2月までにシステム構築が間に合うかが問題です。当院としては、間に合えばこれまでどおり鹿児島市医師会検査センターとお付き合いするけど、間に合わない場合は他社と契約するという選択をします。


5日(火曜日)
[meikikai.com] 夕方のこと、明輝会のWeb Serverが立ち上がりました。バンザ〜イ!新しいドメインmeikikai.comのスタートです。アドレスはhttp://www.meikikai.com/。これからはhttp://meikikai.hopto.org/は使えなくなります。このドメインはアメリカの某会社の無料サービスを受けて運営していました。本来ならば英語で謝辞を書かないといけませんが、日本語でお礼申し上げます。”長い間、たいへんお世話になりました。”
 次のステップは、メールサーバーの構築です。その次にコンテンツの充実。ホームページやポッドキャストなどをやります。

[有床診療所連絡協議会] 鹿児島県有床診療所連絡協議会会長の海江田先生からインターネットラジオの中で海江田先生自身がしゃべって当院を事例の一つとして紹介した旨のメールをいただきました。医療従事者向けのサイト内にあるラジオで、AMやFM、短波では聞けませんから。あくまでもインターネットです。
 さて、 来年平成19年7月28日、29日の2日間に渡り鹿児島市で第20回全国有床診療所連絡協議会が鹿児島県有床診療所連絡協議会と県医師会が担当して開かれます。その二日目に開かれるシンポジウムにおいて内科の有床診療所という立場で私が発表します。普通の学会と違い、いつから準備しようかとだんだん悩み始めています。


4日(月曜日)
[つぶやき2日土曜日] 週末の土曜の午後は新クリニックの床、壁、天井の素材や色を決める作業に2時から6時ごろまで費やしました。創造的な仕事でとても楽しいのですが、4時間集中することはちょっと疲れました。だんだんと意欲が低下して何でもよくなってくるのです。

[つぶやき3日日曜日] 私は日曜日の朝を意外に家庭的に過ごしています。早起きの私は、日曜日であっても7時までに起きて炊飯器のスイッチを入れます。それから30分、新聞を読んだりしますが、台所に立って娘と朝食の準備をします。たいした料理は作らないのですが、娘は楽しく手伝ってくれます。週に一度の親子クッキングをもう少し続けていこうと思っています。

[つぶやき4日月曜日] 朝から外来の机はカルテや書類が山積みされています。まず、それらに目を通すことから一日が始まりますが、すべて終わるのに相当の時間がかかります。電子カルテになれば、これらの仕事の大半はなくなるであろうと期待していますが、その電子カルテをうまく使いこなせるか日々不安が増すばかりです。新クリニックにおけるITのデザインはおおよそ決まり、正式に契約をするところまできました。
 それにしても昼休みもないほど忙しいです。外来診療が終わって昼飯を食べていると、クロス張りの打ち合わせに人が集まってきます。それから30分経てば電子カルテ準備委員会です。そして、午後の訪問診療に出発。最近は訪問診療の移動中が一番リラックスできる時間です。


1日(金曜日)
[つぶやき1] 金曜日の朝礼で職員向けに話したのですが、11月29日に福島地方裁判所は、認知症女性が転倒しケガをしたのはその女性がショートステイしていた介護施設の注意怠慢であると判断し、233万円の賠償を命ずる判決を出しました。
 なんともやるせない判決です。このような事態は医療施設や介護施設では毎日起こっていることです。どの施設のスタッフも転倒事故が起こらないように少ないスタッフで注意をしているのに起こっているのが現実です。それに対して賠償責任を問われ認められるという流れができると、身体拘束や薬物拘束はできないわけですから、認知症の方が入院入所することはできなくなり、介護保険制度の崩壊になります。
 介護施設の現実を知らない裁判官が下したこのような画期的な?初めての判決が増えていくことをとても憂えてしまいます。

[つぶやき2] システムエンジニアのM君がホームページのドメイン名変更作業に苦労しているようです。サーバーの前に座って本を片手に一生懸命作業をやっています。これまでとハードの構成が変わったためにちょっとつまずいているようですが、そこを解決すれば一気に作業を終了できると思います。
 これまでこのような仕事は私が趣味感覚でおこなっていましたが、これからはシステムエンジニアという専任の手によっておこなうことになります。つい手を出したくなくのですが、そこはプロに任せないといけないと自責しています。作業を見ていると、実に緻密です。作業内容をきちんと記録し、他の専門家の意見を聞いたりしながらしています。
 ドメイン移行が済んだら、次はホームページの刷新です。より規模を大きく、よりパワフルによりジョイフルにしたいと思っています。