30日(水曜日)
来月第3日曜日の5月18日にミヤマキリシマを見に霧島中岳新燃岳に登ることにしますと宣言しましたが、その日はいつもお願いしている非常勤の先生が学会出席のため仕事ができないことがわかり、第4日曜日の5月25日に登山することになりました。ことしはどれくらいミヤマキリシマが咲いているでしょうか。
集合時間:朝9時、 集合場所の1つ:クリニックの駐車場、など
28日(月曜日)
日曜の夜、妻とJJ CALL'Nに出かけました。そこはビートルズナンバーのライブがある店で、客層は50才台です。それは当然ですよね。イギリスのロックグループビートルズが初来日したのは、1966年(昭和41年)です。
ビートルズは当時の若者に
良くも悪くもいろいろな影響がありました。私も中学生時代に坊主頭が伸び過ぎると、ビートルズが引き合いに出されて担任に怒られたものでした。
お目当ては、YONGOBINTAのメンバーのH君のアーチストとしての顔を見ることです。一言、やっぱりかっこよかったです。下の写真がH君ですが、ライブはこんな雰囲気でした(一番右がH君)→●。
H君が
介護の世界でがんばっている姿とギター弾きながら歌っている姿には大きなギャップがありますが、どちらも彼の本当の姿と思います。共通するものは情熱でしょうか。また、行きたいなと思いました。
上の写真(チケット)の人はRICKYというプロのシンガーです。最後のステージがRICKYでしたが、月曜日の仕事を気にして途中で帰りました。最後まで聞けなかったのが、とても残念でした。
H君
25日(金曜日)
昨夜、家族と焼き肉を食べに行ったのですが、めずらしく妻がレバーを注文しました。一皿のレバーは妻と息子の2人で平らげられてしまいました。私は肝臓を研究テーマとしてからレバーをめったに食べません。娘はレバーを一口かじって自ら食べるのをやめました。どうやら繊細な彼女の舌のセンサーがレバーを拒否したみたいです。
それで何がおこったかというと、その夜、レバーを食べた2人は腹痛と嘔吐に苦しんだのです。息子の嘔吐はすさまじかった。私はリビングでテレビを見ていると、息子の泣き声ともうめき声ともいえない音が聞こえ、行ってみると、薄暗い寝床で何やら赤いものが座布団くらいの広さにひろがっていました。未消化のレバーです。妻には嘔吐はみられなかったもののすっかり食欲がなくなり、お腹が痛いと元気がありません。
仕事の合間にも携帯電話で2人の様子を聞いて、昼休みに帰ることにしました。夕べも吐いたのに息子は胃液をいまだに吐いています。小さな体で洗面器をみつめている姿はとてもかわいそうで、ゆっくり背中をさすってやりました。今夜は点滴しないとだめだなと思い、午後の仕事に出かけました。
24日(木曜日)
23日の『つぶやき』と『Cheer Up!』の写真が同じだったのは偶然です。アップした時刻を比べると、『Cheer Up!』の方が早い。写真は13日に買った薩摩藩の家紋、丸に十文字のお守り2つです。
こんなことどうでもいいことを書いてすみません。ちょっと気になっていたものですから。さて、やっとWebサーバーが安定してきたようです。次は早くメールサーバーが立てばいいのにと待ち遠しいです。
来月第3日曜日の5月18日はミヤマキリシマを見に霧島中岳新燃岳に登ることにしました。今年初めての登山です。去年の記録をみると、5月21日に登っていて、山頂付近はミヤマキリシマの満開はもう少しあとと書いています。時期が少し早いかもしれませんが、どうしても休みがこの日しかとれないので決定したいと思います。
いつものように多くの参加者が集まってくれるといいのですが。朝早過ぎるとガスが多いのでそのへんを検討して集合時刻、場所、ルートを決めたいと思います。
23日(水曜日)
午後からヘルスケア経営研究所の取材を受けました。やって来られたのは一人の女性編集スタッフ。いつものように、医療と介護の複合サービスを提供する明輝会という組織のこと、訪問診療に取り組む内村川上内科のこと、ITを積極的に仕事に導入していること、など話しました。ここまではいつもの雑誌取材と同じです。
編集担当スタッフのUさんがPowerBookを使っているというマックユーザーとわかるやいなや雰囲気がいっそう和やかなものになりました。UさんはMacBook
Airを見たいですとすっかりマックユーザーに戻って取材とはちょっと外れて、AirのほかにiPod touchを見せたりとても楽しい時間になりました。iTunesに明輝会のポッドキャストがあることを教えてあげると、それはもうビックリしていました。
夕方、城山観光ホテルで開かれた肝炎ネットワークの勉強会に出席しました。今月からB型、C型肝炎に対する根治治療、つまりインターフェロン治療を補助する制度が発足しましたが、その事務手続きの説明に始まり、最新の肝炎ウイルス治療の話でした。おおまかな内容はわかりましたが、保険請求が非常に複雑で窓口業務が大変になります。
その後の懇親会で各地で開業して先生たちと現状の医療制度について話しました。後期高齢者医療管理料をとっている先生はおらず、どこも現場は混乱しているようでした。この先、開業を維持していけるかどうかという話まで進展しました。不安はどこも同じで現実的で深刻です。
22日(火曜日)
きのうの朝礼で『For Others精神』についてちょっと触れました。日本語で言えば、他人のために、周りの人のために尽くす精神のことです。このフレーズは高校時代に耳にタコができるほど聞かされました。ですからこのフレーズを聞いたり、見たりすると、過敏に反応してしまいます。21日の南日本新聞の社説を国立病院機構南九州病院院長である福永秀敏先生が書かれていましたが、その文章の終わりにあった『For
Others精神』というフレーズに目が止まったことがきっかけで朝礼の話にしました。
最近は、『For Myself精神』がはびこっています。これは子供と老人の精神であると断じたいくらいです。それは子供や老人を見ていれば説明の必要はないと思います。子供も老人も自分のことしか考えていません。真に大人でなければ、自分のことよりも他人のことを優先できないのです。
これはある意味永遠のテーマです。理屈ではわかっていてもなかなか大人もつい自分中心になっています。
むずかしいことはこれくらいにして、今朝は久しぶりに庭の雑草採りをしました。短時間でしたが、一部の芝から雑草がなくなって、すがすがしい気持ちになりました。
21日(月曜日)
きのうの日曜日出水市にマテガイ採りに行きました。今年1月にツルを見に行ったところの近くでした。こんなに広い砂場があるのかと驚きましたが、マテガイのすばやい動きにはもっとビックリ。かなりの力でマテガイは砂の中にもぐろうとします。約2時間の間に小さなバケツいっぱいのマテガイを採りました。ほかにもハマグリやツメタガイが少し採れました。→●ビデオで見るマテガイ採り(無音声)2.6MB
MPEG4
18日(金曜日)
最近、Xserveの調子が悪いなあ。日中、ホームページがみれませんでした。当院のSEによるとDNSサーバーの問題らしい。もう一度クリーンインストールするしか解決方法がないらしい。夜の作業になったようでご苦労様でした。
さて、今日の午後のこと、2つの対照的な内容の出来事がありました。ひとつは、在宅で最期を看取った患者さんの家族から感謝の言葉をいただきました。重ね重ねのお礼の言葉にむしろこちらの方が恐縮するほどでした。もう1つは昨年暮れに亡くなられた患者さんの家族からなぜ当時急死したのか納得いかないという内容でした。話に来られた人は当時からよく知っていたので今でも私のことを信頼していますが、東京に住んでいる親戚の人が納得されていないようでした。是非親戚の方に来院していただいて当時の説明を私自身からさせていただきたいとお願いして終わりました。
17日(木曜日)
昼休みがまったくとれない忙しい外来診療でした。うんざりするほど。一生懸命診察し、少しもさぼっていないのに、トイレに行くこともがまんしているのに、どうして私たちは患者さんに「すみません! すみません! 待たせてごめんなさい。」と謝りながら診察しないといけないのだろうと思いました。それほど慌ただしい日だったのです。
ほとんどの患者さんは、「いえいえ大変ですね。」とわかってくれていますが、中には1時間以上も待たされたとストレートに言う人もいます。何も言わないで無言の圧力をかける人も。
午後は訪問診療があってスタイルが違うものの時間に追われながら仕事をするという点は同じです。木曜日は病棟回診があってさらに忙しいのですが、これを何とかもっと効率的にできないかと考えました。
回診そのものは電子カルテを導入することで非常に能率的になり楽になったのですが、回診後のカルテ整理の時間がなく、午後の外来診療中か終了後にしなければなりません。わたしがカルテ整理をして指示を出さないと、病棟看護師が帰宅できません。
そこで妙案を思いつきました。訪問診療をする時間と病棟回診の時間を入れ替えてみたらどうか。病棟回診後のカルテ整理の下書きをまず医療クラークにやってもらってその間にわたしは訪問診療を済ます。訪問診療が終わったら、医療クラークのやってくれたカルテ整理の内容を見直すというものです。こうすれば6時に帰られるかもしれない。
16日(水曜日)
庭にベニバナマンサクがいっせいに花を咲かせました。それはみごとですが、あまりに自由に枝を伸ばして大きくなったベニバナマンサク。今年は剪定して型を決めるか悩んでいます。
それよりもその横でつるバラがすくすく伸びてきているのが一番うれしいです。このつるバラはどんな花を咲かせてくれるでしょうか。
写真の見えないところに雑草も伸びてきています。雑草をどうするか。これから夏まで雑草と知恵比べです。
15日(火曜日)
ホームページが見れない間に『医療と介護で語いもんそ!』がiTunesに登録されました。とうとう全国デビューですが、ここでぜひみなさまにお願いがあります。
まず、iTunesをインストールしていないウィンドウズユーザーはぜひともインストールしてください(iTunesのダウンロード→●)。マックユーザーはすでに標準装備ですからインストールの必要はありません。
次にiTunesを立ち上げ、iTunes Storeにアクセスしてください。 iTunes Storeをクリックするだけです。
iTunes Storeの画面になったらiTunesの右上にある検索欄に「医療と介護」と打ち込んでください。すぐに下のような画面が現れますので、ここで「登録する」ボタンをクリックしてください。
以上を多くの人がすることでポッドキャスト『医療と介護で語いもんそ!』はアクセス数が増え、iTunesのポッドキャスト、「社会/文化」のジャンル、の上位に上がってきます。
今、「新作&注目作」に『医療と介護で語いもんそ!』が紹介されました。おー! 高木美保close to youの2つとなりにあります。だれかカスタマレビューを書いて褒めあげてください。よろしくお願いします。
14(月曜日)
吉野町にも新しいクリニックが2つ増えることになり、親方日の丸的な診療スタイルではいけないと思っています。だからと言って、自分の診療スタイルを曲げたり背伸びしたりすることは禁物だとわかっています。
4月からの新しい診療報酬が内村川上内科にどのように影響するのかわからないのですが、少なくとも電子カルテを導入していてよかったということは自信を持って明言できます。
あまりに酷過ぎて廃止になるかもしれない後期高齢者医療制度では患者さんに一日の診療記録と年間診療計画書を渡すようになっていますが、こんなこと電子カルテでは何の負担にもなりません。当院では75才以上の患者さん一人一人に一日の診療記録を渡しファイルしてあげて個人用のカルテを作ってあげようと準備しています。これも情報開示の1つと考え、評判がよければ74才以下の慢性疾患の患者さんにも拡げてもよいのではないかとさえ考えています。
13日(日曜日)
NHK大河ドラマ『篤姫』ブームにあやかり、小雨の中、磯山公園に行ってきました。何十年も前に閉園したる磯山公園ですが、今の時期だけ桜祭りで入園を許可しています。何十年ぶりに足を踏み込み、ちょっと感激。於一と尚五郎が将来の夢を語り合うシーンが撮影された場所をみつけて天気がよければなあとちょっとがっかり。昔はここは磯庭園からロープーウェイで登って来ていました。
サクラはもう葉桜になり始めていて旬を過ぎています。
11日(金曜日)
きょうは非常に忙しかった。以前はこれくらい何のことはなかったのですが、近ごろちょっときついと感じます。しかし、患者さんに頼られると、つい頑張ってしまいます。きょうは昼休みまったくなしの朝7時から夜8時まで連続13時間勤務でした。
今朝は7時すぎに往診依頼がありました。在宅患者さんではありませんでしたが、2,3日前に体調不良で受診した外来患者さんで往診義務はないのですが、いつでも仕事に行ける状態だったのですっ飛んで行きました。往診していつも思うのですが、往診依頼時の電話内容と実際がかけ離れています。思ったほど悪くありませんでした。
往診を終えて病棟の重症患者さんの診察をしました。それから始まった午前中の外来診療は検査が多く、カルテをまとめるだけでもたいへん。5分以上患者さんに丁寧な診療を提供しないといけないとか、後期高齢者の方にはオープンカルテを提供するのでわかりやすいカルテにしないといけないと思うと頭を使いすぎてすごく疲れました。終わったのが1時20分ごろ。それから10分で昼飯を食べ、1時30分から褥瘡対策委員会に参加。2時には訪問診療に出かけました。
2時間で15人の訪問診療は気ぜわしかった。訪問診療はゆっくり楽しみながらしたいものです。
10日(木曜日)
電子カルテを使った2回目の病棟回診でした。1回目の反省にたって電子カルテを扱うのは副院長ではなくて医事課の女性に頼みました。回診後のカルテ記載が予想以上に手間取りました。病棟用に使いやすいようにカスタマイズできていないためです。しかし、確実に電子カルテのメリットが出てきています。
7日(月曜日)
後期高齢者医療制度を長寿医療制度と呼ぶことは本当に気に入らない。これは私自身の個人的な意見です。けっしていい制度ではないし、長寿医療制度というネーミングはまったくいただけない。
各地で後期高齢者医療制度に対する批判が高齢者自身から巻き起こっているのは当然ですが、医師会からも起こりはじめています。とくに東北地方の医師会からの声が強く、県医師会レベルで後期高齢者医療制度をボイコットしています。この流れが全国に拡がるかどうかはわかりませんが、この制度が不評なのはネーミングだけの問題ではないことを早く国はわかって一度制度を引っ込めざるを負えないのではないか思います。
臨床現場の意見は非常に厳しいです。しっかりしている75才以上の患者さんたちは、「この制度は年寄りに早く死ねということか!」と、かなり怒っています。
5日(土曜日)
内村川上内科の外来看護部部長であったK部長が看護師国家試験に合格され、その祝いに10人が集まりました。祝賀会はMBCタレント野口たくちゃんの実家である串焼き屋ロッキー。K部長、明日は仕事だというのに2次会まで付き合っていただきました。帰りのタクシーの中で涙ぐみながら同僚だった外来看護師たちにお礼を言っていたのがとても印象的でした。仕事をしながら勉強することは非常にたいへんなことだと思いました。そのためには強い意思と周囲の理解がないと継続できません。それにしてもロッキーの大将、つまりたくちゃんのお父さんはたくちゃんに顔と声がそっくりでした。親子ですから当然ですが。
4日(金曜日)
今週はアップル製品の突然のストライキで振り回らされています。
第一弾はホームページを動かしているXserveの故障。来週には修理見積もりがでます。
第二弾は買ったばかりのMacBook
Airのシステムが立ち上がらなくなりました。昨夜、私が回診記録を打ち込んでその後SEのM君がOSアップデート、ソフトのアップデートしてトラブルが起こったのです。さいわいアップルのサポートセンターに電話をかけてOSだけ再インストールすることで解決し、午後から使えるようになりました。
3日(木曜日)
きょうの病棟回診から電子カルテを使い始めました。電子カルテがインストールされているMacBook Airに予め食事、睡眠、ADL、体温についての1週間のアセスメント、問題点(Problem
list)、回診日の バイタルサインを記入して回診に臨みました。
電子カルテを使っての回診の感想は非常に楽に回診できましたということ。たぶんカルテを書かないですんだからです。副院長は電子カルテの扱いに慣れていないのでちょっと苦労しているようでした。次からは電子カルテを扱うのは事務職の方にしてもらったほうがいいように思えました。
また、電子カルテだとベッドサイドでレントゲンやCTを参照できるし、それを患者さんの家族にも見せて説明もできます。血液データの比較も簡単です。自分としては結構、中身のある回診となったと満足しています。
2日(水曜日)
ホームページを置いているウェブサーバーがぶっ壊れました。今朝いきなり。サーバーダウン。動かなくなりました。どうやらスイッチが入らないので電源ユニットのトラブルと考えられ、福岡市の修理センターに宅急便で送りました。
こんなこと書いてもすぐには読んでもらえないけれども、まあ、記録として記載しておきます。そして、サーバーダウンを一番悲しんでいるのは副院長です。Cheer
Up!! Cheer Up!! きょうは○○さんを取材して書くつもりだったのに〜〜(`皿´) とちょっと怒っています。
1日(火曜日)
きょうの外来は外来管理加算料を意識して『ていねいな診察』に心がけました。そのせいか、いつもよりも外来診療が終わるのが遅くなり午後1時ごろになりました。
とても疲れました。1人の外来患者さんに5分以上かけるということを意識して、
生活習慣の指導とか、食事運動療法のことなどを毎回話さなければいけないと思うとゾッとします。治療がうまくいっている患者さんにそんなわかりきったことを話すわけにはいきません。せいぜい励ます、ほめるということになりますが、それを5分以上すると、患者さんはだんだんバカにされていると感じて怒り出すかもしれません。まったく変な制度です。
また、きょうからスタートした『後期高齢者医療制度』にも気を使いました。ところでこの『後期高齢者医療制度』は名前がよくないという理由でスタート初日で廃止になり、明日から『長寿医療制度』と名前を変えて再スタートするらしいです。なんのこっちゃと思います。なんで今になって名前だけを変えるのかと、完全に私は政府が信用できなくなりました。
新しい医療制度改定に対して精いっぱい取り組んでいますが、評判の悪い『長寿医療制度』は早く撤廃された方がよいと思います。本日、10名くらいの75才以上の患者さんが来られました、悲しそうな顔で仕方ないという意見でした。先生にすべてお願いしますと言ってくれる人が多かったので責任を感じました。一方で、先週はこんなひどい医療制度は日本医師会が作ったのかと抗議する患者さんがいました。
これからますます医療現場は混乱すると思います。当院はたぶんいい方だと思いますが…。
さて、当法人にも若き9人の新入社員が入り、入社式がありました。私も一言あいさつしました。明輝会という組織のこと、情報共有と連携の大切さ、優しさと気遣いについて、の3つのことを話しました。
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