今月の予定:なし
11月予定
9日 第一三共株式会社および富田薬品社内研修講師『高血圧勉強会』
16日 武田薬品株式会社社内研修講師『在宅医療について』
22日 山登り(霧島新燃岳登山)参加予定者 現在27人
(院長親子3人、事務局長K、在宅医療事業部運営部長S、臨床放射線技師U、MRさんのIさん、元職員Tさん、外来看護師D、運転手Tさん、医事課長U、外来看護師S、介護職K、介護職H、受付AYSK、介護職K、外来看護師E親子2人、訪問看護ステーション所長Y、理学療法士U、ろうけん青空事務長T、介護職U、よしの村管理者M親子、元受付Aさん)
26日 明輝会グループ視察研修ツアー
30日 保険診療研修会(鹿児島県医師会館)
12月予定
18日 武田薬品株式会社社内研修講師『在宅医療について』
26日 明輝会忘年会
22日の新燃岳登山について:天候不良が予想されるため残念ながら中止と決定しました。
30日(月曜日)
きょうで11月が終わり、明日から12月。待ちに待った常勤医の先生がお見えになります。新しい体制で診療に取り組むことができるようになり、夢が広がるばかりです。まずは午後からの診療時間の正常化です。そして入院患者さんにも時間を割くことが可能になります。書類の滞納も少なくなると思います。結果、私もやっと自分の時間が持てそうです。
26日(木曜日)
保健・医療・福祉サービス研究会(HMS)主催による明輝会見学ツアーが行われました。全国からの参加者30名。遠くは青森からも見学に来られました。午前中は理事長による1時間半に及ぶ講演がありました。つづいて後藤統合部長による講演。これらの内容については詳細を知りませんが、みんなが知りたがっていることだったようでたいへん好評だったとHMS介護教育アドバイザーの石峯さんから伺いました。総じて見学ツアーは成功だったようです。私は昼間は診療のためツアーの方々の相手はできませんでしたが、夜の懇親会には出席して情報を交換することができました。その場でコスモプラン代表取締役の水野さんからつぶやきでもっと怒って下さいと言われて、そうかと思いました。
25日(水曜日)
当院も外来が多くて忙しいですが、小児科に行ったら70人待ちで診てもらえませんかという電話の問い合わせがあっていいですよと答えて診察しました。診察室に入って来たのは、なんとマックユーザー友達のアキラさんの家族でした。それにしても小児科の患者数の多さは脅威です。一日一日インフルエンザが猛威をふるっているように感じます。来月からは新しい先生も来てくれるのでそれまで何とか現体制でがんばろうと思います。
それはそうと、あすは全国から明輝会を見学に30名くらい来られます。こちらは理事長が講演し、各部署の管理者や責任者が対応する予定です。
24日(火曜日)
連休明けの外来は予想以上に多く、いつもの倍の数でした。インフルエンザが猛威をふるっている感がします。そして感染年令が少し上がってきた感がします。インフルエンザ予防接種ワクチンを打つ方も多く、今週はますます忙しくなりそうです。
21日(土曜日)
今朝の日本経済新聞に有床診療所の入院基本料を上げる方向で検討に入ったという記事が載っていました。このホームページの掲示板にも当法人事務局長が”有床診療所の崩壊について”というタイトルで書き込まれているように有床診療所の入院部門の採算性はひどいものです。経営面だけでみると、入院施設はもたない方が賢明です。しかし、私たちは地域医療を支えています。ですから赤字を出しても病棟医療を続けているのです。地域の人々のためのサービスという気持ちでやってきましたが、やっと明るい兆しがみえてきました。
19日(木曜日)
きょうの病棟回診でのこと。個室で療養しているAさんは早く退院したいとずっと思っています。主治医としても一刻も早く退院させてあげたいと思っています。病気が治りました、あるいは自宅で療養できますと判断できたら退院できるはず。しかし、高齢者の退院の場合はそれに加えて生活ができますという条件が必要です。この生活できますという条件が整わないために入院期間がずっと延長になるケースが結構あります。このAさんの場合、要介護度が出ていなかったため要介護度申請し判定が出るまで数週間待ちました。何も特別な治療はしないで入院生活を送っていたのです。やっと要介護度が出たら、次は住宅改修をしないといけないという理由であと3週間程度入院延長させてほしいと介護サイドから言われています。なんでこんなに入院が伸びていくのだろうと非能率さに憤慨してしまいます。一応、このケースに関しては裏技を考えていますが、これからの医師は病気だけを治すのではなくて生活を支えるという視点を持っていかないといけないと改めて感じたものです。
18日(水曜日)
メディカルチェックをしました。血液検査にレントゲンや心電図などです。その中で血管年令を量る脈派図とIn Bodyの結果にはショックを受けました。血管年令60代、下肢筋肉量は200gずつ落ちていました。運動不足がついに数値になって表れました。今週末の山登りに備えておこなったメディカルチェックでしたが、メンタルデプレッシッブになってしまいました。と言いながら、さっそくWii Fit Plusをすることにしました。
17日(火曜日)
新燃岳登山の22日の天気が心配です。今の時点では曇りですが、前夜は雨なので微妙です。少しでも雨の場合は登山は止めて希望者だけで高千穂牧場かどこかでゆっくりしようと思います。こんなに寒いので防寒着が必要です。100mで0.6℃気温が下がりますから6℃から10℃寒いつもりで防寒対策が必要です。軍手などの汚れてもいい手袋は必須です。また暖かい耳あても必要かもしれません。寒がり屋さんはホッカイロやホットドリンクも必要でしょう。お弁当は各自用意してください。行く途中にコンビニに立寄ますからお菓子やソフトドリンク、弁当も買えます。靴は運動靴で十分です。ジーパンは止めた方がいいかも、風を遮るジャージがベスト。ダルマさんみたいに着ると動けませんが、やはり寒くないようにしましょう。用心のため雨具があれば心強いです。明らかに雨が降るときは行きませんから。
16日(月曜日)
先週土曜日にはろうけん青空親和会からろうけん青空創立7周年記念会に招待されました。70名くらいの出席があったと思いますが、レストラン・カセッティーナを貸し切っての豪華な記念会。存分に楽しませてもらいました。ろうけん青空親和会のみなさま。ありがとうございました。
ところで、先週の木曜日の夕方、鹿児島放送のニュースの中で介護施設への就職という特集でろうけん青空が取り上げられて5分間ほど放映されました。その番組内容を記念会の終わりにみんなで観ましたが、ぜひ今朝の朝礼でもういちど観たいと思ってDVDに焼いてもらっていましたが、ファイナライズがうまく行われていなかったようで映りませんでした。来週はわたしの枠を使ってみていただきたいと思います。
13日(金曜日)
電子カルテをもっと使いやすくするため医療クラークを担当する女性たちのアイデアを訊いてみました。いくつかアイデアが出されましたのですぐに採用してみました。電子カルテをカイゼンして使いやすくする作業。これは今月中に終えないといけない作業なので、新政権の事業仕分け作業のように矢継ぎ早にアイデアを言って採用してみるのがベストと思います。そして試行錯誤しながら自分たちの使いやすいようにカイゼンし、仕事の能率を上げるように努力する。これを今まで怠ってだれもしませんでした。仕事環境についてのカイゼンは、トップダウン方式ではなくてボトムアップを望んでいましたが、やはり私が率先してやらないと、動いてくれないという体質です。
12日(木曜日)
きょうのつぶやきは怒りモードと謝辞モードの両方で書きます。
まず、怒りについて。2年半、当院の無線LANネットワークはスピードが遅いという問題がありました。ノートパソコンでインターネットやメールなどの通常使用ではさほど遅いとは思わないのですが、電子カルテを使って画像の読み込みをするとき非常に遅いことが分かるのです。また、病棟のiMacは買った当初から調子が悪いので不良品かと思っていました。何とか2年半使ってきたのですが、ここにきてIT部門を兼務してくれているU君がネット回線がおかしいからiMacの調子が悪いのだと気づきました。そこでネット回線を担当した工事関係者に再点検をしてもらった結果、下の写真の中央にあるスイッチングハブが不良品であることが突き止められました。これを新品に交換したところiMacはきびきび動き、今までの遅さは何だったのだろうと愕然としています。2年半の間、何十回もパソコンがおかしいとIT担当者に苦情を言ってきましたが、U君になってやっと解決に至ったのであります。
謝辞について。これもU君に対して。昨日夕方のこと、メールサーバーがダウンしました(いいこともあれば悪いこともある)。何やら難しいトラブルが発生したらしく、イーデザイン社の人と徹夜で復旧に努めたということです。一睡もしないでそのまま今日も何事もなかったかのように働いていました。実は夕べ9時ごろU君から携帯電話でメールサーバがダウンしたことを聞いていましたが、まさか徹夜で仕事をしているとは知りませんでした。
11日(水曜日)
在宅医療事業部運営部長S氏はケアセンター所長でもありますが、きょうの明輝会幹部会議で内村川上内科管轄部門の統括部長に承認されました。内村川上内科管轄部門内には多くの部署がありますが、それぞれの部署で発生した問題解決の責任者という重要なポジションです。守備範囲が広く、難題も多いので大変でしょうが、組織が生き返るように期待しております。
我が家の庭の柿の木。今秋初めて実をつけました。
10日(火曜日)
夕べの勉強会にはコメンテーターとして出席しました。スライドを使って発表するのは第一三共株式会社のMRさん。聴衆は約10人。話の途中で何度もコメントを求められました。私の専門でもない高血圧治療についての勉強会で、さまざまな角度からのコメントを求められ、ただ思ったことを一開業医の立場から申しました。気づけばあっという間に50分経っていました。
来週月曜には武田薬品株式会社の社内研修で話す予定でしたが、来月に延期になりました。あまりに慌ただしい毎日でしたので少し安堵しています。
9日(月曜日)
季節性と新型の2種類のインフルエン予防接種ワクチンを打つ仕事が結構忙しいです。発熱外来の方はどうかというと、インフルエンザ感染症が確実に増えてきているなという印象です。去年と違うのは、リレンザを処方する機会が多いということです。それはつまり十代の患者さんが多いことを表しています。リレンザは吸入薬ですが、きちんと使われているのかという心配があります。患者さん一人一人に耐性ウイルスを出さないように5日間ちゃんと薬を使うように指導していますが、これも守られているのか気になるところです。今週になってますますやることが多くなっていますが、自己の健康管理のため睡眠時間確保のため少しでも早く寝るように心がけています。
6日(金曜日)
明輝会のITをさらに強化するために外来奥にスタジオをセット中です。メインマシンはPowerMacG5。これまで院長室にあったものですが、Final Cut Proという映画会社や放送局で使われているプロ用ビデオ編集ソフトなど、プロ用ソフトがたくさん入っているからです。 Final Cut Proは進化してFinal Cut Studioになっていますが、とりあえず5年前に購入して使っていなかったソフトで自分たちのやっていることをYou TubeやApple TVに配信できたらと夢を持っています。
5日(木曜日)
新型インフルエンザの警報が出されましたが、確かに当院でも十代を中心に多いと実感しています。しかし、小児科の標榜を取り下げてから乳幼児が来なくなったのですごくはやっているという感じではありません。
また、季節性インフルエンザ予防接種ワクチンが不足していることはちょっと困っています。例年この時期はまだワクチンに余裕があるので毎年予防接種をしている方から急に申し出があって、もうワクチンがないので打てませんよと言うと、すごい顔になります。私のせいじゃないのですよと言い訳しながら不安と怒りが消えるのを待つしかありません。
さて、山登りのコース変更が決まりました。湯之野コースはやめてオーソドックスなコースにします。高千穂河原から中岳経由で新燃岳を目指します。2006年5月21日の記録がここ→ にあります。登り約2時間弱で新燃岳到着しています。
4日(水曜日)
来月から常勤医が1人増えて3人になります。新しい先生と理事長との初顔合わせがありました。いよいよ新体制でリスタートかという感慨深いものがあります。新しい先生が当院の医療環境で気持ちよく仕事ができるようにさまざまな面から検証し改めるべきは改めようと思っています。主治医制という新しいルールを導入しますからいろんな所に変化が出てくると思います。外来診療も病棟診療もそして在宅診療も患者さんと接する時間が増えるはずなので患者さんが一番常勤医増員の恩恵を受けると思います。
2日(月曜日)
霧島韓国岳で宮崎市の小学五年生が遭難死亡したというニュースが流れましたが、とてもショッキングで悲しいです。ネットの記事を読んでみると、登山を始めて2合目付近から1人で登り始めたとありますが、ここは登り始めてすぐのところです。おそらく登り始めて15分くらいです。それからどういうルートをたどったのか分かりませんが、韓国岳から大浪池の間にある韓国岳避難小屋から500m離れた沢で遺体として発見されています。韓国岳山頂からだいぶ離れています。相当迷ったで最後は足を踏み外して落ちたのだろうと思います。
当日は霧が深くて視界5mだったといいますから何でそんな天候で親子で登山するのという感想をすぐに持ちました。子供があまりにかわいそうです。ちょうど寒波が来ていたことも運が悪いでした。寒い思いをしながら不安を抱いて死んでいったと思うとかわいそうで仕方ありません。せめて山小屋に避難していればと悔やまれますが、子供にそこまで要求するのはかわいそう。合掌。