年内を目標に集大成であった里芋の収穫をしました。
(そしてこの記録はついに年を越してしまったという訳です。)
久しぶりに顔を出すのが恥ずかしかった私のことを覚えていて下さったクレインさん、
変わらず丁寧な作業で収穫。自宅で採れた大きな赤芽芋の思い出を話されました。
ホームに持ち帰ったお芋は一緒に田楽にして、他のみなさんにも味わっていただきました。
次のシーズンもなにか出来ればと思います。
夏の畑は雑草の勢いにめげそうになります。レイズドベッドでは、‘島の恋’(筋なしの赤いオクラ)が花をつけ始めていました。隣りのレイズドベッドの黒枝豆と、路地植えのピーマンが私たちの初収穫となった今日、クレインさんと果敢に畑へ繰り出します。その場所へ赴けば、自然と手足が動いていくことに、いつも心の中で拍手を送ってしまいます。自身もそれが怖いのか、とても年齢的なものに慎重になってはいるのですが。園芸療法士が常に目配りをし、適切に対応すれば、活動を遂げることもまだ可能な気力体力を持ち合わせておられます。収穫したものは、ホームの別の方々が引き受けてくださり、ピーマンの塩昆布和えと、隣りのデイケアで催される流しソーメンの付け合せとして枝豆を茹でました。役割がつながって、輪が広がるのを感じた1日です。
※写真は許可をいただいています
朝食後を見計らって声をかけたこの日、歯磨きを後回しにして畑の様子を見に行く、と気持ちが動きました。
「うん、行こうか。見に行くだけ…」
行ってみると、そこで野菜が大きくなっていたり、雑草が伸びていたりするのを目にして、身体が動く。
それとなく置いていた支柱を、ピーマンに立てて固定し始めました。
隣の列の里芋も気になるはず。ですが、こちらから振らないとあまり話題にしないんですよね。
想像としては、‘自宅でやっていた菜園とは色々と勝手が違うし不便なところがいっぱいある。そんな面倒なことをわざわざしなくたっていいわ。’という気持ちでしょうか。
複雑 な心情に耳と目と心をそば立て、会話の行間にこの方の思いを感じながら、共に植物を育てる。園芸療法士として過ごす梅雨の晴れ間のひとときです。
ある高齢の女性の方と園芸活動を始めています。
初回で種をまいた枝豆が今日は10センチくらいに伸びていました。2回目は様子を見に行って、水やりをし、3回目はオクラを用意して行ったところ、振られてしまいました。
焦らず、いろんな反応を見ながら、活動を組み立てていくつもりです。
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材料*石鹸粉、はちみつ、冷ましたハーブティー、ドライハーブ、エッセンシャルオイル、
キャリアオイル など
作り方*石鹸粉にはちみつ、ハーブティーを加えて、クッキー生地を作るようにまとめる。
生地がまとまったら、型をとる。
1週間前後乾かす。
今回は…(右上から時計回りに)大隅産の椿油せっけん、ローズマリーのせっけん、ローズゼラニウムのせっけん、タイムのせっけんを作りました。
ビニール袋の中で生地を混ぜることで、参加した利用者の方に揉んでもらったり、型をとってもらったり、その間にハーブティーを飲んだりハーブの香りに触れてもらえます。
香りは好みがそれぞれですが、薬っぽい匂い以外はわりと”良い香り”として受け止められるようです。
アロマに詳しいスタッフに聞いたところ、肌にやさしい(自然の材料)、消臭・殺菌の効果、香りがリフレッシュ効果などをもたらしてくれるそうです。
嗅覚も老化があるでしょうが、かすかにでも脳へ届いてほしいなぁと、期待をしています。