鹿児島も寒いです。
昨日は桜島、初冠雪です。11月に冠雪するのは11年ぶり、昨年、例年に比べると十数日早いとのこと。
冬本番ですね。みなさん体に気をつけてください。
11/29 AM7:45頃
11/24(日) NHKスペシャル 認知症800万人時代 助けてと言えない孤立する認知症高齢者
「一人暮らし」で「認知症」を患う高齢者。「助けて」と、SOSを発することもできず、周囲も気づくことができない。徘徊やゴミ屋敷などによって顕在化しても、すでに認知症が悪化し意思が確認できないため、介護サービスに繋げることができない・・・
といった内容であった。意思が確認できない・・・意思は「ここに居たい」と発信しているように私は感じた。ゴミ屋敷といわれる状態、認知症により周囲との摩擦・・・食事がとれていない、薬が飲めていない・・・
地域包括支援サンターのスタッフと行政スタッフが認知症の方のご自宅を訪問。
「覚えていますか?」
「知らない(わからない)」 (これが認知症)
「~病院行きましょう」(知らない人が来て「病院に行きましょう」)
「行かない」(知らない人が病院に連れていこうとしている。拒否することは当然)
困難なケース・・・
この場面で違和感を感じる。地域包括支援センタースタッフも行政のスタッフも認知症のことは理解しているはずだが、対応としては上記のようになってしまう。批判ではなくこれが現状ということ。
だから今認知症の初期の段階からのかかわりが求められている。初期の段階から関わりを持って顔を覚えてもらうことで、認知症が進行していくうえで知った人がサポートできるし、専門家だけでなく周りのサポートも重要となる。
しかし現行の制度では介護が必要な状況になり、介護サービスを提供しないと収入にならない。初期段階での顔見知りの関係作りは報酬にはならないのである。といった事業者側の都合もある。
認知症である本人の都合と事業者や行政などの周囲との都合がマッチングしない。都合を合わせるのは認知症の人?それとも周囲の人?
11/23 NHKスペシャル 認知症800万人時代 母と息子 3000日介護記録
記録したのは、元NHKディレクターの相田洋(77)。母親の認知症発見から最期を看取るまで、在宅介護の一部始終を3000日にわたり撮影し続けた。
印象に残ったのは、便いじりの映像の後の相田さんとコメンテーターのみなさんとの会話の場面。
認知症の母親がオムツのなかの便を触って、布団やシーツ、洋服やベッドに便がついて介護者は後片付けにてんてこ舞い。息子の相田さんも興奮気味にお風呂に連れていく。そしてヘルパーさんがやってきてお風呂入れはバトンタッチ。そしてコメンテーターのみなさんのこの行動に対する感想(アドバイスや評価)。
排便が出ることはとっても良いこと。もっと排便コントロールしていればこんなことは起こりにくい、等々
相田さんが「そんな話はこの時、医師もケアマネ訪問看護師も誰もアドバイスしてくれなかった」
の一言にハッと気付かされた。
私はこれまで在宅での相談経験もあるが、便いじりがあったとしても家族からそのことに対して「大変で困っている」という困りごとが表出されないと「その出来事は介護者にとって許容範囲であって課題にする必要はない」と判断しがちだった。
認知症の人を介護している家族や遠方で心配している家族には、様々な不安や困惑があり、そのことをどのように相談し解決すればいいかわからないことは多いはずなのにそのことに気が付いても何もしていない自分に愕然とした。
昨日の22:00~のNHK
昨日はグループホームで実地指導。
管理者は初めての実地指導ということで緊張気味。
何事もなく無事終了。とっても良い評価をいただきました。これも日頃のケアの積み重ねの結果です。
実地指導の準備を手伝ってくれたK係長もありがとうございました。
いつもお願いしていることですが、実地指導は毎年来てほしいものです。2年~3年に一度だと過去を振り返るのに記憶があいまいだったり、もし勘違いで過誤請求があれば返還も大きな額になりかねません。私たちも実地指導を期に日ごろの業務を振り返るいい機会になりますので、できれば毎年来てほしいなぁ~。
10日から北海道の幌加内町にある事業所へ1ヶ月間住み込み研修に
サテライトろうけん青空の介護主任が出発しました。3人目です。
あいにくその日から北海道は寒波に見舞われ、ついたその時から積雪だったとのこと。
ずいぶんと環境が違いますが1カ月楽しんでね。