佐々涼子さん

ノンフィクション作家の佐々涼子さんが脳腫瘍(グリオーマ)で9月1日亡くなった。毎週火曜日の当院朝礼の今週の話題は、奇しくも「エンド オブ ライフ」という在宅医療の看取りをテーマとした佐々涼子さんの本の紹介であった。私は台風10号が鹿児島に上陸した時から夕べにかけて「エンド オブ ライフ」を読み返し、改めて訪問看護師さんの熱意に感動し、様々な看取りに涙した。そのことを朝礼で話終わると、ある外来看護師がネットに佐々涼子さんが亡くなったと出ていますと教えてくれた。びっくりした。56歳とまだ若いのに。「エンド オブ ライフ」に出てくる男性訪問看護師さんも現役中に49歳の若さで自宅で亡くなった。佐々涼子さんも自宅で亡くなった。2人とも自宅での看取りを世の中に広めていくことをテーマにしていたことがとても考えさせられる。

明輝会50周年記念祝賀会

毎月明輝会50年を祝う会の準備をしています。その祝賀会の余興で演奏をお願いしているプロカリンバ演奏者木佐貫洋平さんが私の部屋に来られました。カリンバはアフリカ民族楽器サムピアノで、静かな音楽から激しい音楽まで幅広く表現できるそうです。木佐貫洋平さんはろくろアートもされる二刀流です。できればこちらも披露できたらと欲が出てきました。洋平さんの横はお父さんです.当法人に永く貢献くださった方です.

志學館大学で講義

今年で6回目になる講義に行ってきました。90分ずっと話すのは大変なので、訪問看護と看取りについてはよしの訪問看護ステーション所長尾堂君に話してもらいました。話の内容は医療と介護を取り巻く状況、治し支える医療、在宅医療、そしてACPでした。最後に学生さんから安楽死と尊厳死について質問がありました。とても有意義な時間を過ごさせてもらい、法学部教授志賀先生と入田先生には感謝申し上げます。

ささやかな祝賀

今年7月1日は私が理事長に就任して10年の日です。そのことを秘書は覚えていてくれました。今日7月3日、吉野東ホームクリニックは休診日ですが、午後私は訪問診療をするので、そのために出勤した4人とケーキをいただきました。
 医師として患者さんのために働くのは当然ですが、理事長として職員のために明輝会が働きやすい場所にするという大きなテーマに就任以来取り組んでいます。

常勤医二人体制

紹介が遅くなりましたが、今月から吉野東ホームクリニックは、内村龍一郎先生を常勤医としてお迎えし、働いてもらっています。コロナ禍が明けて外来患者が多いわけではないのですが、私自身に一般診療以外の仕事が増えて負担になっていたからです。はっきり申し上げて、月曜日から土曜日まで毎日仕事、夜も医師会の会議などがあって参っていました。これからは、息抜きもできそうです。ちょうど医師の働き方改革も始まりましたので、良かったと思います。

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坪内会と故大工原先生を偲ぶ会

土曜日は霧島の妙見石原荘に泊まりがけで坪内会があった。坪内先生の弟子が集まる訳であるが、翌日大工原先生を偲ぶ会があるため合田先生も参加された。若い人でも50代、ほとんどが高齢者である。だけど、みんな元気。よく食べてよく飲んで。崎山先生が長年幹事であったが、瀬戸口先生と自分が引き継ぐことになった。
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春の草刈り

長く書いていませんでした。申し訳ありません。久しぶりに好天に恵まれ、時間ができたので、クリニック裏の畑に行ってみました。こんなに草が伸びています。このまま放置したら、またもや農業委員会からお叱りの電話が入ります。

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エンジンがかかるかなと不安を抱いてトラクターに乗り込みました。長くセルを回して幸いエンジンがかかり、青い排気ガスが出ました。これでOK。1m以上伸びた雑草もなぎ倒しながら耕作できました。およそ1時間で全体の2〜3割の畑を耕作できました。達成感が充分です。

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