ホテルオークラ福岡に居ます。先ほど在宅医療のオープンディスカッションが終わり、博多の居酒屋に一人で行ってきました。話し相手がいないので仕方なく店員さんに話しかけて時間を過ごしました。今夜の勉強会はとても得るものが大きかった。各地で在宅医療に取り組んでいる先生たちの考えや思いを聴きましたが、同感。新田先生が言っておられたが、大都会東京も九州の地方も課題は同じだそうです。
月別アーカイブ: 2016年1月
沖縄でも雪が降る、鹿児島は雪国
沖縄でも降雪が観測されたほどの大寒波でした。鹿児島の積雪記録は14cmでしたが、私の住む吉野は22cm以上でした。今朝の最低気温は−5.3℃でした。ここ吉野はもう少し低かったようです。通常2℃低いのです。
今朝、自家用車に乗ろうとして驚いたことは、窓ガラスを雪が覆って運転席側のドアのノブが見つけられなかったばかりでなく、すぐにドアを開けられなかったことです。エンジンをかけて動き出すまで、10分以上かかりました。というのは、運転中の視界を確保するためにフロントガラスとリアガラスの氷を溶かすためです。
病院駐車場のクルマの積雪がすごい。院長室に入ってすぐに往診依頼の連絡がありました。外来診察まで約1時間あるし、9時になってもこの寒さでは来院者はほとんどないだろうと予想したので、すぐに出発しました(実際は高熱を出した初診の患者さんが来ました)。往診は結局看取りでした。やはりこの寒さが影響したのでしょう。数日前にも往診した患者さんでしたが、電話連絡してくれた年老いた妻に、連れ添った夫の死を受け入れてもらうことが一番の仕事でした。
午後の病棟回診を終えて、訪問診療。すごい坂がありました。たぶん寒い朝は凍って登れないだろうなあと思うほどの急な坂。普段は往診車に腹をこするからと別ルートでアクセスする自宅です。きょうは最短距離でアクセスするため、空き地に往診車を駐車し、看護師と歩いて行きました。看護師の歩きは速いです。私は滑らないように慎重に一歩一歩雪を踏みしめながら後をついて行きました。
鹿児島大雪
いとことパン
ろうけん青空の新年会
先週1月15日に開かれたろうけん青空の新年会を思い出してみる。ろうけん青空はオープンして13年、サテライトは5年経つのだそうだ。実にいろいろなことがあった13年間でした。理事長挨拶の中で、両親がサテライトろうけんでお世話になったことを感謝しました。13年の間に職員の入れ替わりが相当あったに違いないが、ろうけん青空の職員は当初からまとまりが良い。職員の縦と横のつながりがとても良いということだ。縦とは上司と部下、横は部署内と思ってもらってよい。だからこそ、毎年私たちを新年会に招待してくださる。今年も二十歳になる職員に後藤統括部長から後藤統括部長のポケットマネーで買ったプレゼントの手渡しがありました。
年頭所感
本日仕事始め。理事長の年頭所感を述べました。今回は文章を用意しておらず、キーワードだけを押さえて臨みました。それは、医療と介護に休みはない。2025年に向けてあと9年になった。いよいよサービスの質が問われる時期になった。とくに在宅医療の質が問われ出した。患者さんが安心
して在宅生活を送れるか。しっかり看取りができているか。そして最後は、明輝会職員各自が自分のテーマを決めて、仕事に取り組んでいただきたい。ちなみに私のテーマは、多職種連携を深化させること。栄養管理に取り組むこと。このようなことを職員に向けて話しました。そのあと、勤続15年と10年、5年の方々一人一人に感謝状を金一封を添えて渡しました。
平成28年 謹賀新年
みなさまあけましておめでとうございます。新しい年を迎えて、何事にも新たな気持で取り組んでいきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
私の正月は明日の夕方まで、2日夕方から当直です。翌日3日は内村川上内科が当番医に当っていますので、頑張ります。
さて、4日の仕事始めのスピーチ、そして5日は学校医としての講話の予定があるので、テーマを思案しようと、県立吉野公園にウォーキングに行ってきました。4.2km歩く間にスピーチの内容は決まりました。これから少し資料を調べて、知識の確認をしようと思います。
ところで、その吉野公園は中国人でいっぱいでした。ここは中国かと思うほどです。駐車場には観光バスが30台以上停まっていて、公園内の8割以上は中国人。大声の中国語が飛び交っていて、何を言っているのかさっぱりわかりませんが、少し怒っているようでした。私は黙々とウォーキング。それにしても吉野公園から見る錦江湾と桜島は素晴らしい。