月別アーカイブ: 2016年6月

人事考課

明輝会職員一人一人の人事考課票に目を通してサインをしました。いつも思うことですが、上司は部下をよく見て正しく評価しているということ。そのことを一人一人に丁寧に書き込んでいます。私はそれらを読んで、職員の顔がわからない場合は写真を出して確認しながら、考課票にサインしていくのです。

ソーセージと果実味のチーズを一緒にするなと子どもに言われた。20分で作った弁当だから文句云うなと言いながら自分で食べてみた。しかし、意味がわからない。自分はうまいと感じた。つまり、子どもたちのよく云うジェネレーションギャップかなあ。スクリーンショット 2016-06-29 21.25.29

施設とアルコール

先ほど4年近く在宅医療でみてきた神経難病の患者さんが病棟で息を引き取られた.病棟での臨終であったが,まるで在宅の看取りのようであった.幼いお孫さんが3人.まだ赤ちゃんのお孫さんもいた.ご本人の子の夫婦.高齢者の方々.皆さんに暖かく囲まれての旅立ちで,その最期の死の確認を主治医としてできたことは感激でした.ちょっと目頭が熱くなりました.この患者さんには,数か月前から胃瘻の話をしてきました.今回入院してからは,毎朝病室を訪れ,ときには是非胃瘻を造ってくださいとまで言った.しかし,造らないという意思が強い方だった.ここ一年るいそうが目立ってきた.神経難病の進行のため,嚥下障害が出てきたからだったが,栄養管理ができれば,まだまだ生きることができるはずだった.なぜ拒否するのか.たぶん自分の故郷から遠く離れた土地の老人ホームに住んでいることが生きる希望を失わせていると考えた.だから,主治医として,◯◯に帰ってきたらと提案していたわけですが,ちょうど2週間前に,子供の車に乗せられて久しぶりに故郷に帰り,大好きなビールをうれしそうに飲んだと家族から聞きました.あの世に旅立つ前の逸話のように聞こえますが,私はどうして老人ホームでビールを飲まなかったのだろうと思いました.きっとビールも飲めない環境に居たことも生きがいを失っていた理由かもしれないと思った.当法人の医院以外の,介護施設はアルコール禁止ではありません.人に迷惑をかけないのであれば,アルコールを飲んでもいいのです.実際,介護老人保健施設の廊下にはビールの自動販売機が置いてあります.大好きなアルコールを飲んで,楽しく食事ができて,栄養状態が良ければいいじゃないかというのが私の考えです.さて,この患者さんは誤嚥性肺炎を起こす前に,やっと胃瘻を造ることを承諾してくれたのですが,それから呼吸状態が急速に悪化して鬼籍に入られました.

あらかぶ料理

先日、当院の運転手さんからあらかぶ6匹をいただき、翌日に調理しました。錦江湾で80匹の釣果だったそうです。童心になって楽しかったそうです。うらやましい。では、そのあらかぶの写真をアップしますが、かなりグロテスクです。6匹が凍ってくっついています。内臓を取り出しとウロコ落としはすでに済ませてありましたので、すぐにあらかぶ味噌汁用と煮付け用に分けて、手早く作りました。約1時間。家族からの評価は味噌汁はおいしい、煮付けは少し甘みが足りなくてまあまあというものでした。砂糖を大さじで4杯入れるべきところを砂糖ケースに入っていたスプーンで適当に入れたのが減点の原因でした。

スクリーンショット 2016-06-11 17.42.56

Keynoteでスライド作り

今年の秋はとても忙しいかもしれない。学会でのランチョンセミナー講師、研究会での特別講演講師を頼まれた。どれも在宅医療、多職種連携というキーワードであるから、私にとっては話しやすいテーマですが、どれも60分話さないといけないので準備がたいへん。キュアケアネットを披露する良い機会だから、できれば実演したいと思っています。
この準備のため、スライド作成環境を構築できました。つまり、自宅のiMac, 院長室のiMac、外来診察室のMac mini、iPad ProをiCloudでつないで、いつでもどこでもKeynoteでスライド作りだ。

訪問診療中に高機能椅子を発見。初めて見ました。介護保険を利用して月800円でレンタルできるそうです。
スクリーンショット 2016-06-08 13.36.32