カテゴリー別アーカイブ: おいどんと林檎

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12月31日に続き、1月9日も予想が外れて大雪ではなく、うっすらと雪が積もりました。クリニックまで上り坂下り坂が多いのでチェーンを巻いた病院車で出勤しました。やはり安心して走れましたが、自分の車でも4WDモードなら走行できると確信できました。
さて、昨年の終わり頃、ドクターズ・ファイルに取材を受けホームページを作っていただきました。たいへんすばらしいホームページができあがりました。
ここです⇒https://doctorsfile.jp/h/197099/

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年末年始に読んだ本

今日は仕事はじめ。コロナの影響で今年は全体向け年頭所感を明輝会クリニック会議室で行わず、代わりに動画で年頭所感を配信しました。ホームページのYouTubeからご覧ください。面白いですよ。
正月3日間は自宅で本を読んで過ごしました。どちらも新型コロナウイルスに関する本で、鴻上尚史氏と佐藤直樹氏の考えには8割賛同しました。『世間』という日本に存在する見えない空気のようなもの。日本には『世間』があって『社会』はない。『世間』と対峙する『社会』。コロナ禍の日本では『同調圧力』が強固に働いて、自殺する人まで出てきているという現実。『世間』を100%否定しているわけではないが、日本には本当の『社会』がないそうだ。その一因が『日本語』であるという指摘は面白い。
2冊めはイワケン先生の本で、相変わらずの展開。はじめに自伝が書かれていたのは興味深かった。かねてよりPCR検査神話に違和感を持っていた自分にとって、イワケン先生の論理展開は心地よかった。ある時点の、体のある場所にウイルスが存在するかどうかで、被験者のその後が感染状態か非感染状態であるかを決められないはずだ。COVID-19が市中感染になってしまった今、重症化した患者さんを即入院できる医療体制が必要だ。そのためには、COVID-19を指定感染症から外してPCR陽性だけで入院している人や軽症の患者さんを退院させ、空きベッドを用意しなければならない。

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令和3年正月

明けましておめでとうございます。昨年はここの『つぶやき』をあまり書きませんでした。忙しかったせいもありますが、動画配信に興味をもってしまったことも一因です。年賀状で「明輝会ロゴ作成おめでとうございます」という挨拶をいただき、『つぶやき』を見てくださっているのだと、嬉しく思い、なるべく時間を見つけて書こうと誓いを立てました。
大晦日の31日は吉野東ホームクリニックは当番医でした。前日から「寒くなって雪が積もる」と予報され、しかも数年に一度の大寒波というから、すごい気合が入り、チェーンを巻いた車を用意しました。結局、見事に予報が外れました。しかし、自宅庭にはうっすら雪がありました。31日夕方から大雪になれば家に帰れなくなると思い、チェーンを巻いた車でクリニックに行きました。それも外れました。
発熱外来と一般外来を行き来する診療スタイルは非常に疲れました。何回ガウンを交換したか覚えていません。PCR検査を4人しましたが、3人は陰性でした。あと1人は2日夜に報告があります。この報告を患者さんに直接伝えることが今年の初めての仕事になりそうです。

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医療法人明輝会ロゴ

正式の法人ロゴがない状態が続いていました。理事長になったときからロゴを作ることに使命を感じていました。デザイナーに頼むか、職員等から募るか考えていましたが、自分自身で作ってみました。それが、これです。中心にある3色は明輝会クリニックの赤、吉野東ホームクリニックの黄緑、介護施設の中心であるろうけん青空の青です。明輝会の土台である明輝会クリニックが支えているというイメージです。これからいろんな場面で使っていきたいと思います。スクリーンショット 2020-11-18 8.25.33

明輝会クリニックが誕生

1975年11月1日、内村隼人先生が内村内科を開業しました。2004年8月には内村川上内科と改名しましたが、2020年11月、明輝会クリニックとして再スタートします。内村川上内科は一貫して地域に可能な限り良質な医療を提供してきました。クリニック名から個人名を取り、介護分野で浸透した明輝会という法人名をクリニック名に採用することで、介護サービスを受けている利用者さんにすぐにイメージしてもらえるのではという意図があります。しかし、何よりも「内村」と「川上」の固有名詞を取り除きたかったのです。
明輝会クリニックは3代目院長の齋藤俊先生、坪内博孝先生、大沢光毅先生の頼もしい3人の常勤医師が中心になって頑張ってくれています。スクリーンショット 2020-11-01 16.57.36そこでイメージカラーをブルーから落ち着いたレッドにしました。私自身は2000年6月から2019年Ⅰ月まで内村内科および内村川上内科の院長として頑張ったつもりです。2007年3月、内村川上内科が現在の地に移転開業するまでは頑張ってもなかなか患者さんが増えませんでした。いろいろな理由があったと思いますが、一番は地理的な理由です。県道沿いになって知名度が上がったと思います。移転後2年9か月、1人で外来、病棟、在宅医療をやっていました。当時すでに在宅患者さんが100人を超えていましたから、とてもしんどかったです。そんな中で大好きなマックで動く電子カルテを核にイントラネットを作り、ブログを書き、ほぼ毎月開かれたマックユーザーの会に参加してマック友達を広げていったのが楽しみでした。2009年12月、齋藤俊先生が常勤医になってくれて荷が軽くなりました。仕事量が半減し身体的にも精神的にも余裕が出てきました。また大学医局等との結びつきを広げていくことにも成功し、定期的な当直医を確保できました。文字通り365日当直している時期に3日連続夜間呼び出しで3日間徹夜という辛い思いをしましたが、今やそれも懐かしい。
2019年2月から私は吉野東ホームクリニック院長になり、子供の頃から遊んでいた地域で診療しています。週に1日だけ明輝会クリニックの外来を担当させていただき、内村内科の時代から通って来てくださっている患者さんをみていますが、メインは3人のイキの良い先生方です。看板の色のような気持ちで楽しく仕事をしていただきたいと思います。

ブライアンス御召覧に改名

本日10月1日を以てアヴィラージュ御召覧はブライアンス御召覧に生まれ変わりました。長らく株式会社はれコーポレーションが住居管理をしておりましたが、これからは明輝会が引き継ぎます。住居管理、介護サービス、在宅医療をすべて明輝会が提供することは運営しやすいというメリットがありますが、責任が広く重くなりました。改名の由来、思いについては近日中にYOUTUBEにアップします。

初日出勤の皆さんです。
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アヴィラージュ御召覧運営懇談会

10月1日付けでアヴィラージュ御召覧の運営事業者が明輝会に移管することになり、施設名称を「ブライアンス御召覧」に変えました。もちろんサービスなどは変わりません。したがって利用者の方々には移管に伴う事務作業にお手間をかけますが、その後の不安はありませんことを説明する会でした。平成24年8月にスタートしたアヴィラージュ御召覧でしたが、同じ年の5月には内村川上内科が厚生労働省の事業である在宅医療連携拠点事業に応募し認められ、明輝会が輝いていた時期でした。スクリーンショット 2020-09-14 8.44.42

ヘルパーさん募集

ヘルパーステーションの登録ヘルパーさんを募集することになりました。くわしくはチラシを見てください。
人集めはたいへんです。ヘルパーさんとは別に新型コロナウイルス感染症クラスターが発生した他の介護老人保健施設を支援する介護職員も募集することになりました。こちらは、明輝会職員の中からの募集になります。そのための研修会の講師を私は買って出て、ろうけん青空で3回おこないます。スクリーンショット 2020-08-25 7.43.59

初盆

今日は私にとってお世話になった二人の方々の初盆です。一人は吉野東ホームクリニックの初代院長を快く引く受けてくださり、最期まで患者さんたちを診てくださった桶谷眞先生。職員たちといっしょに墓参りしました。二人目は私の基礎研究時代の恩師である鹿児島大学歯学部口腔生化学元教授大工原恭先生です。自宅を訪問して、先生の昔を奥様を囲んで偲びました。スクリーンショット 2020-08-14 12.32.45 スクリーンショット 2020-08-14 12.32.12

キャリア概論(かごしま学)の講義

きのうのことですが、志學館大学で講義をしました。テーマは、コロナ禍の医療と介護。今年で3回目の訪問で、若い学生さんに今の医療機関の状況、介護現場の実情を話しました。どこまで伝わったか、わかりませんが、熱心に聞いてくれました。教室は広くてスクリーンが3つ、学生さんはマスク着用を義務付けされて、ソーシャルジスタンスを保って着席していました。90分でスライド50枚説明するのはたいへんでしたが、なんとか終わりました。
スクリーンショット 2020-08-01 13.23.36この教室から見える桜島は最高
スクリーンショット 2020-08-01 13.32.44今回のスライドは明輝会ホームページからダウンロードできるようにしました。新聞掲載は著作権の関係で省略し、要約文にしました。