名古屋から帰ってきました。今回の学会で一番良かったことは石飛幸三先生の講演を聴けたこと。平穏死を最初に提唱した先生です。82歳になられた先生の言葉には説得力がありました。外科医として治す医療を続けてきた先生がある日メスを置き、特養の配置医になる。そこで生まれた言葉が平穏死。実に説得ある話がたくさんありました。
カテゴリー別アーカイブ: おいどんと林檎
カキツバタ
毎年梅雨に入るころ、ここはお花畑になります。在宅医療でお花畑の前の道路をよく通りますが、昨日から梅雨になり、雨がしとしとと情緒的に降っています。その影響なのか空気が澄み、花の色が鮮やかです。運転手さんもそう感じられたのでしょう。自然とベストな位置にクルマを停めていただいて、一瞬で撮影したのが、この写真です。白と紫のカキツバタが映えています。さて、今だに私は、アヤメ、ショウブ、カキツバタの区別ができません。だからカキツバタと書いたのはまちがっているかもしれません。その時はごめんなさい。
園芸療法
ビビッド・ファームにデイサービススマイルの利用者の方々が数人来られていました。クワを持って作業する人もいました。普段の姿からは想像できない活き活きさをみせていました。これぞ、園芸療法の最大のメリットでしょう。私は11月収穫する深ネギを植えました。
久しぶりの鹿児島市内科医会出席
久しぶりに鹿児島市医師会の内科医会に出席しました。テーマはFH、家族性高コレステロール血症である。肝臓病と関わりのあった私にはFHと聞くと劇症肝炎と思われて恐怖感を覚える。それにしても、歯切れの良い有益な講演であったと思う。脂質代謝がわかったような気分になれた。脂質異常症を疑ったら、若くして突然死した人がいないかと家族背景を訊かなければいけない。無治療のFHの人が20代で脳梗塞を起こすことは少しも珍しくないらしい。これからは初診の脂質異常症に接したら瞳孔をしっかり見てアキレス腱を触らなければならない。思った以上にFHは多いらしく、鹿児島県には五千人ほどいるらしい。
車椅子を頂いた
3台の新品の車椅子をカクイックスウィングの営業部長さんからいただきました。大切に使わせていただきます。1台は内村川上内科で、残り2台は新しく契約したサービス付き高齢者向け住宅であるプレジャーコートで使おうかなと思っています。早速自分で乗って自走してみました。自分は健常者だからスイスイと操ることができますが、障害者や高齢者は困難なのだろうと改めて認識しました。吉野メディカルの社長さんも車椅子に乗られたので、自分で車椅子を動かすことをジソウといいますが、漢字では自走でも自操でも良いですよと教えました。まさしく自走は車椅子を自分の手を使って走らせることですが、自操は車椅子を操作して走らせるニュアンスがあるので、電動車椅子を動かすのに使われます。
志學館大学で講義
先週、志學館大学法学部准教授志賀玲子先生と元NHKおはよう日本リポーター入田直子さんがお見えになり、来月志學館大学2〜4年生約100人の学生さんを対象に医療と福祉の現場について80分間話をしてほしいと依頼を受けました。かごしま学というキャリア概論の15回の授業の1回を担当することになりそうです。鹿児島という地域の視線で、医療と福祉のことをほとんど知らない学生さんに、何を伝えようかと悩み始めています。あまりに範囲が広いので、どこにスポットライトを当てるかです。
志賀玲子先生には初対面でしたが、とても聡明な方でした。入田直子さんは毎年おはら祭でお会いしているので、ここからの縁で今回の話になったのでしょう。光栄です。わかりやすい話をしたいと思います。
唐船峡
久々に南薩の唐船峡に行ってみた。娘が自動車免許を取得したので練習のためのドライブの目的地にしたのです。ここがこんなに人気があるとは知りませんでした。かつて大学の講義をさぼって唐船峡のソーメンを食べた思い出がありますが、30分以上並んで待つとは思いもしませんでした。しかし、食券を買ってから、注文したものが運ばれてくるまでの時間はとても短かった。5分くらいだったと思います。焼き魚だけがホクホク感がなくて不満に思えましたが、速さを考えると、不満は言えない。久々のドライブにちょっとだけ疲れました。
医療法人くすのき会パーティー参加
祝日の29日に高校・大学と一緒だった友人の開院祝いに遅れて参加しました。友人は薩摩川内市で医療法人くすのき会新門整形外科と新門リハビリテーションクリニックを開業していますが、各方面からの来賓挨拶が賛辞の言葉で溢れていたように経営者としての才覚を発揮し、大成功しています。昔から親分肌なところがあったので、人を動かす才能がもたらしたものと思います。参加者は250名を越え、いろんな職業の方がおられ、ほんとうに人的交流を大切にして生きてきたのだなと感心しました。
明輝会ゴルフコンペ第11回目
去る4月23日、日曜日、地元の南国カントリーで11回目となる明輝会ゴルフコンペを開催しました。参加人数は31人。その中で初参加者10人ほど。明輝会主催なのに、喜んで参加していただき、ほんとうに嬉しいです。当日は、すばらしい快晴で、風もなく、しかし、寒くもなく、最高のゴルフ日和。最後までみんな楽しみました。場所を移して、表彰式は山形屋7階ビストロ ル ドームで、7時から9時まで。こちらも楽しく、ガヤガヤ。豪華景品と賞金がいっぱい。優勝者は内村川上内科の近くにいらっしゃるお方。次回は秋。もっと多くの人に参加してもらいたいです。初心者大歓迎です。
平成29年度入社式
去る3月27日に明輝会入社式があったのです。新入社員3人という小規模の式でした。明輝会は医療職ばかりでなく、介護職や事務系職員が働く職場ですが、いつも新入社員の方々には、少しはこらえて簡単に離職しないように訓示しています。今年は、稀勢の里の優勝を引き合いにして、説明してみました。「石の上にも三年」とか、「雨垂れ石をも穿つ」とか、「ローマは一日にして成らず」なんて諺は今の若い人たちには響かないみたいです。