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平成30年間を振り返って

あと少しで平成30年間が終わります。30年前、わたしは霧島にある大きな病院の内科常勤医として仕事をしており、そこで平成という時代を迎えました。半年間の勤務が終わり大学に戻り、その後の数年間は実験と研究にあけくれ、論文を書き終え、医学博士をもらうことができました。平成4年から7年間、宮崎県の町立病院に勤務し、地域医療に没頭しました。そこで結婚し、妻の実家の院長になるという理由で鹿児島に帰り、現在に至っているわけです。平成という時代に妻と2人の子供に恵まれ家族という強い絆を得ましたが、両親と妹を失うという悲しいこともあった平成でした。そして、平成最後の年には、さらに大きな試練に出会い、そこから少しずつ這い出そうとしています。
プライベートを離れて、内村川上内科の院長、医療法人明輝会の理事長という立場で振り返ると、高度成長期の真っ只中だったと思います。クリニックをもう1つ作り、デイケア・デイサービス、訪問看護ステーションにヘルパーステーション、介護老人保健施設、小規模多機能ホーム、居宅介護事業所、有料老人ホームなど多くの施設ができました。次のステージのキーワードはハーモニーだろうと思います。目標は地域包括ケアシステムの構築だろうと考えています。そのストラテジーは具体化していませんが、予防医学に力をいれることだと思っています。

みなさま、一年間ありがとうございました。来年もがんばりますのでよろしくおねがいします。

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