Vivi-farm 便り

IMG_0916暑い季節、高齢者の活動意欲は早い時間の方が高い気がします。

朝食後を見計らって声をかけたこの日、歯磨きを後回しにして畑の様子を見に行く、と気持ちが動きました。

「うん、行こうか。見に行くだけ…」

行ってみると、そこで野菜が大きくなっていたり、雑草が伸びていたりするのを目にして、身体が動く。

それとなく置いていた支柱を、ピーマンに立てて固定し始めました。

隣の列の里芋も気になるはず。ですが、こちらから振らないとあまり話題にしないんですよね。

想像としては、‘自宅でやっていた菜園とは色々と勝手が違うし不便なところがいっぱいある。そんな面倒なことをわざわざしなくたっていいわ。’という気持ちでしょうか。

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複雑 な心情に耳と目と心をそば立て、会話の行間にこの方の思いを感じながら、共に植物を育てる。園芸療法士として過ごす梅雨の晴れ間のひとときです。

6月16日 ありがとう515

6月15日のカフェは「体操」と「余った布で出来る簡単なブローチ作り」でした。

ブローチ作りを教えて下さった方は、鹿児島市の元気作り高齢者の運動に通って来られていますが、踊りの同好会で活動されています。

「踊りは年を取って出来なくなってきたけど、声を出したり、太鼓を叩いたり〇〇さんがおらんと始まらんがねってみんなが言ってくれるから」と活動を続けていらっしゃいます。

今回のブローチ作りも丁寧に教えてくださいました。

歳を重ねても人の役に立ち続けることができるって素敵ですよね。

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vivi木づくりイベント通信

梅雨入りしたのにお天気続きの今日この頃・・・。

6/10(土)は折り紙で紫陽花作りというイベントを実施しました。

皆様、職員の説明の元、オリジナルの紫陽花を作成していました。

とても華やかで綺麗に出来ていました。

ご友人同士で「折り紙に興味があって一緒に作っていきたいけど今日は予定が入っているわ」と

スマイルでお話頂いた方々。

是非とも、様々なイベントを毎週土曜日に開催しておりますので、お気軽にお越し下さいね。

お待ちしております。

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ふゆみずたんぼ

ご存知宮城県の「一ノ蔵」の、これは【冬期湛水米仕込・特別純米原酒】というお酒です。「ふゆみずたんぼ」とは稲を刈り取ったあとの田んぼに、翌年の田植えまで水を張ったままの状態にしておくことらしい。1998年から宮城県を発祥の地として始まった農法で、冬の間に菌類やイトミミズなどのさまざまな生き物が生息し、雑草が育ちにくい豊かな水田となるのだそうです。そこへ訪れる水鳥たちのリン酸分を多く含む排泄物でさらに栄養豊富な水田になる。そこに残された藁や稲株が春には藻類の栄養源となって、天然の堆肥に変わっていくという仕組みができあがっていくというもの。

この農法で作られた「有機米ササニシキ」をふんだんに使ったというこの「一ノ蔵」。生原酒なので通常の日本酒よりアルコール度が高めの17度。普通のササニシキを原料にすると軽めの仕上がりになるらしいのですが、アルコール度高めということもあって、ボディ感のある厚みのある味わいでした。

肴はシンプルに出し巻卵、しらすを混ぜ込んでみました。あと、東京からの客人にいただいた本郷三原堂の塩せんべい。これは美味しいせんべいです。細かく砕いてお茶漬けでいただくのも美味い!と客人がおっしゃっていました。まだ、やっていませんが・・・

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グループホームよしの村 園芸クラブ稼働

グループホームよしの村では、クラブ活動を始めることになりました。

その中の一つの園芸クラブが6/9より稼働!!

園芸3村の端っこにある畑に、部員集合!(^^)!

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苗を手に持ちご満悦!!

さあ、頑張るぞ(^O^)

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今回は、ピーマンとナスの苗を植えました。

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地面に座って植える方もいました。

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ちょっと休憩・・・

よしの村ではこのように、季節の野菜を植えて収穫まで行っています。

美味しい野菜が出来ますように(#^.^#)

 

 

 

6月9日 ありがとう515

6月8日のカフェです。

毎年「ありがとう515」では、夏祭りを行っています。

最近、地域の方数名から「今年はいつするんですか?」と尋ねられました。

子供たちが楽しみにしていたり、「お手伝いしたいので」という事で、早めに予定を知りたいとの事でした。1年ごとに地域の方の協力者が増えています。

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酒米「短稈渡船」

酒造好適米にも多彩な種類があるようで・・・これはたまたま見つけた「渡舟五十五純米吟醸」茨城県は石岡市の蔵元のお酒です。

使用された酒米は茨城県産の「短稈渡船」(たんかんわたりぶね)。コメの名前とお酒のブランド名とで「ふね」の字が違うのは何か意味があるのでしょうか?「五十五」は例によってコメのみがき度合を表しています。もろみを低温で仕込み、火入れを最小限に止めたとあります。

ふくよかな香味を感じる美味い酒でした。肴は今年初物のゴーヤを酢の物で(鰹節に隠れて見にくいですが)とこちらも今年初物のオクラをイカ大根に添えて飲ってみました。到来物の焼酎「知覧武家屋敷・旬酒」これもなかなかの味わいです。

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ViVi木づくりイベント通信

6月の初回イベントは外来看護師による「世界に一つだけの父の日プレゼントを作ろう」でした。

お皿やマグカップに専用のペンで直接イラストを描きオーブンで焼いて仕上げます。

30名限定の予定でしたが、30名を超える盛況ぶりでした。

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親子や友達同士で楽しみながらお皿やカップに思い思いの絵付けをして賑やかに時間が過ぎていきました。そして大好きなお父さんへの想いのこもった世界に一つだけのプレゼントがそれぞれ出来上がりました。

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父の日がくるのが楽しみですね。

6月は、あと3回イベントがありますので、是非そちらの方の参加もお待ちしています。

 

Vivi-farm 便り

真夏の暑さにカラカラの畑が広がる一画で、今日は一緒に作業できました。

2週間前に植えつけた同志の里芋達。

付いていた芽が干からびかけたのでヒヤヒヤしましたが、新しい芽吹きがあり、ホッとしたところでクレインさんに再会して貰えました。

まだ追肥をしていないと聞き、施肥、土寄せ、と几帳面にしたところです。

里芋のように秘めている生命力を、ゆっくり引き出せたらいいなぁ。

私の下手くそな畝作りを見て「畝になっていないよ」と代わりに鍬を取ったクレインさんが、初めて声を出して笑ったことが、大収穫でした。IMG_0908