作成者別アーカイブ: 川上 秀一

川上 秀一 について

医療法人明輝会理事長 吉野東ホームクリニック院長

総合評価に関する研修

夕方6時から「人の死にゆく自然過程とその接し方」というタイトルで10分ほど話しました。ピンピンコロリではなくて、じっくりと死に向かっていく過程を3つに分けて考察しました。人はいつかは必ず死ぬのですが、ピンピンコロリと死ぬか、だんだん体力を落としながら死ぬかに大別されますが、徐々に死ぬ場合は病気によっておよそ3パターンあるというものです。看護師、事務員、理学療法士、管理栄養士、臨床放射線技師、みんな熱心に聞いてくれました。

有料老人ホーム仁田原ノ杜第1回運営懇談会

有料老人ホーム仁田原ノ杜がオープンしてもうすぐ1年になります。それを前に運営懇談会を開催しました。入居者3人と入居者の家族10人が参加していただきました。会の冒頭に私はあいさつし、参加へのお礼、開設の経緯、そして介護現場での虐待という話題についてお話しました。日曜日の午前中に1時間、とても有意義な時間を過ごしました。
入居者の方々にも家族にも大変満足してもらっている老人ホームですが、まだあと10室空いています。早くこの仁田原ノ杜を満床にすることが私の急務です。何とかしたいと、こうしてここにアピールしています。

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ブログサイト・リニューアル

ここのブログの構造をリニューアルしました。少なからず影響を受けた方がいらっしゃるやもしれません。どうぞ悪しからず。今回の変更点は一点。院長のブログをみんなのブログから切り離すこと。院長のブログは完全独立しました。よかった。これで、職員の書いたブログを下に追いやることをしないで済みます。だからこれから気兼ねなくどんどん文章を書くことができます。

さてと、鹿児島の今の旬な話題は鹿児島マラソンです。当法人からも何人も参加しています。みんなのブログの住人ココロザシさんも部下と完走できた感動を語っておられます。その気持ち、よくわかります。なぜならば、私は中学時代の部活は駅伝部だったからです。3年間毎日中学校の周りや天保山公園をグルグル走っていました。大会前になると、他の部活の人がいなくなった校庭トラックをグルグル走っていました。ただ走るだけの部活。部員は学年に自分一人だったので、仲の良かった友達を強引に部員にしましたが、彼は私以上に遅かった。たった一度だけ県立鴨池陸上競技場のトラックを走りました。実力の差を実感した苦い思い出になりましたが、両親が観客席から大声で応援してくれました。そういうわけで長く走ることは大好きですが、かつてのトラウマもあるし、走りこむ限界の苦しさも知っているのでたぶん走れません。じゃあ、あと20才若ければ挑戦しただろうかと言えば、いいえ、やはり走りませんでした。事実、20年くらい前、部下の女医さんから菜の花マラソンに出ましょうと誘われましたが、断った記憶があります。それでもやっぱり、鹿児島マラソンをテレビ観戦しながら、いいなあと思いました。

歓送迎会

2月20日土曜の夜は3人の新人看護師と1人の15年勤労看護師の歓送迎会で盛り上がりました。一言15年と言いますが、15年の長きにわたって訪問診療を一緒にできたことはとてもすごいことでとても感謝です。患者さんも一人一人違います。患者さんの病気もいろいろ、性格もいろいろ、同居している家族も様々。このような患者さんを取り巻くことに医療人として共に対応するという仕事を続けてきたことに改めて深謝したいと思います。そして、新燃岳爆発が起こるまで霧島登山をできたこともとてもよい思い出です。高齢化社会においては、元気なうちは働き続けることが通念になりそうです。一旦退職して、一休みしてから、ワークシェアリングでまた明輝会に帰ってきてほしいと思います。

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日本在宅栄養学会参加

管理栄養士さんたちの学会である日本在宅栄養学会九州沖縄ブロック研修会に参加してみました。福岡市中村学園大学でありましたが、まず会場に着いて驚いたのは99%女性だったこと。男性は数人だけ。内容はよかったですが、プレゼンの仕方や進行具合が女性らしいというよりも女性だからという感じでした。やはり、当院に在宅訪問管理栄養士を置いて在宅医療を展開していかないといけないと思いました。

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明輝会医局新年会

平成28年の医局新年会を開催。毎週火曜日の朝に集まっているメンバーです。明輝会の中で起こっていることを中心にみんなで情報共有しているメンバーです。それと、4月から内村川上内科の常勤医になってくれる先生も招待しました。これで、常勤医3人体制になるので、私も理事長として、院長として、対外的な仕事をすることができるようになります。明輝会のために斬新なことをしたいと思っています。新年会の参加人数は12人。ワインボトルをポンポン空けました。
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かかりつけ医の在宅なう

第一三共株式会社の発行する季刊誌「かかりつけ医の在宅なう」の特集に取り上げられ、3ページにわたり情報共有の視点というテーマで載りました。ここ数年来の私の臨床課題である多職種連携を図る使いやすいICTシステムについてですが、つまり、キュアケアネットの紹介です。このブログを読んでいる方で、キュアケアネットを使ってみたいと思われた医療機関や訪問看護ステーションの方は是非連絡してください。
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認知症地域支援懇話会九州沖縄

ホテルオークラ福岡に居ます。先ほど在宅医療のオープンディスカッションが終わり、博多の居酒屋に一人で行ってきました。話し相手がいないので仕方なく店員さんに話しかけて時間を過ごしました。今夜の勉強会はとても得るものが大きかった。各地で在宅医療に取り組んでいる先生たちの考えや思いを聴きましたが、同感。新田先生が言っておられたが、大都会東京も九州の地方も課題は同じだそうです。
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沖縄でも雪が降る、鹿児島は雪国

沖縄でも降雪が観測されたほどの大寒波でした。鹿児島の積雪記録は14cmでしたが、私の住む吉野は22cm以上でした。今朝の最低気温は−5.3℃でした。ここ吉野はもう少し低かったようです。通常2℃低いのです。IMG_3851
今朝、自家用車に乗ろうとして驚いたことは、窓ガラスを雪が覆って運転席側のドアのノブが見つけられなかったばかりでなく、すぐにドアを開けられなかったことです。エンジンをかけて動き出すまで、10分以上かかりました。というのは、運転中の視界を確保するためにフロントガラスとリアガラスの氷を溶かすためです。
病院駐車場のクルマの積雪がすごい。院長室に入ってすぐに往診依頼の連絡がありました。外来診察まで約1時間あるし、9時になってもこの寒さでは来院者はほとんどないだろうと予想したので、すぐに出発しました(実際は高熱を出した初診の患者さんが来ました)。往診は結局看取りでした。やはりこの寒さが影響したのでしょう。数日前にも往診した患者さんでしたが、電話連絡してくれたIMG_3856年老いた妻に、連れ添った夫の死を受け入れてもらうことが一番の仕事でした。
午後の病棟回診を終えて、訪問診療。すごい坂がありました。たぶん寒い朝は凍って登れないだろうなあと思うほどの急な坂。普段は往診車に腹をこするからと別ルートでアクセスする自宅です。きょうは最短距離でアクセスするため、空き地に往診車を駐車し、看護師と歩いて行きました。看護師の歩きは速いです。私は滑らないように慎重に一歩一歩雪を踏みしめながら後をついて行きました。

鹿児島大雪

気象予報が正確になり災害防止のため、くりかえしメディアを使って大雪予報が伝えられていました。そしてそのとおりになりました。雪が積もってからクルマにタイヤチェーンを付けるのは辛い仕事と知っているので土曜日の日中に装着しておきました。主要道路はみんなが使うのでアスファルトが見えますが、路地に入ると15cmの積雪です。ここでタイヤチェーン装着が効果を発揮します。内村川上内科の近くまで行きましたが、路地は真っ白。だれも通っていない。
IMG_3835自宅の庭の木に鳥がとまっていました。この間までは暖冬で、インフルエンザも流行しないなという雰囲気でしたが、どこか気象の異常さを感じます。
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