今朝の南日本新聞おくやみ欄にふと目が行きました。そこには、自分の患者さんが二人載っていました。私は黒枠のご不幸広告は毎日みるようにしていますが、おくやみ欄はあまりみません。しかし、今朝は何だか自然に目がおくやみ欄に行きました。ここは自治体ごとに死亡者名と年齢、住所が載っているのですが、鹿児島市以外の自治体に5年前まで私が外来で診ていた患者さんの名前がありました。紹介先の病院がある自治体や年齢が一致したので間違いなく私の患者さんです。クリニックに着いて、すぐに電子カルテで検索し確認しました。この患者さんは、区画整理事業の影響で地方にいる息子さんと同居することになった人です。人間的にとても好感の持てる人だったので、紹介状を書いてほしいと頼まれたとき、がっかりしたことをよく覚えています。その方の死の知らせを偶然に知ったことに何かしらの縁を感じました。
作成者別アーカイブ: 川上 秀一
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恐竜展より常設展
初盆
来訪客多し
本日も当院に来訪者が見えました。精神科の横山病院の方々3人です。認知症患者さんの連携をしましょうという主旨と取りました。国策で精神科入院ベッドは大きく減らされます。これまでどおりのやり方では生き残れないという危機感があるのだと思います。当院も当法人も認知症とは切っても切り離せない関係があるのでうまく連携していきたいです。
それから、今日来院の3人のうちの1人は、看護師長さんでした。帰り際に、研修医時代の私を知っていると言われました。大学病院の同じ階で働いていたようです。研修医のとき(30年前)3か月神経内科をローテーションしたときの同僚のようですが、すみません、私の記憶には何も残っていません。
工事中の鹿児島市医師会館
嚥下機能評価研修会終了
唐津ロイヤルホテル到着
8月と10月の講演会
人工知能をもつロボット
今朝の朝礼では、十数年後にはロボットが人間に代わって仕事をするようになり、人間がしなければならない仕事は少なくなりそうですよと話しました。人間らしい仕事内容だけが生き残る運命なのです。自動車の運転はロボットがしてくれるからタクシー運転手という職業はなくなるそうです。単純な連続した仕事をする職業はなくなる運命にあるのです。感情や芸術性を伴う職業はロボットに奪われることはありません。人工知能は毎年進化していて、数年後には東京大学の入学試験に合格するほどの知能を得るそうです。想像できない未来がもうそこまで来ているようです。私たちはずっと人間らしい考えを持って仕事をしていきたいものです。