月別アーカイブ: 2016年3月

一日中眠たい

昨夜、当直医がインフルエンザに感染していることが判明し、急遽私が当直を引き継ぎました。先週土曜日の夜には3人の患者さんがお亡くなりになり、しばらく平穏だろうと思っていましたが、外れました。深夜2時半、電話で起こされました。ある患者さんが少し息苦しいから往診してほしいという依頼でした。5時には弁当を作らなければならなかったので、先に訪問看護師に患者さんの状態報告をしてもらって、その状況によってはすぐに往診しようと着替えて待っていました。約束の15分を過ぎ30分経っても連絡がないので、逆電話してみると、看護師が来たら落ち着いたとのこと。念のためトレンデレンブルグ体位にした、と報告を受けました。安堵して再び布団に入りましたが、いっこうに眠れず、目が覚めたのは5時半。あせって弁当作り開始。その後、呼び出されなくてよかった。ところで、トレンデレンブルグ体位は最近流行らないとか。却って肺を圧迫して換気障害を起こしたり、病態によっては脳浮腫を増悪するとか。それにしても一日中眠くて昼休み眠ってしまい、自分のいびきで目が覚めてしまいました。

総合評価に関する研修

夕方6時から「人の死にゆく自然過程とその接し方」というタイトルで10分ほど話しました。ピンピンコロリではなくて、じっくりと死に向かっていく過程を3つに分けて考察しました。人はいつかは必ず死ぬのですが、ピンピンコロリと死ぬか、だんだん体力を落としながら死ぬかに大別されますが、徐々に死ぬ場合は病気によっておよそ3パターンあるというものです。看護師、事務員、理学療法士、管理栄養士、臨床放射線技師、みんな熱心に聞いてくれました。

有料老人ホーム仁田原ノ杜第1回運営懇談会

有料老人ホーム仁田原ノ杜がオープンしてもうすぐ1年になります。それを前に運営懇談会を開催しました。入居者3人と入居者の家族10人が参加していただきました。会の冒頭に私はあいさつし、参加へのお礼、開設の経緯、そして介護現場での虐待という話題についてお話しました。日曜日の午前中に1時間、とても有意義な時間を過ごしました。
入居者の方々にも家族にも大変満足してもらっている老人ホームですが、まだあと10室空いています。早くこの仁田原ノ杜を満床にすることが私の急務です。何とかしたいと、こうしてここにアピールしています。

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ブログサイト・リニューアル

ここのブログの構造をリニューアルしました。少なからず影響を受けた方がいらっしゃるやもしれません。どうぞ悪しからず。今回の変更点は一点。院長のブログをみんなのブログから切り離すこと。院長のブログは完全独立しました。よかった。これで、職員の書いたブログを下に追いやることをしないで済みます。だからこれから気兼ねなくどんどん文章を書くことができます。

さてと、鹿児島の今の旬な話題は鹿児島マラソンです。当法人からも何人も参加しています。みんなのブログの住人ココロザシさんも部下と完走できた感動を語っておられます。その気持ち、よくわかります。なぜならば、私は中学時代の部活は駅伝部だったからです。3年間毎日中学校の周りや天保山公園をグルグル走っていました。大会前になると、他の部活の人がいなくなった校庭トラックをグルグル走っていました。ただ走るだけの部活。部員は学年に自分一人だったので、仲の良かった友達を強引に部員にしましたが、彼は私以上に遅かった。たった一度だけ県立鴨池陸上競技場のトラックを走りました。実力の差を実感した苦い思い出になりましたが、両親が観客席から大声で応援してくれました。そういうわけで長く走ることは大好きですが、かつてのトラウマもあるし、走りこむ限界の苦しさも知っているのでたぶん走れません。じゃあ、あと20才若ければ挑戦しただろうかと言えば、いいえ、やはり走りませんでした。事実、20年くらい前、部下の女医さんから菜の花マラソンに出ましょうと誘われましたが、断った記憶があります。それでもやっぱり、鹿児島マラソンをテレビ観戦しながら、いいなあと思いました。