恨めしい雪です。数年ぶりのすごい寒気団が下がってきて南国鹿児島も一気に雪国になりました。交通手段に影響が出るので、遠くから出勤する職員に影響が出ます。そういうわけで家に帰らずに職場に泊まったり、予め職場に泊まったり、勤務を交換したりして対応しています。私は副院長と休日の日勤を交換しました。それで今日は仕事です。一方、インフルエンザの流行はすごいです。昨日の外来診察室でA型インフルエンザの患者さんがものすごい咳をしていました。感染ったかもよと、そこに居たクラークや看護師に言って、私は丹念にうがい・手洗いをしました。もちろんクラークも看護師もしました。今のところ大丈夫です。インフルエンザにかかっていられない事情があります。
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医療機関や介護施設との連携の会
先週月曜日は独立行政法人鹿児島医療センター主催、金曜日は社会医療法人緑泉会米盛病院主催の連携の会に出席した。どちらも参加者数百人の盛大な懇親会であった。参加者のほとんどが顔見知りで新鮮さはないが、繋がりを深めるという意味においてはとても意義ある集まりでした。羨ましいと思いつつも、当法人としては地域住民との繋がりを深めるイベントがいいなと思った。そういう考えで、すでに「認知症カフェありがとう515」や「ごっくん会 ビビッド・キッチン」が動いている。「ビビッド・マージャン」もしたいと思っている。
人手不足
昨夜は、法人の介護老人保健施設の新年会に招待されて行ってきた。毎年挨拶をさせられるわけだが、今年は職員の人手不足のことを話した。仕事は大変だろうが、辛抱してやめないで欲しいということ。
今日私はクリニックの日勤をしている。午前中、100歳のおばあちゃんが亡くなられた。私が主治医だったので私の当番日まで待っていてくれたのか、感謝です。このまま当直までする予定。医師当直の方も人手不足で、一昨日金曜日に続いて今夜も当直。明後日火曜日も当直だったが、この日は当直してくれる医師が見つかり免れた。還暦を前にして週3日の当直はきつい。医療介護福祉業界の慢性的な人手不足は何とかならないものか。
院長室リニューアル
10年ぶりに院長室の机と椅子、ソファーを新しいものにしました。座り心地がいいので、仕事がはかどりそうです。大好きな読書も存分にできそうです。毎日のメールチェックも怠っていたので、これを奮起に毎日目を通そうと思います。
忙しい土曜日
午前中だけで54人の外来。昼1時前までかかったが、まあそれは忙しかった。その中でうれしいことがあった。1年ぶりに会う患者さんが居たのだ。もっと言うと、1年前に他の医療法人のグループホームに入るということで紹介状を書いてお別れしていた患者さんだったのだ。ただそれだけではなくて、この患者さんの甥は私の中学校時代の大の仲良しの同級生で、その同級生が来たのだ。患者さんは同級生の叔母さんであることは以前からわかっていて、ときどき話題にしていた。来た時は無表情でつらそうであったが、帰るときには笑顔と笑い声がみられて、ホッとした。長く、医師という仕事をしていると、冥利に尽きることがあるものです。
昼休みは大事な別の仕事があって休めず、そのまま午後の訪問診療に出かけた。恥ずかしいことだか、途中3回ほど。眼前暗黒感が出現して気分が悪くなった。体力のないものだと自信を失いかけたが、午前中の良いことを思い出し頑張れた。1日で71人の外来診療と12人の訪問診療。とても疲れました。
写真は、デイケアかがやき職員の手作り門松です。毎年、職員が山から竹を切り出し作っています。全部が1000円程度で作れるそうです。もちろん右と左の対です。今年は意図的に、「そぎ」ではなくて「寸胴」だそうです。
仕事始め
朝8時。デイケアかがやきホールに各部署を代表して法人職員が集まり、仕事始めの儀式をした。理事長として年頭挨拶から始まったが、わざと何も用意はせず、思いつくままに話した。引き続いて、法人永年勤続者の表彰式になった。表彰者の職種と名前を女性が読み上げ、私が表彰状を読み、金一封を添えて手渡すというもの。毎年行っている式である。勤続20年以上対象者が1人、同15年が5人、同10年が10数人、同5年が数十人であった。すごい数であったが、10年以上の方々には、一人一人の表彰状の本文を読み(以下同文としなかった)、本人に手渡しした。こんなに多くの永年勤続者がいるとは、只々感謝である。
式が始まる前の写真です。
正月の訪問診療での出来事
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。さて、正月二日目ですが、仕事をしています。今夜は泊まりです。午前中に訪問診療を6人、往診1人しました。夕方と先ほど夜10時半に往診に行きました。そう、昼間の訪問診療で灯油が切れて寒い部屋で過ごしている患者さんがいたので、看護師が血圧測定・体温測定などしている間に私が灯油を入れました。この方は体が不自由なので灯油を入れることができないのです。午後に家族が来てくれるらしかったのですが、医療以外のことで役立って嬉しい気持ちになりました。もう一軒のおうちでは、鍵がかかって玄関から中へ入れないのです。ガラス越しに本人がベッドに横になっているのが見えたので、ガラスを叩いて知らせ、ガラス戸を開けてもらったのですが、非常に動作が遅く歩行が不安定であるので、転倒したらいけないと、私たちが声をかけたことを後悔しました。しかし、患者さんはゆっくりとガラス戸に近づき戸を開けようとしている。こうなったら、慌てさせてはいけないと思い、気をつけてと心の底で念じながら、窓ガラスが開くのを待ちました。そして、許可を得て、窓から侵入し、玄関から帰るということになったのですが、本当に患者さんが転倒しなかったことが何よりも良かった。戸を開けてと頼まずに黙って帰るべきだったのかもしれない。しかし、とても遠方にある家であったので、つい開けてくださいと声をかけてしまったというのが真相なのです。
日曜当番医
本日は今年最後の日曜当番医であった。43人の初診の患者さんが来られた。インフルエンザ患者は予想していたよりも少なく3人で、すべてA型だった。発熱のほかに心窩部痛や嘔気・嘔吐などの消化器症状のある感染性胃腸炎が半分以上で血液検査をしてみると、白血球増多と左方移動が認められた。夕方6時には無事に終わり、帰宅できた。今年も残りわずか。できる限り仕事をやり残さず、不要な物を捨て、新年を迎えようと思っている。あっ、年賀状をまだ書いていない。
明輝会忘年会
22日木曜日夜、城山観光ホテル・ロイヤルガーデンにおいて明輝会忘年会を開催。4枚のスライドを使って理事長挨拶を行った。去年もそうであったが、スクリーンが端っこの2か所しかなくて、正面にないものだから、一番話しを伝えたい役員、幹部、来賓の方々はスライドが見えない。だから伝わらない。しかも、今年は泣き出す子どもが数名いて、スピーチがとてもやりづらかった。会場はサンロイヤルホテルの方が良かった気がする。
宴会に移ってからは、盛り上がって楽しかった。毎年出し物がパワーアップしていると思う。幹事部門の方々、ご苦労様でした。
並みの人生では満足できない人の会
薩摩川内市で開業している友人に招待されたので、おととい12月17日土曜日午後の外来診療を済ませて薩摩川内市まで行った。飲酒運転はご法度だから、当院事務長を私のポケットマネーで拘束し、行き帰りの運転をお願いした。友人は医療法人くすのき会の理事長をしており、2つのクリニックを経営している。いつも感心するのであるが、彼は職員を大切にして楽しく仕事をしている。今回の会は、『並みの人生では満足できない人の会』という、彼らしいネーミングだ。呼ばれた方々は、医師だけでなく、自動車関係、建築関係など多方面の方々を含めて総勢50人くらいだった。医療関係以外の方で唯一名刺交換したのは、宝石時計店の若い社長さんだった。この社長さんは風変わりな時計をはめていた。それはアポロ11号が月から持ち帰った土とアポロ11号の機体の一部で造られた時計であったが、私が興味を示すと、私の腕にその時計をはめてくれた。本当にこの社長さんは並みの人生では満足されていないのだな、自分の人生が波の人生にならないように頑張ろうと思った。