今朝の南日本新聞おくやみ欄にふと目が行きました。そこには、自分の患者さんが二人載っていました。私は黒枠のご不幸広告は毎日みるようにしていますが、おくやみ欄はあまりみません。しかし、今朝は何だか自然に目がおくやみ欄に行きました。ここは自治体ごとに死亡者名と年齢、住所が載っているのですが、鹿児島市以外の自治体に5年前まで私が外来で診ていた患者さんの名前がありました。紹介先の病院がある自治体や年齢が一致したので間違いなく私の患者さんです。クリニックに着いて、すぐに電子カルテで検索し確認しました。この患者さんは、区画整理事業の影響で地方にいる息子さんと同居することになった人です。人間的にとても好感の持てる人だったので、紹介状を書いてほしいと頼まれたとき、がっかりしたことをよく覚えています。その方の死の知らせを偶然に知ったことに何かしらの縁を感じました。
南日本新聞のおくやみ欄
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