ほっとした気持ちで鹿児島市医師会上町支部会に出ました。たくさん喋り、たくさん食べ、たくさん飲みました。昼間にあった保険診療個別指導が無事に済んで安堵しました。城山観光ホテルの外はクリスマス飾りできれいでした。
月別アーカイブ: 2017年12月
追い込み
30人の患者さんの診療記録、いわゆるカルテを過去1年間遡って目を通しました。明日九州厚生局の個別指導でこの30人分のカルテとすべての書類を見られ、質問を受けるからです。自分が主治医の患者さんであったなら、病気のこと、経済的なこと、家庭環境、患者さんの性格や思想まで、おおよそ把握しているつもりですが、主治医でなかった患者さんはカルテに書かれたことしかわからない。だから不安です。少しでも理解を深めようと、通常診療を休んでカルテを読み込みました。もう目がかすんで視力を落としました。
五十肩
ここ2,3か月左肩の五十肩に悩んでいます。痛みから解放されて過ごしたい、今の一番の願いです。痛みで寝てから2,3度目が覚めていますが、睡眠障害という自覚はないものの、ぐっすり眠れたらもっと仕事の能率も上がるだろうなあと思っています。1か月前から理学療法士にほぼ毎日マッサージしてもらうようになって、急速に回復に向かっていましたが、あと少しのところで足踏み状態です。肩関節に関係する三角筋、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋、大円筋が複雑にからんで五十肩になっているようです。
病棟回診
毎週月曜日の午後は病棟回診をみんなでしています。多職種参加の回診です。今週の病棟回診にはケアマネジャーの方がたくさん参加してくださったために写真を撮ってみたのですが、期待値よりも多くないですね。数名隠れて写っていません。ところで、この回診は実は院長のために行っているのではないかと思っています。つまり強制的に回診をすると決めていないと、19床の入院患者さんの動きをここの院長は把握しないからです。
2通の葉書
11月25日に書いたクリニック総合情報誌『ばんぶう』の巻頭記事がカラーコピーで当法人の各施設の掲示板に貼ってあるようです。それを見た地元の方から葉書を2通いただきました。2通目の葉書は数日後に届きましたが、内容は続編でした。私の笑顔を褒めていただき、当法人の施設に家族がいることを喜んでおられ、嬉しく思いました。すぐにお礼の手紙を書きました。
憂鬱な日々の始まり
来週、当院は九州厚生局の個別指導を受ける予定です。個別指導の目的は、厚生局のホームページを引用すると、「医療保険制度の健全な運営のため、国民のみなさまに対する良質な保険診療等の提供が行われるよう、保険診療の質的向上及び適正化のために保険医療機関等への指導・監査等の行政指導を行っている」と掲載されています。本日、提出書類の患者名が送られて来ました。その詳細を書くわけにはいきませんが、大変な労力を必要とする作業なので当院職員一丸となって取り組み出しました。そして山ほどになる書類を携えて来週院長である私と事務長、医事課主任、管理栄養士とで出かけます。ああ憂鬱であります。
インフルエンザ予防接種
今朝の外来ではインフルエンザの予防接種を受けに来られている方が多かった。ワクチンの供給が足りていないという報道があるので、ずいぶんと遠くから来られている方々が散見されました。当院に来れば一見さんでもワクチン接種をしてもらえると知ってのことだと思います。あと2週間もすればワクチン供給が潤沢になると思いますが、すでに流行期に入っていますし、抗体ができるには約2週間を要することを考えると、1日でも早くインフルエンザ予防接種を受けるべきです。
@写真は博多駅前広場
秀景荘
昨日土曜日はとても疲れて夜9時に寝ました。午後の外来診療のときから何だか調子が悪かったのです。風邪を引く前かなと葛根湯を2回飲んだ上に、寝る前に熱い焼酎を飲みました。これが良かったのか、起きた時は気分爽快。気になっていた霧島市の秀景荘の草刈りをして、温泉につかって帰ってきました。リフレッシュできて元気になりました。
日本肝臓学会西部会
肝臓学会の教育講演を聴講するためにヒルトン福岡シーホークに行きました。午後1時40分から5時30分まで最新の肝臓病の知識を得るために9つの講義がありました。C型肝炎の治療は確立されたので確実に患者が減り、隔世の感があります。話題はNAFLD, NASHです。つまり生活習慣病の肝臓における表現型です。この病気から発生する肝細胞癌がこれから問題になってきます。それからキャリアであるため肝機能障害を示さなかった団塊の世代の方々に発ガンという社会的な問題が始まったというメッセージもありました。