日別アーカイブ: 2025年1月6日

年始の挨拶

2025年の新年を迎え、すがすがしい気持ちで毎日を送っています。あらためて新年明けましておめでとうございます。今年は一日一日を大切に生きようと誓いました。これは個人的な目標です。法人に関しては、より働きやすい職場環境を作ること、50周年記念事業を成就すること、です。
今夜は鹿児島市医師会の年始会があって出席しました。以前よりも出席者がずいぶん少なかった。同席した先生と、半分か、それ以上に減ったのはどうしてだろうと話しました。コロナ禍を経験して人と人が直接会って話をする大切さを実感したはずなのに。来賓席には県知事さん、鹿児島市長さんが座っておられましたが、話をするチャンスがありませんでした。これは残念なことでした。

昨日のことですが、吉野公園に愛犬を連れて行きました。暖かい正月なのに、公園訪問者はそれほど多くはなく、まして犬連れは一組だけで肩透かしを食らったと感じました。去年10月から犬連れ園内散歩が許可されていることがまだ知られていないようです。


4日土曜日は仕事始めでした。外来患者さんの8割以上は発熱患者さんでインフルエンザ患者、かぜ症候群患者、COVID-19患者の順に多かった。当院は去年からインフルエンザの検査に”nodoca”を使っています。これは舌の上に筒状のカメラの先端を載せて18枚の連続写真を撮る、その写真にインフルエンザ濾胞があるかをAIが数秒で判定してくれる、この結果を参考に医師がインフルエンザと診断するという新しい診断方法です。鼻腔に綿棒を入れる抗原検査と比べて痛くありません。これが一番の利点です。もう一つ、症状が出て陽性が出るまでの時間が抗原検査と比べて数時間早いことです。欠点として、A型B型の区別ができないこと、6歳未満には検査が認められていないことです。検査費用は抗原検査と同じですが、同時算定はできません。