新米盛病院の落成式に出席しました。その前に新病院の内覧をしました。広々してきれいであるのは当たり前ですが、屋上にヘリポートに立った時は気分の良さはうまく言い表せないほどです。天気がよく、雄大な桜島、青い錦江湾、市内一円がほんと360度見渡せる。きっと鹿児島の医療を担っているという使命感でヘリコプターに乗って飛び立って行くのだろうなと思いました。1階にはハイブリッドERなるすごい救急外来がありました。CTがその場で撮影できて、血管造影が必要ならば、その場でひき続いてできる。全身麻酔をかけてその場で手術もできる。ため息ができるような見学でした。
しかし、明輝会の目指しているものは医療と介護の世界。私たちは自分たちのできることをさらにパワーアップしていけばいいのです。理想的な医療と介護のミニ複合体を作って地域包括ケアシステムのモデルになりたいものです。
同感です。救急医療では、究極の設備と優秀な人材を多く揃えることが生き残りの選択肢なのでしょうか。
個人的には、お世話にならないように気をつけます。(ハイテク機器とICTに囲まれた空間息が詰まりそう!)
地域の人達と共に生活し、心身の健康を修復したり、支えたりすることも尊い役割だと
思います。
外観や権威、世間の評判に惑わされずに信ずる道を歩いて行きましょう。
医療や介護・福祉が、主役ではいけません。黒子に徹して「一人一人の生きる力」を引き出せる存在であればと
思います。