食物アレルギー

学校保健では大きな問題になっています食物アレルギー。学校給食を食べてアナフィラキシーショックを起こして死んでしまったということが2012年に東京調布で起こりました。とても悲惨な事例なので学校医として学校保健委員会で話したことがあります。
きょう、当院外来に息苦しい、声が出しにくいという症状の方が救急車で運ばれて来ました。ちょうどメロンを食べて30分後に発生しており、食物アレルギーが十分に考えられると判断しました。内視鏡で見ると、喉頭蓋が少し腫れぼったくしています。アレルゲン検索は後日することにして、とりあえず基本的な検査を済ませました。
午前中の外来は40数人で、この間の救急対応は大変です。急性喉頭蓋炎の怖さを知っているので、この患者さんを常に意識しながら他の大勢を診察しました。12時ごろから齋藤先生に外来診療を手伝ってもらい、助かりました。

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