責任を持てる限界

一昨日、今日は日直。もちろんその間の夜は当直。訪問診療を合わせて10件程度しただけで大したことはなかったのですが、在宅医療で多くの患者さんを診ていくマンパワーの維持が大変であることを改めて感じました。医師、看護師の数が十分であることは必要条件ですが、患者さんの数は増減するし、重症化した患者さんやいろんな意味で手のかかる患者さんが増えるとマンパワーが不足する。適切な医師、看護師の数を定義することは難しい。一人の医師が責任を持って診ていける患者さんは100名程度と思っています。それならば看護師はどうなのだろう。看護師はたぶん全員のことを知らないといけないと思う。しかし、深く知らなくていいのではないかと思う。必要なことはカルテを見たり、キュアキュアネットの情報を閲覧して、支える医療を実践することは可能ではないか。こんなことを、ふと、二日間自分の担当以外の患者さんを診察しながら考えました。

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