久しぶりに鹿児島市医師会の内科医会に出席しました。テーマはFH、家族性高コレステロール血症である。肝臓病と関わりのあった私にはFHと聞くと劇症肝炎と思われて恐怖感を覚える。それにしても、歯切れの良い有益な講演であったと思う。脂質代謝がわかったような気分になれた。脂質異常症を疑ったら、若くして突然死した人がいないかと家族背景を訊かなければいけない。無治療のFHの人が20代で脳梗塞を起こすことは少しも珍しくないらしい。これからは初診の脂質異常症に接したら瞳孔をしっかり見てアキレス腱を触らなければならない。思った以上にFHは多いらしく、鹿児島県には五千人ほどいるらしい。
久しぶりの鹿児島市内科医会出席
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