脳科学者の中野信子さんが書いた「人はなぜ他人を許せないのか?」という本を読みました。ネットに存在する正義中毒の人を脳科学の見地から分析解説しています。人は正義を言うとき脳内にドーパミンが出て快楽を感じているらしい。ドーパミンは脳内の神経伝達物質であるが、チロシンから合成されるし、同じ神経伝達物質であるノルアドレナリンに変換する物質だ。全体的に面白い内容であった。一番興味を持ったのは、加齢と脳の関係であった。脳の老化を防ぐためにオメガ3脂肪酸をたくさん摂取する食事、6時間30分を目安に睡眠時間を取ること、そして自分自身を客観的に認知する『メタ認知』を意識して生活することがいいらしい。
1月16日17日に読んだ本
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