趣旨 「認知症の人とその家族をそのまま感じる」
「認知症」という言葉は、徐々に世の中に浸透してきましてが、その実態を知る機会は、
以外と少ないのかもしれません。行方が分からなくなっている認知症患者が、
全国に1万人を超すという報道は、記憶に新しいところです。当事者になってみなければ、その苦悩やつらさは分かり得ないとしても、出来れば前もって心の準備をしておきたいと思う人も多いのではないでしょうか。
この映画は、認知症の母を抱える日常生活を、まさに赤裸々に描いています。
悲しみも苦しみも笑いも全部ひっくるめた内容は、観る人に勇気と安心を届けてくれます。
「記憶は愛である」
この映画の森崎東監督の言葉です。森崎藍監督自身も認知症と戦いながらこの映画を作り上げました。記憶とは「その人そのもの」なのだと訴えかけています。
この映画の持つ力が、「認知症の人とその家族」と「社会」とを繋いでくれると信じています。
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