テレビで理化学研究所の小保方さんの会見を見て、実験・研究が大好きなんだなあと同情しました。私も1980年代後半のころ小保方さんのように毎日実験をしていたので、彼女の気持ちがよく理解できます。私はある大型の動物を殺めて臓器を取り出し、その臓器をすりつぶしたり、臓器のRNAを抽出したり。その試料を放射性同位元素を使ってラベルして電気泳動をしていました。私はRNAを使ったのでノーザンブロット法でしたが、小保方さんはDNAを使うのでサザンブロット法だと思います。実験方法が似ているので、小保方さんのミスに対する言い訳がよく解ります。解りますが、一流のNature誌に載せる電気泳動写真だからもっと丁寧にすべきだったでしょう。何はさておき、今回の騒動で何よりも腹立たしいのはマスコミ。初めは、リケジョだとか、割烹着姿だとか、STAP細胞という本質の話題はしないで、今は魔女狩り状況を作っている。一体、マスコミの連中は、この手の実験が1週間から2週間かかること、実験費用も数十万以上かかることを知っているのでしょうか。幼稚な質問ばかりして、本当にマスゴミです。若者が活躍できる社会、女性が活躍できる社会を本気で作るのならば、アホな質問ばかりするべきでないと思いました。
小保方さんの会見を観て
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