土曜日外来診察を夕方6時まで、それから入院患者さんの診察など済ませたのが6時半。急いで帰宅して城山観光ホテルに到着。7時35分に明輝会望年会が始まりました。理事長挨拶を今週になってから取り組んでいましたが、原稿を書き上げたのは、外来診療が済んでから。練習をすることもできず、原稿片手に読みました。内容は次のようにものです。出席できなかった職員にもわかってほしいので是非目を通してください。
(原稿)みなさん、こんばんは。今年の忘年会の参加人数は359人と聞いております。昨年よりも40人ほど多い参加で、びっくりしております。
それでは理事長挨拶を始めます。まずは、ご来賓の方々、年末のお忙しい時期に、明輝会グループの忘年会に出席していただき誠にありがとうございます。昨年はサンロイヤルホテルでの忘年会でしたが、このように職員も増え、ここ城山観光ホテルで行うことになりました。明輝会グループの忘年会は、上品で楽しいものと言われておりますので、最後までお楽しみください。
まず、今年の明輝会を振り返ってみますと、4月1日にビビッドビリッジがオープンしたことが挙げられます。ビビッドビリッジって、ちょっと言いにくいと言葉です。命名したわたくし自身が、言いにくいと認めています。しかし、英語を正しく発音すると簡単です。下くちびるを軽く噛んでVivid Villageと発音します。Vivid Villageを日本語に訳すと、生き生きとした村、つまり、元気村です。現在、ビビッドビリッジには、吉野東ホームクリニック、デイケアスマイル、有料老人ホーム仁田原ノ杜があります。将来はもっとビビッドなものを増やしていく予定です。いずれにしましても、ビビッドビリッジが順調なスタートを切れてホッとしています。
さて、先ほどからスライドを使っていますが、今年の忘年会はちょっと趣向を変えました。理由の1つは数字やグラフをみてほしいからです。
先ほどきょうの出席者は359人と申し上げましたが、今も夜勤をしている職員もいますので、実際の明輝会グループの職員数はパートや派遣社員を含めて、404人です。とても404人の顔と名前は覚えきれませんので、インターネットを使って、いつでもどこでも確認ができるような仕掛けをつくっております。職員の女性と男性の割合をみてみると、女性が312人、男性が92人で圧倒的に女性が多いです。では、職員の平均年令はいくつだと思いますか。それは全体で41.7才、女性が42.4才、男性が39.8才です。男性の方が少しだけ若いのです。これは意外でした。職員の人数を10代、20代、30代とグラフにするとこんな感じです。男女とも30代、40代が多いことがわかります。
次は、ちょっと視点を変えて、毎年の入職者数と退職者数を見てみましょう。平成23年から平成27年までの5年間のデータです。今年のデータは11月までの分です。退職者よりも入職者が多いので、明輝会グループは組織として拡大していることがわかります。入職者と退職者が同じ動きをしています。昨年度は一番出入りの少ない年でした。それから、率直にちょっと退職者が多いなあというのが私の感想です。スライドを消してください。
明輝会は医療と介護の両面で地域に貢献していると思います。これからの高齢化社会、多死社会に向かって、ますます明輝会の社会的貢献は必要とされます。明輝会が発展維持するためには、さらにマンパワーが必要です。そのためにはあと少し退職者が減ってくれればと思います。現に政府も一億総活躍社会と介護離職ゼロを謳っています。明輝会としては、結婚して子供ができても、気兼ねなく働ける職場作りをしたいと思います。育児休暇後に職場復帰しやすい環境を整えたいと思っています。忘年会にいつまでもこんな話ばかりしてはいけませんので、もうやめますが、みなさん、一年間どうもご苦労様でした。今夜は最後まで楽しく過ごしてください。ご静聴ありがとうございました。
ことしの忘年会は望年会と表記しました。このことについては、提案された小牧常務が乾杯の挨拶で説明されました。明るい来年を望む会という意味がありそうです。小牧常務は坂本九が唄った「明日があるさ」をダンディーな格好で歌いましたが、歌い方は吉本興業のタレントたちが唄った「明日があるさ」風でした。とても盛り上がった余興でした。各部署からの出し物も素晴らしかった。