O先生を偲んで(その4)

先週は私にとって悪夢のようでしたが、今日から体力気力ともに充実。これから時間を見つけてブログを書いていきます。
さて、O先生は2冊の本を書いておられました。本のサイズはA5版、タイトルは1冊目が「過去・現在・そして未来へ」、2冊めが「病者と医者 〜膵臓がんと向き合って〜」です。その1冊は直接手渡しでもらい、2冊めのは四十九日後、郵送でもらいました。偲んでシリーズは2冊めの本の内容を私のフィルターを通してからブログに書いています。
シリーズに入ります。その3では、膵臓がんになぜなってしまったのかというO先生の戸惑いと悔しさを書きました。本には、健診を怠っていたという深い反省と悔しさも書かれています。明輝会入職時しばらくは定期的な血液検査だけはしていたが、人間ドックのような総合的な検査はしなかったこと。そして、吉野東ホームクリニック院長になってからは血液検査すらしなかったことを本当に悔やんでおられます。最初の自覚症状が出たときに、自分でエコーをして、膵臓の尾部が少し腫れているようだと思っておられるが、膵管や脾静脈の異常がないから大丈夫と結論付けて終わったと書かれています。せめてCT撮影まで行っていれば、もう少し早く診断できて治療に結び付けられたのにと悔やまれます。 to be continued

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