ここ2,3か月左肩の五十肩に悩んでいます。痛みから解放されて過ごしたい、今の一番の願いです。痛みで寝てから2,3度目が覚めていますが、睡眠障害という自覚はないものの、ぐっすり眠れたらもっと仕事の能率も上がるだろうなあと思っています。1か月前から理学療法士にほぼ毎日マッサージしてもらうようになって、急速に回復に向かっていましたが、あと少しのところで足踏み状態です。肩関節に関係する三角筋、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋、大円筋が複雑にからんで五十肩になっているようです。
病棟回診
毎週月曜日の午後は病棟回診をみんなでしています。多職種参加の回診です。今週の病棟回診にはケアマネジャーの方がたくさん参加してくださったために写真を撮ってみたのですが、期待値よりも多くないですね。数名隠れて写っていません。ところで、この回診は実は院長のために行っているのではないかと思っています。つまり強制的に回診をすると決めていないと、19床の入院患者さんの動きをここの院長は把握しないからです。
2通の葉書
11月25日に書いたクリニック総合情報誌『ばんぶう』の巻頭記事がカラーコピーで当法人の各施設の掲示板に貼ってあるようです。それを見た地元の方から葉書を2通いただきました。2通目の葉書は数日後に届きましたが、内容は続編でした。私の笑顔を褒めていただき、当法人の施設に家族がいることを喜んでおられ、嬉しく思いました。すぐにお礼の手紙を書きました。
憂鬱な日々の始まり
来週、当院は九州厚生局の個別指導を受ける予定です。個別指導の目的は、厚生局のホームページを引用すると、「医療保険制度の健全な運営のため、国民のみなさまに対する良質な保険診療等の提供が行われるよう、保険診療の質的向上及び適正化のために保険医療機関等への指導・監査等の行政指導を行っている」と掲載されています。本日、提出書類の患者名が送られて来ました。その詳細を書くわけにはいきませんが、大変な労力を必要とする作業なので当院職員一丸となって取り組み出しました。そして山ほどになる書類を携えて来週院長である私と事務長、医事課主任、管理栄養士とで出かけます。ああ憂鬱であります。
インフルエンザ予防接種
今朝の外来ではインフルエンザの予防接種を受けに来られている方が多かった。ワクチンの供給が足りていないという報道があるので、ずいぶんと遠くから来られている方々が散見されました。当院に来れば一見さんでもワクチン接種をしてもらえると知ってのことだと思います。あと2週間もすればワクチン供給が潤沢になると思いますが、すでに流行期に入っていますし、抗体ができるには約2週間を要することを考えると、1日でも早くインフルエンザ予防接種を受けるべきです。
@写真は博多駅前広場
秀景荘
昨日土曜日はとても疲れて夜9時に寝ました。午後の外来診療のときから何だか調子が悪かったのです。風邪を引く前かなと葛根湯を2回飲んだ上に、寝る前に熱い焼酎を飲みました。これが良かったのか、起きた時は気分爽快。気になっていた霧島市の秀景荘の草刈りをして、温泉につかって帰ってきました。リフレッシュできて元気になりました。
日本肝臓学会西部会
肝臓学会の教育講演を聴講するためにヒルトン福岡シーホークに行きました。午後1時40分から5時30分まで最新の肝臓病の知識を得るために9つの講義がありました。C型肝炎の治療は確立されたので確実に患者が減り、隔世の感があります。話題はNAFLD, NASHです。つまり生活習慣病の肝臓における表現型です。この病気から発生する肝細胞癌がこれから問題になってきます。それからキャリアであるため肝機能障害を示さなかった団塊の世代の方々に発ガンという社会的な問題が始まったというメッセージもありました。
打ち合わせ
夜9時過ぎまで内村川上内科会議室でつみのりクリニック山下積德先生ご夫妻と体験型健康医学教室の将来展開について話し合いました。また現在21人のバランスアドバイザーの育成授業をしてもらっていますが、全員熱心で人間としても素晴らしい人たちだとお褒めの言葉をいただきました。来年2月開催の健康祭典では活躍してもらいたいと思っています。
糖尿病勉強会
地域の開業医が南風病院展望レストラン食彩菜そらに集まって最近の糖尿病の治療を勉強した。興味ある話があった。それは、極端な糖質制限食をしている方がSGLT2阻害薬を服薬するとケトアシドーシスを起こすという報告が糖尿病学会で増えているのだそうだ。しかも血糖値がたったの200mg/dl程度でケトアシドーシスになるのだそうだ。糖質制限をしているところにSGLT2阻害薬の働きで血液中のブドウ糖がどんどん不足するので、肝臓では糖新生がさかんになり、脂肪組織ではβ酸化でどんどん脂肪を分解してブドウ糖を作るのだけれども、そのときに大量のケトン体もできて血液が酸性になるわけだ。死亡例があったのかは講師の先生は言われなかった。
インフルエンザ第1号
当院におけるA型インフルエンザ感染症の今シーズン1例目が出ました。60代の男性です。関東地方は流行期に入っているというテレビニュースを今朝聞いたばかりでした。例年よりも少し早い流行シーズン突入になりそうだと言っていました。しかしながら、日中は暖かく、院長室には昼休みだけ冷房を入れていました。そして午後の外来に「きょうはだらだら汗をかく」という主訴の男性高齢者がみえました。「自転車を漕いできたんではないですか?」と尋ねてみました。普段自転車に乗っているのを知っていたからです。「きょうは暑いからバスで来た」と答えました。そう言いながら厚手の肌着2枚とジャンバーを着ています。たしかに顔や背中、胸に汗が滲んでいます。高齢者になると、気候の変化についていけなくなるんです。