明輝会が形成運営している「医療と介護のミニ複合体」を利用者サイドから理想的なものと最高の言葉をいただきました。初めて参加した接遇委員会主催の講演会でのことですが、講師はよく知っているIさん。毎月1回以上、勤務地の東京と母の住む鹿児島を往復しているのです。これだけでもすごいのですが、現在の介護事情を介護世代らしい意見を述べていただきました。SNEP(Solitary Non-Employed Persons)という概念を教えてもらいました。孤立無業者のことらしい。次の4つのうち2つが当てはまればSNEPらしい。1.20歳から59歳である。2.現在結婚していない。3.仕事をしていない。4.2日以上ひとりでいる、または家族としか話さないことがある。
Iさん、講演本当にありがとうございました。また、おはら祭でお会いしましょう。(写真のブログ掲載につきましてはご本人の了解を得て掲載しています)
内村川上内科事例発表会
武田薬品の取材を受けました
新米盛病院はすごかった
新米盛病院の落成式に出席しました。その前に新病院の内覧をしました。広々してきれいであるのは当たり前ですが、屋上にヘリポートに立った時は気分の良さはうまく言い表せないほどです。天気がよく、雄大な桜島、青い錦江湾、市内一円がほんと360度見渡せる。きっと鹿児島の医療を担っているという使命感でヘリコプターに乗って飛び立って行くのだろうなと思いました。1階にはハイブリッドERなるすごい救急外来がありました。CTがその場で撮影できて、血管造影が必要ならば、その場でひき続いてできる。全身麻酔をかけてその場で手術もできる。ため息ができるような見学でした。
しかし、明輝会の目指しているものは医療と介護の世界。私たちは自分たちのできることをさらにパワーアップしていけばいいのです。理想的な医療と介護のミニ複合体を作って地域包括ケアシステムのモデルになりたいものです。
ボトックス注射、効いたよ
久留米で講演
キュアケアネット紹介
南日本新聞のおくやみ欄
今朝の南日本新聞おくやみ欄にふと目が行きました。そこには、自分の患者さんが二人載っていました。私は黒枠のご不幸広告は毎日みるようにしていますが、おくやみ欄はあまりみません。しかし、今朝は何だか自然に目がおくやみ欄に行きました。ここは自治体ごとに死亡者名と年齢、住所が載っているのですが、鹿児島市以外の自治体に5年前まで私が外来で診ていた患者さんの名前がありました。紹介先の病院がある自治体や年齢が一致したので間違いなく私の患者さんです。クリニックに着いて、すぐに電子カルテで検索し確認しました。この患者さんは、区画整理事業の影響で地方にいる息子さんと同居することになった人です。人間的にとても好感の持てる人だったので、紹介状を書いてほしいと頼まれたとき、がっかりしたことをよく覚えています。その方の死の知らせを偶然に知ったことに何かしらの縁を感じました。