作成者別アーカイブ: キッチンドランカー

春近し

立春が過ぎて、梅がほころび始めました。まだまだ寒いけど、だんだん日も長くなってきました。

この時期ならではのナバナの辛し和えで一献。元禄15年創業というから300年も続く奈良の蔵元の純米酒「睡龍」。長期熟成酒らしく、うっすらと黄金色がかって、飲みごたえのあるお酒です。

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酒米雄町3品目

雄町米を探していたらこんなのを見つけました。「竹園(たけのその)」。寛政八年創業の佐賀県鹿島市に蔵元があるようです。このコメが佐賀産かどうか定かではありませんが、佐賀も確か米どころだったような。この蔵元は純米酒しか作っていないようです。ラベルに”超辛口”と書いてあって、楽しみに飲ってみました。確かに辛口で、「出羽桜」と「貴」の中間のような味わい、ミディアムボディとでも言いましょうか。なかなかの美酒でした。小さいけど美味しそうな鯖があったので、味噌煮に・・・味噌煮に豆腐を入れるのが好きです。

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初詣からの・・・

初詣は今年も子どものころ住んでいた池之上町の若宮神社。二年前は祇園之洲の八坂神社→春日神社→若宮神社→稲荷神社→諏訪神社→多賀神社と神社めぐりをしたのですが、去年からここだけ。ここには茅の輪くぐりがあって、左回り、右回りと二度くぐって三度目にまっすぐくぐって本殿参拝となります。お守りは買いましたが、おみくじは引かず。

帰って、年末にいただいた甑島のカンパチ(半身)を捌いて、刺身と食べきれないところは昆布締めに、アラはアラ汁に、頭は兜焼きにして一献。たぶん養殖ものではなさそうで、上品な脂の味わい。酒は山口県宇部産の酒米「雄町」を使った「貴」。 前回の「出羽桜・雄町」に比べると、かなりすっきりした飲みくちでした。金色のラベルには「SAKAMAI VINTAGE 2013」と書いてあります。

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酒米「雄町」

日本酒の醸造に使われるコメは、もちろん食用のそれとは異なります。食用のものに比べて粒の大きさが違います。製造過程でコメを磨く(削って芯に近い部分だけを使う)ので、小粒だと磨きの過程ですぐ砕けてしまうからです。

酒米(酒造好適米というのが正式名称だそうです)のうち、よく知られているのが「山田錦」「五百万石」などです。この「雄町(おまち)」は最も古い品種だそうで、栽培が難しいので次第に作られなくなったのですが、近年また徐々に生産量が増えてきているのだそうです。「山田錦」や「五百万石」のルーツともなったこの「雄町」を使った「出羽桜」。以前にも紹介しましたが、蔵元は山形県天童市。「山田錦」のものより濃厚で芳醇な味わいのお酒です。赤ワインで言えばフルボディといったところでしょうか。

長崎から生ガキが届いたので生でやろうかと思ったのですが、チョット怖かったので、バター醤油炒めで飲りました。

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知らなかった!「寒おろし」

「寒おろし」という種類の日本酒を初めて知りました。ひと夏を越して初秋に出荷されるのが「冷やおろし」。「寒おろし」は火入れをせずにさらに熟成を進め、寒くなってから出荷されるものだそうで、これは「浦霞」の「寒おろし」。宮城県塩釜市の蔵元です。「浦霞」はかなりポピュラーなブランドで「浦霞禅」などはかなり人気のあるお酒ですが、これは確かに熟成感があって、しかも辛口ですっきりと飲みやすい味わいでした。探せばまだ他にも「寒おろし」があるかもしれません。

アテはヒラメの煮つけと、ふろふき大根

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たぶん今年最後のひやおろし

年末になって酒店の店頭からひやおろしが姿を消しつつあります。年が明けると新酒が出回り始めることになって、それはそれでまた、楽しみでもあります。たぶん今年最後のひやおろしは、「大七」福島県は二本松市の蔵元です。香りはそれほど立っていませんが、味わい深い純米酒でした。肴はイカ大根。

先月休みをいただいて、ぶらり東京旅を楽しんできました。そのときたまたま酉の市にあたったので、早速行ってみました。酉の市は浅草鷲(おおとり)神社の例祭で、暦によって一の酉から三の酉までありますが、今年は11月22日の二の酉でおしまい。商売繁盛を祈念する祭なので、商売を営む人や、芸人さんたちが大勢詰めかけます。「福を掻き込む」という意味で写真のような熊手が飛ぶように売れていきます。1本売れるごとにお店の人たちが威勢よく三本締めをしてくれます。ご祝儀という意味もあってか、びっくりするほどの値段のものもあります。

干支では22日が酉の日で、当日午前0時になるまで、神社の入り口を先頭に長蛇の列ができていて、酉の日になった瞬間に境内へみんながなだれ込んでいきます。そのわけは・・・・・・・・前日がサル(=客が去る)翌日がイヌ(=客が居ぬ)ということで、客商売の人たちのゲン担ぎもあって、ひたすら酉の日になるのを待ち構えているというわけです。

散歩がてらに出かけた上野公園で見かけた「十月桜」が1本、銀杏の木が多い公園は黄葉真っ盛りでしたが、けなげにこの「十月桜」も咲いていました。

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まだあった!ひやおろし

ひやおろし7本目です。「七本鎗(しちほんやり)」。滋賀県長浜市の蔵元の純米酒です。名前の由来がラベルに書いてあります。歴史好きの方ならすぐにピンときたと思いますが、賤ヶ岳の合戦で武功を立て豊臣秀吉を天下人へと導いた加藤清正、福島正則ら七人の若武者「賤ヶ岳の七本鎗」に因んだと・・・。このラベルの字は、明治の芸術家であり、美食家でもあった北大路魯山人の篆刻を使ったのだそうです。

実にすっきりとした飲み口のお酒でした。肴はシンプルに出し巻卵焼き。

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1,264万人

2015年時点で60歳以上の就業者数だそうです。10年前は937万人。また、60歳未満の就業者数は5,112万人で、これは97年をピークに漸減傾向にあり、本格的な人口減少が始まっている中でこの傾向は今後も続くことは間違いありません。

一方、60歳以上の非就業者は約3,000万人。もちろんこの中には病気の人や、介護が必要な人が含まれていますが、このうちの元気な人たちが就業する方向に向かえば日本経済に与えるインパクトは少なくないのではないでしょうか。60歳以上の産業別就業者数をみると、男性では製造業、卸売業、小売業、建設業が多く、女性では医療・福祉、卸売業、小売業が多くなっているようです。さらに、2005年から2015年にかけて医療・福祉分野では、男女計68万人!も就業者が増加したのだそうです。(フェイスブックの「みんなの介護」というページからデータを拝借しました)

明輝会グループではご存知のように早くから「再雇用制度」を設けており、規程上は65歳まで働いてもらうことができるようになっています。今現在この制度で働いている職員は15名。今後もこの数は増えていくことになると思います。介護人材不足解消の一助になるかもしれません。

で、ひやおろし5本目

「出羽桜」のひやおろしです。名前のとおり、山形県は天童市の蔵元のものです。割と名の通ったブランドだと思いますが、たぶん初めて飲んだと思います。すっきりとしてとても飲みやすい味わいでした。肴はブリ大根。あと、これは肴にはなりませんが、手すさびに作った安納芋のスイートポテト。ひやおろしはもう終わり、次は新酒のシーズンです。焼酎はもう今年の新酒が出回り始めていますね。

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あきあがり4本目

以前定番品を味わった「豊盃(ほうはい)」のあきあがりを発見。青森県は弘前の蔵元です。

定番品の味わいはもう忘れてしまいましたが、ひと夏越してフルーティな香りが強くなったような気がします。もちろん、味わいも・・・

ポテトサラダと鶏肉と大根の煮物で

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潜在介護福祉士

2012年と、いささか古いデータ(厚労省調べ)ですが、当時介護現場で働く人はおよそ163万人で、そのうち108万人あまりが介護福祉士有資格者、うち介護職として働いているのは63万人あまり。つまり、およそ45万人が有資格でありながら介護現場から離れていたということになります。4年たった今、全体的に人数は増えているはずですが、この差はそう変わらないのではないかと思います。

資格がありながら、現在仕事をしていない介護福祉士にその理由を聞いたデータもありました。いちばん多いのが「出産・子育て」で31.6%、「定年退職」が16.5%、「病気・体調不良(腰痛を除く)」が16.2%、、「家族等の介護・看護」が15.6%、「希望に合う求人がない」が14.3%、「腰痛」が10%と続きます。また、復職しない理由は、男性は「給与の低さ」、女性は「仕事と家庭の両立の難しさ」がトップになっているようです。介護労働安定センターの調査では、毎年「職場の人間関係の問題」が離職の要因のトップにきています。

先日成立した第二次補正予算で、介護福祉士等の復職を支援するための再就職準備金として、総額10億円が盛り込まれているそうです。復職の準備のために、上限20万円(一部地域では40万円)を貸し付け、就職したあと2年間介護現場で働けば返済不要、というのが概要のようです。そんなものを用意するより、介護職員の待遇や職場環境の改善策を講じるほうが先じゃないかと思うのですが。

長々と書きましたが、今回は焼酎ネタで・・・

甑島の焼酎「六代目百合」というのを見つけました。すっきりした飲み口の焼酎です。小さな蔵らしいので、あまり出回っていないように思います。小さなスミイカ(甲イカ)をさばいて、刺身でやってみました。

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